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武士とジェントルマン

感想・レビュー
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chisarunn
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ネタバレ日本で武士、が復活して武士文化を守っている?ところへ英国から紳士階級の生まれのジェントルマンが来て武士とはなんぞや?という話なのだが。そこはそれ、巧みな榎田尤利であるから武士の復活、ありかも、とちらっと思わせる。でも、条件が許せば武士をやりたい男の子はいても「武士の妻」をやりたい女の子はいないから、結婚は絶望的だな。もちろん、武士になりたい女の子はいると思うけど。(物語の中に限らず)
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ショコラ♡
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うーん。なんだろ。冷めた感じでしか読めなかったなー。ノンフィクションじゃないんだから当たり前で、自分の読み方に問題ありなんだけども。いっそBLに走った方がよかったのかなあ。設定も面白かったのに、実はみんなスゴい人ばかりで悩みや葛藤に共感しきれなかった。あーん俺のバカバカ!
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@40青ちゅるん鳥
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ネタバレ絵の雰囲気から時代背景は幕末だろうと予想していたが、なんと、現代だった!軽く驚き、面白しろさにもビックリ。榎田さんのライトな文章が心地よい。
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やまねえ
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ネタバレ読み始めたら止まらない、時々思わず吹き出すようなセリフもあれば、涙が込み上げる感情を抱かせる、多様性を理解しようと努めること、他者への思いやり、自分と違うことを受け入れること、また、自分を時に許すことの大切さ、そんなこともまた考えさせられました。子どもの純粋さを守りたいと思わせるルリと、その優しさが時に痛々しくもあった宙や隼人、アンソニーを通して知る日本とは、武士とは。そしてアンソニーもまた抱えもつ苦い思い。あー、これは本好きの友におすすめしたい!
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りまる
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ネタバレ泣きながら読了。超濃厚ストーリーだった。まさかの徳川家や御三家は武士登録してないというのが面白いよね。そして蜘蛛に話しかけたりプリンを1日2つ食べたがったりする隼人が可愛い。嬉しそうに隼人に服を選ぶアンソニーも可愛かった。ヨリが介錯をハラキリアシスタントって説明してたのには笑った。あと武士ランゲッジも。相変わらず作者のワードセンスが抜群。ルリが女でも武士になれると言った時、誠さんがその辺りの規定に詳しかったのはそういうことか..。そしてアンソニーはやっぱり貴族だったね。装画が萩尾望都なのすごくない⁉︎
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ももいろきりん
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文庫が出ていておもいだして再読。設定以外びっくりするくらい忘れていて、存分にストーリーを堪能できた。ハヤトの葛藤とそこから抜け出し己の存在に納得していく辺りは、心に迫るものがあり涙がでた。何時読んでも感動出来るって良いストーリーだなと思う。
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みーちゃんママ
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ネタバレ表紙は「萩尾望都」先生。最近、文庫化されましたが 表紙イラストは「丹地陽子」さんが担当→こちらの表紙も素敵です!英国貴族.次男のアンソニーは 叔母の母国.日本の大学講師の仕事のため来日…空港に迎えに来たのは…キモノ.カタナ.チョンマゲ…現代に蘇ったサムライ!「伊能長左衛門 隼人」ハヤヒトを略して「ハヤト」27歳との衝撃の出会い。武士制度が復活したのは1964年.東京オリンピック。帯刀は無し、奉仕活動による防犯組織。アンソニーとの暮らしは淡々としていたハヤトの生活に彩りが加わる。この続き読みたいです!
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すらりん
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子供にはいろんな事から将来を選べる環境であって欲しい。
