読書メーター KADOKAWA Group

じりじりの移動図書館 (講談社・文学の扉)

感想・レビュー
98

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
華
新着
ネタバレ人気児童文学作家5人による同じ世界観をベースとしたリレー小説。シリーズ3作目。今回は不思議な移動図書館が舞台。今回は図書館の謎はひっぱらず、最初の廣嶋さんの話である程度明かされている。「さまざまな世界から本を集める図書館」という設定だからか、色んなシチュの「本が規制された世界」が出てきた。どんな世界だとしても、人はやっぱり「紙の本」を求めるのだろうか。菅野雪虫さんのお話がいちばん好みだった。愛優は頑張って「家」から脱出してほしいな。
0255文字
chimako
新着
ヤングアダルト人気女性作家五人の連作集。移動図書館の館長さんはダンディなおじいさん、運転手兼司書のしーさんはクールな若い女性。マイクロバスの移動図書館の利用者は呼ばれるようにたどり着く。たくさんの本が積まれた本棚から何故か抜き出す自分にぴったりの本。未来の社会も描かれる。誰もが危惧する未来。人が作り出したAIに支配され、AIに都合の悪い人間は洗脳され、都合の悪い本や音楽や美術、映画などはことごとく淘汰される。それに抗えるのは本を読んでいた人たち、芸術や感情を揺さぶられるものを愛した人たち。心しよう。
0255文字
haru
新着
読書がしたくなった。 やっぱり紙の本が好きだな。
0255文字
頼ちゃん
新着
ぎりぎりより面白かった。
0255文字
ものくろ
新着
図書館借り本。
0255文字
Akiko  Yasuda
新着
廣島玲子さんが書いてるから!という理由で娘が借りてきて読むように言われたので…。 面白かったです。5人の作家さんによる同じ移動図書館が出てくる短編集。 出てくる移動図書館は同じでもそれぞれの作家さんで切り口やストーリー展開が違うからそれがとても面白かった。 サラッと読める一冊。
0255文字
おーね
新着
移動図書館ミネルヴァ号、5人の作家それぞれの物語。過去や未来やまた別の世界にも移動するのはなんとも楽しいですね。
0255文字
こふみ
新着
5人の作家さんが移動図書館「ミネルヴァ号」を舞台に紡ぐ短編集。この移動図書館、必要とあれば過去や未来にも行けちゃうから凄い。移動図書館、利用したことあったかなぁ…。書籍の電子化が進むと無くなってしまうのでしょうか?
0255文字
ひろんこ
新着
[図書館本]廣島玲子さんが参加しているアンソロジーということで借りて読んでみたが…不思議な未来も過去も世界も、どこにでも行く移動図書館ミネルヴァ号。廣島玲子さん以外、全員知らない作家さんばかり…濱野京子さんって方のスケッチブックは残された好きだった。もう2冊、同じメンバーであるみたいなので明日、図書館に取りに行く
0255文字
ゴンタ
新着
ネタバレ移動図書館「ミネルヴァ号」の館長と司書のしーさんが時空や空間を超えてやってくる。目覚まし時計のような音が聞こえたら、ブックカーの登場だ。 5人の著者によるリレー形式の短編集。次の停留所で降りれば良いと軽く考えていたら、時代が遡って混乱。でも館長もしーさんも叱らない。車内には本がたくさんあって、移動図書館はやっぱり魅力的だわ。私が小1の頃は、近所に移動図書館が来てくれた記憶があります。図書館が遠かったこともあり、当時はワクワクしていたなー。本書は私の苦手なSFの要素あり。克服して再チャレンジしたい。
0255文字
バニラ風味
新着
ネタバレその緑色の移動図書館バスには、おじいさん館長とミステリアスな黒髪女性が乗ってきます。発着が、じりじりの音。公共図書館の券で借りられる、というけれど、そこには図書館には絶対にない、あなただけの本もあるのです。ちょっとしたミスで、バスに乗ったまま、一緒に移動してしまった子は、特別な体験をして帰ってきます。過去にも、そして未来にも行ける不思議な移動図書館。とても面白かった。いいなあ。私も利用したい!
0255文字
ハワイ猫
新着
ネタバレちょっともやもやするときに、読みそびれたこの一冊を読もうと。主人公たちはみんなもやもやしている。小学校高学年。まだ親や家族の環境が大きく生活に関わっている。不思議な移動図書館と出会うことで未来を変える希望を持っていく物語。YA文学だけど、わりと内容が重いのが濱野京子さんの「スケッチブックは残された」と菅野雪虫さんの「サイレンが鳴っても」。SF的な雰囲気がありつつも、前者は戦時中と比べて、今だから自由に夢を語りたい、と言わせる。後者は家に帰らずにすむために「勉強する。本を読む。自由になるんだ。」と語る。
ハワイ猫

