読書メーター KADOKAWA Group

ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

感想・レビュー
11

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
まつり
新着
ネタバレバッタを倒しにアフリカへの児童書版。あの写真が超絶画力で大真面目に描いてあって既に表紙から面白い。大好きな『青空』と『JAM』の例えの注釈もしっかりしてあって面白い。そりゃ若い子からしたら古文みたいなものだよねw かくいう私もLINDBERGのくだりは注釈無いと気付けなかったな。手を繋ぐのは左手で、わかると嬉しいけどわからないと悲しくなるので小ネタをほどほどにしてくれる著者やっぱり推せる。某川上先生の著書にも注釈があると助かるなぁ…笑
まつり

昔小学生の頃、母から誕生日プレゼントで「感動を押し付ける気はないが私が好きな本を贈ります」と『兎の眼』をもらったことがあって、その時は「えぇ…思いも本も重い…」と困惑したけどなんかずっと心に残る本で殆ど私物を手放して結婚した時も新居に持ってきた。このバッタの本もなんとなく未来の娘にプレゼントしたくなっている。

11/02 21:44
0255文字
yoru
新着
ネタバレ5年間大学院で学び博士号を取得したものの、安定した就職先は少ない。切羽詰まった著者は日本学術振興会海外特別研究員に応募し、無事2年間支援を受けながらアフリカのモーリタニアに滞在することに決まる。バッタが発生しなかったり、サソリに刺されたので治療としてお祈りされたり、捕獲したハリネズミをペットにしたりと見知らぬ地で逞しく研究をする。カラーの写真が沢山あって楽しく、文章もソフトで読みやすい。モーリタニアメモ→最大230両の貨車を繋いだ、全長3kmにもなる世界最長の列車が走る。タコを日本へ輸出している。親日。
0255文字
shiho♪
新着
ネタバレウルドさんの文体が軽いので、虫は好きじゃないけどぐいぐい引き込まれた。一緒にモーリタニアで過ごす現地の運転手ティジャニはとても明るく、研究所所長のババ所長は包容力・リーダーシップがあり、素晴らしい人。いろんな人に支えられながら日々過酷な土地で研究しているのだなと感服する。しかも研究は夢を語るだけでは出来ない。やはりお金が必要。その辺りのシビアな面も垣間見れた。 しかしウルドさんは夢を語ることで結果的に夢を叶えることができたと締めくくる。 人類の難局に勇敢に立ち向かう人。是非成果をあげて欲しいと願う。
0255文字
あお
新着
ネタバレつづき3)夢を叶える最大の秘訣は夢を語ることだったのかもしれない。ほんの3日間ラマダンをして、明らかに幸せのハードルが格段に下がった。ほんの些細なことでも幸せを感じる体質に。ラマダンとは物や人に頼らずとも幸せを感じるために編み出された知恵の結晶なのではないか。児童書版は注釈がついてわかりやすいが、本の厚みがあり、持ちながらの読書は重かった。新書版は軽くて良さそうだが、カラーの写真ページはなさそう。一長一短である。
0255文字
あお
新着
ネタバレつづき2)外国からのチームがくると、バッタの大発生がぴたりと止む言伝えがある。人の不幸は蜜の味。私の不幸の甘さに人々は惹かれた。不幸が訪れるたび話のネタができてオイシイと思うように。考え方一つで不幸の味わい方が変わる。夢を追うのは代償が伴うので心臓に悪いけれど、叶った時の喜びは病みつきになる。叶う、叶わないは置いといて、夢を持つと、喜びや楽しみが増えて、気分良く努力ができる。夢をまわりに打ち明けると思わぬ形で助けてもらえたりして流れがいい方向に向かっていく気がする。つづく
0255文字
あお
新着
ネタバレつづき)暇なときは寂しくなるのでなるべく仕事を詰め込んで忙しくし寂しさを相殺。単に研究材料としてバッタを扱っている研究が多く、防除に直結する成果は発表されていない。野生のバッタの生態を明らかにするためにフィールドワークこそが重要。ウルドとはモーリタニアで最高に敬意を払われるミドルネーム。寒い地方では単語が短縮される傾向にある。同じ東北人として共感できる。神の罰=バッタの大量発生。自然は単なる数字じゃ説明できない。自分で体験しなければ自然を理解することは到底不可能。ハリネズミがかわいらしい。つづく
0255文字
あお
新着
ネタバレ著者の前野氏の子供の頃からの夢「バッタに食べられたい」同い年&秋田県出身と知り親近感。バッタのためにモーリタニアまで行く行動力。それほどバッタが好きで心惹かれるのだろう。にしても一体なぜそこまで?いや好きに理由はいらないのか。モーリタニアは左ハンドルでマニュアル車が主流で右車線通行。しかも日中と夜の気温差!アフリカンタイムは待ち合わせから数時間遅れるのが普通。群生相の幼虫の群れの写真気持ち悪くて直視できなかった。文章の端々にクスっと笑える要素が散りばめられていて気が抜けない。つづく
0255文字
まてこ
新着
ネタバレボラ関係。なので、読みたくて読んだのではない。夢みる妄想族の私、ノンフィクションはほぼ読まないの。生き物は好きだけど、虫はあんまり……なのだけど。本当ーっに面白かった!ウルド博士はとてもバランスの良いひとだと思う。真面目一徹なタイプだったら、メディアでの自己演出ができずにバッタ研究が頓挫したかもだし、そもそもアフリカ生活に馴染めなかったのでは。博士がバッタから世界を救う日がくることを心から願う。そして、私は生まれ変わったらティジャニのようになりたい。ティジャニ大好き。ちょっとクリスブラウンぽくね?(顔)
0255文字
薩摩隼人
新着
ネタバレ児童書化再読。今年のクリスマスプレゼントはこれにしよう。
0255文字
ゆきねこ
新着
ネタバレ新書版に新たにエピソードを加えて読みやすく。辞書解説も砕けた表現で、丁寧に読めて楽しかった。全然虫に詳しくない私は、イナゴとバッタは違うものだと初めて知りました。バッタにかける愛情がとてつもない筆者。作家ではなく、研究者なのです。無収入(研究という仕事があるので無職ではない)になったときの活躍がまさに白眉。拾う神ありです。バッタの写真もすごい迫力ですが、ゴミダマという虫についての研究が面白かった。雌雄の見分け方なんて抱腹絶倒。これからたくさん論文を発表予定らしい。アフリカのバッタ被害が少なくなりますように
0255文字
れっつ
新着
ネタバレ前野ウルド浩太郎博士のこの熱意!2018年の新書大賞に輝いた『バッタを倒しにアフリカへ』の児童書版「ウルド昆虫記」がついに完成!全ページにルビ・用語解説を配し、表紙・見返し・扉には、詳細で迫力の博士とバッタのイラスト、用語解説してくれる「バッタのバ太郎」は、博士とその弟さんとの共同作品、巻末の著者紹介にまでルビがある。この大きく分厚い391ページを子どもたちが読破したとき、大いなる達成感が訪れることだろう。面白さ満載の新書と同じ内容が、子どもにも読める画期的な1冊。裏表紙の台詞は秋田弁?なんて言ってるの?
ゆきねこ

「怠けていて読まないと、怒りますよ。」 です。

07/24 16:07
れっつ

ゆきねこさん♪わーo(^▽^)oありがとうございます!スッキリしました♪

07/24 16:14
0255文字
全11件中 1-11 件を表示
ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ評価79感想・レビュー11