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アンの夢の家 (文春文庫 モ 4-5)

感想・レビュー
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lillamy
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再読にして「真実はあなたがたを自由にする」をこの話で心から理解できた気がする。 個人的には松本侑子訳は注釈が詳しく、アンシリーズの研究者が書いたような翻訳以上の知識が詰まっていて、今まで気付かなかったモンゴメリーの意図に気付くことができ楽しい読書だった。
0255文字
楓糖
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「看護婦が、この坊やの髪は赤くなるだろうと言うんで、アンはかんかんに怒って、ぼくはもうおかしくて、おかしくて」
0255文字
うさぎ
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今回も魅力的な人々がアンのまわりに集まって、とても素敵な物語になっています。レスリー、ジム船長、ミス・コーネリア。マリラも登場するけど、ほんのちょっとしか出てこなくて寂しい気持ちになりました。
0255文字
Hiro
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ネタバレアンは25歳でギルバートと結婚し、海辺の「夢の家」で新婚生活を始める。ジム船長やミス・コーネリア、レスリーなど、個性豊かで魅力的な人たちが登場。中でもレスリーは、アンとの境遇の違いから劣等感や孤独感を抱き、時には冷たい態度をとってしまう。そんな姿に人間の弱さや苦さを感じつつも、同時にとても人間らしいなと思った。一方で、アンとギルバートはこれまで以上に幸せいっぱいで、二人の世界が本当に微笑ましい。でも、喜びや幸せだけじゃなく、悲しい別れもあって、しっかりと読み応えのある一冊だった。
0255文字
dorothy
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グリーン・ゲイブルズ初の花嫁となったアン。ダイアナとのいつの時代も変わらぬ女子トークが楽しい。 海辺の家での新婚生活。10代のときに村岡訳で読んだが、その時には大人になったアンには興味がわかなかった。今マリラの歳になって読むと、アンの喜びと悲しみ、マリラの娘を送りだす心情、人生の終わりが近づこうとしているジム船長、全てが愛おしい。
0255文字
はるき
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歳を重ね更に輝きを増すアン。人生の苦楽を味わいながら、周囲を巻き込み前進する。
山猫