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若紫
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ネタバレ現代に武士と武士制度が残っていたら?な話。武士制度の設定がうまい。英国紳士アンソニーが武士の隼人の住む屋敷に居候。
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るか
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ネタバレ形を変えて武士制度が残っている現代日本。その中でも珍しいほどにストイックな「武士」隼人と、その武家屋敷に居候することになった英国紳士アンソニー。不安になるほどに自分に厳しい隼人、そこに至るまでの生い立ち。張り詰めていた心が壊れてしまった彼と、武士という器がなくとも「隼人」として人々が慕ってくれるという気づき。社会制度、ジェンダー、家族。様々な「ラベリング」について立ち返って考えさせられるようなお話。ただただ、隼人とアンソニーとして彼らの友情が続くことを望みたい。
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葵上
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なるほど。武士登録制度という架空の設定を何の説明もなく当たり前のように書き進める出だしが面白い。自然と心開いてゆく過程も面白く。ジェンダー、哲学、武士道、騎士道。問答してる様は禅のよう。あり得ない登場人物に温度が感じられる気がする。
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きゅー
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ネタバレ内容知らずにタイトルに惹かれて入手し、表紙見た時点で江戸時代あたりの話なのかと思ってページめくり登場人物画が出てきた時にはそうとう混乱した。読み始めて、なるほど現代の武士制度ですか!と。なかなか面白い設定。いろいろな問題をさりげなく入れ込んであって考えさせられることが多かったが重くはないし、基本的にはどれも丸く収まっているように思えて希望が持てる。楽しく読み終えてよかった。
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いいちゃん
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★★★☆☆この話はどこへ向かうのだろうと最後まで思い続けながら読んだ。現代に武士がいて、武士登録なるものがあるとんでも設定。その世界を英国紳士の目で見る物語。大きな盛り上がりはなく、でも途中で色々考えさせられる場面が散見される。出だしにある、先入観を持たず、は大切だなぁ、と。自分と違っても受け入れる心を持ちたいものです。そうすれば素敵な未来が、と思わせてくれるラストでした。
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こば
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現在も武士が活躍している?!面白かった。
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AOI
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ネタバレ久しぶりの榎田さん。じんわりしたあたたかさ。最後の章が自分の考えていることを言語化してくれていて、肯定されたように思えて涙でてきた。 自然であることもまた普通/大切なのは中身の水、それを保つための器が必要/家族なら理解できるというのは幻想 栄子さんの話についていける私も結構な英国オタク?アンソニーは絶対イートン校通ってたよね。
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MAMI.
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★★★☆☆
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こぐま
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ネタバレ現代に武士か〜。珍獣扱いなんとボランティアってのがな〜。変な価値観もったじいさん武士もちょっとな〜。頼孝は上手いことやってる。生きるの上手い。宙も輝も優しい良い子。宙父、自分の父の事やのに他人事やな。隼人のおじいは時代錯誤過ぎ。文化は大事やけどそれで家族壊してたら意味ないやろ〜。愛はあるのに悲しい関係性というか…幼い隼人が不憫。クソ叔父腹立つわー!自分おじいの世話やらなんもしてへんどころか盗人のくせに隼人を侮辱するとは。隼人、おじいのことで後悔あるやろけど追い詰めたのはおじいやしな…。アンソニー含め、→
こぐま

