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げいさい

感想・レビュー
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ヨシムラ管
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くだらね
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なをみん
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好きな作家で大好物の芸大モノなので期待も大きかったけどやっぱり良かった。見事に会田誠だった。世代も近いし出身地や合宿場方面にも親近感ありのせいもあるのか、会話文のぎこちなさとリアルさに気恥ずかしさもくすぐったさもあったりするけど、やっぱり良いなあ好きだなあ。芸術だなあ。芸術家だなあ。
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sayar
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会田誠さんは、同時代・同年代の現代美術作家として注目している。彼自身がなぜ美術家になったかを、小説風に表現した作品。 出来事としては、たった一晩の芸術大学の学祭「芸祭」なのだが、そこに絡まる日本の美術界の当時の様子、当時から今に至る?受験の歪み、芸術を目指す若い人たちの迷い、そこを通り過ぎてしまった大人たちのあきらめ、そして生の象徴である恋愛、などなどが描かれていて、まるごとの空気がぎっしりと感じられる。同年代だけど当時美術とは無縁だったので、懐かしいとかはないけど、若き日の焦燥は覚えがあるかな…。
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rincororin09
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オーディオブックで。いっそ小説に専念して…というコメントもありましたが、そのくらい面白かった。二物を与えられてます。なんかうまく言語化できませんが、氏の描く作品がそのまま活字になったような濃密で赤裸々な感じ。
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横浜中華街2025
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著名なアーティスト会田誠の自伝小説。私は現代美術家に興味がないし、会田氏のアートもあまり好きになれないが、この自伝はとても良かった。1986年、 芸大志望の二浪中の主人公が多摩美の学園祭に参加した一夜が舞台になっており、回想などを織り込んで形成された自伝になっている。田舎から東京に出てきて様々な壁にぶつかり思い悩む20歳ころの若者の姿が活写された「美術系青春小説」といった感じ。やはり芸術系の大学も「受験絵画」なるものが存在し、予備校でそれ用のテクニックを教えていることなども初めて知った。
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toshiki
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芸大にはどんな人がいくのか興味があった。そこにはいろんな人が悩みながら、自分が生きる意味、世の中に存在する価値を探してもがいているようだ。誰かから認められることが必要条件な受験生だから、何をやりたいかが大事だと思った。
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石野 真
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ネタバレ同年代の作者が芸大受験で浪人している二郎を中心に、芸術に人生を掛けようとしている人たちの等身大の姿を描いていて、途中から非常に面白かった。美大受験の予備校に通いながら受験絵画を描かなければならないジレンマや、佐知子との切ない恋愛と失恋などがリアルだった。一夜限りを芸祭を舞台にして、濃密な展開で良い作品。
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めがとろん
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ネタバレカッターで尖らせたステッドラーや絵の具を透明ケースに入れ、無印のバックに定規やデスケール!を入れて歩いた受験生時代。青春ストリーとしても面白いんだけどそれだけなら良くある感じ。美大受験経験者なら「あるある~!」となったり黒歴史を思い出したりする事請け合い。予備校生や評論家等の発言を読むだけでも面白い。美術に関わる人達の色んな立場を否定せずに意外と優しい感じで書いてる。純粋に絵を描いていた立場から世の中に出て食べていくこと。その間を歪にしてしまう受験。会田誠の作品自体は苦手という人にもぜひ読んでみて欲しい。
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スエ
