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いっちみち乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)

感想・レビュー
168

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スターリーナイト
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2025−28
0255文字
ぴえーる
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「いっちみち」夜逃げして出た臼杵に帰る。昔の恋人。大分の磨崖仏、面白かったなあ。あの辺良かった。「ルール」20年くらい前に読んだやつだった。綺麗好きはいいけど家族を汚い汚い言う配慮の無さは棚に上げるのな。「青い手」うんこの匂いをめっちゃ薄めると薔薇の香りだって言うもんな。ちょっと意外なオチだった。「4℃の恋」起承転結の転くらいで終わった。いやこれからが話の本番じゃん?「夕がすみ」魔性の子というか。これももうひと展開欲しかった。「青い夜の底で」妄想型ストーカー。2002年作なら流行りだったんだろうな。
ぴえーる

「他人の背広」これも再読。荻原が最後まで姿を見せないのが不気味。「団欒」人が死んでるのに呑気な家族だな。庭が死体だらけになるぞ。

02/24 13:13
0255文字
ほんだらけ
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読後が怖い「青い手」「夕がすみ」「他人の背広」 家族が怖い「ルール」「団欒」 女が怖い「青い夜の底で」「4℃の恋」 表題作「いっちみち」に希望
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ももみん
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やや月並み感も否めないけど、青い手は気になった。どこを香料の材料にするんだろう?
0255文字
ミノムシlove
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途中まで読んで、ちょっと嫌な感じのざらつきが心に残るので読むのをやめてしまいました。冒頭の、愛媛から大分へ帰る女の人の話はよかっただけにだんだん不穏な話になってくる構成(自選短編集?話の順番に違和感)にちょっと疑問。
0255文字
おおきなかぶ
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表題作の舞台である大分県臼杵市は、とても好きな街です。読後、人生で初めて聖地巡礼なることを、この週末にしてみました。臼杵港で地図を手に入れ、舞台となる場所を巡りました。市の中心部に車を停めて、歩いて回りたかったのですが、当日夕方より、うすき竹宵祭りが予定されていた為に、一般車の駐車が出来ず、車窓を通してでしたが、物語の雰囲気を感じることは出来ました。次回は、歩いて巡ってみたいと思います。
0255文字
パプリカ
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☆☆
0255文字
まひはる
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短編集
0255文字
夢現
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ネタバレ歪な家族のお話が多めだったかなという印象、人が死んだとき死ぬとき、遺された人の本性が出るってことなのでしょうか。笑えるほどおかしなものでもなく、呆れる、気味が悪いという感じ。表題作がほんのりあたたかなラストだっただけに、他の作品のブラックなオチ等が皮肉というか後味悪いというか何というか。[青い手]の香の原料って…人なのか、だとしたら十年以上もどうやって保存を?そもそもどこをどう使っているのか、知りたいような知りたくないような。[他人の背広]を筆頭に、その後も読みたくなる作品ばかりでした。でも少々胸焼けも。
0255文字
T. みぃた
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ネタバレ久しぶりの乃南さん。1998~2020年発表の短編8つ。どれも少しヒヤリとしたり、ゾクッとしたり、呆れたり。「青い手」母親の実家の家業を健気に手伝う少年。年に一度しか作らない練り香の材料とは…。その保存方法とか利用方法とか深くは考えたくない。「団欒」要領の悪い長男が彼女の求めに応じて車の中でイタしてうっかり死なせてしまった。動転した長男、そのまま彼女を連れて帰ってくる。死体の始末の相談をする一家。自分たちのことしか考えていない。挙げ句に父親ときたら…。
0255文字
remon2
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乃南アサさんは初読み。短編集。息子が連れてきた彼女は助手席で死んでいた、、。そこで、家族はどうするのか?「団欒」、アイドルの秘密の彼女の話「青い夜の底で」などが面白かった。ほっこり系よりミステリー系やざわっとするホラー系が好み。
0255文字
ともち
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人の心の動きがホラー映画観るよりよほど怖い。その後はどうなるのだろうか…と不穏に終わるものばかり。とは言え、イヤミスか、と言われると私の中ではそうでは無いのです。何と言ったら良いのかわかりませんが、このような表現の小説を読んだことがなかったので、初めての感覚、面白かったです。
0255文字
makkinn
