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きみの声がききたくて (文研ブックランド)

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金北山の麓に生まれ育って
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【犬の視点が心を撃つ】短編映画で偶然ちょい見で「⁉」となり手に取った。映画は主人公が少女になったりとかなり改変してる?こちらはオーソドックスなハッピーエンドな話cではあるが、犬がいったん回復するまでの軌跡は生き生きとしていて感動しました。犬があたかも人間のように気持ちを語るような記述には、虐待やイジメにあってどん底に突き落とされる人間の子供達を重なて見てしまいます、まるで人がどうやって心折れて落ちていくのかを犬に仮託して書いたのだと思ってます。この仮託が受け入れられるかどうかで読後感が違うはず、私は大丈夫
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にゃも
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ネタバレ可愛らしい子犬の絵に惹かれて手に取った。虐待ともいえる環境で育てられ挙句捨てられた子犬が、優しい少年と出会い幸せな日々を手にする。ベタだがいいお話だ。と思ったのもつかの間、両親の離婚を知った少年は犬アレルギーの父親に戻ってほしくて子犬を手放すか葛藤することになる。演奏旅行先で女をつくった父親のせいでこんなにも過酷な判断を自分に課してしまう子供と、それに翻弄される子犬にたまらない気持ちになる。それを乗り越えた先に心を打つものがあるのかもしれなけれど、ただただ無責任な父親への腹立ちでいっぱいになってしまった。
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haru33
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酷い扱いをされ傷つき吠えることができなくなってしまった犬オズそこにパトリックが来て吠えるように訓練したものの〜
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わむう
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酷いブリーダーと最初の飼い主から邪険にされ、心を閉ざしてしまった犬。吠えると嫌なことを去れるからと声を出すことをやめてしまった。その後、ゴミ捨て場に捨てられ動物保護団体に保護されていたところをパトリック少年が引き取ります。犬と根気よく向き合い、心を許してくれましたが、父と母が離婚すると聞いた少年は、犬アレルギーがあるから父が家に帰らないと思い、犬に冷たい態度を取り始めます。犬の優しさと忠誠心に切なくなります。
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buccoroli
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もういじらしくてかわいくて、それだけに男の子に腹が立ったが、それにしても向こうの子どもはけっこう父親が好きやねんな(´_ゝ`)星一徹みたいな親はいないんかな? イヌって少なくとも一度は人間に裏切られてるから、絶対に信頼にこたえてやらないとあかんと思う。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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第47回 北海道指定図書 高学年 毎夏ママとアイルランドのおじいちゃんのところで過ごすパトリック。ママはイヌを飼うことを提案し、保護犬のオズをもらってきた。飼い主からの虐待を受けていたオズは、子犬なのに動こうともせず、吠えもしない。オズと仲良くなりたいとパトリックは自分をことを反映し仲良くなろうとしますが…。
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shoko.m
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パトリックは、夏の間、ママとアイルランドのおじいちゃんのところで過ごすことになっている。フィドルの演奏者のパパは、オーストラリアのツアーで来られない。ママは犬を飼うことを提案し、動物愛護団体でもらってきたのが、子犬のオズだった。パトリックは、じっと動かず、ほえることもしないオズと何とか仲よくなろうとする……。前の飼い主に虐待を受けたオズと、その後にあることで心を閉ざしてしまったパトリックとの友情と心の癒しを描いた物語。オズのパトリックを思う気持ちが、いじらしくてうるっときてしまった。
shoko.m

設定だけかもしれないが、音楽一家、犬ということで、パトリシア・マクラクランの『ぼくのなかのほんとう』を思い出した。

04/09 10:17
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ひいろ
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★★
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かもめ通信
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#文研出版よんだよ ブリーダーと最初の飼い主から虐待をうけ、ゴミ捨て場に捨てられていたところを保護された子犬は、夏休みの間、母さんと二人で、おじいちゃんの家で過ごすことになった少年パトリックに引き取られることに。子犬と少年、それぞれの視点で描かれた物語。濃淡を黒鉛筆1本で描き分けているようなモノトーンの挿絵が素晴らしい。
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ロボ
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親が離婚することを伝えられずに祖父の家に連れて行かれた状況が、自分と同じだったから、パトリックに共感できた。パトリックとオズは、2人で支え合って、これからはどんなことも乗り越えられると思う。
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えむ
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前の飼い主から酷い扱いを受けて心を閉ざした犬が、新しい飼い主や家族の献身的な努力のお陰で、再び心を開き、更には、その飼い主の心の支えの存在となるまでの話。お互い想い合い、尽くす姿にはかなり心を揺らされる。が、犬の側の想いを文字にして描いてしまうのは、少し疑問に思った。
