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ライト・スタッフ

感想・レビュー
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たかもん
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照明技師として生きた顕の一生。映画全盛の時代が大昔のような気がしても現代につながっているんだと実感。 才能あるものが人格者とはかぎらないし、それこそが時代を動かすのかも。現代では炎上しちゃうけど。
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Q人
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ライトスタッフ、照明技師なのね。映画がいい時代の話。人情もあればうらぎもあり。エンターテイメントとして充分楽しめた。いつの時代も必ず胸熱があって、それぞれが尊い。
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花椿
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★★★
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みっくん
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照明係として一生を暮らした人の、就職から亡くなるまでの走馬燈。確かに、昔の作品の方が照明とか小物とか構図とか凝ってるよね。登場人物のいやらしさもあるんですが、そこがリアルで面白かった。
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ゆうゆう
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ネタバレ映画黄金期の昭和史だわ。昭和も舞台になるなぁ。監督にあこがれて映画の世界へ。本位ではなかった「照明」なのに、スタッフとしてのめり込む。銀幕と呼ばれていた白黒映画からカラー映画、白黒テレビからカラーテレビ、ハイビジョンから4Kへ。時代は変わる。人の営みや人の物語は変わらないのかもしれない。
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ごへいもち
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サクサク読了。どれだけ取材したらこういうものが書けるのだろう
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Damin
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山口さんの作品でご飯物以外は初めて。ドラマや映画を見るのが好きだから興味がありチョイス。時代設定としては原田マハさんのキネマの神様の頃かなと思うと想像して読みやすかった、映画が大衆の娯楽として華やかだった、カラー映画が始まる前の頃から。照明技師として働くことになった顕の物語。
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to-monica
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タイトルから、どうしてもエドハリスがちらつきますが(それはThe Right stuff)、こっちの舞台は昭和30年からの日本映画界。監督志望のゴンちゃんが、なぜか照明の世界に入って出世していく物語。成功もあれば挫折もあり、スキャンダルも日常も混在する、それでいてお祭り騒ぎのような世界。女も怖いけど男もなかなかよねぇ…それでいてさわやかな作品。推しキャラは杉子ちゃん(がんばった)と女優陣(特に糸路さんとミナちゃん)。お母さんも素敵でした。
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おかだ
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終戦後の高度成長社会の入口、映画会社の就職最終面接で落とされた主人公だが、撮影所に潜り込んで運良く仕事を得る。正社員じゃない=ライトスタッフなのかと思いきや、主人公が照明技師として成り上がっていく物語であった。ちょうど白黒映画がカラーになっていく、映画主流がテレビ主流になっていく、その中での映像照明の世界の移ろいは興味深く、目の付け所がシャープですねと思った。しかし映画監督を夢見た主人公がいつの間にか一途に照明の世界を極めようとしていて、そこんとこの葛藤はもう少し欲しかった。ともあれなかなか楽しく読了。
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yukiko.k
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戦後しばらくしてからの、ひとりの照明技師の社会人生活開始から最期の瞬間まで。 監督になりたかった若者が照明のバイトから照明技師とまでなっていく、なりたかった未来とは違うかもしれないが大好きな『映画』という夢のような世界に関わりながら、夢のような世界の甘い部分苦い部分を経験していく。 お仕事小説というよりも『映画』という娯楽がこんなにも活気があり、そんな輝かしかった『映画』が斜陽化する様を、また映像技術の発展の様を描いてあり歴史を感じられる、そんな一冊。
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あられ
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映画が娯楽の王様だったころ…モノクロからオールカラーになり、音がよくなり、画像がきれいになり、その時代を背景にゆるく始まった物語は、現代につながっていくのだが、ここから先の映画について、いつかまた書いてほしいと思う。モノクロはメイクがいらず、カラーになって必要になり、マックファクターの美容部員が…というくだり、へえそうだったのか…娘に話したらマックスファクターって何?と聞かれた なるほど昭和は遠くになったなあ
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Tani
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軽快な会話を読むのが楽しい。映画全盛時代の照明係の仕事に就く五堂顕。映画会社の助監督の採用試験に落ちたところで物語が始まる。採用通知を持っていく友人に付き添って、偶然にも照明係に声をかけられて、照明の仕事に就く。「お疲れ」とは、映画の完成手当のことで、クランクアップの後で支給される。給料は10日に前渡金、25日に残り分と分割で支給。2のつく日は過勤料、つまり残業代。安月給でも、それなりに暮らせる。その世界に入らないと分からないことが書かれてあり、驚きだった。映画の全盛時代の活気あふれる世界の様子がわかる
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micky
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ネタバレ#読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #山口恵以子 映画業界の戦後以降の変遷が興味深い。銀幕と呼ばれる憧れの世界からテレビの普及による低迷期へ。 70年前はレフ板を当てるにも、役者と一緒に走っていた。 色々不便なことも多い時代ではあっただろうけれど、すべでデジタルで処理する現代よりも、ロマンはあるようにも思う。