はるきさんは最初から松本訳一筋で読んできたの?俺ら世代は村岡旧訳→篠崎書林版(訳者不明)→松本訳→村岡新訳と渡り歩いてきてる人が多いけど。

06/26 13:56
はるき

村岡花子版で育ち、むしろ他があることを知らなかったクチです。

06/26 14:58
0255文字
鈴木貴博
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第5巻。原題は”Anne’s House of Dreams”。「夢の家」でのアンとギルバートの新婚生活、そして近所の様々な人と交流し人生に影響を与えていく。並行して進む五つの人間模様と収束、シリーズ屈指の人気キャラクターというジム船長をはじめとする個性的で魅力的な登場人物たち、作者が最高傑作と自負するのもむべなるかなというところ。
0255文字
hrn
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『赤毛のアン』の続きが読みたくなり、せっかくだから松本侑子さんの翻訳版で『アンの夢の家』を読んだ。解説や註釈が充実してて嬉しい。山育ちのせいか海辺の街に憧れているのでフォーウィンズの夢のような風景に心奪われた。今までは娘の様にアンの事を見てきたけど、結婚して子どもも産まれて、だんだんと近い年齢になってきた。これから読み進めるとアンの方が私より年上になっていくんだろうな。アンの物語を読んでいると、気心の知れた人たちと暖かく生きていきたくなる。
0255文字
ひと
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★★★☆☆
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ゆう
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アンとギルバートの新婚生活を描いた作品。悲しき隣人レスリーの人生が好転していく様には胸躍った。子供にジム船長とマシューの名を授けたのも良き。
0255文字
七草粥おいしい
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風景描写がとても綺麗で本当に夢のよう。ミスコーネリアとスーザンが好き。
0255文字
aya
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5巻目。アンの新婚時代が描かれています。アンが思い描いていた夢の家 かわいい白い家をギルバートが探してくれていたのでした。新登場のミス コーネリアが強烈な個性を発していて、この巻に笑いを運んでくれる稀有なキャラ。老人と海のような(ただしジム船長は寡黙ではない)話や、金髪美女レスリーがアンに激白する様子は風柳荘に登場したキャシャリンさながら。心情吐露したあとはレスリーもキャシャリンもアンの心の友に。待ち望まれた赤ちゃんを迎え、アンは夢の家を離れて新しい家に引っ越します。
0255文字
皿倉山
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アンがついにギルバートと結婚をして、夢の家で幸せに過ごす物語です。 ジム船長や隣人のミス・コーネリア、そしてもう一人の隣人レスリーを交え美しい自然の中で過ごします。 特にレスリーの物語が、とても心に残りました。 彼女は、12歳の時から幸せに見放された人生を歩み、母のために結婚をしたけれど、妻や母になる幸せや愉しい家庭も全て諦めた様な人生を送っていました。 さらにオーエンに出会って今の境遇の悲しみを深くしてしまいます。 でも人生には幸せな番狂わせが潜んでいます。 最終での喜びは人々を幸せにします。
0255文字
あたびー
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ギルバートとアンの新婚生活は海辺の村フォー・ウインズの片隅、小さな愛らしい家で始まる。隣人は灯台を守るジム船長と、悲劇の麗人レスリー。それに常に女性の味方ミス・コーネリア。シリーズを読み進むうちにモンゴメリのサブキャラ創造力は本当に素晴らしいと感嘆する。アンに訪れる悲しみと悦び、レスリーの悲劇の顛末、ジム船長の人柄、そうしたものが織り成す美しい物語。
あたびー

訳者解説で目からウロコだったが、この物語には今までのように子供の存在がほぼ不在(赤ちゃんは別)。この後アンとギルバート、そしてこれも素晴らしいキャラクターの忠実な家政婦スーザンは、夢の家を出てイングルサイドに転居し、ストーリーはまたてんこ盛りの子供たちを迎えることになる。

03/07 07:26
0255文字
さおり
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ネタバレギルバートとアンの幸せな日々。ミスコーネリアは、暇があれば男のことをこき下ろすが、嫌味なかんじというよりは、確かに喜劇的といった感じだった。しかしコーネリアの一言でスカッとする場面も。レスリーに関しては、ジム船長余計なことしたんじゃないかと最初からずーっと思っていたが、最後は全てまるく収まった。ジム船長に対してもやっとするところはあったが、読みごたえのある作品だった。
0255文字
kanano
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★★★★
kanano

アンの新婚生活の巻です。新居はアヴォンリーからも遠く離れた新しい街ということで、キャラクターもいっぱい増えました。しかもどなたも魅力的。レスリーの恋物語はまたすごいですよね。そして医者のギルバートは忙しそうでありながらもしっかり新婚でアンとの時間を大事にしている一方でめずらしくレスリーのことでアンに反対意見をしっかり言っているのが結構驚き

