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ハンターキラー 最後の任務 下 (ハヤカワ文庫NV)

感想・レビュー
9

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Panzer Leader
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下巻に入ると潜水艦パートに重きを置かれるんで面白い事この上なし!だけど革命家兼麻薬王が壮大な作戦を実行している割にはチープな人物設定のためラストを迎えてもカタルシスが感じられない。アダンの爪の垢でも煎じて欲しい。それと運航にも苦労する老朽艦とはいえ仮にも潜水艦なんだから対潜水艦戦とか対戦艦戦が無かったのがちょいと不満点。次作はそんな戦いが描かれるのだろうか。
くたくた

描かれます♪ お楽しみに!

01/22 21:45
0255文字
界烏
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忍耐と執念の追跡劇、エンタメ大作です。下巻。内通者とSEALの活躍で栽培地、処理施設を発見したJDIAベセア。虎の子の貨物船と小型潜水艇が出航し、ワードは直感に従い独断で追跡を続行。現場を信任する大将の器。追い詰められ、猜疑心に蝕まれた麻薬王は更なる暴挙に突き進む。振り回される部下達が可哀想。復讐者は微笑と媚態の下に隠した爪を研ぐ(引っ張らずにあっさりばらし)。老朽化トラブルにジリジリし、コック長の極上めしに舌鼓を打ち、時に小学生みたいにふざけるおじさん達にほっこり。楽しんで読めた。とてもおすすめ
くたくた

あの、ワードがベセアとの無線をぶっちぎるシーンが大好きです♪ あーもしもーし、電波が遠くてきっこえませーん。って(笑)

11/18 02:05
界烏

「回線が不調で聞えません」の後でドネガン大将に『「ですが…」「それでは、ジョン」通話は切れた』にガチャンと電話を切られているのも面白い(笑)。「十分もあれば、俺のマストも潜望鏡みたいにきょっきりするさ(HAHAHA)」からのあざけるようなまなざしを向けて悪戯の電話をかけて、靴墨を塗らせた潜望鏡を覗くよう仕向けたり、そのお返しに録音した衝突警報を流して慌てさせ、作業服を小さいサイズに入れ替えておき、本人の服は仕掛け人が着てるっていう下りも好きです。たたき起こされる船員は大抵、いい夢を見てたり。

11/18 08:20
0255文字
くたくた
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さて、下巻です。反政府指導者、麻薬捜査官、現地潜入のSEAL、潜水艦と細かくパートを刻んでくるが、さすがにペースが上がってスリルも高まる。潜水艦パートは安定の面白さ。《エル・ファルコーネ》の正体は予想通りで、これに気付かない麻薬王のしょぼさが際立つ。一方の潜水艦艦長ワードが部下思いで有能。一糸乱れれぬ艦内の統率ぶりはただただ気持ちよい。長期間の単独行動をむねとする潜水艦の艦長は裁量の幅が広く、自立心旺盛でクセがつよい、またそれでこそ有能・・・ということで、意に沿わない指令には断固として抵抗も。
くたくた

長官からの指令の無線を電波のせいにして聞こえないふりで回線をぶち切る、という古典的なバックレもかまして、ひたすら獲物を追跡。「わたしの親父もよく言っていた。〝前もって許可を取れなかったら、あとで許してもらえばいい〟と。」と言う艦長に、敬服する副長。この副長がのちの『潜航せよ』の艦長だからね。かくして伝統は受け継がれるのだ。ストーリー全体も十分に面白い。敵を悪し様に書かないと、先進国大国のアメリカが最先端武力で他国のゲリラにトマホークブチ込む話になってしまうので、まあこういう話になってしまうのは仕方ない。

11/03 23:02
くたくた

ラストの、《スペードフィッシュ》退役式は、静かにじーんとくる。ずべての作戦と任務を終え、母港の埠頭に静かにたゆたう老朽潜水艦。ラストで繋留される《スペードフィッシュ》と対照的な出港していく最新鋭潜水艦の姿は、ウィリアム・ターナーの『戦艦テレメール号』の絵を思い出したりして、なんとも感慨深かったのだった。いちおう、こちらにも書き足ししました。→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/10/0302-03-nv.html

11/03 23:10
0255文字
かんとり
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翻訳は著者の二作目ですが、この「最後の任務」はシリーズ一作目のようですな。 潜水艦乗りが書いただけあり、原潜の哨戒作戦行動など、この部分は読みごたえありますな、二重丸。 コロンビアの麻薬王、革命をうたっているが、原潜と絡めるには安っぽかったな。 DEA、SIAL、P-3C、沿岸警備艇、小型潜水艇と、まあ盛り沢山で面白いんだが… この先シリーズ物らしいので期待しますな。
0255文字
無添
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攻撃型原子力潜水艦“スペードフィッシュ”は、SEAL部隊を支援するために全速でコロンビア沖へと向かう。
0255文字
ヨカバイ
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上巻よりも圧倒的に迫力ある面白さ
0255文字
猿吉君
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ハンターキラー1作目、全体としては面白いところもありつつも先に出た2作目を超える事は無かったです。①潜水艦の描写は流石と思わせますが本筋と関係ないネタが多いような。②登場人物どうしが友達というのがちょっと安易。③潜水艦はやはり潜水艦同士の戦いの方が燃えます、単にミサイル撃っている一方的な戦いはちょっと。④潜水艦内の負傷者もボロ原潜のせい、大変なのは判るんですが。点数:65/100→2作目に出てくる登場人物の関係はよく判りましたが作品としてはイマイチでした。読むなら潜航せよの方をお奨めします。
Shintaro

なるほど。じゃあスルーでいくかな。

11/04 09:11
猿吉君

Shintaroさん、コメントありがとうございます。 2作目の潜航せよを読んでどうしても読みたくなったら読む、ぐらいの感じで良いんじゃないかなと個人的には思いました。

11/04 12:28
0255文字
わたなべよしお
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 下巻は一気読みでした。シリーズで、他の作品が出れば読むと思う。ただ、人物造形がやっぱり、ステレオタイプかなぁ。第1作ということで、気負って盛り込みすぎたのか、シリーズ化を考えて伏線を張っておきたかったのか。エンタメと割り切れば、問題なく面白い、
0255文字
winder
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『ハンターキラー潜航せよ』のシリーズ第1作目。潜水艦とそのクルーの描写は、さすが元原子力潜水艦艦長だけあって迫力があった。
0255文字
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