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シナモンミルクティー
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子が読書感想文で読んだ本。最初の飼い主に虐待を受け、吠えることを恐れ声が出せなくなってしまった子犬のオズと、両親が離婚して孤独な少年パトリックの友情物語。動物虐待と動物愛護が一つのテーマ。傷ついたオズがパトリックに心を許すまでは根気が必要だった。音感の良い犬で音楽で繋がれる賢い犬だった。もう一つのテーマは離婚家庭の子どものケア。オズの次にパトリックの声が出せなくなったのは、離婚することを伏せたまま祖父の家に行ったことへの不信感だった。子どもに親の事情をどのタイミングでどのように伝えるかと傷のフォロー。
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みつばちい
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前の飼い主にひどい扱いを受け、ゴミ捨て場に捨てられた犬を、パトリックが飼うことに。パトリックはお母さんと二人でおじいちゃんの家に夏休み中滞在することになり、パパに会えず寂しがる。引き取った犬にはオズと名付け、とても可愛がるがオズは虐待された過去が心の傷となり声を出せなくなっていた。ゲージからも出てこれない。そんな中おじいちゃんやママの助言で、少しずつオズはパトリックと心を通わせていくが、後半では逆にパトリックがあるショックから口も心を閉ざすことに、、
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NakaTaka
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泣けた。題名と表紙イラストから、涙を誘う話という想像はついたし、泣くまいと思ったけれど、やっぱり涙が止まらなくなった。 親の離婚に揺れる子供の気持ちもわからなくはないけれど、人間の身勝手さに振り回されるペットの悲哀に泣けた。
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朝
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アイルランドの作家による少年と犬との友情物語。少年目線と犬目線で物語が進む。前半は、犬が虐待され保護センターに行くまでが描かれる。読んでいてとても心が痛んだ。その後、少年に引き取られ虐待による犬の心の傷は癒えていくが、今度は少年が両親の離婚という受け入れ難い現実を目の当たりにし心を閉ざしてしまう。挿絵が多く文章量が多くないので小学校中学年から読めると思うが、扱うテーマが重いので高学年や中学生が読んでも考えることは多いはず。
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こまき
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ネタバレ犬☆酷い扱いを受けて、吠えなくなった仔犬が少年と出会い、変わっていくお話。☆後半のお父さんが戻ることを願って、犬を手放すエピソードは要らない気もしたなぁ。☆R3読書感想文コンクール課題図書(県・高学年)
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柊
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図書館本/プレゼントとして買われ、心ない扱いの果てに捨てられた経験から、人間や外の世界を怯え恐れて吠える事を忘れた仔犬と、そんな仔犬にオズと名付け、家族として迎えた少年パトリックのお話。パトリック自身も自分では解決出来ない問題に直面しながら、最後は納得できる答えを選ぶことが出来たのは、オズの存在があったから。パトリックを取り巻くおじいさんやお母さんの機転、動物保護センターのゼインなど、一度は投げ出したパトリックの選択にも急かすことなく待つなど大人の対応も素晴らしく、じんわり込み上げてくるものがありました。
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ガーコ
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☆☆☆
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Comit
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県立図書~『この子にする』きみが一番寂しそうだったから~保護施設から譲渡された子犬と、一人の少年、彼らの心の再生と絆の物語。怯え、怒り、喜び、悲しみ、様々な感情が繊細な絵を通して伝わってきます。“いいこと”“わるいこと”で世の中を解釈する子犬の心情と、人間に対する不信感に胸が痛みます。少年との出会いで次第に心を開いた子犬は、少年の閉ざされた心を癒します。舞台はアイルランド、ペットショップなどはなく、動物は保護施設や譲渡会などで、家族として迎え入れるそうです。動物愛護についても考えさせられた児童書でした。
0255文字
いよの缶詰め
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舞台はアイルランド。ブリーダーと貰い先の家で虐待にあい、声を失ったオズ。パトリックとの出会いで次第に声を取り戻した矢先、両親の離婚で今度はパトリックが話すことを止めてしまう。一度保護センターに帰るも、もう一度パトリックの声を取り戻す。読んでいる時、静かに涙が出た。犬と人間の種族を超えた物語だった。一瞬名犬ボニーとか、バックヤードブリーダーとか色んな単語が脳内に出てきて、思い出そうにもなかなか思い出せなかった。おのれ、情報量。
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Rio🍊
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作家、絵担当のお二方が在住の、アイルランドはダブリンが舞台。虐待されて心に深い傷を負った子犬オズ。パトリックは、オズを保護センターから引き取り、心を開かせ信頼関係を築こうと奮闘します。ところがその後、パトリックは大好きな両親の離婚問題にショックを受けます。犬アレルギーの父親と、親友オズ。究極の選択に迫られたパトリックの答えは…。子犬と少年の視点で描かれ、挿絵がとても素敵な心揺さぶる児童書。原題『THE DOG WHO LOST HIS BARK』からのタイトルが秀逸。横山和江さんの訳者あとがきも良かった。
