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天を測る

感想・レビュー
184

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チノ
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★★★☆☆
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Kazuo  Tojo
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小野友五郎さんの幕末の功績、生涯を描いた歴史小説。まったく知らなかった人物でこの本を通じて出会えたことだけでもありがたい。当時の偉人、勝麟太郎、ジョン万次郎、福沢諭吉、榎本武揚も登場する。福沢諭吉は、あまりよい描き方がされていないのが意外だった。知らない偉人を知るのは、読書のいいところと改めて思う。
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ichi
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【図書館本】アメリカ人相手に互角の算術・測量術を得意とし、幕末に活躍した小野友五郎の物語、英雄ぶりに読んでいてスカッとした気持ちとなった。
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やすた
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読書メーターで文庫版がでてこなかったので単行本で登録。 幕末の技術官僚のお話。後半はこの作者特有のテンポの良い文章であっという間に読み終えました。 主人公はまさに実務の人で、私も共感したのが「複雑に思える仕事でも、目の前の小さなことは単純なのだ。それを一つ一つ片づけていくだけだ。」という文章。 主人公の対極にいる人物として勝海舟や福沢諭吉が出てきます。常に大風呂敷を広げていていて、細かいことには粗がある人物として書かれています。 現代なら、社長とか創業者って大体こんな感じだよなと思いました。
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gontoshi
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幕末を駆け抜けた実務者の物語です。テンポ良く読めました。
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english tea
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ネタバレ江戸末期に渡米したり毛利と戦ったりと波乱万丈な人生を歩んでいるのに友五郎さんは淡々と自分のできることに打ち込んで何もなかったように生きているところがかっこいいです。また今野さんがドラマチックに書いてないことがうまいなあと思いました。その分ハラハラドキドキ感がないのは仕方ないですね。福沢や勝、西郷など別の視点で書かれていたのも面白かったです。
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ピラフ
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ネタバレ隠蔽捜査の今野敏が歴史ものを出していたことを書店で知り手に取る。竜崎を思わせる合理的な性格の測量士小野友五郎を主役に幕末を描く。友五郎も展開もほとんど淡々としており、やや退屈感が否めなかったが、当時の日本人の対外意識の芽生えのようなものが垣間見られ興味深くもあった。作中の福沢諭吉や勝海舟はなかなかのやんちゃ者だったがどこか憎めない。
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ひじとかた
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大政奉還や戊辰戦争が起こる中、別の場所で戦う小野友五郎の姿に胸を打たれる。彼の地道で真面目な性格は見習うべきだと思った。
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Fujio Shinohara
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ネタバレ幕末に測量士として生きた小野友五郎の物語。著者の歴史小説は、初めて。勝海舟や福沢諭吉の描き方が、面白かった。これは、史実なのかフィクションなのか気になる所だ。小野の生き方に惹かれた。
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ひいろ
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★★
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バイクやろうpart2
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大好きな作家さん、今野敏さん作品の中でタイトルからして毛色の違う印象に思わず手にしました。小野友五郎、冷静沈着、数字は嘘をつかない! 世の中は足し算! 世の中がどんなに混沌としようとも、ブレることなく、一切の迷いなく目の前の仕事をこなす姿は清々しささえ感じます。今の時代、まさに混沌としていますが、この小説に出会え、力を頂いたように思います。
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ぱぴぷぺぽ
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**** 日本人だけで 初めて太平洋を渡った天文方の物語 とても 興味深かった。 勝や小栗の描き方も面白かった。
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spike
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著者初の歴史小説、とのこと。淡々としてはいるがなかなか面白かった。勝海舟や福沢諭吉がヒールとして登場するのがやや新鮮。
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くたなお
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初読み作家さん。咸臨丸の本とか色々読んでいるのに、小野友五郎さんは知りませんでした。この人の立場からは、勝海舟や福沢諭吉はちょっと変な人みたいでしたが、噛み合わない感じがちょっと笑えました。面白くて一気に読んでしまいました。
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

