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仏弟子の告白―テーラガーター (岩波文庫 青 327-1)

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takeapple
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ブッダの周りにいた弟子たちの言葉。いかに彼らがブッダに帰依していたのか、悩みながら悟りの道を進んでいたかが分かる。日本の大乗仏教とは似て非なるものものだと改めて思う。まあよりよく生きるための方法を試行錯誤しながら模索していた過程はおなじだと思うけどね。次は『ブッダ最後の旅』を読もうかな。
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飯田橋
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比喩が独特ではあったが、簡潔な文章で分かりやすかった。しかし、同じような内容が何度も出てきて少し食傷気味になった。書いてあることはとてもためになるというか実践しないといけないものだった。
0255文字
はちめ
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釈迦牟尼の直弟子又は孫弟子の時代までは釈迦牟尼の直接の影響が残っていて、それを記録しようとした試みだと思う。釈迦牟尼が語ったことをそのまま行うことによって解脱できた人、釈迦牟尼から励まされて実践できた人がたくさんいた。そのことによって励まされるということがあったのだと思う。☆☆☆☆☆
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田蛙澄
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後半に行くにしたがって長い詩になっていくが、最初の方の短い詩の方がいかにも凝縮されていて短歌的なお趣があってよかった。ただ後半の長い詩もそれぞれの修行の悩みや過程、教団の風景が描かれていてよかった。 とくに森や山に独り離れて修行する僧たちの安らかな喜びの境地の表現は俗塵にまみれた心がとても洗われる。
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ホシ
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【「われらは、この世において死ぬはずのものである」という、このことわりを他の人々は知っていない。しかし、人々がこのことわりを知れば、争いはしずまる。人々がことわりをはっきりと知らないときには、自分たちは不死であるかのごとくに振る舞う。しかし、ことわりをはっきり知っている人々は、病人のあいだにおける無病者である。(275,276)】コロナが広まろうとなかろうと、私たちは死ぬときゃ死ぬ。ワクチンを接種した帰りに交通事故死するかもしれない。コロナで死ぬ確率より熱中症で死ぬ確率の方が高いらしい。
かず

【「われらは、この世において死ぬはずのものである」という、このことわりを他の人々は知っていない。しかし、人々がこのことわりを知れば、争いはしずまる。】本著の語り部ほどの意識には到底達していない私も、この感覚は同意できます。日々のニュースを見ていると、「下らないことを言い合っているな」と思います。「命短し、恋せよ乙女」で始まる歌がありますが、この世にある短い時間、有益に過ごしたいものだと思う次第です。毎日楽しく過ごすには全てを愛する姿勢が大事のように思います(当然、全うできていませんが💦)

12/26 12:09
ホシ

かずさん、コメントありがとうございます。「毎日楽しく過ごすには全てを愛する姿勢が大事」。今、ビジネス界で注目を集めつつあるセルフ・コンパッションに通ずるお考えだと思います。マインドフルネスやセルフ・コンパッション、何であれ生きるヒントとして注目されているものを仏教は昔から説いていた、そう思わずにはいられません。そして、「大事なことを全うできない私」に気付くことは、なおさら大事なのではないかと思います。

12/26 12:25
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はちめ
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とりあえず読み終えたという感じ、釈迦牟尼の肉声からはますます遠ざかっていく。ゴータマシッダールタの直接の記憶が薄れていく中で、信仰を保つことの難しさがあったのだろうか。とにかく、尼僧の告白までは読み進もうと思う。☆☆☆★
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randa
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捉え難い心と正面切って闘う姿が印象的。
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きゃんたか
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自らに何度も問いかけ、苦しみ抜いた末にようやく平安の境地を見出だす求道者。世俗の享楽を真しやかに嘯く女の偽善に直面し、天啓のように悟りの道を開く好色者。嘘偽り無い五蘊の醜悪を告白する仏弟子の嘆きと懊悩は、かえって彼らの解脱の喜びを色鮮やかに浮かび上がらせている。かつては富裕層にあったはずの托鉢僧らは、妻子や財産を棄てて顧みない。家庭に残る者からすれば迷惑も良い所だが、彼ら個人の喜びは無二のものであっただろう。我が身の幸福が永遠に続くものでないと悟る時、人間は宗教以外のどこに救いを見出だすのだろうか。
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岡崎
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ネタバレ【図書館本】自分は「尼弟子」の方を先に読んだけど、こちらの方が成立年代は早いらしい。 「尼弟子」と似てるけど、どちらかと言うと此方の方が、肉体・欲望の不浄さや、四諦について力説してた気がした。 本書でも「尼弟子」並に面白い記述を見つけて、大笑いした。 それは、とある仏弟子が、腐乱死体を見て「欲情してしまった」とか言い出す場面。仏弟子にとんでもない奴が居たんだと、実感した。六四の詩やサビヤ長老の詩など、心に響く良い詩があったのも良かった。(予想以上にあまり無かったけど)
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tokumeikibou
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涅槃に至るのは難しいと思った
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わらのいぬ
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比喩が独特。シンプルだけどドラマチック。同じ文句の繰り返しも、慣れてくるとむしろ読みやすい。「残飯が鉢に盛られたのを楽しみながら」を20回繰り返されたのには笑ってしまったけど。
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記憶喪失した男
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ろくな仏弟子がいないなあと思った。
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