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これは、イヤミスかな?息子が死体を持ち帰り、家族が一致団結。それだけではない。かすみちゃんはこわいし。青い手も他人の背広もこわい。4℃の恋は、わかる気もするけどなんともいえない。いっちみちだけが、ちょっと雰囲気が違う気がする。
0255文字
PUKUPUKU
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ネタバレこちらの短編傑作選4もすごくおもしろかった。特に『青い夜の底で』と『団欒』がお気に入り。読んでいる途中でなんとなく結末は想像できるのだけどその想像を上回る結果に驚かされ、とても楽しめた。非日常なのに日常っぽく書かれているお話を読んでいるとお話の中に引き込まれて自分までおかしくなってしまいそうな気分に…。 以前読んだ乃南さんの作品をまた読み返してみようと思った。
0255文字
くるぶしふくらはぎ
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表題作「いっちみち」2020年、他の作品は2000年前後に初出。それでも、人のエゴ、その家族だけがもつ空気、何も変わっていないんだろうと感じさせる筆力。相変わらずの乃南アサの世界を堪能できる短編集でした。嫌な気持ちになりますが、クセになる面白さ。人そのものがミステリー。
0255文字
アンクFD
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久しぶりの乃南アサさん。ドキドキしながら、『これはどんな結末を迎えるのだ?』と思いながら読み進めた短編集。「ルール」は、笑っていいのかな?とか複雑な感覚で読んだ。 たぶん、何回読み返しても飽きない一冊。
0255文字
村上達也
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6
0255文字
nanako
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最大のミステリは人間心理かもしれないと改めて思わされた短編集。しんみりとほろ苦い家族ものから後でじんわり怖さが来るホラー系家族もの、はたまたどんどん過熱していく狂気な家族ものなど、ちょっとアブナイ家族を描かせたら天下一品の乃南アサ作品の多様な魅了が詰まっている。私的には表題作の「いっちみち」がかすかな光が見えるラストに癒やされて好きです。あと、怖い子供系の「夕がすみ」は映画化かドラマ化してほしい印象的な作品でした。
0255文字
氷高
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短編集。女刑事音道貴子の短編は普通に読めたが、こちらはなかなかにイヤミス系かも。 L.
0255文字
ごま
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ネタバレ面白くて怖かった。「青い手」「青い夜の底で」「団欒」がよかった。「青い夜の底で」は思い込みの激しいストーカーの話。いるんだろうな。「団欒」は軽い家族の話。
0255文字
しょう
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気分が悪くなる話ばかり。でも知らぬ間に陥ってしまい同じ状態になる人がいそうでそれも怖かった💦 最後の章の「団欒」なんかは今起こってる事件みたいで、何故?どうしてこうなるの?人格?家族って?っと疑問ばかりだけど現実に行われた犯罪だもんね。なんか…世の中がおかしいのか?人がおかしいのか?
0255文字
pitch
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乃南アサさん、初めてかもしれない。表題作はとても良かった。他のは…救いのない話が多くてちょっとメゲた。
0255文字
たぬ
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☆4.5 夜逃げした町に30年ぶりにこっそり帰郷する話、度を越えた潔癖症の家族の話、相手を呪い殺せる少女の話などなど8編。人と人とのつながりやぬくもりを描いているのもあれば闇を描いているのもあってとても面白かった。一番好きなのは「青い夜の底で」かな。男性アイドルに付きまとうヒステリックな女ストーカーの狂いっぷりが突き抜けすぎていて怖いを超越してた。あと何冊か短編集あるみたいね。読みたい。
0255文字
FUKUIKE
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★★★☆☆ 久々に乃南作品を図書館で借りたけど、やっぱり短編より長編の方が好きかな。
0255文字
ぽーちか
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20年ほど前、好きな作家さんは乃南アサさん、柴田よしきさん、近藤史恵さんだった。3人とももうあまり新作を出してくれなくなったし、作風も変わっていった。寂しい。犬棒日記を読んで乃南アサさんってこんないじわるな目線で世間を見てるんだとショックを受けた。そう思って本作を読めばやっぱりブラックな感じだね。表題作はいい話で面白かった。
0255文字
ユザキ部長
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面白いんだけど。最後の2、3頁で駆け足でおわっちゃうのが良いんだか悪いんだか。短編って難しい。
0255文字
ひろひろひ
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表題作の「いっちみち」は最後にホロッときましたが、それ以外の作品は短編ミステリーで背中がゾワッとする話しもありました。 1話目の「いっちみち」を読んでその後もそんな雰囲気の話だと思ってると、アレ?っとなるのでお気をつけて。 少し蒸し暑い夕暮れ時に読むのに向いてるかな? (自分で書いた感想文)
0255文字
きのぴ
