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感想・レビュー
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ヨータン
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そうそう、バブル期の会社って、そうだったなといろいろ思い出しました。あの頃のOLって、社員全員分のコーヒーの好み覚えて、10時、15時にコーヒー出していたよなと。今だとそんなことする暇あったら、もっと生産性のあることしろと言われるよね。
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hitotak
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花形女性編集者が派手に遊び回ったバブル期の思い出話かと思いきや、雇用機会均等法後に就職した女性達へのインタビューと、著者の会社員時代が書かれている。天職と思われる位仕事が充実し、尊敬できるボスの下で夢中で働く日々が、突然のサブプライムショックで退職、直後のガンとの闘い…と波乱に富んでいるが、冷静に過去の自分を客観視している。時代の流れや景気、世代交代等、本人の意思とは関係なく仕事も地位も変わっていく会社員の有りようについて考えさせられた。しかし給与ダウンが告知なく行われるって株式上場企業とは思えないなあ。
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MOKIZAN
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平成元年度(バブル退潮の予兆感じてた)に新卒入社、後にG冬舎の創立に参加した著者のサラリーマン人生と、同年代 "雇用均等法"世代の女性へのインタビューをまとめた本。バブル期、サラリー上がってはいたけど、完全週休二日制は少数派、ハラスメントなんて誰も知らない。いびりや完テツ含めた時間外労働ザラで過ごした。そして、会社が総じて元気なくなってきている今は、割り切りがすごく大事になっている。働き方改革や、気に入らなければ趣旨違いの「〇〇ハラスメント」、仕事が減っている、互いにコミュニケーション取る気が無いと実感。
ミカママ

G冬舎…ぜんぜん伏せ字になってない(笑)いただいていきます👇

04/11 11:42
MOKIZAN

ミカママさん、G冬舎の本も充実度、油断ならなくなってきてますかね。

04/11 14:54
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縁側
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面白く読みました。著者の一学年下になりますが、短卒なので社会人になったのは著者より早くなります。四大卒なら雇用機会均等法の影響が大きかったのでしょうが、高校時代は就職考えるなら短大と言われた時代でした。短大→腰掛けOL→結婚退職が一般的でしたし、疑問にも思わない時代でした。著者や著者がインタビューしたのはご立派な経歴をもつ女性達ですが、当時もっとも一般的だった今の主婦の声も聞きたかったです。でも本が成り立たないか。人生、結婚後の方が長かったというのが今思う事です。
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大和桜289
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予備知識なくバブル期を描いた小説と勘違いして借り出していた。本作はノンフィクション作品で、自身を「バブル世代」の「ヘイセイガンネンズ」と規定し、男女雇用機会均等法以降の社会情勢下の自らの会社生活を顧み、仕事に生きた女性として会社や上司との関係性に言及する一方、同時代を生き抜いた他の女性達の視点も取り込み、読み応えある作品となっている。著者は1965年生まれで、バブル期に著名編集者として功を収めるも、リーマンショクを機に2009年3月で職を辞しその後闘病生活も体験されるなど、波乱に富んだ半生だ。→
大和桜289

→読んでる途中で著者略歴を確認して、なるほどなと納得。角川書店編集部から94年2月に幻冬舎に転進して、あのボス(見城徹氏)の光波を受けて超猛烈にバブル期を駆け抜けられたならば、会社を辞めて10年経過時点でこの本を買かれた心境なり感慨も少しは理解できる気がする。ある意味マスコミ関係者としてバブルの風潮を牽引もし、時代の寵児としての成功体験をされた方だからこその述懐もあろうというものだ。個人的には十把一絡げの議論や世代論は好きではないが、同時代に既視感ある者として、著者の見立てにも大いに考えさせられた。