えー、今野さんって歴史ものも書くんだ!知りませんでした。

10/19 22:59
くたなお

バードさん、とても読みやすかったです。私、警察ものは未読なんですが…。

10/19 23:37
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ツン
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主人公の小野友五郎は隠蔽捜査シリーズの竜崎のご先祖様?って感じでした(笑)そして、勝海舟、福沢諭吉の描かれ方がひどい(笑)
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hakofugu
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図★★★★☆4.0
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えむ女
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幕末から明治の数学家、海軍、経済官僚だった小野友五郎の生涯。読み始めて直ぐ「竜崎か」という一人ツッコミ、最後まで「竜崎」でちょっと食傷気味。
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aocchi
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幕末から明治に変わる激動期に生きた測量技師、小野友五郎の物語。維新に関わる話の殆どは維新を肯定的に書いているが、この物語は幕府側からの視点で書いていてとても新鮮だった。有能な技師であり人格者でもあった小野友五郎は稀有な人物。小説であるから今野敏さんの脚色はあるだろうが竜崎さんのような考え方をする小野友五郎さんの言動をみると、幕末の隠蔽捜査シリーズを読んでいるような錯覚にとらわれてしまう。福沢諭吉や勝海舟は本当に無能だったのだろうか?と言うことも含め、新たな歴史小説の誕生に驚きながら一気読みした。
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Tani
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測量技師といえば、伊能忠敬を頭に浮かべるが、同時期に、すごい人がいたとは初めて知った。算術や測量術を極め、アメリカ人を驚かせた人。咸臨丸までアメリカに行き、造船所を見学、日本に戻って、蒸気軍艦を建造の申請を提出し、2ヶ月後に正式に承認。浦賀港に戻ってきてから、6年後の慶応2(1866)年12月千代田型の建造物を完成させた。勝海舟や福沢諭吉をあまり良いようには書いていないのも驚きである。世の中は足し算だ。足りないものを補っていくことで、強くも大きくもなれる。多様性を尊重する今日においても大事な至言である。
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ぱっぴぃ
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よかった
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びりけん
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☆4つ。幕府側からの幕末物語。
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Kazuhiro
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面白い こっちの視点から、長州、薩摩、坂本を見たことがなかったかも 小野さんは隠蔽シリーズの竜崎さんに見えた
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ごいんきょ
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主人公の小野友五郎、隠蔽捜査の竜崎の様に描かれています。敏さんらしいな。 薩長と福沢諭吉を良くは描いていません。私も同意です。
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シロマック
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面白かった。今野敏さんは歴史小説も得意なんだ! 殆どの歴史小説は為政者、官僚、文系人間主体のストーリーが多いが今回は技術者、理系人間が主人公なので技術屋の自分には特に興味深い。それにしても作者は福沢が嫌いなんだ。私も理論家よりも実務家の方が好き。実務を遂行するための理論付けは大事だけど理論だけで実務の出来ない評論家は好きでない。特に政治家が評論家であっては困る。 徳川260年の平和は良かったし、大政奉還もそれに匹敵するほどの徳川功績だ。公儀の製鉄所、造船所等壊さずに引き継げた。戦争破壊が一番馬鹿馬鹿しい。
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すっぱムーチョ
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小野友五郎がかっこ良すぎる。万次郎やブルックも。そして、現在では偉人と言われている福沢諭吉や勝海舟が浅はかな人物に思える。実際に会って話してみないと過去の有名な人物は性格や素行など分からないので、色々と良くも悪くも想像出来るものだろう。今考えてみても、平和が260年も続いた江戸時代を作った徳川家康すごい。そして、日本の為に身を粉にして働いてくれた名も無き優秀な先人達に感謝して自分もより良い世界を作っていきたいと思った。
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quly
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迷い無く実直に仕事を行うのが本人にとっての幸せにつながるのか?世の中は、多くの人々の思惑でどうにかなるもんでもの無いでしょうが、どうなんでしょうね?歴史の解釈は様々ですからね。
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K
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予備知識無しで読んだけど幕末の話か。勝海舟や福沢諭吉が一癖ある描かれ方をしていておもしろい。
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mame
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ネタバレ実直で実に魅力的な人物、友五郎の人柄の描写にクスッと笑いながら楽しく読めた。終盤、うたとの会話にも癒される。大政奉還後の様子、主体によって見え方が変わり面白い。全くムダな戦争をしたものだ。ところで福沢諭吉って、こんなしたたかな人?もうすぐ渋沢栄一に切替わるが、一万円札を見る目が変わりそう
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k.inoue
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今野敏2020年作。測量や航海天測技術者に小野友五郎という実在の人がいたことを初めて知った。当時の日本のこの分野の科学技術レベルが欧米に引けを取らないほどだった。計算術に秀でていたため幕末に幕府の財務面で一目を置かれていたことも新鮮だった。ただ、全編を読むと表題の天を測るが適切だったかは疑問、それにしても勝海舟や福沢諭吉の低評価は作者の意図なのか、それとも史実に基づくのか気になる。
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しげっちょ
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歴史の見方を違う方向からの描写が最高です!
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日々是好日
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咸臨丸の測量技師 小野友五郎をこの本で初めて知りました。幕末の動乱時期に日本の為に命懸けで働く姿に感動しました。勝海舟、福沢諭吉も咸臨丸に乗船していたが、役に立たず、無名の人々が活躍していた。本当に国を支えているのは、無名の人々だと改めて思いました。
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ワッピー
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司馬史観の幕末史に真っ向から立ち向かう「隠蔽捜査」テイストの幕臣英傑伝。測量の腕を買われ、咸臨丸に乗り組んだ小野友五郎の目を通して、幕府が育てた若き技術者たち、中浜万次郎、小栗忠順、そして勝麟太郎、福沢諭吉の姿を活写。鉄の生産量こそ少ないものの当時の日本の技術が決してアメリカに引けを取るものではないことを証明するために、日本人だけで蒸気船を建造することに取り組むうちに陪臣だった友五郎は御家人に取り立てられ、いつしか幕末戦争の運用・兵站を担う中枢となるも唐突な大政奉還により下野。 ⇒
ワッピー

