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ひきこもれ <新装版> ひとりの時間をもつということ (SB新書)

感想・レビュー
73

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にー
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俺はこう思うんだっ!っていう文章には心を動かされる。逃げないしごまかさない。わからないものはわからないという。これこそ信頼できる大人なのだ。内容自体も良かったが、今はいない大人のあり方を見せて頂いた。※内容とは関係ないが文章を読んでいる最中私は太宰を思い出したが、読み進めてなるほどと思った。あと、しょーもない帯はいらないと思う。
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rubbersoul
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「ひきこもっていることがマイナスにならないような職業というか専門というか、そういう分野というのはきっと見つかるものです。不登校の人も、生涯のどこかの時点で一度は登校することになるのだとぼくは思います。それが学校ではないとしても、何らかの場所にやがて踏み出していく。自分自身の人生に関わっていく日が、かならず来るのです」
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ykshzk(虎猫図案房)
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読み友さんレビューで惹かれて。ひきこもることについて書かれた部分は納得の連続だったが、自分に対してゆるい・自分を許すという面で寛大になってしまった子供たちを例に「安易に許容される自由さが拡大したこと」の記述にハッとした。sns等のおかげで、何でも受け入れられたり、簡単にそれっぽいカタチになってしまう時代だ。自分は作品作りにおいて襟を正さねばと感じた。低レベルのものでも、なんとなく投稿して反応を貰って満足して・・反省。昔は居たはずの「納得出来ず悩む自分」が影を潜めていることに気付き、本当に情けなく思った。
ykshzk(虎猫図案房)