周りに良い人達がいてよかった。武士にというか隼人に憧れるルリ可愛い。隼人に新たな繋がりができたのもよかった。武士の結婚式大変〜。てか誠さん!最後すごい盛り込んできたけど幸せ家族になってほしい。

06/06 17:36
こぐま

ナイスありがとうございます^_^

06/08 18:20
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ごろんちょ
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隼人はパーフェクトな武士だと思っていたけど、やっぱり人間だなぁとちょっと安心した。 アンソニーが隼人の家に来てくれて本当に良かった!
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サティーシャ
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ある意味、未知との遭遇/テルマエ・ロマエども違う風呂/キューティ・ブロンド・ブシ/ミルク/HARAKIRI/Black Bento/継承/雨に叫べば/再び、未知との遭遇/ユニクロを着た武士/シェイプ・オブ・ウォーター/ラブ・アクチュアリー 暗黒海苔弁当 母上に伝えてくれそれがしは健勝であると
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久遠の縁
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やはり、榎田氏、予想の斜め上いく面白さ。このままテレビドラマになるような。
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風花 kazahana
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漫画やアニメの原作本のような雰囲気があり 何度も後ろの表記を確認。現代にも武士というものは存在し 登録制であるという。もしかして私の知らないところで現実にあったりするのだろうか!? 幼い頃より祖父に武士になるべく育てられた隼人。いわば洗脳に近い。そこに至るまでの様々な出来事もあったがもはや自然と武士として生きる隼人のもとにイギリスから下宿人としてやってきた英国紳士との出会いから武士とはという根本を問われる。武士であり続けるのか 普通の人として生きるのか。珍しい設定に少し戸惑ったが面白く読みました。
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ヌーン
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幕末に日本に来た外国人と武士との交流とかの話かなと思ってたんですが、全然違いました オリンピックで武士復活ってまあありえないだろうけど そのへんが私たちの社会とは少し違う理の話のようです 武士が名誉職で、ほとんど権限もないようだし、織田家の嫡男がキンパでウロウロしてるし、なんだかわけわからん世界ですが、物語がとても面白かった ことにラストのあの衝撃 今どきだなぁ 英国紳士のアンソニーさんも素敵でした 登場人物全部好き!
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御花畑咲コ
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ネタバレ武士の存在が認められている世界線の話。大きな事件は起こらないが、過去に武士道について亡き祖父との確執がある隼人の日常を英国紳士の目線で追う物語。で、今後があるとしたらもうBLじゃないと納得できない流れ。ヒゲの誠が結婚できたのなら!女で武士を目指す子供がいるのなら!一般書扱いとはいえ武士とジェントルマンが付き合ったっておかしくない多様性の土壌はできあがっている。作者も当然そうしたいのでは?もし一般書でそれを目指すためにここまで土を耕したのなら、是非応援したいものです。
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らんど
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よくこんな設定を思いつくなぁと感心。ふつうにおもしろかったけど、榎田さんらしい心臓がきゅううと掴まれるような切なさはあまりなかったかな。たまにはこういうのもいい。
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ほにょこ
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★★★☆☆ 時代小説かと思ったら武士制度が復活した現代日本の話でした。英国紳士と武士との邂逅。異なる価値観を持っていると理解できなかったり悲劇が生まれたりするものですけど、同じ人間として真摯に向き合う姿勢がよかったです。
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Yacco
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武士が、象徴的な存在としている世界。その武士制度なるものの在り方も、なんだかありそうな感じでそこがまた面白い。そんな武士制度を厳しく守る家に育った青年と、イギリスから来日したジェントルマンの交流。この2人以外にもたくさんの魅力的な人々がいて、もう少しどう変わっていくのかを見守っていたかったなーと思う。大変楽しい時間でした。
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mizugameza
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【図書館】
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ち~
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武士の子孫が登録すれば武士になれる(帯刀もできちゃう!)設定での現代日本。武士・隼人の元に、仕事で来日した英国紳士・アンソニーが下宿する。世間と少しズレた2人が現代社会の問題や、隼人自身が幼少より抱えてきた問題に向き合っていく。『武士とは何か』という、アンソニーの問いかけもいい。アンソニーと五右衛門風呂とか、武士の結婚披露宴の席順とか笑えるエピソードも挟まれていて、ユーモアとシリアスのバランスが絶妙。食事の世話にくる栄子や、隼人の親友のチャラい武士、頼孝(信長の子孫!)などの人物造形も良かった。
りゅう☆

共読!この世に武士の存在っていう設定も大胆だけど、1人1人のキャラが魅力的だよね。さすが榎田さん!

08/10 10:52
ち~

メッチャ面白かった&良かったです〜!面白オカシイ本かと思ったけど、予想以上にストーリーが濃かったです。そう!キャラがみんな秀逸ですよね。図書館予約して1年間、待った甲斐がありました😆👍✨