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乃南さんの短編集。表題作以外はブラックな話。潔癖症の家族を描いた「ルール」が面白くて思わず笑ってしまった。乃南さんてこういう行き過ぎた、冗談なのか本気なのか分からない人を描くのとても上手いと思う。「青い手」のオチがいまいちよく分からなかったけど、レビューを読むと同じような人がちらほらいて安心した(笑)
0255文字
ふ~@豆板醤
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ネタバレ3。短編集。『ルール』『他人の背広』『団欒』がざわざわする話だった。コロナ禍も絡んだ徹底的過ぎる家庭内の衛生管理ルール/スーツ上着の取り違えで相手のアリバイになってしまった/家族ぐるみで死体遺棄て、、
0255文字
たっけ
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図書館本。音道シリーズでお気に入り作家さんになった乃南アサさん。この短編集では、表題作「いっちみち」以外はいわゆる「イヤミス」と言うんでしょうか?ちょっと僕には好みじゃなかったです。
0255文字
smelly
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ネタバレ何気にお初でござんす、乃南アサ御大の短編集。8篇です。とわれもこれも面白かった!湿っぽく、イヤミス一本手前のジメッとしてて大変楽しく読ませていただきました。いっちみちの変な緊迫感も好きやし、青い手の全貌を明らかにしないモヤモヤ。夕がすみの世にも奇妙な感じ、ベタな青い夜。どれもこれも小さな山椒でこれは楽しい!また短編集読みたいな。元基さん、大丈夫かえ?笑笑
0255文字
ひより
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短編集。 表題作は、悲しい過去を持つ女性が主人公だけど、なんとなくホッとするラストでよかった。 他はちとホラーっぽくて好みではなかったな。 ★3
0255文字
りえこ
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思ったよりブラックでした 笑。
0255文字
☆★☆ゆうる☆★☆
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凄い…。これでもかって位どんどんエグい話になっていく。最初の話がわりとほのぼのした感じで終わったので油断してた。こんなにも自分本意の壊れた人ばかりいていいのか!フィクションとわかっていても人間が怖くなる。それを淡々と綴る乃南さん。心して読むように。
0255文字
きぬ
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短編集
0255文字
本命@ふまにたす
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乃南アサのアンソロジー。短編というには少し長めの作品も収録されている気がするが、逆にそれが読み応えにつながっている。著者らしい、少し懐かしさのようなものを感じられる世界観が魅力か。
0255文字
マッキーコ
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いっちみち/コロナ禍30年ぶりの帰郷奇跡的な出会い。 ルール/父以外潔癖症じゃない…ルールで気が休まらない家庭。 青い手/秘伝のお線香を作るために必要な原料に触れると青い手になる。 4℃の恋/ご遺体を旅行のために冷凍…。 夕がすみ/「かすみちゃん」に嫌われたら大変。 主人公の兄の勘は、当たっていた。 青い夜の底で/夢中になっている「彼」を、追う側の女性からみた物語。 他人の背広/間違えた背広のお金使い気付かれないと思っていたら警察に殺人で捕まる。 団欒/助手席に女性の死体を乗せて帰宅。こんなことできる?
0255文字
@KR
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ネタバレ「いっちみち」以外全て後味が悪い短編集。乃南アサさんのこういう短編ほんと面白い。かなり古い話が多くて腰掛けOL的な表現やテレホンカード、公衆電話といったワードが出てきて20年かそこらで時代は様変わりしたことを痛感。「青い手」のオチがはっきり分からず、練香のことを調べたけど別に耳垢使わなさそうなんだけど、どういうこと?10年分の材料が入ってる倉庫に父親も友人も入れられてるって事かととりあえず解釈。「団欒」は昔読んだと思ったら読んでおらず。最初から狂ってる家族だった。
0255文字
るい
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軽く読める短編集。 しばらく読書から遠ざかっていたのでリハビリ(笑) 人生の些細な躓き、夜明けを待つ寂しさ、そして不気味な乃南さん節… 表題作が一番好みかも。
0255文字
harupon
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短編傑作選。「いっちみち」「ルール」「青い手」「4℃の恋」「夕がすみ」「青い夜の底で」「他人の背広」「団欒」。表題作は、30年ぶりに、一家で夜逃げした町にやってきた芳恵。コロナウイルス対策で誰もがマスクをしている。誰にも見つからないと思っていたが、乗ったタクシーの運転手はあの頃の彼だった。「青い手」家業の香屋の手伝いをするから拓也の手も青く染まっている。代々受け継がれている特別なお香「薫霊香」の材料にはあるモノが使われていた。何なのかわからないけど恐っ!あと1冊読んでいない傑作選を図書館予約中。恐いけど!
0255文字
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いっちみち乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)評価71感想・レビュー168