形式:コミック
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版
稜線から見晴るかす山々の姿、山頂で作るカレーの口福、皆で飲むコーヒーの温もり、テントに降り注ぐような星々、夜明け前の冷気の中ですするラーメンー。本書で描かれる山登りの愉しみの数々。白眉は雲取山のご来光の場面だろう。言葉に尽くせない、澄み切った朝の空気を照らし出す太陽の光。体力がなく、これまで運動を避けてきた南部さんの眼から溢れ出す涙。小説や音楽、映画などの芸術と同じように、自然もまた人の心を震わせるのだと思った。
「うれしい··· うれしいです ひとりじゃ こんな景色見れませんでした 大学に来ても ひとりでは無理でした そんな勇気も出なかった お友達とテントに泊まるなんて ずっと憧れてたんです 私の体力じゃ無理だって きっと わがままだって」
続き>とWikiで谷川岳調べたら、山での遭難事故死者数ワーストギネス記録だそうで…どんだけ…!(世界各国の8000メートル峰14座の死者を合計しても637名、なんですって。なのに谷川岳だけで800名以上!)そこからつい山の遭難事故例とかWikiで読みふけってしまい、最終的に宇宙開発での事故記事まで流れて半日潰したw/山岳部では夏のアルプス合宿、北アルプスにするか南アルプスにするかで南北戦争が勃発中。が、高山初めての1年トリオのためにまずはお試し高山で前哨戦!
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稜線から見晴るかす山々の姿、山頂で作るカレーの口福、皆で飲むコーヒーの温もり、テントに降り注ぐような星々、夜明け前の冷気の中ですするラーメンー。本書で描かれる山登りの愉しみの数々。白眉は雲取山のご来光の場面だろう。言葉に尽くせない、澄み切った朝の空気を照らし出す太陽の光。体力がなく、これまで運動を避けてきた南部さんの眼から溢れ出す涙。小説や音楽、映画などの芸術と同じように、自然もまた人の心を震わせるのだと思った。
「うれしい··· うれしいです ひとりじゃ こんな景色見れませんでした 大学に来ても ひとりでは無理でした そんな勇気も出なかった お友達とテントに泊まるなんて ずっと憧れてたんです 私の体力じゃ無理だって きっと わがままだって」