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台詞回しが稚拙だなとか、そもそも本職の小説家じゃないから仕方ないか、とか謎の上から目線で読み始めたんですが、結果脇目もふらずの一気読みでした。芸術という特異な道を志す若者だからこその、不安や葛藤、違和感が丁寧に描かれていて、これはもう青春小説の金字塔であるな、と。会田誠のアート作品はどうも好きになれないのですが、この小説は何度でも読み返したいと思えるくらいに好きです。いっそのこと、小説に専念してほしい…
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ひなた
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どんどん不穏で、青春てこうだった
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まさきち
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会田誠がたまにニュースに出ると下品な話が多いのでどうだろうと思いつつ初版で買っていた。思いの外にピュアで、帯の青春小説という書き方はまさにと思った。時代もあるだろうけど、今は更に芸術家を目指す時期の板挟みは困難なんだろう。
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ガンジス川沐浴子
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自伝的?小説。学園祭の一夜のエピソードと美大受験の一年間とをおりまぜながら。 私自身美術予備校に通っていたので、細部までよくわかってなんとも言えない気持ちに。 すごく面白かった。
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どれみ
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人生に付きまとうは、葛藤。
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みやったー
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たまたま古書店で見かけて読む。会田ピリオド。とある自己効用感ゼロな美大浪人生が、美大学園祭の一夜で目にする、美大関係者たちが織りなす地獄めぐり。敗北の味のカクテル。こう書くと神曲みたい。美大受験は膨大な青春の浪費だと薄々勘づきながらも、卒業後も救われるとは限らないと知りながらも、輝いている作品・良い絵というものは確かにあって、そこに近づこうとしている葛藤。
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Bartleby
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東京藝大志望、二浪中の二朗が、多摩美の学園祭「げいさい」を見物に出かけた一夜が舞台の青春群像。美術予備校で出会ったいわば「戦友」たちが悶々としながらそれぞれの人生を歩み始める、いわばY字路としての一夜。こうしたちっぽけな一日が妙に記憶にこびりついてその後の人生を決めてしまうことは往々にしてある。本作のようにわざわざ物語として結晶化されない数多くの瞬間があるということが思い出される。
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そうたそ
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★★★★☆ 美大の学園祭"芸祭"での、1986年のある一夜を切り取った青春群像劇。基本的にはフィクションなのかもしれないが、随所に著者自身を感じる部分がある、ような気がした。芸祭とはいっても主人公らは芸大に入っている訳ではなく、そこへ向けた受験のために、苦悩する日々の中にある。芸術という目に見えない得体の知れないものに立ち向かうという感覚は、普通の者からすればなかなか分かり得ないものだと思う。でも青春という意味では、どこか近いものも感じ得たストーリーでもあった。
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久遠の縁
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芸術って努力だけでどうにかなるものでもない。芸大やっと入って、周りの圧倒的な才能を目の当たりにした時、どうなるんだろう。って常々思う。
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三角
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芸大のげいさいの話ではない!多摩美の芸祭の一夜で多摩美の奴らが喧嘩して多摩美の連中が軽犯罪を犯し多摩美のキャンパスに朝が来て終わる。登場人物98%が多摩美のやつ!でわ〜〜〜(わ〜)かつて身近にあったが私にはかすりもせず通り過ぎていった様々なものの正体が判明した読書体験だった。噂で聞く、昔は…という話。このようなことに注意しようというよく耳にした話。そのようなものの真相が本の中で明かされていった。
三角

