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2016年の週刊文春

感想・レビュー
102

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Melody_Nelson
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「文春砲」はいかに生まれた?というのに興味を持ち、評判の高い本書を手に取った。面白い。事件簿みたいな面もある。賛否両論あると思うが、新聞社やテレビ局と異なり、権力におもねることのない文春は凄いと思わざるを得ない。編集者の仕事は激務だろうけど。紙の雑誌や本は落日の一途かと考えられてきたが、デジタルと組み合わせることによって蘇る。本書の主役の一人である新谷氏の熱量が凄いが、華やかなりし文春時代の花田氏が、なぜああなったのも気になる…。いずれにせよ、私の中で文春のイメージが変わったことは確か。
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おーえ
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めちゃくちゃ面白かった。文藝春秋で仕事に命をかけている人たちから次々に出てくる強烈すぎるエピソード。文春のイメージが変わる一冊だった。/女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人の高校生の記事を書き、実名報道に乗り切った文春。「野獣に人権はない」は痺れる。
おーえ

西川副社長の退任時の言葉がしみる そろそろ家に帰る時が自分にもやってきたのか。心理的には41年ぶりの帰宅である。 夜の冥暗が訪れるまで、もうすこし、もうすこしだけ、遊ばせてほしいと鼻垂れ小僧のように思う

02/08 12:35
おーえ

(中略)

02/08 12:35
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ひめちゃん
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編集長の力量、判断力、決断力が部数を伸ばす。ただやみくもにスク-プを載せるだけでなく、訴訟のリスクも抱え適切に裏をとる。会社の人事の面や編集室の裏側をこれでもか、と赤裸々に述べてある。面白い。三浦事件以降からあの頃は、と記憶が甦る。この時代を生きていると改めて認識した。
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hf
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2020年12月刊行!文藝春秋【柳澤】58. 内幸町の大阪ビル四階 元経理担当者、手には猟銃があった。(1931.9)  156. 私が文藝春秋に中途入社したのはこの頃だ。 158. 松尾秀助、スポーツグラフィック ナンバー、社史。→264. 161 残間里江子。170. 大事件の相次いだ年でもあった。1985年、六月豊田商事の永野一男刺殺事件、八月日航ジャンボ機墜落事故、九月疑惑の銃弾三浦和義逮捕と夏目雅子死去、十月阪神タイガース21年ぶり優勝171 勝谷誠彦179 半藤一利自身が執筆した社史→189.
hf

460 花田紀凱 1996.1 文藝春秋を退社、朝日新聞へ 角川書店に 2001- 宣伝会議 2004- ワックの鈴木隆一に招かれた 2016.3- 飛鳥新社に 2016.4 月刊Hanada 505, 西岡研介と相澤冬樹。 【猪瀬】  10. 内幸町の八階建ての焦げ茶色の大阪ビル。 【大下英治】 105, 三島由紀夫、古賀浩靖の記憶によれば。。。 118, 織田大蔵、1971年、梶山季之『勝てば官軍』のモデル

11/06 20:30
hf

352-353ページあたりに書かれていた、記者クラブに入ってる新聞、テレビと週刊誌の報道姿勢の違いの話がおもしろかった。佐々木俊尚は毎日新聞にいたときの政治家か警察?との持ちつ持たれつみたいな関係について、『「当事者」の時代』(2012)で書いていた。週刊誌の方がもっと容赦ないということか

