形式:新書
出版社:集英社
バイヨン卿のモデル?のバイロン卿が素敵!
あけましておめでとうございます!はやしまさんの感想を読んで、前から気になっていたこの漫画を読みたくなってきました。なかなか深そうですね。
Mymbleさま、今年もよろしくお願いします。正直連載中は筆者が書いているようなところまで掘り下げて読んでませんでした。再読しなければ。
ピーターパンのええもんと悪いもんが逆転した解釈が納得感があったし、私を離さないでのミスリードは私も陥ったのでハッとしました。著者が約ネバの原作者の意図したことや、意図せずとも文化として影響されているだろうことを解説してくれたのは面白かったです。それ以外にも気がついていないだけで他にも沢山あるんじゃないか?と言う気持ちも湧いて来ました。また読み直さなくちゃ!
ご紹介ありがとうございました(*^^*)楽しかったです♪
予約入れました✌️💖
りーさん。色々、なるほどと、それは想像し過ぎてじゃあと言う事もあり、楽しんで下さいね。後、鬼滅の刃もそうだけど、鬼に対して日本歴史と文化を踏まえて誰か考察してくれないかな?と期待します。
■ひ弱な少年から完全無欠のボスへ成長することで、「男らしさの神話」を実現しようとするノーマンだが、興味深いことに、彼が一時的に手を組んだ零落した元貴族鬼ギーラン卿もまた、ノーマンと同様の変化を遂げた存在であり、いわば歪んだ鏡に映るノーマンの似姿であるといえる。自分達を虐げた者への怒りと恨み、そして周囲からの強い期待によって、「男らしさ」を強化されたノーマンとギーランは、共に「男らしさの神話」が指し示す究極の道である、自己犠牲と殺戮に向かって突き進む。
■性差の少なかった子供から、男と女という大人へと成長する過程で、人は誰しも「男らしさ」と「女らしさ」という壁にぶつかる。『約ネバ』は女性の生き方を縛る「女らしさの神話」からの解放を描くだけでなく、「男らしさの神話」が他者だけでなく、男性自身をも破壊する危険を持つことを、エマとノーマンがGFハウス脱出後に歩んだそれぞれの道のりや、ノーマンとギーランの奇妙な類似性によって鮮やかに描き出すのだ。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます