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アンの夢の家 (文春文庫 モ 4-5)

感想・レビュー
53

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ひと
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★★★☆☆
0255文字
ゆう
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アンとギルバートの新婚生活を描いた作品。悲しき隣人レスリーの人生が好転していく様には胸躍った。子供にジム船長とマシューの名を授けたのも良き。
0255文字
オデット
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ネタバレあとがきは読まず、本編だけ読んだ(ネタバレが怖いので)。読んでいて、レスリー・ムーアはもう一人の主人公なんじゃないかと思った。彼女のことを思うと、最初のうちは可哀そうでたまらなかったが、どんでん返しがあり、状況が一変し、最後には幸せになったので安心した。この一連の出来事でアンはロイと結婚するより、ギルバートと結婚して良かったのではないかと思った。夢の家にずっと住み続けるのかと思っていたが、意外にも最後引っ越していくことになった。アンの幸せは増すばかりか。アンの代わりに不幸な人がまた出てくるのかな。
0255文字
七草粥おいしい
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風景描写がとても綺麗で本当に夢のよう。ミスコーネリアとスーザンが好き。
0255文字
aya
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5巻目。アンの新婚時代が描かれています。アンが思い描いていた夢の家 かわいい白い家をギルバートが探してくれていたのでした。新登場のミス コーネリアが強烈な個性を発していて、この巻に笑いを運んでくれる稀有なキャラ。老人と海のような(ただしジム船長は寡黙ではない)話や、金髪美女レスリーがアンに激白する様子は風柳荘に登場したキャシャリンさながら。心情吐露したあとはレスリーもキャシャリンもアンの心の友に。待ち望まれた赤ちゃんを迎え、アンは夢の家を離れて新しい家に引っ越します。
0255文字
皿倉山
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アンがついにギルバートと結婚をして、夢の家で幸せに過ごす物語です。 ジム船長や隣人のミス・コーネリア、そしてもう一人の隣人レスリーを交え美しい自然の中で過ごします。 特にレスリーの物語が、とても心に残りました。 彼女は、12歳の時から幸せに見放された人生を歩み、母のために結婚をしたけれど、妻や母になる幸せや愉しい家庭も全て諦めた様な人生を送っていました。 さらにオーエンに出会って今の境遇の悲しみを深くしてしまいます。 でも人生には幸せな番狂わせが潜んでいます。 最終での喜びは人々を幸せにします。
0255文字
あたびー
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ギルバートとアンの新婚生活は海辺の村フォー・ウインズの片隅、小さな愛らしい家で始まる。隣人は灯台を守るジム船長と、悲劇の麗人レスリー。それに常に女性の味方ミス・コーネリア。シリーズを読み進むうちにモンゴメリのサブキャラ創造力は本当に素晴らしいと感嘆する。アンに訪れる悲しみと悦び、レスリーの悲劇の顛末、ジム船長の人柄、そうしたものが織り成す美しい物語。
あたびー

訳者解説で目からウロコだったが、この物語には今までのように子供の存在がほぼ不在(赤ちゃんは別)。この後アンとギルバート、そしてこれも素晴らしいキャラクターの忠実な家政婦スーザンは、夢の家を出てイングルサイドに転居し、ストーリーはまたてんこ盛りの子供たちを迎えることになる。

03/07 07:26
0255文字
さおり
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ネタバレギルバートとアンの幸せな日々。ミスコーネリアは、暇があれば男のことをこき下ろすが、嫌味なかんじというよりは、確かに喜劇的といった感じだった。しかしコーネリアの一言でスカッとする場面も。レスリーに関しては、ジム船長余計なことしたんじゃないかと最初からずーっと思っていたが、最後は全てまるく収まった。ジム船長に対してもやっとするところはあったが、読みごたえのある作品だった。
0255文字
kanano
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★★★★
kanano

アンの新婚生活の巻です。新居はアヴォンリーからも遠く離れた新しい街ということで、キャラクターもいっぱい増えました。しかもどなたも魅力的。レスリーの恋物語はまたすごいですよね。そして医者のギルバートは忙しそうでありながらもしっかり新婚でアンとの時間を大事にしている一方でめずらしくレスリーのことでアンに反対意見をしっかり言っているのが結構驚き

01/05 20:54
0255文字
wasabi
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ネタバレ久しぶりにアンと再会。夢見る夢子、妄想少女だと思っていたあの子が成長し、ギルバートと結婚するんだ。アンがグリーンズ・ゲイブルズを去るなんて、マリラのもとから離れていくなんてという寂しさも束の間、新たな地での新たな出会いに惹きつけられる。大人としての悲喜交々が連なるけれど、大人になっても子どものような純真さと豊かな想像力が自らの、そして関わる人たちの心に光をあてる。灯台守のジム船長、あなたほどアンの友人として相応しい人はいないでしょう。慈悲深い昔語りをもって、彼女や彼女の友の窮地を救う。永遠の航海に幸あれ。
0255文字
真田ピロシキ
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フォーウィンズの新婚生活。結婚式は心の同類が揃い踏みで、シリーズ折り返しとして感慨深い。新たなキーワードはヨセフの一族。「男の言いそうなことじゃありませんか」男性について大変手厳しいミス・コーネリア、若くしてあまりに不幸な結婚を強いられ親しみと抑え難い憎悪を同時に抱くレスリーなど女性視点を強く抱きながら、粋な老船乗りジム船長の語り口のような浪漫と冒険小説風味も。アンの息子の名前がジェイムズ・マシューでマシューと並べられるジム船長の大優遇にお気に入りが見て取れる。娘にアン・コーデリアと名付けたダイアナが響く
0255文字
SHIMO
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再読。
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まあか
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その土地に根差し、一人一人の人に深く深く関係を築いていくアンの愛情がとても素敵だ。レスリーの戸惑いや葛藤する気持ちにも、とても共感が持てた。自然とアンの世界に浸って、喜びも悲しみも自分のことのように感じられる。アンと一緒に自分も成長できたような気持ちになる。アンシリーズに出会えたことは、人生の宝だ。繰り返し、読んでいきたいと思う。
0255文字
かっこー
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ネタバレ何度読んでも医師としてのギルバートにほれぼれする。いつでも針仕事をしているミス・コーネリア。生まれてくる子どもは親を選べないということがすでにここで語られている。守られるべき存在を守るために動かす手。
かっこー

ここのミス・コーネリアはちょっと「母の肖像」を連想する。

12/24 08:47
0255文字
ぱる
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ジム船長にレスリーにと新しい登場人物とアンの家族。 満ち足りた新婚生活がバラ色に描かれていて、ツルッと読めた。
0255文字
はーちゃん
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アンの新婚時代の話。
0255文字
aya
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今までのシリーズ作品とちょっと毛色が違う。アンが大人になったということだろう。ジム船長はじめ登場人物がみんな魅力的だし、ギルバートの医師としての決意など、ぐっとくるところがたくさんあり、1作めの次に好き。
0255文字
aries
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前作品から読むのに時間を空けてしまったが相変わらずアンが大好き。この作品もアンは素敵な人達に囲まれて、登場人物もそれぞれ悲しい事や葛藤があるけど最後は幸せな道へ軌道修正していき私の気持ちも暖かくしてくれる。
0255文字
すいか
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冒頭の地図で物語の舞台をめぐる地理的な関係が把握できたことで、思いのほか情景がイメージしやすくなり、海岸の小さな集落であるフォーウィンズという物語世界への理解が深まった印象。正直レスリー・ウェストの物語は、確かに『ジェイン・エア』を彷彿とさせるものの、過剰にメロドラマ的でいまひとつ乗り切れないのだが、作中でも述べられるように、めまぐるしく表情を変える海に面したフォーウィンズが、のどかで変化の少ないアヴォンリーとは異なり、人間関係もよりドラマティックに展開するということを示しているのかな。
すいか

強烈な個性の持ち主でブラックユーモアを連発する一方で細やかな優しさを見せるミス・コーネリアは個人的に今作の白眉。それから、シリーズの他の作品では、アンの視点からしか描かれなかったギルバートが、誠実でユーモアを愛する、実に魅力的な男性として生き生きと描かれているのがとても良かった。ミス・コーネリアを挑発する辺りに、アンの髪をニンジン呼ばわりして頭で石板を叩き割られた頃の面影が見えるのいい。アンにベタ惚れっていうのも得点高い。

07/23 18:24
0255文字
もんじろう
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ネタバレ第五巻です。アンとギルバートが結婚し、 「愛しい小さな夢の家」での新婚生活が始まります。第29章、二人のやりとりはとても読み応えありました。第31章、P321、私も驚き、思わず本を落としそうになりました。 第38章、P379~ジム船長の所作、言葉、感動です。 読む度に、この本の良さが続々と現れるようです。 最後に、言葉が間違っているかもしれませんが、 「圧巻」でした。ありがとう。
0255文字
まゆみ
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アンがギルバートとの新婚生活を送る25歳から2年間の物語。40代のモンゴメリ自身が最高傑作と自負している作品。確かに今までとは違って登場人物たちの物語が同時に進行し、すべて回収しながら結末を迎えるというフルコースを堪能した満腹感がありました。特に後半にかけては、思わず声が出てきてしまうほどの展開になり、ドキドキしましたね。運命に抗えない悲劇的な出来事もありながら、クスって笑える喜劇要素もあり、楽しませてもらいました。
0255文字
kotaro
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★★★★★★★★☆☆
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ほんどてん
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本書の中で印象強くて衝撃的だったのは赤毛のアンの物語はこんなミステリーな話が含まれていたのか!という事です。レスリーという美しい親友が新たに登場するのですが彼女にまつわる真実に驚愕し同時に感動しました。誰方が言っていたか忘れましたが、「私は赤毛のアンの物語で人生の全てを学びました」確かに過言ではないと思いました、まだまだ続きます。
0255文字
さら
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ネタバレ再読。松本侑子さん訳の新刊は表紙がかわいらしくて好きです。『赤毛のアン』シリーズ、アンとギルバートの新婚生活、二人の夢の家編です。 ジム船長やミス・コーネリア、隣人で悲運の美女レスリー等、新しい登場人物も魅力たっぷりです。 レスリーにとってはアン達が引っ越してきたことは辛いことだったろうと思います。自分が絶対持てないものを全て持っているアンに複雑な思いを抱くのは仕方ないことでしょう。アンとギルバートによって、レスリーも幸せになって良かった。
0255文字
kotaro
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★★★★★★★★☆☆
0255文字
サティ
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何度読んでも面白い。訳が変わっても、やはり面白い。最初から最後まで、うまくできている。おさまるべきところに、おさまったかなって感じです。アンの最初の子が産まれてすぐに亡くなったところは胸が痛かったです。レスリーがアンに心を開いていくところは、さすがはアンだと思った。モンゴメリは実際、夫婦はうまくいってなかったらしくて、物語には、自分の願望が出てくるのかな。前回の柳風荘のアンの登場人物が出てこないのは、とても不思議な感じ。キャサリンはどうしているのかしら、レベッカは?お元気かしらって、ふと思った。
0255文字
どりぃ
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プロポーズの場面もそうだったけど、結婚式のシーンも一枚の絵画を眺めているような美しい幸せな気持ちになった。新婚時代を過ごす地での新たな出会い。心の通い合う付き合い。第一子ジョイちゃんの代償は大きいが、そこから得られるギルバートやレスリーとの絆。あぁ、本当に人生はいいことも悪いことも間違いなく回ってくるんだな。いつまでも互いを想い合う二人でいて欲しい。
0255文字
唯
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★★★☆☆新婚時代。新しい土地で2人暮らし。本当にアンのような人が1人いるだけで世界は変わる。1人目は流産だけど、無事長男も誕生。
0255文字
シナモン
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村岡花子さんの訳で過去に読んだのに、レスリーのような魅力的な登場人物がいたことをすっかり忘れていました。他にも愛すべきキャラクターが、この作品を盛り上げています。シェイクスピア作品が隠れていたことも知ることができて、新訳で読む機会を得られたことに感謝です。
0255文字
hitotak
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村岡訳で読んでいたアンシリーズの中でも好きな巻だったので、新訳での久々の再読も面白く読んだ。モンゴメリが自分のこれまでの作品の中でも一番の出来、と言っていたという作品だが、確かに物語の面白さと新しい登場人物達の存在感はシリーズ中一番かも。アンの新しい友人であるレスリーの辛い半生とその心の動き、アンに起こる大きな悲しみについて書かれた箇所は引き込まれた。作品中で何度も語られるキリスト教の宗派に絡んだ噂話や冗談などは今まであまりよく理解できなかったが、巻末の解説でその教えの違いが説明されているのがよかった。
0255文字
まあちん
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松本侑子訳のアン・シリーズ5作目。アンの新婚時代である。村岡花子訳では何度読み返したか判らないほどだが、自然描写がこんなに多かったっけ。美しい。何年も前になるが、モンゴメリの生家やその付近を訪れた経験も、文章から自然を思い描く助けになっていて、一層そう感じたのかもしれない。註釈だけで70ページ以上あり、いちいち行ったり来たりはしないが、これ何だっけ?と気になる部分はまず註があるので、安心して読める。次の「炉辺荘のアン」も待っています。
川田洋子