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tomoki
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ネタバレ昭和の映画時代が描かれていて、照明技師にスポットが当てられたストーリー。少し馴染みがないかなと思いながら読み進めましたが、最後まで自然と読み上げることができた。当初描いていた夢、目標とは異なるものの、人や色んな仕事に出会うことを通じて、目指したいことを見出し、前へ突き進んでいく主人公の人生がとても輝かしいものだと感じた。
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kobayo
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照明技師という入り口から馴染みがないので取っつきにくいかもと思うまもなくハイペースでイッキ読み。これはあの作品か監督か俳優かと想像するのも一興。
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みなず
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一気読み。帯どおり“極上のエンターテイメント”で、すっごくおもしろかった。照明さんに光を当てる山口さん、素晴らしい。母治子が言う“「それで失敗したって、戦争で死ぬよりずっと良いよ」”に、胸をつかれる。私好みは、栄華を極める【第三章】と【第四章】。糸路さんの品位と人格に、敬意。
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decomo
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読んでいるうちに、これは「男はつらいよ」かな?とか、お杉は向田邦子かな?とか考えて読んでました。面白かった。今はTVすら離れてるし、動画配信当たり前の時代ですよね。何やら昔の方が良かったのかなー
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くみこ
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娯楽といえば映画!そんな時代がありました。映画監督を夢見るも現実は厳しく、照明係として〈太平洋映画〉で働く顕。顕の目を通して、映画に関わる人たちと、日本映画の変遷が描かれます。一癖も二癖もある監督や俳優と、職人肌の裏方連中の情熱が伝わり、実在の人物を重ねてみる楽しさもいっぱいです。でも、華やかな世界はいつまでも続くわけではありません。だからこそ余計に、夢に溢れ、皆が前を向いて突き進む熱い世界が、とても眩しく感じられました。読後感の良い一冊です。
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雨の音
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日本映画の黄金時代。撮影所で働く人はみんな正社員、映画がどんどん作られ、人々の最大の娯楽だった時代。この人のモデルは誰やろ?と想像するのが楽しいエピソードの数々。若くてエネルギーに満ちた映画人達の日常。お杉のモデルは向田邦子さんだろうか?これは美空ひばりさんやろ。山口さん、書いていて楽しかったんやろうな。かつてはまっすぐで映画や人間を愛してた人が、時間の経過や自分の成功とともに変わる…映画監督ゆえに、多くの人の耳目や尊敬を集めていただけに影響は大きい。時代は大きく変化、映画を愛する人間はここにもいるで。
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石野 真
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ネタバレ映画全盛時に監督を目指していた主人公が、縁があって証明スタッフになり成長していく過程が描かれつつ、映画の衰退が始まりテレビの時代に移行していくというのは、これまでにも良く描かれた展開であるが、スタッフ側から見た映画撮影が描写され読んでいて心地よかった。登場人物の多くが映画に掛ける想いが伝わり好感が持てていたが、敬愛していた長内が監督として認められるに従い、突然エゴを出して生きた印象があり、もう少しそこを掘り下げてくれても良かったのではと感じた。
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きっちゃん
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映画監督になりたくて入った映画の世界。ひょんなことから照明係になりその世界で映画と共に過ぎていく青春時代から晩年までを描いている。大河ドラマのような内容でとても面白く読み終えました。読もうかどうか迷った作品でしたが読んでよかった。
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まさちゃん
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映画監督になりたいと望んだ会社で、ひょんなことから照明の下働きに。そこから照明の世界に飛び込んいった一人の男子の生涯。ライトが撮影の中で人の表情や動きや大きな役割を担っていることにびっくりしました。そして、映画からテレビに移行していった過程。その中でもチームがいいものを作っていること。一つのドキュメンタリーです。
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たかしゃん
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主人公は娯楽の王様であった映画を支える照明屋さん。好きな映画の仕事ができ、家族や仕事仲間に恵まれて、いい人生だったと思う。
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てぶくろ
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★★★☆☆ 映画の照明スタッフとして働く顕。時代は戦後昭和の映画全盛期。内容よりもその時代背景を知ることができて興味深かった。青線とか、結婚したら問答無用で親と同居する感じとか、すぐかっとなる男たちの性質とか…。個人的にはお杉がテレビ界で成功したのがうれしかったな。
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みゅうみゅう
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映画の助監督を目指していた顕が照明部で働くことになる。次第に照明の難しさに気づくが努力し照明部で成長して行く。顕が正直で人に対する礼儀がちゃんとしているせいか周りの人に可愛がられているように思った。映画からテレビの時代に移り替わって行く様は実際にあった話のようだ。 最後まで顕が自分を貫き通し生きて良かった。幸せな人生だったと思う。
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miru2
