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草原のサーカス

感想・レビュー
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ワタ
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主人公の姉妹を軸にした物語であるためか、それぞれの友人やパートナーとの関係が希薄に感じられた。
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えり
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今年の中学受験に使われた本。
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Rosemary*
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真逆な姉妹が、己の得意分野を発揮して仕事に邁進するが、いつしか組織から弾かれ居場所も無くしてしまう。成功とは好きなことだけやっているだけでは到達できないことなのか、色々考えさせられた。どちらのケースも実際にありそうでリアリティを感じる。まだまだ人生先が長い、今までの経験を活かして進んで欲しい。明るい兆しにホッとして読了。
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まっちゃん
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医薬品会社で働く姉と、ジュエリーデザイナーの妹。働き方も性格も全く違う2人の仕事での成功と転落。ただ、一生懸命思うように仕事をしていただけなのに…という誰もが陥りそうな闇に、やり切れなさを感じて読んでいて辛かったけれど、2人それぞれに寄り添う、優しく希望のある物語だった。
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ササ
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ネタバレこういう話の流れになっていくとは…!と驚いた。姉も妹も悪ではないけれど、なんだか2人に対して嫌悪感を抱く。お互いが感じていたように。だけど、そこから這い上がって生きようとする姿には希望がある。
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もくまる
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“正しさ“とは何か。 環境に応じて、人それぞれの“正しさ“を作りながら生きてゆく。 群れをなさないこと。個人の考えを尊重すること。全て自分で決定すること。 強い人に倣うこと。組織に属すること。会社の辞令に従うこと。 どの“正しさ“の選択も間違ってはいない。 ただ少しだけ、自分の考えとは異なる“正しさ“にも反応してみる。 「目まぐるしく変わる世界で唯一、私たちの思い通りに動かせるものって自分の体と心ぐらい」。本当にそう。
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みいこ
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★★★★★
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Kyoko  N
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研究者として優秀な姉、人気アクセサリーデザイナーの妹、それぞれ違う道を歩む姉妹の栄光と転落。2人とも少しずつ、何かがずれて行き、振り向いたらとんでもないところに来てしまっていた。彩瀬さんは幸せだけじゃない、少しビターな作風だけど、希望が見えたラストだった。
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焙じ茶
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ネタバレ仕事って大変だよなあ。私はいちかみたいにもにこるみたいにも向き合えない。 私たちが社会を信用してないように、国の偉い人だって社会を信用してない。相互に理性的な判断を期待するほど、対話をしてこなかった。そこに悪気なんてなくても、ひどいことはいくらでも起こるよ。 もうありえない美しい未来へ向かう道を、選べなかった。けれど選べなかった理由にも心当たりがある。 上手くいくよ。仁胡瑠の願いは叶う。次は大切な人を傷つけずに、目的の場所にたどり着く。 間違えた、って思ったんでしょう?それを忘れなければ、次に間違えそうに
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TAKA
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タイトルからイメージした内容とは違って、重めの作品だった。対照的な姉妹の栄光と転落、そして再生の物語だった。社会の波に飲まれながらも、しっかり自分の足で立ち直り、希望が見えるラストで良かった。
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よよよ
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ネタバレ子供の頃から「善きものの象徴」だった姉、依千佳と、他人と関わらなくても1人でいられた妹、仁胡瑠。大学講師も務める気鋭の研究者になった姉は薬機法違反で逮捕され、カリスマジュエリーデザイナーになった妹はストーカーで警察沙汰を起こしてしまう。「私はどうしてこんな、世界から切り離された場所にきてしまったのだろう」「ああ、私はなにかを大きく間違えたんだ」という2人の心の叫びが生々しい。必死な余り自分も何かを間違ってしまう恐怖を感じた。2人が再び歩き出せて良かった!