お久しぶりです。夢の家、出てたのですね😊 早速入手しました! 私も何度も読み返してました。一番好きだったかもしれない。もっとも、読み返した時の自分の年齢によるのかもしれないけど。

05/21 16:34
まあちん

お久しぶり。発売後すぐに買ってあったのだけど、今まで積んでた~。これが一番好きなの?松本さんの解説にあるけど、モンゴメリ自身これが一番好きだったんですって。

05/21 17:41
0255文字
ユカボ
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ネタバレついにアンとギルバートが結婚しました♡結婚式の場面では、なんだか自分がマリラになったかのように感動しました!そして切なくもなり寂しい気持ちにもなりました。ジム船長、マーガレットに逢えますように!ミス・コーネリアの突然の結婚宣言はビックリしました!!男嫌いだったのに(笑)ギルバートの台詞「アン、少なくとも僕に従うだけの妻にはならないでおくれ。ちょっとした反対意見は人生の香辛料だ」お気に入りです。結婚がゴールではなく結婚後も色々なことがあるのが現実的で色々考えさせられました!「夢の家」素敵です♡
0255文字
うーさん
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(図書館)ますます、このシリーズが好きになっていきます。ジム船長、すっごく好き。これからジム船長は、きっとマーガレットと幸せになるにちがいないと私は思ってます。
0255文字
本の蟲
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シリーズ(邦訳と時系列では)5作目。アンとギルバートの海辺の村での新婚生活。新たな出会い、そして別れ。今までフットワークが軽かったアンだが、今巻では家庭を支える主婦として、基本村から出歩くことはない。古典詩や聖書の言葉が、会話や地の文に引用されているのは相変わらずだが、今巻は「キリスト教文学」ということを強烈に意識した。大切な人との別れや友人との死別もあったが、本当の意味での悲劇や不幸を目にしたことはなかったアン。やはり宗教というのは振りかかる理不尽への、納得や対処から生まれたんだなぁ、と。
0255文字
baba
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ネタバレアンがギルバートと結婚して暮らした海辺の町で新しく出会った人との幸せと深い悲しみが新訳で活き活きと伝わる。はじめての子どもを亡くしていたことを忘れていた。灯台守のジム船長、美しく悲劇の隣人、男性嫌いのミス・コーネリアそしてアンを崇拝する家政婦スーザンなど様々な人々との交流の様子と再び愛しい幼子を得た喜びが脳内に描かれ、余韻に浸れた読書時間です。次の発刊が楽しみ。
0255文字
chie-don
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アン25歳─ギルバートと結婚し海辺の“夢の家”で暮らす2年間。アンの手にする喜びと希望、そして深い悲しみ… 新しい登場人物、灯台守のジム船長、隣家に暮らす悲劇の美女レスリー、男嫌いのミス・コーネリア、それぞれの人生も語られる。アンを崇拝する料理上手な家政婦スーザンは心強い助っ人♡ 何度も読んだのに、読み飛ばすことなく、飽きることなく読めるのは物語の力と、新しい訳者による新訳・全文訳によるものなのか(*´∀`)楽しい心豊かな一時である。『炉辺荘のアン』の発刊を待ちたい。
0255文字
おりこ
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今までこの巻が一番印象が薄かったのは子供っちが出てこなくて静かだからだね。アンとギルバートが新婚生活を送る家が村から離れているせいもあるのかもしれないし、海の気配が常にあるからか新しい家庭を築くための仮の宿という印象が強いこともあるのかもしれない。結婚したての二人は実に微笑ましく羨ましいものだ。
0255文字
RINKO 秋の夜長
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アンブックの、年代順だと5番目。アンが結婚して初めての家に住む数年間を描く。 ハイライトはレスリーの話ですかね。後半は話に惹かれてあっという間に読めた。
0255文字
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