11/07 01:02
6件のコメントを全て見る
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ドウマンガニ
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週刊誌業界内幕モノ、圧倒的な関係者への取材と、圧倒的な青春、おもしろい! 花田と新谷という二人を主人公にして進むのだが、そもそもこの企画というか座組を考えたのが新谷氏であったというのに驚き。社内結婚という新谷夫人(加藤政代さん)は子ども4人もいて大変だったろうに、、春画謹慎は結局よくわからんかったが、とにかく雑誌文化の黄昏を感じさせて、切なくもある。謝辞にも出てくるアーバンシーさんって何者だろう、、
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ポルポ・ウィズ・バナナ
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新谷学 相澤冬樹 松崎明
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taco
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週刊文春のスクープ力に恐れ入った。1社のヒストリーを知ることで、メディアやマスコミの闇を知れる。なかなかな歴史ある企業だな。花田さん、新谷さん。パワフルだなあ。最近こういうおじさんいないよなあ。
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そら
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編集者という人間、職域が文藝春秋という会社の歴史を通して、具体的に詳細によく分かる一冊。とても興味深く一気読みさせられた。紙媒体の苦境は時代の趨勢。しかし一方で、そこを乗り越える核もまた紙媒体にあることもよく分かった。文藝春秋は亡き父が定年まで働いていたので、聞いた名前がたくさん出てきた。直接いろいろ聴いてみたかったな。。。
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sheep book
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雑誌作りに熱くなれる人たちがいる。スクープに熱くなれる人たちたがいる。その情熱に圧倒されました。それでも容赦なく異動の発令をする会社。まだまだ物語は続きます。
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takao
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好奇心からスクープ
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なわ
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長い本でしたが、最後まで読めました。しかし、これは褒め言葉ではありません。ただただ、いろんな事実や会社内の流れなどのネタを書き連ねたもので、時間の前後はよくわからないし、この「僕」や「俺」は誰なのか、よくわからない書き方で、「本当に雑誌作ってた人の文章なの?」って感じでした。細かく書いてある内容を記憶して、自分なりに繋ぎ合わせていくという作業が必要です。で、読んでわかったこと、「花田紀凱は凄い!新谷学も凄い!」って事です。全面的に賛成するわけではありませんが。
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りらこ
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熱量がすごい。文春砲と呼ばれるほどになる記事への熱量、編集部の熱量、臨場感、取材への粘りや瞬発力、そんな現場、編集部にいられる人たちは大変そうだが幸せそうだ。ジャーナリストとはなんだろうと思う本を続けて読んでいたので、とても羨ましくもあり、興味深かった。最近は新潮がkindleに入っているという理由で読んでいるが、文春も読みたい…
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bluemint
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ネタバレ530ページと非常に厚いが、著者の熱量に当てられ中断なしに読んでしまった。週刊文春だけではなく、幾多の失敗雑誌にも目を配っており、また社内の人事抗争にもマイルドな形であれ言及しているので信頼性は増す。過酷な現場なのに、現役であれ卒業生であれ皆がこの職場を愛し誇りに思っている事をよく伝えている。文藝春秋社の歴史から、現在のデジタル化に対する苦闘までドラマみたいによく理解できた。文春では何十年も前に報道しているが、ジャニーズ性犯罪事件を他のメディアは忖度して知らん顔。既に既成のジャーナリズムは死んでいたのだ。
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nizi
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週刊文春の過去と現在が語られている。デジタル化にともなう未来にも触れられている。だがそんなことより、文藝春秋社内で働く人間の生々しさに圧倒された。そして読んでいるうちに、「ああ、俺もこういう熱量のある職場にいたかったなあ」と深い羨望を抱くようになった。だからいい本。
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設定温度
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文藝春秋の歴史を追いながら、『週刊文春』の変遷を辿る一冊。週刊誌に良いイメージをあまり持っていなかったが、信念を持ってスクープを狙う編集者を知ることができたのは大きな収穫だった。新聞と異なる取材スタイルであるからこそ生まれる強みは、『週刊文春』を唯一無二たらしめている。また、昭和・平成の出来事が多く紹介されており、時代の空気感を知ることができる。
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あいかわ
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週刊誌には否定的な印象があったのに、いつこの本を買って積んでいたのか思い出せない……。とはいえ買ってしまったので仕方なく読んでいると、時代の移り変わりやそのときのニュース、編集部や会社の動きなどが面白く熱中し、結局最後まで読んでしまいました。読んでいくなかで次第に週刊誌に対する認識が変わりました。あまりニュースは見ない人間ですが、興味のある話題があれば購入して読んでみようと思います。
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aya0514xi
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初読。 勝谷さんを赤坂で見かけたことを思い出しました。 「うどんが大好きなので、仲間達とうどん屋を開店したんですよ〜」とニコニコしながらチラシを手渡されました。
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100
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久々の寝れない系。寝たけど。題名・題材・表紙・厚み・内容の五方よし。誌面以上にスリリングな文春社の舞台裏と歴史。要諦はライバル誌との闘いから社会のデジタル化の中での存在価値の模索へ。一貫したクレディビリティ第一のスクープ主義が難局を乗り越える武器となる。内容にぴったりの表紙が素晴らしすぎる。