03/07 04:58
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Ayumu
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同志。そんな言葉が浮かんだ。著者と私は一才違い。バブル世代、均等法元年入社といった振り返りをされる時に違和感を覚える感じ。そんな感じをこれだけ描き出してくれたものは、これまでなかった気がします。若い頃の仕事に捧げる情熱や周囲の期待の低さの中の謎の使命感、キャリアを築きつつある中でふと職場を去る流れも。すごく共感する。立場は違えど、何故か働き続けてしまった我々は似た道を歩んできたんだなぁ。著者の生き方と会社、インタビューされた女性たち、平成の時代が交差して語られている構成が見事でした。続編も楽しみです。
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syaru
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バブル時代を生き抜いた女性達のお話。この時代を経験してない身としてはなんかお金が一杯あったイメージなかったけど、これはこれで大変な時代だったんだなと。各業界の最前線で働く女性視点から描かれるのは新鮮だった。まあ今は今で、コロナ禍でこの頃の人達は大変な時代だったんだなーと後世から言われるかもしれない。結びの『たとえどのような世の中でも自らの信じる力で生き切ることしかできない。~人は時代と仕事する』と言う言葉が残った。生き切るために会社だけじゃなく個の力も意識して高めていきたいと思わされた。
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TERRY
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勉強になりました。雇用機会均等法が何者だったのか、当事者でなければ語れない(そして世間に忘れられつつある)真実がここに残る。森さんが女性蔑視発言で歴史の表舞台から退場する日に読了するとは、なんとも皮肉です。
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koharu
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図書館本。私もバブル(おわりかけ)入社組。2年ほどでバブルがはじけ、社内の様子が変わっていったのを間近でみた。女が働くようになったけど、あくまで添え物。1日4回のお茶だししか仕事がなかった時期もあったなぁ。課長が全部仕事を抱え込んでいて。 転職したくて辞意を伝えたら、「そういう理由だと僕の評価がさがるから、結婚退職でいいでしょ。そういう年齢だし」って私、結婚の予定もないのに寿退職されたことも思い出した。ふつうのOLでもこんな扱いだったので、仕事のできる人だと風当たりも強かったよね、きっと。
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beeline
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ネタバレ前半はバブル時代の記述ばかりで何でこれを読まないと行けないのかと若干苛立ったが、自身の編集者時代の仕事と絡めた後半は読み応えがあった。結局退社理由は、給与が下がって会社を信じられなくなったからなのか、もう少し考察が欲しかった気がする。バブル世代の各業界の女性インタビューと、小説形式での角川と幻冬舎から現在までの自伝に分けた方が読みやすかったのでは。
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りょう
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平成元年就職組で、カドカワから幻冬舎の立ち上げに関わって、彼らと一緒にずっと仕事してきた方が、同年代の働く女性にインタビューしながら、あの時代を描こうとした意欲作。話があっちこっちいって、彼女自身の迷いや転機もあり、時代を描きたいというのが必ずしも成功してるとはいえないかもしれないけど、同時代働いて生きていたあたしには、少なくとも遊んでばかりいた記憶をいうひとの話よりずっと共感できたし、セクハラパワハラいっぱいな時代の癖に女性のなんとか、とかいってうかれていたのも描かれていて面白かった。
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kuro
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幻冬舎の元名物編集者山口ミルコが当時を振り返るエッセイ。さすが抜群に文章が巧く、某社長に対するアンビバレントな感情が丁寧に描かれていた。
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hiroshi
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著者より5歳下の自分は「バブル」の風景がわかる。浪人・留年したがゆえに「氷河期」と言われた年度の就職だったけど社会人の風景には「バブル」の残像が残っていた。ともあれ「バブル期」「男女雇用機会均等法」「サブプライム」「リーマンショック」などのワードと年代を名物編集者と駆け抜けた著者の振り返りだけど、正直面白くなかった。散漫(雑誌連載だったのね)。バブル世代は楽して浪費してたのではなく、働きまくってた、とは言うけど、この書籍の企画自体が「バブル」ってるよね。苦労のない内容。あえてそう言う。
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fuku
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見城徹さん、昔大好きだったなぁ。圧倒的な努力をする、と言う言葉にもひかれました。今はあんまり。時代かなぁ、やっぱり会社経営者となると違うかなぁ。なんとなく、見城さんにも、ミルコさんにも、誰にも、旬があるのでしょうか。で、潔いミルコさん、がんばれ。
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かおりーぬ
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しばらく前に読んだ「毛のない生活」「毛の力」で著者の会社とボスに対するモヤモヤのようなものが感じられましたが、この本でスッキリ!!著者が会社に完璧なまでに人生を捧げた、ちょうどバブル期からリーマンショックまでの20年間を、米とその影響を受ける日本の経済的な状況を描きながら、さらに同世代の女性の振り返りも交えながら、3本線が螺旋のように絡み合い進んでいくのですが、もと編集者らしい読者へのサービス精神が狂おしい程感じられて、白熱しました!当時よくわからなかった経済事情も改めて体系的に学ぶ良い機会にもなりました
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hirorin
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バブル期に卒業・就職した著者とその年代女性の聞き書き。バブル期にはすでに結婚して子供もいた私にはピンとこないのが本音。私より7~8歳若い人たちかな?ただ夫の収入も良かったし忙しかった。雇用機会均等法の第一期生みたいだね。私の年代だと「卒業していい会社入っていいお婿さん見つけるのがスタンダード・幸せみ」たいに親に価値観刷り込まれてて。その価値観を見事に裏切って親に失望させて文句言われてが今も重い。もう還暦過ぎてても。だから、ずっと仕事持ったり輝いている人がうらやましい。生まれ変わったら別の人生を歩きたい。
hirorin

