形式:ライトノベル
出版社:夢中文庫
形式:Kindle版
書記官になりたての兄が、2人の関係わかるようなら他の人にもバレてない?て感じする。流石に皇太子の周囲に秘書官とヒーローだけってわけにはいかないだろうし。まあ、そんな細かいことは気にしないほうが楽しめるけど
ヒーロー絶対手放さないって言ったくせに1年半も・・・って思ってしまった。 ヒロインにとっては心身共に大変な時期だったろうに、もっと早くにどうにかならんかったのかなぁ。もっとガッツリ囲い込んでくれたほうが好みだった。
とことん男運の悪いヒロインの母が本当に気の毒すぎた。絶世の美貌で引く手あまただったろうに、なぜよりによってあんな薄情なクズ男と結婚したのか・・・
黒幕ロジエール侯爵のヒロイン母に関するセリフ…「そんな女を手に入れることは至福の喜びでした」←一方通行だったから、ヒロインが殺意を抱いたほどのセリフだが、ちょっと間違えると(相愛じゃないと)ヒーローの執愛にも当てはまりそうな感じがした…(;^_^A出生の秘密などの設定も含めてちょっとソーニャ臭…(;^_^A
ロジエール公爵がかなり悪辣だったので、どうなるか心配したけど、時間をかけて一番良い形で一件落着。ギゼイルがリネットに縋るように愛を乞うシーン、あそこまで言われたらもう胸に飛び込むしかない。その後を知ることができた終章も良かった。
ヒロインを逃がすふりしてこっそり見守っていたり、時間はかかったが面倒事を綺麗に片付けてしまうヒーローの行動力が見事。全女性達の敵とも言ってもいいヒロイン父達がザマアされる場面は直接描かれなかったけど、きっと容赦なく成敗したんだろうなヒーロー...。幸せな結末で良かった。
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