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peche maronY
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前半、物語に入り込みにくかったんだけど、大学の名刺を持参するようにと、念押しされてるあたりから、面白みがぐっと増した。イチカもニコルもどちらのエピソードも苦みが残るけど…2人のこれからの生き方に期待が残る終わり方が良かった。 サーカス… 小さい頃に観に行った記憶があるなぁ。
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りか
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社会の中で生きていくこと。誰かの言葉を信じ、ゴールをかけていくこと。会社のなかで、信じた言葉に苦しめられること。人との距離感と、関係性を間違えること。ふたりとも、間違いと気づきを繰り返して、社会の中で生きていくこと。
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きのこきのこ
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誰からも好かれる優秀な姉イチカと我が道を行く妹ニコル。会社の不正に巻き込まれるイチカが辛かった、でもやっぱり超えてはいけない一線だったよね。ニコルも人との距離感を間違えてしまう。どっちも不器用なんだな。失敗しても人生は続いていくんだ。どちらも仕事が好きという才能がある。本当は怖がりなイチカ自身のようなちいさな金魚のチイコをニコルがビーズで作ったところはぐっときた。
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Yukiko
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ネタバレ製薬会社に勤める姉の依千佳と、アクセサリー作家の妹、仁胡瑠。それぞれが、治験データの捏造事件、仕事パートナーへのストーカー事件を引き起こす。治験データの事件の方は、実際に起きた事件を参考にされているとのことで、大きな組織の中での一会社員としての思考や、振る舞いには、リアリティーを感じる部分も多々。仁胡瑠の仕事を手伝ったことで、やっぱり人と働くことが好きだと感じて、新たな場を求めて動き出した依千佳の姿に「間違いを起こした後も続く人生」が、少しでも良い方向に進めば良いな、と思った😌
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ジュリア
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とんとん拍子にうまく回ったところからの、姉妹揃っての暗転。姉は組織にしがみついて、妹は人にしがみついて、二人とも他の人との繋がりがあれば
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S
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ネタバレ図書館本。私にも姉妹がいるので、自然と重ね合わせて読んでいた。私と姉は依千佳に似ているかも。妹は仁胡瑠に似ている。私にも欲しいものはあるし、それを手にしようと努力をしている。でも届きそうになったら自分に不釣り合いだと手を引っ込めてしまうところがある。草原へ走り出してはいけないと自分を押さえつけているのかな。何がしたいんだろう。もしかしたら私の姉妹も違うところでそうやって苦しんできたのだろうか。この本を薦めて感想に聞いてみたいな、と初めて思った。「必死に握りしめていたすべてを失っても、人生は続く」。
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まみ
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ネタバレ過ちをおかしても残りの人生を生きて行かなければならないということはどういうことなのか。 話が大きくて現実味に欠けると最初は思っていたが、現実に起きた捏造事件を下敷きにしていると知って見方が変わる。 自分のポリシーとは反していても、組織という大きな波に飲まれると何が正義かわからなくなる、周りの判断もフィルターを通したものになる、というのが丁寧に書かれていた。
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2021年2月初版。初出「小説新潮」2019年1月号~6月号。タイトルと装丁のイメージを裏切る重い譚でした。前半で上昇させ、中盤で一気に一気に落とす(読んでいる時のストレスは相当のものでした)。ラストで光明が見えてくる。Good Job!
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伊藤 みゆき
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製薬会社や大学で働く優秀な姉依千香とアクセサリー作家の仁胡瑠。 姉は大きな仕事に抜擢され妹は人気の作家になって行ったが‥ 重いけど芯のしっかり通った話
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kz
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ネタバレ2人の姉妹に苦難が遅いかかる。最後は希望が持てて良かった。
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umikaze_nagiko
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絶対に間違えたくなかったから間違えた人。 会社への忠心と自分の正しさ。 自分の正しさと他者への要求。 寄るべなさ。 それでも人生は続いていく。
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あろぴ
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心が落ち着かなかった 仕事をするって? 生きていくって?