01/05 20:54
0255文字
wasabi
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ネタバレ久しぶりにアンと再会。夢見る夢子、妄想少女だと思っていたあの子が成長し、ギルバートと結婚するんだ。アンがグリーンズ・ゲイブルズを去るなんて、マリラのもとから離れていくなんてという寂しさも束の間、新たな地での新たな出会いに惹きつけられる。大人としての悲喜交々が連なるけれど、大人になっても子どものような純真さと豊かな想像力が自らの、そして関わる人たちの心に光をあてる。灯台守のジム船長、あなたほどアンの友人として相応しい人はいないでしょう。慈悲深い昔語りをもって、彼女や彼女の友の窮地を救う。永遠の航海に幸あれ。
0255文字
真田ピロシキ
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フォーウィンズの新婚生活。結婚式は心の同類が揃い踏みで、シリーズ折り返しとして感慨深い。新たなキーワードはヨセフの一族。「男の言いそうなことじゃありませんか」男性について大変手厳しいミス・コーネリア、若くしてあまりに不幸な結婚を強いられ親しみと抑え難い憎悪を同時に抱くレスリーなど女性視点を強く抱きながら、粋な老船乗りジム船長の語り口のような浪漫と冒険小説風味も。アンの息子の名前がジェイムズ・マシューでマシューと並べられるジム船長の大優遇にお気に入りが見て取れる。娘にアン・コーデリアと名付けたダイアナが響く
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SHIMO
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再読。
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まあか
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その土地に根差し、一人一人の人に深く深く関係を築いていくアンの愛情がとても素敵だ。レスリーの戸惑いや葛藤する気持ちにも、とても共感が持てた。自然とアンの世界に浸って、喜びも悲しみも自分のことのように感じられる。アンと一緒に自分も成長できたような気持ちになる。アンシリーズに出会えたことは、人生の宝だ。繰り返し、読んでいきたいと思う。
0255文字
かっこー
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ネタバレ何度読んでも医師としてのギルバートにほれぼれする。いつでも針仕事をしているミス・コーネリア。生まれてくる子どもは親を選べないということがすでにここで語られている。守られるべき存在を守るために動かす手。
かっこー

ここのミス・コーネリアはちょっと「母の肖像」を連想する。

12/24 08:47
0255文字
ぱる
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ジム船長にレスリーにと新しい登場人物とアンの家族。 満ち足りた新婚生活がバラ色に描かれていて、ツルッと読めた。
0255文字
はーちゃん
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アンの新婚時代の話。
0255文字
aya
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今までのシリーズ作品とちょっと毛色が違う。アンが大人になったということだろう。ジム船長はじめ登場人物がみんな魅力的だし、ギルバートの医師としての決意など、ぐっとくるところがたくさんあり、1作めの次に好き。
0255文字
aries
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前作品から読むのに時間を空けてしまったが相変わらずアンが大好き。この作品もアンは素敵な人達に囲まれて、登場人物もそれぞれ悲しい事や葛藤があるけど最後は幸せな道へ軌道修正していき私の気持ちも暖かくしてくれる。
0255文字
すいか
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冒頭の地図で物語の舞台をめぐる地理的な関係が把握できたことで、思いのほか情景がイメージしやすくなり、海岸の小さな集落であるフォーウィンズという物語世界への理解が深まった印象。正直レスリー・ウェストの物語は、確かに『ジェイン・エア』を彷彿とさせるものの、過剰にメロドラマ的でいまひとつ乗り切れないのだが、作中でも述べられるように、めまぐるしく表情を変える海に面したフォーウィンズが、のどかで変化の少ないアヴォンリーとは異なり、人間関係もよりドラマティックに展開するということを示しているのかな。
すいか

強烈な個性の持ち主でブラックユーモアを連発する一方で細やかな優しさを見せるミス・コーネリアは個人的に今作の白眉。それから、シリーズの他の作品では、アンの視点からしか描かれなかったギルバートが、誠実でユーモアを愛する、実に魅力的な男性として生き生きと描かれているのがとても良かった。ミス・コーネリアを挑発する辺りに、アンの髪をニンジン呼ばわりして頭で石板を叩き割られた頃の面影が見えるのいい。アンにベタ惚れっていうのも得点高い。