「火の使用は禁止します」油画科の入試の過去問とか見ると確かにある注意書きである。かつてキャンバスを燃やす受験生がいたことはうちらの予備校でも聞く話ではあったがその実態はサッパリわからんといったところだった。炙るならわかる。準備の過程で火を使うことがあるというのもわかる、開かなくなった油絵具の蓋など。しかしそのようなものではなく本当に燃やしていたらしい。流石に試験会場でトチ狂った奴がしでかしたことなんじゃないのか…憶測の話はするけど真相は知らない。聞いたが忘れたのか、示唆されても残らなかったのか…と、

01/08 09:21
三角

いうようなことの真相が86年の大学生のセリフから明かされる、といったようなことがたくさんある。

01/08 09:22
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booklight
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あの会田誠にしては、実にスタンダードな青春録。美術予備校浪人生時代の一夜に、美術学生の葛藤を押し込んだ感じ。絵を描きたいという初期衝動と、歴史的には描き尽くされて隘路に陥っている絵画というジャンルでの苦悩。美術にかかわる人の鼻持ちならない選民意識は、西洋の価値観に自分は基づいている、というところにあったんだな。西洋でも美術は歴史や権力と結びついてスノッブになっていく。そういうものを含めて入り口に立った学生でさえそういった意識を持つのか、と思うとなんだかカワイイ。美術界の隅々までいきわたる細部が理解できた。
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kaho
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画家会田誠の小説。『性と芸術』から、氏の真意を慥かに受け止めた!という感覚が自分には在ったし、それが共感できるものだったので この11月3日…芸祭シーズンを懐かしく狙って読んだ。村上春樹『ノルウェイの森』が60年代末の恋愛小説ならば、これは80年代末の美術家のそれだろうか。芸術は…人間の根本的な真理—真意の発露の一種だろうし、享受する者はそれを愛するからこそ芸術は存続するのだろう。「今」を表出しようとすれば、青春時代は根本背景…自らの思い出への微苦笑を 次なる源泉に換えたいのが芸術家の共通のサガだろうか。
kaho

会田氏は画家であり文芸家ではないので、作品を文学として捉えたかと言えば多分違う故に、普段自分が読書する姿勢とは異なる読み方をしたとも思うけれど、同時代に 似た環境にあった自分には、どうしようもない程のリアリティーがあって、前提的に ひたすら懐かしい。中に、日本の明治期以来の美術の変遷を問うシーンがあったが、あれなど、正に今の自分がしている問いそのものだったりするのが又可笑しくもありつつ。 しかし自分、学生時代を想うことに、何故こんなに もの悲しい切なさが付きまとうのだろう?…悔い、の一種なのだろうか???

11/12 23:37
kaho

奎さん ありがとうございます(笑)、なんだかね、懐かしくなるのです、会田さんの筆になる文は。巧拙などに想い及ぶ以前、の処があって。。。リアルすぎるのです(笑)

11/12 23:40
4件のコメントを全て見る
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skr-shower
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「ブルーピリオド」的でより青春。
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きったん
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受験絵画のために急ごしらえの個性を身につけてしまい枯れていく学生。効率良く採点するための石膏像。これが黒田清輝の始めた日本教育の悪い影響かと、そりゃ藤田嗣治も逃げ出すよな。知識や理屈をあれこれ駆使して精神世界を掘り下げまくったり、正解の見つからない芸術には気がおかしくなるくらいのエネルギーを使う。80年代の美大のエネルギッシュな青春群像劇に、たった一夜の人生の密度に、泥臭さにこそ憧れてしまう。青春とお酒と議論に当てられて、感情の塊になって叫びたい。好きなことだけして、ダラーっと生きるのも憧れるけども。
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rrr
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芸術家の葛藤と独特な青春が一緒になって頭の中に入ってきた。おもしろい。
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aya
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好きな作家のひとり 会田誠氏の自伝的小説。 義務教育時代に、氏の『あぜ道』に衝撃を受けて『二十歳の原点展』『会田誠 天才でごめんなさい展』を観た身としては正直むちゃくちゃ面白かった。好き。 あざといサッチンさんの今が気になる木。 小早川さん、著者(小説内では本間)、関さんと男と寝て渡り歩いた天真爛漫な可愛い彼女の視点での話が気になる木。 熊澤さんの「あのこはずるい」「あのこは嘘つき」が、痺れる。 サッチンが、そのときどきにヒトカドのオトコと自然に寝る姿とあざとさが読む者(=私)に感動を与えるのだった。
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れお
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エッセイっぽい感じだった。『ブルーピリオド』みたいな小説かと思っていたので想定外だった。ふわっと始まってふわっと終わった印象。面白かったは面白かったけれども、よくわかんないまま終わった感は拭えない。誰かに読ませるためというより自分の整理をつけるため、と言われた方がしっくりくる気がする。
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はるを
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🌟🌟🌟🌟☆。¥570。「げいさい」と呼ばれる芸大で行われる学祭の一夜とそれに伴う回想録を織り交ぜた青春群像劇。初期の村上春樹作品を彷彿とさせるトコロを感じつつ楽しく読了。(時系列が時々「?」ってなる時があってそこはマイナス。)芸大って2〜3年浪人なんて当たり前くらい入るの大変で、倍率36倍なんて尻込みする。こういう話って芸大に限らず色々な世界であるよね。「予備校絵画」って今なら理解出来るけれど二十代の時は反発したくなるよなぁ。二郎には踏ん張って欲しかった。「予備校絵画」って解っていたのに勿体ない。
はるを

