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虹の谷のアン (文春文庫 モ 4-7)

感想・レビュー
29

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ひと
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★★★☆☆
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ゆう
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今作はアン一家よりも牧師館の子供たちを中心とした話。巻末のウォルターの語る笛吹きの語りが何処か彼らの未来に陰を落とす。次巻ではどうかこの愛すべき清らかな子供たちが幸せに過ごしていますように。
ゆうママ

こんばんは!アンシリーズ、いいですよね!モンゴメリの世界、たまらなく大好きです!ゆうさんのレビューを読んで、久々にアンの世界がよみがえって来ました!!

11/05 20:42
ゆう

ゆうママこんばんは☺️詩的な表現が素敵ですね✨村岡花子訳も良いですけどこちらのシリーズも注釈が事細かに入ってて素晴らしかったですよ。初めてシリーズ通して読んで充実した時間を過ごさせてもらいました🌟

11/06 01:27
0255文字
さおり
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ネタバレ読了。炉辺荘のアンに比べたら格段に読みやすかった。炉辺荘の方は、登場人物が格段に多すぎて、おそらく一回しか出てない人間もいたんではないだろうか。今回は、新しく来た、牧師家族が主人公。とにかく、子どもたちが不憫。メレディス牧師が、ローズマリーが子どもたちを見てくれれば…みたいなことを言っていたけど、時代を感じる。アンの夫ギルバートも、からかうようにだけどきみは子どもの育て方を間違ったようだね。と言っていたが、この時代は、女が子どもを育て、家事をするのが当たり前だった時代なのだろう。
0255文字
aya
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新しく越した牧師館の一家にフォーカスされた7巻。夢見がちだが知性があり素晴らしい説教をする牧師。彼は生活力がまったくなく、かわいい4人の子どもを悪気無くネグレクトしています。牧師一家の子どもたちの奮闘と何が駄目だかわからないのに皆から責められやるせない様子がいじらしい。孤児で養育先に虐待されていたメアリのキャラが一際目立つ。彼女は死にかけていたところ牧師一家の子どもたちに救われましたが、次の養育先(夢の家初登場のあの方)で素敵な暮らしができるようになり、牧師一家の少女たちが惨めに感じる姿が切なかった。
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スノーマン
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ネタバレアンが登場するのは所々で、牧師館の家族たちが主役。孤児院出身のメアリ、悪気のない行動で周りの人々の噂になってしまうフェイス、想像力と思考力が高く賢そうなウーナ。アンの少女時代を思わせるような少女が出てくるので、面白くて楽しい。その中でも、豚に乗って豚娘と連呼されたり、ペットとして大切にしていた雄鶏アダムが食卓に出されてショックを受ける(ちむどんどんで豚アベベが食べられたシーン思い出した)フェイスがお気に入り。平和そうなエピソードの中にも、深い解説があるので、この後の戦争の影の色が濃い。
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あたびー
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「アン」サーガの7冊目だが、ブライス家は主人公の座を牧師館の兄妹に譲っている。特に長女のフェイスは直情的で破天荒ながら人の心を捉えて離さない。舞台はWWI前だが執筆されたのは最中で、冒頭に戦死した若者を悼み献辞が添えられている。いつか呼ばれて立ち上がる気持ちをハーメルンの笛吹きの笛に例えて勇み立つ男子たちの姿は、続く物語の不穏な色を暗示している。
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れいまる
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アンと子供たちが直接話す場面もなかったぐらい、アンの出番はほぼなかったけど、牧師館の子たちが可愛く愛おしかった。アンブックスの物語内の教訓は自分の心に自然に落ちる。景色の描写もうつくしい。なんて素敵な夢とロマンス。ずっと読んでいたい。
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kanano
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★★★
kanano

タイトルに「アン」が入っていますが、どちらかというとアンはお話の聞き手にまわっていて、主人公は牧師館の4人の子どもたち。母親がいないからの何も知らなままでこうなったというのはわからないでもないのだけど、ここより前の教区はいったいどんなところだったのでしょうか。どの村に一人はいそうなコーネリアさんのような方がいなかったと? 学校に通っているのに学ばなかったと? いろんなお話を楽しく読めてはいますが、1冊での魅力は少し足りない