どちらも自分の未来を自分で切り開くと決めた話なんだけどどちらがリアルかと言われたら「サイレン」の菅野さん。タイトルも良い。このお母さんのキャラ設定は辛いけど、本当にあるからなあ。正直、エンタメな1冊と思って手に取ったけど、各話のテンションがバラバラのため、本1冊まとめてみると微妙な感じになっているかも。。

11/21 15:49
0255文字
ランボ
新着
これもまた良かった。"移動"が加わるとさらに物語の世界が広がる。『ヤンメを探せ、伝説を救え』『スケッチブックは残された』が好き。
0255文字
柊
新着
図書館本/過去から未来、果ては異次元まで、たくさんの本を乗せ、時空を越えて行き来できる移動図書館『ミネルヴァ号』を基本設定にした、5人の児童文学作家競作による連作短編集。実はなにも意識せずタイトルだけ見て借りてきたので、二本目のお話を読み始めるまで、そういう趣向の本だと気付かなかった…前のと作風が違う…あれ?著者が違うんだ!と。どうやら『図書館』と『本屋さん』バージョンもあるらしい。お子様向けということもあってか、都合が良すぎる部分もあるけれど、本好きさんには楽しい一冊。
柊

同じ素材を与えられても、つくり手によって、まったく違う創作料理が出来る。そしてそれらがお口に合うかどうかは、食べてみないとわからない。小説も同じですね…話によって好き嫌いが出てしまい、面白くなくはないのですが、読んでいて違和感が拭えなかったです。

