形式:コミック
出版社:小学館
渡辺明三冠をモデルにしてるんだと思うのですが、にしても全くカタギに見えない。 このマンガに登場するプロ棋士、大体、人相が悪いのですが、羽生九段のような人はいないのか(笑) 苺がひと悶着起こすのはお約束。というか、山野辺竜王もなぁ… 今巻、一番驚いたのは棋士に監修してもらっているという著者の言葉。<名前が出ていないのは 多分、棋士の方が恥ずかしがり屋さんなのでしょう>と書いてますが、喧嘩っ早い棋士が 登場する等、棋士のイメージが良いとは言えない漫画に協力してると思われたくないだけなのでは…
現・竜王・山野辺について。個人的にはグラサンが眼鏡に変わっただけの闇金ウシジマくんにしか見えないんだけど、これは作者の狙い通りなのかな?徹底した実力主義、相手が女子供だろうと売られたケンカは買うスタイル、あと立場と年齢を軽く飛び越える超がつくほどの短気っぷりは、今回の衝突を解消したら(というか出来たら)苺とは案外ウマが合いそうなんだけどどうだろうか。苺的には自分と指しながらお偉方の先輩に怒声を張り上げ続ける突き抜けたその強さにそれどころじゃないんだろうけど(続)。
苺と同じ同年代の女性棋士候補も登場してきたし、今後は勝負主体にかなりシフトしていきそう。しかし中盤以降に割と唐突に挿入された、滝沢実はデキるモテ男でした展開は何なんだ。今後の展開を見越しての事なんだろうけど、既に指摘されてる様にマイナー文化部の太っちょ眼鏡がモテ男というのは流石にファンタジーが過ぎる。何かのテコ入れ、にしては変なんだよな。メンツが足らないから次巻以降も全国大会の新キャラの顔見せは続きそう。ここから前作との違いが明確になってくるんだろうな(了)。
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