クロさんは罪深いと思う。あのまま「予備校絵画」を描かせていたら受かっていたかもしれない。どれだけのコストを掛けてきたのか分からない訳ではなかろうに。クロさんは講師としては失格だと思う。

11/04 16:42
はるを

俺は本業が別にある著名人が書く小説は基本的に厳しく見ている。「小説家、舐めんなよ」と思っているから。でも、この作品は意地悪で見ている俺の目も楽しませてくれたし、ラストで自身もその事について深く考えているみたいなので、合格💮💯で良いと思った。

11/04 16:45
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jyasu jyasu
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美術家が書いた本。原田マハ作品で美術の歴史や絵画の価値などある程度知識は持っていた。 だが、この本では画家の熱い心情が読み取れる。 ほんの数日の記述だが、一冊の本になる時間の記録としての凄さも感じました。
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arnie ozawa
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先日、最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―を読んだけれど、これは俺たち世代の美大の青春の一夜を描いたもの。80年代の空気、わかるわ、という感じ。
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あす
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ネタバレ会田誠の東京藝大浪人時代の青春の数日を切り取っている。佐渡から出てきた田舎者の高校生は、藝大受験に落ち、予備校に入学する。そこで出会った都会的な同級生たち。泥臭く勢いのある自分の絵と、受験絵画と呼ばれる受かるためのテクニック重視の絵。両者の落とし所に悩む僕。 猟奇的な絵を描き、自らを天才と呼ぶ作者のイメージとは違うみずみずしい話で新鮮だった。
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ハイランド
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ネタバレ天才会田誠の自伝的私小説。芸大を目指し2浪中の作者が、多摩美の学園祭、通称げいさいに行った、たった一日の出来事を描いたものである。そこでは如何にも若者らしい、青臭い芸術談義が、学生だけでなく大人も含めて交わされている。自分の学生時代を思い出してなんとも気恥ずかしい、そして懐かしい気持ちにさせてくれる一冊。美術にしても映画にしても、兎角評論家はクリエイターの評価をしたがるものだが、結局は作家と鑑賞者との極めて個人的な対峙こそが芸樹鑑賞だと思うので、こちとら素人、芸術性とか時代の潮流とか雑音にしか聞こえん。
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カタバミ
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作品や意見の出し合いの様子が実際にありそうだと思いました。登場人物がそれぞれ今はどうなっているのだろう、と思いました。
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たけぞ
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美術館はよく行くけど、美術系大学は謎だったので、少しわかったような気がする。会田誠さんの展覧会にもいったけど、天才だと思います。
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漆虎太郎
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芸術への羨望と日々現実との葛藤、恋と友情の動揺など、若かりし頃の思い込みだけで生きていれた時代の回顧録として、懐かしい香りを味わえた。ただ物語としては構成や表現にもう一歩踏み込んでコンセプチュアルに枝葉をそぎ落としてその分、心象の陰影を深く描いて欲しかった。絵画のもつ底深くかつ自由のカオスの中でもがく青年に興味があったが、ライバルや恋人、先輩や友人の表現がTV青春ドラマ的な月並みゆえに、文字間・行間に主人公の上滑り感を味わいながら、表紙ほどに芸術にもがく情景が立ちのぼるまでに至らなかったのが残念だった。
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ヨル