08/10 11:11
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テリトリーM
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1964年の東京オリンピックのために復活した武士制度。武士伊能長左衛門隼人のところに下宿することになった英国紳士アンソニー・ハワード。ハヤトの日常とちょっとした事件のお話。妙な日本語や無理な設定もあるけれど、振り込め詐欺、認知症、LGBTQなどの問題も盛り込まれていてる。想像とは違っていたけれど楽しめた。
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miicha
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ネタバレ榎田先生ほんと読みやすくて有り難いです。相手が元気なうちに不満が言えていたらとも思うけどそれはそれでケンカにはなっていただろうしで難しいな。愛情があってもそれで全てが解決できる訳じゃないのが本当にせつないです。それでもちゃんとわかってくれている方々もいて、救いのあるお話になっていて良かったです。最後の誠さんのエピソードは番外編として長いお話で読み語ったかも。性自認が男性で妊娠出産は非常に大変なことに思えて「本当に大丈夫なの?」みたいな気持ちになってしまい応援したいのですが複雑な気持ち。面白かったです。
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あなぐま
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隼人さんもアンソニーも、抱えてたものを話せて良かったな、と思った。ヨリが本当に友達思いのいい人で大好き!そして栄子さんの作るお料理美味しそう!素麺と竹輪の磯辺揚げ…食べたい…今年の夏、絶対作ります…!
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かも
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もちろん大切なのは中身の水なのだが、水は自身だけで姿を保つことができない。 そこに在り続けるために、どうしても器が必要なのだ。 だから私たちは、器を探し続ける。(本文より)
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ひまり
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現代日本に社会に合わせた武士制度が復活していて(民生委員的ななにか)、そこへ本物の英国紳士が下宿するって、かっとんだ設定です。ジェントルマン視点では異国の日本を楽しんで読めますが、家族や老人介護の問題、いじめやジェンダー等々、私たちを取り巻くありふれてるけど深刻な問題が扱われてて、少し立ち止まって考えてみようと言われてる心地に。隼人の問題も、「武士」じゃなくて、音楽やスポーツに置き換えたら、同じような壁にぶつかる子、いっぱいいそう。
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りょくちゃ
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21.4.14.349p.画:萩尾望都。「カドブンノベル」2019.9.11.2020.1.5.7月号、「ラブアクチュアリー」書下ろし。現実に武士の制度が形を変えて復活していたら…。ジェントルマンからの視点で進むので読みやすい。武士であることはなんなのかという哲学的な問いや家族の問題など考えさせられる。五右衛門風呂や結婚式の席順のネタが面白い。「ユニクロを着た武士」など各話の題名もクスッと笑える。隼人とアンソニーはもちろん、最終話の誠の結婚式含めて映像でも見てみたい。
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ぱぴ
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榎田さんは本当に突拍子もない設定よく考え付くなあ。それをおもしろく読ませちゃうのがまたスゴい。
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バジル
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残念ながら期待外れ。もっと驚くか笑うかしたかった、、いろいろ中途半端だ。。。
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はなちゃん
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ネタバレまさか武士制度が復活した現代のお話とは思わず、その妙に引き込まれました。そして、主人公はその武士の家に下宿した英国紳士アンソニー。彼の眼を通すと、当たり前に見えていた世の中のちょっとおかしなことが浮き彫りにされて、読んでいるこちらも目から鱗でした。それぞれが抱えている過去と後悔に寄り添い、耐えていく姿に胸が熱くなり、非BLではありますが、まさしくブロマンスでした。
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チタカアオイ
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【図書館】
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はらいどけい
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ネタバレデビュー20周年記念作品!装画は、萩尾望都。それだけでワクワクする。現代に「伝統文化の保持ならびに地域防犯への奉仕を目的とする新しい武士制度」として武士が存在する設定。いつもの多様性に富んだ現代社会の問題などをおもしろい設定とお話で読ませる。いじめ、武士、紳士、品位とはなにか。改めて教えてもらった。
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akira_naruse
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あらすじも何も知らず、榎田ユウリ作品だからと借りてみて、最初はカバーイラストで武士が現代にタイムスリップでもしたのか逆にジェントルマンが武士の時代に行ったのか…と思いつつページを捲り、人物紹介を見て普通の現代人もいる現代が舞台なんだな、と。 読み始めて、現代における武士の在り方の設定になるほど〜と納得し、進むごとに苛め、虐待、家族間トラブル、果てはジェンダー問題まで、一冊の中に色んなテーマがてんこ盛り。 それでもとっちらからずに纏め上げてるのは流石。 続き、出ないのかな〜?
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