形式:ライトノベル
出版社:星海社
形式:Kindle版
出版社:講談社
SF要素はあるものの、彼ら彼女らが過ごしている高校生活は本当に楽しそうであった。感染症がすぐ近くに存在していることの重さもまたこの物語を魅力的なものにしている。日々の叡智花との生活を通して、砂漠が徐々に志望したいものが見えてきて、成長していく姿もまた良かった。
一見、近未来ものにありがちな、直接接触が減っただけのごく普通の学校生活。しかし実は小中高、毎年のように同級生が感染症で亡くなる、死が身近になりすぎた世界。いつ死ぬかわからないので、高校生ともなれば〇〇志望と進路や目標を決めていて当然の、誰もが生き急いでる世界。そんな中、未だ自身の志望が見つからない男子が、ある不思議な女の子と出会うことから始まる物語。――余談。パッと見で気づかなかったのが不覚だが、表紙イラストは「のぼる小寺さん」や「ワンダンス」で前から好きな漫画家「珈琲」氏。地味に嬉しい
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SF要素はあるものの、彼ら彼女らが過ごしている高校生活は本当に楽しそうであった。感染症がすぐ近くに存在していることの重さもまたこの物語を魅力的なものにしている。日々の叡智花との生活を通して、砂漠が徐々に志望したいものが見えてきて、成長していく姿もまた良かった。