☆オリーブさんのおっしゃる通り。本当に育ちの良い教養のある人は人に対してそんな態度をとりませんよね。私も気を付けなくては・・・だんだん年いって母に似てきたらあかんと思ってます。

11/26 19:03
オリーブ

ウチの母も「アンタ達を教育するのにお金がかかったからそれどころじゃなかった」って言います~。教養って必ずしもお金が必要でもない場合もあるんですけどね。子育て終わってからでもやれば良かったのに・・と、自分が子育て終わってから私、ソレに気づいちゃいましたよ(笑)私も逆ギレされるのでタブーですけどね。教養ある人って他に興味が集中してるので他人のことを妬ましく思うことはないですよね。親子なので似ないように母を反面教師に気をつけよーと思います。

11/26 23:45
7件のコメントを全て見る
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spike
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タイトル通り、90年代、2000年代を全速で激走した著者の戦闘記。ほぼ同世代男性として、何故か読後のカタルシスもしみじみ共感も意外になかった。たぶん書かれていることに本当に共感できるのは著者本人しかいないからだろう。同世代ゆえに中途半端に共感したとかなかなか言えないな、と感じた。でもこの人やインタビューに出てくる女性の話はすごく「わかる」。ほかの世代の人がこれを読んでどう感じるのか、そこはとても興味がある。
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ゆりのき
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ネタバレ2018年4月~2019年8月「婦人公論」中央公論新社で連載の 《バブル-ボスと彼女のものがたり》を《バブル》に改題、加筆修正し単行本化。著者は元編集者。角川書店⇒幻冬舎。骨の髄まで仕事人間、ボスの下、身を削ってのボス政権下の特区を生き抜いているはずだった。が、ある日襲ってきたサブプライムショック。事実上のクビ。15年勤務の幻冬舎を退社。その後の乳癌闘病(抗ガン剤治療とお金の章には身につまされた)。がんばれば報われると信じる・・私もそう思い込んでいたひとり。1人で生き抜く人生を覚悟することの潔さを学んだ。
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リュヌ
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さくらももこさんのエッセイに登場されていたのを思い出して手に取った。 一生ついていくと思っていたボスとの出会いと別れが、この人を形作ってきたんだなと感じた。 これからの仕事も見てみたい。
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Mc6ρ助
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『気づけば50代に突入し、会社勤めであれば定年までおよそ10年、長く見積もっても5年、というところまで、きた。「働けるのもあと10年、5年……? これからどうやって働くかね? 私いつまで働けるんだろう? そうみんな考えると思うんですけど……。(p60)』いやいや、人生100年時代、70、80までも働いてもらわないといけませぬ!石油ショック以前を知る田舎出の爺さまにはジュリアナ東京で扇を振っていたお姉さま方は想像の彼方なのだけど、失われた30年を突っ走った経験は共有しているのかも知れない。
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hanaoki
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バブル絶頂期から崩壊、リーマンショックまでの期間を出版業界の最前線に身を置かれた著者のノンフィクションの物語。会社とは何なのか?全力で、夢中で駆け抜けた後、冷静に振り返った方はこう思うのだと感じました。読んで良かったです。
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