06/09 09:29
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まあちん
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最後に村岡訳を読んでから約20年経っている。かなりの部分を忘れているので、どこが今回初訳出なのか分からない。情けない。ここではアンは時たま顔を出す程度だ。主役の子供たちが伸び伸びしている。し過ぎているとも言える。それにしても牧師は育児放棄しすぎである。牧師である前に、人の子の親であるだろうに。彼の生活能力のなさや、ハーメルンの笛吹きの話などもあり、全体にかなり暗めだった。笛吹きについて行かねばと思うウォルター、喜んでついて行くと言うジェム。彼らのその後を知っているので、重く苦しい読み終わりとなった。
まあちん

そうです。そして12月初めに、最後の「アンの娘リラ」が出ます。ちなみに、村岡訳で言うと4と8かな、アンの友達とアンをめぐる人々は、松本訳ではアン・シリーズとして捉えられていません。リラが出たら8冊完訳になるそうです。

11/01 22:34
川田洋子

さっそくAmazon でポチりました! 私、炉辺荘が好きなの。楽しみ😊

11/01 23:14
3件のコメントを全て見る
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hitotak
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新訳アン・シリーズ7冊目。従来の村岡訳の『虹の谷』は読んでいたが、内容の1/3くらい端折られていた事が読んでいくうちに解って驚いた。ローズマリーの姉エレンやメアリなどの登場人物の印象が村岡訳より良い印象に変わった。アンの家族ではなく、隣の牧師一家が主人公。母が無く、浮世離れした父と家事が下手な家政婦にほぼ育児放棄されている牧師館の子どもたち、引取先で虐待されて逃亡してきた孤児メアリなど、逆境にあっても前向きに逞しく暮らす子どもたちがいじらしく、幸せな終わり方にほっとするが、戦争の予兆が随所に書かれている。
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SHIMO
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再読。
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うーさん
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(図書館)とても楽しかったです。哀しさは、もちろんありますがそれを越えてくる子どもたちの感じが本当に楽しかったです。みんながみんなを思いやるところは素敵。牧師一家の今後が楽しみです。
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ゆうなな♪
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この時代にも、親から顧みて貰えない子が いたのですね。でも、隣人がそれに気付き世話を焼くことができる時代でもあった。頼りないお父さんではあるけれど、しっかりした子どもたちと優しい継母とで築く牧師さんの家庭のそれからが気になります。
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信兵衛
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子供たちが子供たちでいられる間の物語、と言えるでしょう。最終章がそれを暗示します。
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さつき
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アンシリーズも全8巻のうち7巻まできました。今回の主人公はもうアンではなく、アンの隣人メレディス牧師一家。浮世離れした父と家事の苦手な老伯母に育てられるやんちゃな4きょうだいの姿は、大人になった今読むとひたすらいじらしい。子供の頃は、4人の中では一番おとなしく女の子らしいものが好きなウーナがお気に入りだった。今はフェイスの才気煥発な所やかんしゃくを起こす所すら愛しく思える。そして納屋で凍死しそうだったメアリ・ヴァンスには少女だったアンの面影も感じ、その幸福を祈らずにはいられない。
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Yoko Kakutani 角谷洋子/K
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村岡花子版で割愛されたエピソードが沢山あり。モンゴメリのユーモアが冴え渡っています。 私が個人的に好きな、夢想家肌のメレディス牧師のキャラクターが掘り下げてあるところも嬉しい。
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ユカボ
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アンがあまり出てこないと聞いて面白いのかな?と不安でしたが面白かったです!子供たちが可愛くてホッコリ癒されました!!このシリーズを読むとプリンスエドワード島に行った気分になれて幸せな気分になれます♡いつか行ってみたいなぁ〜!!
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絵夢
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ネタバレ小さな女の子たちがいじらしく可愛かったです。この巻はいつにも増して女性に脚光か当たっているように感じました。いくつになっても女は女、それぞれの年代のきらめきがありますね。フェイスとノーマンさんのやりとりは快哉☆内向的なウーナ、メアリも好きでした^^リラちゃんはあいかわらずね♪
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たいくちん
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牧師家とブライス家の子どもたちの物語。アンは見守る感じであんまし出てこない。絶望は自由人、希望は奴隷。
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yama1000
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アン・シリーズのなかで、特に好きな巻の一つです。少年少女が生き生きと描かれ、そして少女の勇気ある優しさも。いよいよ新訳シリーズも残り一巻となってしまいました。楽しみで仕方ありません。
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まゆみ
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アン・シリーズ7巻。アン41歳。だけど、アンが主人公ではなく、グレンセトメアリ村に来た牧師一家の悲喜こもごもが描かれている。モンゴメリらしく、大人の常識から逸脱する子供たちそれぞれの自由な発想や行動にハラハラしながらも一人一人が成長していく様は、温かさを感じますね。あと、必ず大人の恋模様が加えられるので、楽しみの一つでした。来年は、『アンの娘リラ』最終巻。発売が楽しみです。
ポプラ並木