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するめ
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図書館。研究者の姉とアクセサリーを作って一世風靡した妹、正反対だけど2人に立ちはだかる社会の闇。文章に引き込まれて一気読みした。
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ゆうぴょん
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ネタバレ結構きつい本だと思う。製薬会社で優秀な社員として働くまじめすぎる姉いちかと、天才的なジュエリーデザイナーとなる妹にこる(漢字は変換が面倒。キラキラネーム的な) どこかでボタンが掛け違い、いちかはデータ偽造の罪に問われ(誰よりも会社に尽くしたはずなのに)にこるはプロデューサーに対するストーカーで捕まる。 どちらも悪くないような気がする、人間の過ちなんてどこで起こるかわからないもの。最後、二人が立ち直れそうでよかったけれども、なかなかに重い
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金平糖
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B+。
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ナラ
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いちかもニコルも結局は傲っていたとしか思えない。間違えたって思ったんでしょう?それを忘れなければ、次に間違えそうになったときには立ち止まれる。道を変えられる。それは、大事な経験です。
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mie
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☆☆☆☆ "データ捏造に加担していく製薬会社社員の姉、マネージャーに激しく依存するアクセサリー作家の妹。二人の過ちと、“転落”後の、その先の人生ーーー。" 共感まではいかないけど、誰でも起こりうることかなと思った。希望のある終わり方で良かった。
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梅あんず
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真面目で周りとの関係を気にするイチカと、芸術家肌で自分の納得のいくものを突き詰めようとするニコルという姉妹のお話。 大人になった彼女たちそれぞれがやがて起こす「過ち」は大きくてセンセーショナルなものではあるんだけど、共感してしまう部分もあって一歩間違えたら自分もそうなりかねないかもと思ってしまった。人から見たら大きな過ちでも、当人にとっては自分の日常に地続きで、明確にじゃあいつからやり直せばいいのかってわかんないよなぁ。 もう一回最初から読み返してまた二人のことを考えたいかも。
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みっこ
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ネタバレポッドキャスト『おしゃべりな図書室』で紹介されていた本。長い話ですが、引き込まれて一気に読みました。イチカの『間違い』…これほど大きなものではないにせよ、違和感を感じながらも上からの指示に従うこと、誰でもあると思う。少なくとも私はある。一歩間違えれば自分がイチカの立場になるかも。そう思うと怖いです。姉妹ともに警察沙汰になったのに、いい意味であまり気にしていないご両親がすごい。二人の人生はまだまだ続く。少しでも穏やかなものでありますようにと、願わずにはいられません。
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mame
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「間違えたあとも続く自分の人生」そうだよなー。不器用な姉妹のこれからを応援したくなる話だった(河)
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もみき
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ネタバレイチカとニコルの姉妹。間違えたくなかったのに間違えたふたり。どちらもかわいい。
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なんてひだ
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とことん利用され人生も何もかも無くしたいちかがNN製薬から雇用されるって 一瞬歓喜してるいちか 直ぐにメールで辞退する場面が草原に立っていると表現する。自分は言われた通りにしただけなのに、辛すぎる。にこるも姉の会社に託す気持ちを理解出来ず、裁判でもどうしてのらりくらりするのか、自分の知ってる姉かと苦悶する。仕事のパートナーに気持ちが伝わらず伝えようと行動するのが犯罪とか、しかし貝原はにこるを切ったよねジュエル欲しかった癖にそこで目的達成終盤の黒川といちかの再会トークはとても良くてコロナも逃げずに挿し入れる
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ももかおるん
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ネタバレ「自分の周りの正しさと、世間の、大多数の人が思う正しさが食い違ったとき」かぁ。私ならどうするだろう…。 依千佳と仁胡瑠の思いはひしひしと伝わり、つらくなった。二人が前に進めるようになって、よかった。
0255文字
ゆまたろ
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いちかとニコル。現実社会で起きたコロナ自粛やデータ偽造事件を織り込みながら、二人の挫折と再生が描かれている。二人を暖かく受け止める両親がさりげなく、いい。
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めい
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綾瀬さんといえばファンタジー的な作品や描写の丁寧な作品が多いだけに、テレビドラマ並みの設定は驚いた。途中から、人生の正しさが分からなくなってきて、読みながら混乱していった。自分は過ちを犯した2人にどんな言葉をかけられるのだろうか….?2人とは違う決断を下せるのだろうか…?
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tnyak
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中盤から読むのが、少し辛くなってきた。ラストは、ほのかな灯りが灯ったかな。
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