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嗜好
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滅茶苦茶面白かった。
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fitzgerald12
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個人的に2016年の文春には思い出があり、読んでみたのだが、読み終えた時、文春は信頼できるメディアだなと思いました。沢尻エリカ、清原和博、ジャニーさん、結局みんな文春が正しかった。ジャニーさんの事なんかいまだに日本のTVでは大人しめにしか報じられていない。もう日本のマスコミの終わり具合にはうんざりしている。本日も読売テレビ朝の情報番組、す・またんで、平日の朝から橋下徹氏を番組全体でヨイショしていた為、即チャンネルを変えた。
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ドッケン
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週刊文春を何年も愛読してるので、とても興味深い内容でした。読み応えありました。
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turutaka
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週刊文春のみならず文藝春秋社の歴史から紐解いていき、2人の天才編集長を軸に雑誌メディアの興亡と日本社会が「週刊文春」をどのように扱ってきたかを紐解いていく。 文春のもつ反左翼的姿勢、「一人で気持ちよくなってんじゃねぇ」という思想は乱暴だが、ある意味で日本全体が左翼思想にもっているごく一般的な感覚だろう。だからこそ彼らは(密かに)支持するのではないだろうか。 とっても面白い本でした。
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sasha
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その昔、立花隆が「田中角栄研究」を書いた時、新聞社の政治記者たちは「そんなこと知っているよ」と言いながら記事にはしなかった。あの頃から、ジャーナリズムとしての新聞は死んでいたのかもしれないね。そして、週刊誌の中にこそジャーナリズム」は生き延びているのかもしれない。「文春砲」なんて国会さえ動かすのだから。興味深いんだよね、文藝春秋社自体が。
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G軍曹
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面白かったし、勉強にもなった。
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*
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これはすばらしい。読み応え抜群で、2016年時点の週刊文春だけでなく直近100年間の雑誌ジャーナリズムについてガッツリ勉強になった。
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さわら
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熱い。どこから読んでも熱い。 個人の士気と編集部全体の士気、雑誌も「産み出すもの」なんだなと思った。 ブックカバーを見て、読む前は事実の羅列に近いのかなというイメージをしていましたが、読後は週刊誌を作る熱意の塊のイメージになりました。身体の中を記事が渦巻いているような。
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美味しい渋谷
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柳澤健先生の○○○○年の○○シリーズは、プロレスラーの名を冠したものや深夜放送ものを拝読。こちらは文春砲で名高い週刊文春のエピソード。名物編集長の存在感たるや、比類なきまで。
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小島愛一郎
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これは面白かった。内容は「週刊文春は素晴らしい」と貫かれているが、読ませる文章で引き込まれていく。
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pinkdark_xv
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ネタバレ週刊文春の編集長の話 花田紀凱 新谷学
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tomoko
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著者自身が元々文春に籍を置いていたということもあり、とにかく取材が深い。人事の陰にある人間模様なども精緻に描くことで、おのずと社風が滲み出てくる。また、文藝春秋の編集部も度々登場し、当時現役だった文豪たちとの交流も華々しい。 昭和から平成を彩った激動の事件史とともに歩んできた週刊文春の足跡は終始ドラマチック。お仕事ものとして、TBSの日曜劇場あたりでドラマ化しても成立しそうと思ってしまった。
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nanagou
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文藝春秋出身の作家がこんなにいるとは知りませんでした。しかも、ほとんどが有名な方ばかり。社風として、能力を伸ばせる環境があるんでしょうか。リクルートのような。
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skr-shower
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初読み?熱い週刊文春編集長列伝。力作で熱い物語ではある。しかし文春の評価が急上昇するかというと…スクープを追う意義と熱量は大したものと想われますが。
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snakedoctorK
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週刊文春はスクープを狙い続ける姿勢をアイデンティティにしているのですね。取材力を重視しているんですね。JR東日本との件は再認識しました。ずっと西岡研介氏の取材だと思ってました。それ以前に週刊文春でも採りあげていたのですね。
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ヒヨドリスキ
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面白かった~!文春砲と呼ばれるスクープを作った原点、文藝春秋の1歴史から週刊文春の成り立ちまで遡って自由な社風とカリスマ編集者達の闘い、数々のスクープを得た裏側等々、時代の雰囲気もしっかり描かれていて読み応え抜群。やっぱり花田編集長の時代は華やかだったなぁと思いつつ2016年のスクープ連発具合が今見ても凄すぎる。今はネットの配信でもどう稼ぐかを模索中。文春はどんどん進化している。オラ、ワクワクすっぞ!
ヒヨドリスキ