まゆみさん、アンシリーズ、絶好調ですね。来年最終巻ですか。それは待ち遠しい。

12/18 15:36
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本の蟲
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聖書や文学からの引用、当時の世相や雑学の解説脚注が面白い「赤毛のアン」シリーズ全訳再版版。アン一家が暮らす村に新しい牧師とその子供が引っ越してきた。成長してなおアンが主人公だった前作までと違い、本作の主役は母を亡くした牧師一家の子供たち。常識や行儀を知らない彼らの振る舞いに、村の住人は眉をしかめるのだが…。元々シリーズはキリスト教文学で、理解・共感できない常識も多い。しかし改めて考えると西洋世界の、ここ1700年ほどの歴史や文化、道徳や倫理は、全て2000年前の新興宗教が土台なんだなぁとヒヤリ
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ひみつメカ
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図書館)
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かっこー
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ネタバレ村岡花子訳で読んで以来。新潮文庫の旧訳はあまりにも薄く、次の「リラ」への橋としか思えなかった。だからか記憶がリラと紐付けられている。こうして注釈つきで改めて読むとメレディス牧師のネグレクトぶりのひどさが…。以前は嫌いだったメアリ・ヴァンスだけどこの作品で彼女の器用さ、家事への対し方がきちんとあっていいところが引き出されたと思った。さあ、いよいよ最終巻!シリーズ中いちばん好きになった「リラ」が年明けたら読める。
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連雀
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以前は、アンがメインでない物語がどれだけ楽しめるか自信なくて読まなかったのです。しかし、松本侑子による全訳本ならば…と思って初めて読みました。実に面白かったです!これも、著者であるモンゴメリの意図するところを再現してくれる全訳本だからではないかと思っています。本作単体でも楽しめますが、やはりサーガとして読んだ方がより楽しめるだろうと、また第一巻から読み返したくなりました。
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翳りゆく部屋
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松本訳によるアンシリーズもついに虹の谷まで来たか…と感慨深い。この先の「アンの娘リラ」を知っているから、子どもたちの愛らしさにいちいち涙が出てしまう。モンゴメリは不遇の子どもや大人同士の理不尽な約束事による苦境エピソードになると筆がノリノリになるが、肝心のアンが地元の名士として尊敬される立場になってしまってちょっとつまらない。少しワガママで見栄っぱりな若いリラの視点で描かれる「アンの娘リラ」が楽しみでならない。
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Kazuya Nakagawa
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アンのほとんど出てこないアンの物語がギリシア悲劇のようになるとは驚きです。悲劇とは結末が知られていなければならない。
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はくもくれん
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ネタバレ炉辺荘のアンと牧師館の子供たち、孤児のメアリ・ヴァンスが虹の谷で生き生きと遊ぶ様子が楽しく、終章でウォルターが口ずさむ「笛吹き」の詩が切なく心に響いてくる。 「男がいなけりゃ、この世は退屈なところだ、それは認めるよ。だけど男なんか、いなきゃいいのにと、思いたくもなるよ。男たちのせいで、わが家に持ちあがった問題やら、面倒やらを、見てごらん、ジョージ ‥‥もとの幸せな暮らしが、根こそぎ壊されてしまったよ」猫のジョージに語りかける、いわゆる婚期を逃したエレンの言葉がモンゴメリさんの本音のように聞こえます。
はくもくれん

KAKOさん、こんばんは。 松本侑子先生が文春文庫でアンシリーズ注釈付き全文訳を毎年刊行中で、「虹の谷」が今月発売されたので、アンの世界を再訪しました😊 村岡花子さん訳も格調高くて好きです。比べて読むのもなかなか興味深くて楽しいです。

11/13 00:00
KAKO

はくもくれんさん、お返事ありがとうございます。そうでした!注釈付き完訳というので注目してたんですが、その後すっかり忘れていました。アンブックスの完訳、読んでみたいと講談社文庫の掛川恭子訳も買ったのですが、結局最初に読んだ村岡花子訳に戻ってしまいます。機会があったら是非読んでみたいです。

11/13 17:12
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