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主人公は普通の人で周りが個性的な、なんとなく朝ドラのようなイメージの、ただしみんな性格はイマイチな(失礼!)お話しでした。欲を言えば、主人公がお仕事をするきっかけがちょっぴり違ってたら良かったのにな、なんて。最後が好みでなかったことはよくありますが、最初が好みでないことは珍しいかも。
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けえこ
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昭和中期の映画業界お仕事もの。 主人公の行きつけ食事処が定食屋なところ山口作品らしいです。 「昔はあんな人じゃなかったのに」 「昔からああいう奴だったんだよ。ただ、本性が全部現れるまでに時間がかかっただけさ。」 年齢を重ねて行くと性格の歪みがだんだん大きくなる。
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tetsubun1000mg
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松竹シナリオ研究所の経験で映画の世界を知ったんでしょうか。 戦後の映画全盛期時代の映画撮影の様子が面白い。 白黒から総天描然色そしてTVへと時代の流れを照明の技師の目線で描く。照明技師の仕事や監督、俳優さんとの掛け合いも現実の「寅さんシリーズ」が題材のようで思い出しながら読み進めた。 昭和の30年代のお仕事小説であり、ドラマでもありリアリティが感じられて楽しめた。 山口さん小説ではお母さんが題材ではないかと想像している「あしたの朝子」を読んだような雰囲気でした。 このカラッとした感じが好みの作家さんです。
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ちくし
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ネタバレセットの小火を消しバイトで使ってもらえるようになった青年の一生、映画全盛期からTVの駆け出しそして映画の衰退などの背景と共にライトの大切さが書かれている。盛り上がりに欠ける
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きゃべつ
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戦後の映画界。監督志望の青年は火事を消したことから照明の仕事に就くことになる。映画全盛期、各部署を〇〇組と呼び実力努力で出世して行く。男尊女卑は今も変わらないがお仕事小説としては大変面白い物でした。
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とし
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戦後の映画業界をスタッフ側から。希望通りには採用されなくてもその世界への熱意があり照明スタッフとして働く男性の視点からのお話。時代背景があっての世界だろうけれど、憧れを抱く人は今も多いのだろうな。斜陽産業と言われるけれど、私は映画館で観る映画が好き。同期監督二人の人間性に、ちょっとがっかりもしたけれど。最先端の映像技術により再度必要となる職人技が残って行って欲しい。
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emtb
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昭和30年代、映画が全盛だった頃。助監督試験に落ちてしまった顕だが、照明スタッフとして映画制作に携わるようになる。元々映画が好きだったのもあるだろうが、助監督になれなくても腐るわけでもなく真剣に照明技師として努力をしていくって素晴らしい。まわりの人達はみんないい人ばかりで監督はクセのある人が多いが、決して悪くは言わない。ゴンちゃんけっこういい奴だな。お杉のテレビ界への転身、糸路さんの綺麗どころから老け役への移行も素晴らしかった。時代の移り変わりや状況の変化にうまく対応できる人が生き残れるのね。
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なつこうへい
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助監督志望の顕が照明技師として映画界で成長していく。映画黄金時代の物語。ライトですべて消せる技術ってすごい。
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ぱぴぷぺぽ
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***
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YUUUUMI
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映画好きにはたまらない作品だと感じました。撮影の裏側が垣間見れ、スタッフ達の苦労が描かれた作品です。『今日は昨日とは別のことが起こり、明日もまた今日とは違う』 映画制作という作業に携わる人の仕事はこんなにあるのかと驚き、監督や助監督という立場の違いや、脚本家のこと、裏方である照明技師のことなど、映画作りにはたくさんの人が関わって一つの作品になっていく過程が素晴らしいです。白黒からカラーへと時代が移り変わる背景も良く、面白い作品でした。
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ごいんきょ
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ライトスタッフ、照明スタッフのことでした。
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higassi
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★★★☆☆ 初読みの山口恵以子さん。昭和30年代の華やかな映画業界が舞台で、主人公の顥を含めたスタッフたちにも、その華やかさを支えているという自負が感じられました。
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ゆき
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映画業界が華やかしき時代を走り抜けた照明技師の物語…ライトスタッフと言うタイトルが秀逸(^^)自分はある漫画を思い浮かべてしまいますが(^^;
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ひいろ
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★★★
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えっちゃん
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映画会社の助監督試験には落ちたが、ひょんなことから照明技師となった顕を中心に映画全盛期の撮影現場のワクワク感を楽しめました。テレビドラマが台頭してきて、時代が変わっていく様子、仕事を失っていく人たちの悲しみも目の当たりにさせられました。
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