2016年の文春砲の数々。ゲス&ベッキー、甘利贈賄、清原薬物、宮崎ゲス不倫、元少年A直撃、ショーンK、舛添別荘通い、鳥越淫行、都議会ドン、レコ大買収。これだけ書いて民事訴訟ゼロ!

03/05 11:09
ヒヨドリスキ

文春オンラインで今話題の人の過去の記事を出してPV稼ぐってやり方に感心。どうりで最近以前のインタビューの再録記事多いなと思ってた所だったよ。

03/05 11:12
3件のコメントを全て見る
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ホリエンテス
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読み応えがある本だった。 雑誌の凋落の中で文春がどうやって生き残っていくのか。 文春砲の裏話も含めて、100年の時代の中での抗い方が見えて面白かった。テレビ、新聞が牙を抜かれた今、親しき中にもスキャンダルは言い得て妙だと思う。第四の権力とは言わないが、それに近いポジションが文春なのだろう。
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ふる3
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週刊文春60年の歴史を、特に二人の名物編集長、花田紀凱と新谷学を中心に、元文春編集者が振り返るドキュメント。 めちゃくちゃ面白かった。あの事件にはあんな真相があったのかと驚いたり、移動や新雑誌創刊&廃刊にはそんなことがあったのかと膝を打ったり。 なぜ文春だけがスクープを撃てるのか、編集長のヒトとしての大きさと社風によるものだとよく分かった。
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TakeROC
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読み物としてはとても面白い。どのように評するのかは難しいものです。過去の著者作はプロレス本で、特徴的な西暦+レスラー名や団体名は、誰かも真似るような流行を作った名タイトルと言え本作にも適用。本作は著者の古巣となる文藝春秋社の週刊文春の二人の名物男性編集長を軸に、創刊からの数々のスクープをどのように放ったかを、随所に出て来る自社愛と賞賛と優秀な記者達の働き具合で記されている。2016年が週刊文春の重要年である事は読めば分かる。他誌との競争はプロレスでなくリアルファイトでそのように書かれている。(館)
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t.to
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一気読み。登場する編集者全員がどこか魅力的。女性はほとんどいないし、長時間勤務だし、社内政治にはうんざりするけど、雑誌編集が好きで好きで休みなく突っ走る姿は悔しいほどかっこいい。
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KJ
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文春砲とは、AKB48推しのネットから出た言葉。昭和終戦から今に至る、政治、芸能の歴史が文藝春秋、週刊文春からわかる。花田紀凱、新谷学の編集長時代が面白い。
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緋莢
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プロレス・格闘技を題材とした××××年の~でお馴染みの著者が、花田紀凱と新谷学という2人の編集長を軸に、『週刊文春』と文藝春秋社という会社について書いたノンフィクション。花田は、「鬼平犯科帳」というタイトルの名付け親というのにもへぇーとなりましたが、そもそもは、『オール読物』掲載の短編を読んだ当時の編集長が、後半に出てきた 長谷川平蔵を主人公にして連載を、というのがきっかけだった事にも驚きました(続く
緋莢

立花隆の「日本共産党の研究」が、『文藝春秋』で連載が始まると、日本共産党がスパイを立花隆のところに送り込むもいい人ばかりで自責の念に耐えきれなくなり姿を消した、坂本弁護士一家の失踪に関して江川紹子の取材費は全部出していたという逸話も。「良い人間の悪いところを突いたり 逆に悪い人間のいい部分に光を当てたりしながら、愚かさ、恐ろしさ、浅ましさ、美しさ、面白さ、そのすべてを持つ人間の営みをエンターテインメントとして読者にお届けするのが『週刊文春』だと思っています。人間は人間からしか学べないから」という新谷(続く

12/14 18:42
緋莢

ゲス不倫、甘利明の金銭授受 神戸の事件の元少年Aへの突撃、さらには“文春砲”という言葉まで生まれ 紙の雑誌の部数を伸ばしていく事が難しい時代に、デジタルにも力を入れるなど 読みどころ満載です。ここであげたのはほんの一部で、500ページ越えの厚さですが 読みやすく、しかも面白いのでグイグイ読み進めることが出来ます。 週刊誌に興味がある人は必読、興味が無い人でも面白いノンフィクションを読みたいなら 強くおススメできます。

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