後に鉄道敷設や教育に力を尽くしたものの、明治維新という緞帳に隠されてしまった旧幕臣たちの歴史が見えるようになったのは嬉しい。そして、充分に根拠のあることだとは思うが、勝や福沢の意外な不行跡をこのように描くのは竜崎っぽい信念と勇気がいるだろうと感じられました。参考文献に挙げられた「咸臨丸航海長小野友五郎の生涯」に進みます。

08/21 13:41
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ねぎまぐろ
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★★★
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よし
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図書館本。9.0。時代物は苦手だが、この本はストレスなく読めた。小野友五郎の視点からの幕末動乱期。竜馬、海舟、諭吉など今までもっていたイメージとは真逆で新鮮だった。
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TaKo
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今野敏の、初めての時代小説たが、推理小説同様にテンポ良く読みやすい。 小野友五郎と言う人物は知らなかったが、実利的で面白い人物。 勝海舟や福沢諭吉の知られた側面とは違う評価が新鮮に感じた。
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kei
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面白かった。誰を誰が見るかで人物評はこうも違うのかと。主人公は『隠蔽捜査』の唐変木な、あのお方に似てるね。
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さくさく
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ネタバレ幕末から明治維新にかけての動乱期に活躍した算術家・小野友五郎の物語。勝海舟や福沢諭吉、坂本龍馬など派手で声が大きい人たちが後世には語り継がれているが、実務を淡々としかし精一杯担ったこうした人たちが実際の功績を残しているのかもしれないと思った作品。
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カラヤ3
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幕末動乱期に測量術で頭角を表し、算術の能力もあって顕職に就き東奔西走した小野友五郎というこの人物のことは全然知らなかった。幕末から維新にかけての偉人として知られる勝海舟や福沢諭吉も別の方から見ればこのように見えるかもなあと思った。
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ふたえ
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警察小説と思って読んだら、歴史小説だった!上様って誰?
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