07/23 18:24
0255文字
もんじろう
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ネタバレ第五巻です。アンとギルバートが結婚し、 「愛しい小さな夢の家」での新婚生活が始まります。第29章、二人のやりとりはとても読み応えありました。第31章、P321、私も驚き、思わず本を落としそうになりました。 第38章、P379~ジム船長の所作、言葉、感動です。 読む度に、この本の良さが続々と現れるようです。 最後に、言葉が間違っているかもしれませんが、 「圧巻」でした。ありがとう。
0255文字
まゆみ
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アンがギルバートとの新婚生活を送る25歳から2年間の物語。40代のモンゴメリ自身が最高傑作と自負している作品。確かに今までとは違って登場人物たちの物語が同時に進行し、すべて回収しながら結末を迎えるというフルコースを堪能した満腹感がありました。特に後半にかけては、思わず声が出てきてしまうほどの展開になり、ドキドキしましたね。運命に抗えない悲劇的な出来事もありながら、クスって笑える喜劇要素もあり、楽しませてもらいました。
0255文字
kotaro
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★★★★★★★★☆☆
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ほんどてん
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本書の中で印象強くて衝撃的だったのは赤毛のアンの物語はこんなミステリーな話が含まれていたのか!という事です。レスリーという美しい親友が新たに登場するのですが彼女にまつわる真実に驚愕し同時に感動しました。誰方が言っていたか忘れましたが、「私は赤毛のアンの物語で人生の全てを学びました」確かに過言ではないと思いました、まだまだ続きます。
0255文字
さら
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ネタバレ再読。松本侑子さん訳の新刊は表紙がかわいらしくて好きです。『赤毛のアン』シリーズ、アンとギルバートの新婚生活、二人の夢の家編です。 ジム船長やミス・コーネリア、隣人で悲運の美女レスリー等、新しい登場人物も魅力たっぷりです。 レスリーにとってはアン達が引っ越してきたことは辛いことだったろうと思います。自分が絶対持てないものを全て持っているアンに複雑な思いを抱くのは仕方ないことでしょう。アンとギルバートによって、レスリーも幸せになって良かった。
0255文字
kotaro
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★★★★★★★★☆☆
0255文字
サティ
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何度読んでも面白い。訳が変わっても、やはり面白い。最初から最後まで、うまくできている。おさまるべきところに、おさまったかなって感じです。アンの最初の子が産まれてすぐに亡くなったところは胸が痛かったです。レスリーがアンに心を開いていくところは、さすがはアンだと思った。モンゴメリは実際、夫婦はうまくいってなかったらしくて、物語には、自分の願望が出てくるのかな。前回の柳風荘のアンの登場人物が出てこないのは、とても不思議な感じ。キャサリンはどうしているのかしら、レベッカは?お元気かしらって、ふと思った。
0255文字
どりぃ
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プロポーズの場面もそうだったけど、結婚式のシーンも一枚の絵画を眺めているような美しい幸せな気持ちになった。新婚時代を過ごす地での新たな出会い。心の通い合う付き合い。第一子ジョイちゃんの代償は大きいが、そこから得られるギルバートやレスリーとの絆。あぁ、本当に人生はいいことも悪いことも間違いなく回ってくるんだな。いつまでも互いを想い合う二人でいて欲しい。
0255文字
唯
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★★★☆☆新婚時代。新しい土地で2人暮らし。本当にアンのような人が1人いるだけで世界は変わる。1人目は流産だけど、無事長男も誕生。
0255文字
シナモン
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村岡花子さんの訳で過去に読んだのに、レスリーのような魅力的な登場人物がいたことをすっかり忘れていました。他にも愛すべきキャラクターが、この作品を盛り上げています。シェイクスピア作品が隠れていたことも知ることができて、新訳で読む機会を得られたことに感謝です。
0255文字
hitotak
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村岡訳で読んでいたアンシリーズの中でも好きな巻だったので、新訳での久々の再読も面白く読んだ。モンゴメリが自分のこれまでの作品の中でも一番の出来、と言っていたという作品だが、確かに物語の面白さと新しい登場人物達の存在感はシリーズ中一番かも。アンの新しい友人であるレスリーの辛い半生とその心の動き、アンに起こる大きな悲しみについて書かれた箇所は引き込まれた。作品中で何度も語られるキリスト教の宗派に絡んだ噂話や冗談などは今まであまりよく理解できなかったが、巻末の解説でその教えの違いが説明されているのがよかった。
0255文字
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