10/19 23:28
0255文字
絵具巻
新着
図書館
0255文字
ハルン
新着
ネタバレ未来に行ったり、過去に行ったり、異世界に行ったりする移動図書館。 一度行ってみたい。
0255文字
綺羅
新着
それぞれの作者が共通のキャラクターを通してそれぞれのオリジナルのストーリーを作る… 今までにない面白い本でした
0255文字
Hitoshi
新着
「本の続きは霧の向こう」健太は、妹に頼まれて本の返却するために移動図書館を待っている。「ドラゴンのお悩み相談室」を手に取る。その時、移動図書館が出発してしまう。 「ヤンメを探せ伝説を救え」岸壁に立つ昇広青、大じいがヤンメを探している。ヤンメとは? 「スケッチブックは残された」文香は、自分の夢について作文の宿題。「未来からの伝言」という本に出合う。 「AIユートピア」博人はいちばん人気の奥田真理さんから誕生日プレゼントをもらい告白される。 「サイレンが鳴っても」愛侑の継父は働かずに家にいる。
0255文字
だけど松本
新着
ひとつひとつの話は良かった。ただ、一作目で運転手さん無口設定だったのに、二作目でけっこうしゃべるよね・・・そういう統一すべきところが統一されてないのヤダ。
0255文字
えりまき
新着
2022(140)面白い!時空を超える移動図書館「ミネルヴァ号」の5つの短編集。小さめのマイクロバスくらいの大きさで、緑地に色とりどりの本のイラスト。正面にはふくろうのエンブレム、てっぺんの赤い目覚まし時計が「じりじりじり」と鳴り響く。きっちりスーツを着ている髭の館長さんと、金ボタンのついた黒い制服姿の図書司書・しーさん。「この図書館が不思議だ。なんというか、自分が本を選ぶというよりも、本に呼ばれているような気になる。」。そんなご縁を感じることあります!ぐるぐるとぎりぎりも、さっそく予約しました。
0255文字
aosora
新着
移動図書館をテーマにした5つの物語。時代、場所、予想もつかない場面に移動するこの図書館。自由に好きな本を読める事、本を読む事で心が成長する事を伝えている。AIユートピア(工藤直子さん)、サイレンが鳴っても(菅野雪虫)さんの作品が特に印象的。
0255文字
錫
新着
並行世界を行き来する移動図書館ミネルヴァ号を描いたリレー小説。本が制限された世界がテーマなのかな。無くなった物語を探したり、失われそうな本を救ったり。現実でも、本の価値は下がってきているし、戦争や政治問題で自由に書くことができない国もあるから、この本をファンタジーと一笑に付すことはできないなと思った。一話のボリュームが少ないので、もうちょっと掘り下げたらもっと面白くなりそう。濱野さんの話が個人的に一番好きかな。シリーズ3作目と知らず読んでしまったので、前作も読んでみたい。電子図書館にて。
0255文字
アリス
新着
ネタバレ学校図書館▼時間・空間・異世界を移動する移動図書館(ブックカー)ミネルヴァ号▼『ぐるぐるの図書室』『ぎりぎりの本屋さん』『じりじりの移動図書館』の3作のなかでいちばん面白かったし、好き▼小学生には、ちょっと背のびのストーリー?▼夫は図書館と本屋を大人なのにいい間違えます(笑)▼AIユートピアp157「本には、喜怒哀楽を呼び覚ますものがつまっている。そこから、勇気や希望も生み出される。感情を理解できないAIにとっては、脅威でしかないの」▼サイレンが鳴ってもp207「やり過ごして、生き延びろ。俺たちみたいに」
0255文字
こまさん
新着
娘一人読み。残念ながら、このシリーズでは初の娘お気に召さず…(>_<)…新規開拓中です。
0255文字
牛乳🐮
新着
5名の作家によるリレー小説シリーズ3作目。 不思議な移動図書館のミネルヴァ号、館長、運転手のしーさんと出会う5人のこどもたち。 自分だったらどんな物語を書くだろう、なんて想像したくなりました。
0255文字
anne@灯れ松明の火
新着
シリーズ3。(2が未読なので、読まないと)5人の児童文学作家さんのリレー小説。移動図書館「ミネルヴァ号」。ひげをはやして、ピシッとスーツを着こなしているおじいさんが館長。金ボタンの黒い制服に身を包み、長い黒髪がよく似合う若い女性が運転手。出だしは、普通の移動図書館に見えたが、実は……。SF的な要素もいっぱいで、思いがけない展開の数々に、考えさせられる仕掛けもいっぱい。読書の大切さ、素晴らしさを改めて噛みしめる良作ぞろい。
0255文字
Kitty
新着
ぐるぐる→ぎりぎりと読んで3作め。今回が設定の共通具合が一番強かったのか、各章の特徴がそんなにない気がした。この中では「スケッチブックは残された」が気に入った。ドラマや他の本でも、本を介して時代を超えてやり取りをするものを何度か見たことがあって、そのたびにいいな~と思ってる。良い文化は受け継がれてほしいし、読書はその一つだと思うから。
0255文字
はかたのしお
新着
ネタバレ時空を越える移動図書館と、そんな図書館に出会った子供たちの話。移動図書館と館長さん、運転手のしーさんの設定を共有した、5人の作家によるアンソロジー(って言うのかな)。児童向け。本を書くことや読むことを制限されている世界や時代に飛び本を届けたり預かったりするのがこの図書館のお仕事らしい。館長さんとしーさんの正体は謎のままだけど児童向けだとそれがよいのかもしれない。それぞれ若干難しいテーマを扱っているので高学年向け?絵がかわいい。ちゃんと車の中確認してから出発しなさいよと思うけどそれは野暮なツッコミでしょう
0255文字
静
新着
★★★★。場所だけでなく、時空も飛び越える変幻自在な移動図書館をテーマにしたアンソロジー。テーマの自由度を楽しみながら、本が迫害された歴史と、本よりネットやスマホが身近な子供たちの現在を感じる(私の子供時代はネットも携帯も大人のものだったから)。その中で、本の普遍性は、このへんてこな移動図書館にいつまでも拾い守られていくとよいなと思った。
0255文字
しんい
新着
ネタバレ子どもとの共読み。移動図書館だから現代ファンタジーと思いきや、5名の作家さんそれぞれの解釈で、SFっぽいお話もあって以外に読み応えがあった。中学生のおすすめは4篇目「AIユートピア」、わたしのおすすめは5篇目「サイレンが鳴っても。」
0255文字
AHI
新着
図書館
0255文字
テリトリーM
新着
白いひげのおじいさん館長、長い黒女性運転手、フクロウのエンブレムにてっぺんには赤い目覚まし時計が取り付けられた「移動図書館、ミネルヴァ号」はいつでもどんなところにも本を届けてくれる…児童文学の5人によるリレー小説。どんな世の中でも、どんな時代でも、人は知りたい、本を読みたい欲求を失わない。そんな人の味方がこの移動図書館なのだ。
0255文字
Keiko  Miura
新着
それぞれ違う場所で本を守る移動図書館ががんばっている 子ども向けだけど、深い話も 2021.102
0255文字
くぅたん
新着
リレー小説。 安定の面白さ。時空を越え、SF要素強め。AI、発禁処分、検閲、伝説の保存、戦争、現代のテーマもそれぞれ含まれ、読みごたえもある。
0255文字
septiembre
新着
リレー小説。どの話も本好きが溢れていてとても良かった。
0255文字
NOYUKI
新着
今までで一番設定がブレてて残念。しーさんは喋らないでほしかったなー。面白かったけど、メッセージ性が強くてちょっと…。紙の本の存続に対する危機感をヒシヒシと感じる。そして、作中作が読みたいー。責任とって書いてほしいなー。
0255文字
ますみ
新着
★4.5★
0255文字
haru
新着
濱野京子さんの『スケッチブックは残された』が自分の好みに合いました。
0255文字
ありす
新着
1766
0255文字
全98件中 1-40 件を表示
じりじりの移動図書館 (講談社・文学の扉)評価71感想・レビュー98