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う~、これが油絵科だよね。実際、絵を描くことよりも言葉や知識をこねくり回すことに多大なエネルギーを費やす事にだいぶ疑問は感じたけれど(必要性があるのは確か)普通は立ち入らない所まで突っ込んでグダグダ話せる環境は日本社会の中では貴重かもしれないです。「自分の殻を破る」とか「破滅的な天才画家」とかも油の美大生のテーマの一つでやり過ぎて廃人になったりうっかり死んじゃった例もあり、助手が一番かわいい子をさらっていくというのもあるあるで、もう、いろいろ思い出してしまい楽しいです。また絵を描きたくなりました。
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びゃんびゃん亭
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自分が(一応…)内側にいる場所の恥ずかしさがもれなく全部描写されていた。1986年から何も変わってないんだ…と笑った。変わったのはボイスが美術史に明確に名を刻んだことくらい。 おろした胎児を「鎮魂」するとか言い出した時は最悪だ…と思ったけどその最悪をきちんと不合格で回収してて良かった。そんな浅はかさを、明快すぎる激情からくる“ゲージュツ”を、彼ほどの人に肯定されてはたまったものではないから。ただ、やはり小説としては終わり方が酷い。翌朝のシーンを丸々削るかある程度未来を書くべきだと思った。
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marukuso
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美術予備校に通う主人公の受験と多摩美の芸祭での思い出。何かをクリエイトする人たちに尊敬と、自分自身もそうした人たちになりたかったという思いが呼び起こされてモヤモヤしながら読んだ。受験絵画に違和感を持つ主人公が予備校で技術として身につけつつも最後のシーンで描きあげた絵はなんだか読んでいるのに今にも見えるようであった。美術業界にも潮流があって、なんだかんだで資本主義とは切っても切れないのだろうか、その合間にある本当の芸才とはなんだろうかと考えさせられる。
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りー
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ネタバレ昭和のある日、多摩美の芸術祭の一夜を主人公と(元)彼女のサッチン、ライバルの小早川を中心に描いたお話。表現したいことと求められる表現は違う…そこから来る苦しさは、勿論油絵だけでなく、表現に関わる者なら多かれ少なかれ持つものだと思う。まして、受験ならば。合格する者とそれ以外に残酷なまでにはっきり線が引かれる。「ブルーピリオド」の受験シーンも思い出した。落ちれば自分の人格や存在価値を根本からへし折られる。表現の沼地獄をのたうちながら蓮華の花を咲かせる、多くの作家さんたちに拍手を。
りー

絵の具はめっちゃ高価い。筆もべらぼうに高価い。紙も高価い。キャンバスも高価い。資料も高価い。授業料・モデル料・画廊を借りる料金・搬送料金…生活資金と勝負ができないと美大受験は難しい。私はそれであきらめたけれど、結果的に少し近い場所にいるのは不思議なことだと思う。

04/06 23:32
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shigeki kishimura
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芸術の道を歩むことは、自分の内にあるものを吐き出し、自らの哲学や生き方と常に対峙していかないといけない。予想以上にしんどいことだと思います。かつ、正解かどうかなんてわからないのだから。たとえ作品に高い値段がついたのだとしても。
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ゆず
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ネタバレ「自由に、絵を描きなさい」 1986年、東京藝術大学の二次試験。 非凡な画才を認められながら、額面通り「自由に」描いた主人公は敗北を喫する。 二浪中に足を運んだ芸術祭を懐古する形式で物語は進むが、ある種の欺瞞に満ちた美大受験と、芸術の根本とは何か、という問いが軸にある。 〈インスタント個性〉という言葉には、ぎくりとさせられた。
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hass
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まったくわからん
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