だんぼさん>ホントですね、私も、ひきこもれる場所と自分の閉じた世界(笑)があってよかった・・

12/13 18:33
だんぼ

ykshzkさん、ありがとうございます。真昼とはちがう閉じた世界、貴重です、どうしようか考え中です。

12/13 18:46
4件のコメントを全て見る
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てると
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とてもいい読書体験だった。途中いじめの箇所など、読んでいて苦しくなるところもあったが、戦争体験や市民運動などを経て、読み終えるとなにかカタルシスのような体験があった。☆5つ。
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としま
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つい先日、森博嗣の「孤独の価値」を読み終えたところなので、共通するものを感じた。どちらも一人で過ごすまとまった時間の必要性、有用性を語っている。後半はあまり引きこもることに関連がないような気はするが、吉本氏の経験、考えが色々と分かった。 両著者のように1人の時間を持つ人は、本当によく色々なことを考えているなと思う。私も1人の時間を大切にし、自分の頭で考え行動できるように努めたい。
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仮
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引きこもり気質なので読んでみた。日々コツコツと手をうごがして修練することを10年続ければ、どうにかなる。という言葉に希望を感じた。後半は、老いについての話だったが夢も希望もない感じで、老いるのがさらに怖くなってしまった…。老いについて、無駄な希望を持たせないための忠告だと思おう。
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天麩羅
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近頃の世の中では、他者との関わりによって得るものばかりを重視し、個人の気づきが疎かにされているような気がする。自分の居場所を持つ意味でも、引きこもりについて外部から諭す必要はないだろうと確かに思う。
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noko
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ヨシタケシンスケさんのイラストに惹かれて読みました。内容は結構前に吉本さんが書かれたもの。自分の世界に沈潜せよ!というもの。ご自身も引きこもり気味の性格だったそうで、豊かに生きるためにはまとまった時間が必要。時間をこま切れにされたら、人は何にもなれないので、子供の時間を分断しないように心がける。ただ一度引きこもって、ある程度してから社会に出て、適応できる人ならば、なんの問題もないが、そうではない人もいる。お医者さんがどこから介入するか、というか介入できるかが問題だと思う。
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枝乃
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誰かが引きこもっていたとして、当人のことをよく理解していない人間が、それはよくない、不健全、なんとかしてあげなければと決めつけるのは、善意というより傲慢に近い気はする。とはいえ、外側からの支援や介入に救われる人が存在するなら、引きこもり全体に対して安易にほっといてやれとも言えない。個々人の状況が違う以上、まったくの無関心にはならず問題視もせず、適度に見守るくらいが程よいあり方のように感じた。
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あつ子🐈‍⬛
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吉本センセが教育、政治、老いなどについて語ったライトなエッセイ集です。とても読みやすい。世間の常識や良心的と言われる部分をバッサリぶった斬っている箇所が多いので、恐らく本書を読んで不快に思われる方もいそうですが、それもまた良し。"あなたのための一冊"ではなかったということだから。そういう出会いって若い頃は特に大事だと思う。親戚に教育者が複数いるので「教師に期待するな」的な章は愉快痛快でございました。何でも学校のせいにするな教師のせいにするなと思っている教育関係者、山ほどいると思いますよ(身も蓋もない)
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さっちも
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著者がもの書きとして独立したのは40歳を超えてからだという。それまで物作りと関わりながら一方で自分の孤独と不充足にとことん向き合ってひきこもりの要素を育んだ。社会と相入れないいわば欠陥的要素、言い換えれば「偏屈」こそが自分の部分というのが著者の主張。建前が優先される社会において、その人らしさの源「偏屈」こそが独自の生き方を可能にするものであり、社会を多様性という意味で豊かにしてくれる。目先だけで生きたところで何の人生かという、世のひきこもりを代弁する極論の名著 z
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ががが
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本書の内容が書かれたのが2002年くらい。「ひきこもり」が社会問題として語られ始めた頃なのか、ひきこもりは性格的な問題に過ぎず、治療すべき病気であるという風潮に対して異議を唱えている。著者自身がひきこもりの気質が強かったとあり、他人に干渉されない自分の時間を持つのが時に重要であると自身の経験から述べられている。インターネットやSNSの発達によって自分の時間を持つことがとても難しくなり、個人の時間が細分化されて自己と向き合う機会が減少している現代において、著者の考えは心に沁みる。
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テツ
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自分自身はわりと社交的な性格をしていると思うけれど、それでも独りになる時間と、その中で自らの内側を整理し大切なものを積み重ねていく経験は大切だと確信している。独りでなければ感じられない諸々って確実に存在していて、きちんと真っ当にそれを手にできたかどうかって、人生の節目節目に影響する気がするな。決して分断されない贅沢な時間の中で自らの内側に確固たるものを創り上げていく。人それぞれ出来上がるものは異なっても、そこに至るために必要なプロセスは変わらない。芳醇な精神を養いながらひきこもれ。
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花男
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もっと早く読めば良かった。同じ気質の方の本を読むと安心する。 ひきこもり気質は一生治らないと思うが、自分なりに社会と関わっていこう。
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けぴ
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吉本ばななさんの父親の吉本隆明さんの著書。2002年作をリニューアル。印象に残った箇所。「時間をこま切れにされたら人は何ものにもなることができない。分断されない、ひとまとまりの時間をもつことが、どんな職業にも必要。一人で過ごす時間が価値を生み出す」これを心がけて子育てをしたそうです。現在のばななさんを見ると納得!
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Taka
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ひきこもっている時間こそものを考え、成長する時間という考えに同感。心の準備ができていないのに無理して人前に引っ張り出し、社交的な生活を押し付ける。そんなの誰もが対応できるわけがない。
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すし
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一人でいるまとまった時間が、仕事や芸術でもなんでも、自分の専門を深めるためには不可欠だということがこの本で主張されています。 そのため、吉本さんは子供になるべくいいつけをして時間を奪わないようにしていたとのことでした。実践されていてすごいなと思いつつ、吉本ばななさんの活躍を見るに成果が出てるなと思いました。
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Keiji
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どんな職業でもどう生きても1人で修練する時間が必要で、1人の時間(ひきこもり)はネガティブな事ではない。外圧から社交的になろうが自分で考える時間、力が無いならひきこもってよく考えたらええんちゃうの話
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dinsmarkuniv
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初めての吉本隆明。図371.4。ひきこもり・不登校・いじめ・死・社会との関わりといった言葉を材料に吉本が自身の人となりや考えをやさしく語っている。大きく一つのメッセージとして「自分らしさを大切に」と言っているように読めた。自分なりに考え・行動することを良しとして、それには「分断されないまとまった時間」が必要だし、ひきこもり=悪として矯正する"偽の厳粛さ"は不味、外から余計な力は加えずのびのびさせ、ただし風通しはよく、と。印象的な共感ポイントは心の処方箋たる「大勢の中の孤独に安堵感」、自分もよくやってます。
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みずき
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ネタバレ一人でいる時に感じるところは内臓的な感覚である。 コミュニケーションする時に楽しいって感じたりそれはそれで意味がある感覚器の感覚。 けど自分の中の価値を成熟させていくには内臓的な感覚を育てるしかない
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Naomi
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ひきこもりに対する考察というより、吉本氏のエッセイという感じ。
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Xianhua
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『言語にとって美とはなにか』の文体的な意味かつニューアカ臭の強さによる何とも言えない読みにくさと比べて、本書は1時間弱で読み終えられる内容と文体である。経験的あるいは直感的な主張を断定的に表現する文体が苦手な人にはおすすめしづらい。内容としては、引きこもりは病的でない限り悪ではないし、むしろ一人の時間を意識的に確保することの重要性を説く本。直接引きこもりと関係するわけではないが、自分を捉えるときに社会との関わりとの中で見つめることが大事だという構造主義的議論には納得。
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インドアな人
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作者の引きこもりの考えが知れて興味深かった。
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cochonnet
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初めて吉本ばななさんの お父様の書かれた本を 読みました。
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qrqrqr
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将来、子供の時間を分断しないような親になりたい。 他人に伝えるのは二の次でいい というのが感銘を受けた。
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madori
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なかなかいい本だった。ひきこもれ=自分の頭でしっかり考えろ!ってことだと理解した。世の中に溢れている「みんなの正解」みたいな情報に流されず、自分の問いについて自分で考えることの重要性を改めて教えられたように思う。子供たちが迷ってるとき渡したい本。 最後に唐突に出てきた、「老い」の話しがとても気になった。それは、突然やってきて、憂鬱の軌道にとりかまれるらしい。どんな準備ができるんだろう?
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ぞいぞい
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かなり前に書かれた本の新装版だが、引きこもって何が悪い、引き持っている状態が何かを生み出すこともある、素人が引きこもっていることが悪いこととして、無理やり引っ張り出そうとするな(悪化するだけだ)、というようなことを書かれている。その通り。
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ゆうろ
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ひきこもる時間の重要性について書かれた本。「分断されない、ひとまとまりの時間をもつこと」、「子どもの時間を分断しないようにする」、「学校などというものは、適当にさぼりながら何とか卒業するもの。」に共感。
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おおかわ
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久々に新書を読んだ。いろんな考えがあるんですね。処方箋として人がたくさんいるところで一人でいるって書いてあって自分と同じで嬉しかった。
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Toshi
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自分の成長を振り返れば確かに人生の随所で引きこもった時間のおかげかもしれない。世間の誘惑に飽き、自分が価値を感じる物事に一日の大半を頭を使い続ければ嫌でも人は成長できる。但し社会からの孤立感はやっかいだ。見知らぬ大勢の中に入ると心地良く安堵できるのはなぜだろう。孤独を求める一方で自分の都合良い時だけは緩く繋がりたいというのもワガママな話だ。孤独になりたいよりも自分の生きたい道を追求してたらそうなってたという結果論かな。本書を通じ特に若い人が孤独の中にこそ未来の可能性があることに気付ければ良いと思う。
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チバ
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引きこもりで苦しんでいる人は多い。人間ずっと引きこもっていたらちょっと外の空気を吸うと心地いいものだし、体もほぐれて気も楽になるものだと思う。それでも出れないのだからそれは今はそういう状態でやがて必ず動きたくなるものだと気軽に考える風潮になればよいと思った。何事も生きていくことより優先しなければいけないことはないと思う。
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ノットン
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子供との一歳までの接し方が、影響があるのかと。考える1人の時間もとても大事、変にマイナスに捉えることは無くてもいいも思いました。
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Isuke
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図。学校に漂う「偽の厳粛さ」。うわべだけ従順であれば、点数だけ取っていれば。 老衰で死ぬためには、生命力が要る。 死というものは、その人の家族や、親しくしていた人たちが納得した時点で成り立つものです。(112p) ひとつの癒し、処方箋、気分転換としての大衆の中の孤独。例えば銭湯、祭り。 解説は齋藤孝さん。まとまった時間(ひとりの時間)←→分断された時間(SNS) 単独者で生きる覚悟
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satoshi
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一人の、誰かに邪魔されない一続きの時間。確かにそんな時間が今の自分を作っている気はする。銭湯もよくわかり、集団の中でそれでも一人でいられる空間の心地良さよ。Covid-19の環境下では、なかなかそれも難しいのだけれど。
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もちこ
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ヨシタケシンスケさんのほのぼのしたイラストもよく、内容も平易でよかった。子育ての時、子供の時間を分断しないことを大事にしたというのはとても納得。1人の時間の重要性、自分の内面を見つめ考えることの大切さがとても心に残りました。
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wwb
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引きこもり体質だと思う自分にとって、あまり得られるものはなかった。寧ろ身近に引きこもりの人がいる場合にこそ参考になるような論はあったと思う。後半の死生観や戦争の話は流石にタイトルから外れすぎじゃないかと思う。
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しょうゆ
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短く二時間くらいでサクッと読めるが、内容はさすがで骨格がはっきりしていて考えさせられる。最後の方は2000年頃の日本へのメッセージだった。
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みーあ
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★4 p90『問題は、親が子どもにどう接するかではなく、親自身の心の状態がどうであるのか、ということなのです。子どもは母親の胎内にいるときから生後一年くらいまでに、のちの人格形成につながる、とても大きな影響を受けるというのが僕の持論です。この時期に、母親の気持ちが安定していなかったとしたら、それは子どもにとってはとても大きな、存在を脅かされるようなことです。…親と自分はほぼイコールであるこの時期は、親の心の傷を、無意識のうちに自 分の心の傷にしてしまう時期なのです』心に刺さった。根拠はないけど同感だ。
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Sunflower
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表紙がヨシタケシンスケさんの画の新装版。2002年の作品がコロナ禍の時代に合っているからなのか書店の目立つところに山積みになっていたので手に取った本。吉本ばななさんのお父さんの作品。ひとりで過ごす時間の大切さがよく分かった。私には納得の出来ない考え方もあったけど、人それぞれの考え方があると納得しながら読めた。
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ひきこもれ <新装版> ひとりの時間をもつということ (SB新書)評価62感想・レビュー73