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ラムチョップ
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ネタバレブリーダーや飼い主から酷い扱いを受けて捨てられ吠えることができなくなった子犬。ある日保護センターで少年と出会う。お互いを思いやり、掛け替えのない存在になっていく。 いつの時代も弱い立場のものが負担を強いられる。犬は人間に、子供は大人に、、、。
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百万石のマルコ
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対象年齢は高学年。文字量や挿絵の数でいえば中学年でもいけるが、動物虐待、家庭問題といった話が出てくるため、少し上めに。少年のひたむきな姿が、ときに微笑ましく、ときに痛々しい。悲しくて酷いことは必ずしも解決できることではないけれど、支えてくれる存在がいればいつかは乗り越えられるという前向きな気持ちにさせてくれる。メインは少年と犬ですが、彼らを取り巻く大人たちの描き方もいい。
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smilkov
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人間がひどい目にあったら、乗り越えろと言われ、乗り越えなければだめな奴扱いされる。傷つくなんて甘ったれるなみたいな言い方されるけど、これを読んで、傷ついてもいいんだ、それって普通なんだと思えた。
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ツキノ
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(E-270-503)【犬と少年の絆】一気読み。アイルランドの本。もらわれた先でひどい目にあい、捨てられた子犬が新たな飼い主になる少年パトリックの元へ。お互いさびしさを抱えている。オズと名付けた犬が心を開くように奮闘。パトリックは両親の離婚に対する不安、不信感がある。各ページにある絵がとてもいい。
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lovemys
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ネタバレイヌを商品としてしか見ていないブリーダーと、きちんと飼えない飼い主もゾッとするけど、息子の純な気持ちをはぐらかしてだまし続ける父親にも嫌悪感を感じる。抵抗できない動物や子どもたちを虐待したり、適当にあしらったりするのは許せない。人生には色々あるし、辛い事もたくさんあるけど、誠実に生きていきたいなと思った。お互いを想い合える親友に会えて良かったね。
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ゴンタ
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ネタバレ虐待され、心に傷を負い人間が怖い一匹の子犬。パトリックは夏中おじいちゃんの家で暮らす事になり、念願の犬を飼うことを。保護センターで見つけた子犬を一目見て飼いたくなる。センターの人からは、飼うのが難しい犬だとして反対されるが、パトリックはもうこの犬にオズと名前をつけていた。仕事が忙しく帰国できない父と会えなくて寂しかった。オズは冒頭の犬で、心を開かず鳴かない。でもパトリックの懸命のお世話で心を開くが、今度はパトリックが心を閉ざしてしまう。冒頭から予想はできたけど、父さんひどい。オズとパトリックの関係が良い。
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Olga
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ネタバレ心に傷を負った子犬を引き取ったパトリックは、オズと名づけ、ゆっくり時間をかけて(靴をトイレにされてしまうことに耐えながら)、子犬が心を開くのを待つ。その甲斐あって、オズはパトリックを慕うようになり、今度は、傷ついて心を閉ざしてしまったパトリックに寄り添い、助けようとする。 (それにしても、お父さんがひどすぎる……。)
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せしる
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虐待を受けた犬と音楽一家の家庭に生まれた少年。夏休みを祖父の家で過ごすため母と向かうことに。友達のいない少年のため犬を引き取ることになり、根気強い愛情により犬 心を開く。直後、両親の離婚を知った少年はアレルギーのある父のため犬を捨てれば、戻ってきてくれるのではないかと望みをつなぐ。
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けいねこ
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ネタバレパトリックが飼うならこの子犬と決めたのは、心身ともに傷を負っていた。つらい目にあった犬はほえなくなると言われたパトリックは、オズから声を引き出そうと手を尽くす。周りの助けもあって、オズの信頼を勝ち得たパトリックだったけれど、今度はパトリックになによりもつらい事態がふりかかる。パトリックの選択は、オズにも読者にもつらい。ときには「わるいこと」もおこるだろうけれど、一緒なら乗り越えられる。そのオズの気づきが、生きていくうえでたいせつなのだと思う。ときには「一緒」の相手が、自分自身のときもあるけれど。
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モンチキチ
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2020年
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甘抹らあ
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ネタバレオズとパトリックの絆に感動。一番最後のページが良いですね。「ときには『わるいこと』も起こるだろう……それでも……」っていうのが。あとめちゃくちゃ絵が素敵でした。 個人的な好みでいうと、ゼインさんがすごく好きです。良い人すぎる。
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