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みつばちと少年

感想・レビュー
64

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c.k
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ネタバレ1つを10倍にして返してしまう、発達障害?かもと自分で思ってる中学1年雅也が主人公。親もとを離れ、北海道の施設「北の太陽」で5人の子供たちと関わり成長していく。責任者の70代の志保子さんは、雅也の突っかかる、ストレートな言動も、受け止めて対応して、すごい。それぞれに事情を抱えている子たち。榮さんが杏奈に言った「ここからはあなたの責任で味を決めなさい。もう、諦めるのも拗ねるのもやめにしませんか。自分で自分に期待できるような人になってほしいのです。」がすごく力強かった。さあ、この子たちに負けずに私も頑張ろう。
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aosora
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発達障害(グレー)の中1雅也。夏休みに養蜂を営む叔父のいる北海道へお手伝いに。そこでの素敵な出会いが、彼の成長に大きく影響することに。北海道の家庭養護施設『北の太陽』には訳あって親元で暮らせない子供達が集まり、小さな争いが絶えない。接する大人達もどこか淡白。雅也は混乱する。『普通って何?自分ってへんなの?』葛藤を繰り返し、様々な境遇の子供達と接し、一見冷たくとも暖かい気持ちで接してくれる大人達との触れ合いで、少しずつ自信を持てる様に。『みつばちマーヤの冒険』、ハチミツ、イカ飯…この作品のキーアイテムですね
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ジュリ
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自然を感じられる小説なのかなと思ったけれど、みつばちは脇役的な存在だった。発達障害かもしれない少年が、ある夏おじさんのもとを訪れる。そこでは、少年は北の太陽という、親と一緒に暮らせない子どもたちが生活をする場所に預けられることになる。そこの子どもたちとかかわったり、いかめし大会に出場したりすることで、少年が成長していく。
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たら
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子供の中学受験模試でこの小説が扱われており、続きが気になり購入。発達障害の傾向がある雅也と、それぞれの家庭に問題を抱えた北の太陽の子どもたちとの交流。それぞれに困難さを抱えながら、前を向いていく姿を瑞々しく描いており、気持ちの良い作品だった。蜂蜜を塗ったトーストやイカめしなど、美味しそうな描写も多く、特に瑛介のとろけるような表情や、素直な発言などの描写は微笑ましかった。 最後、あまりにもうまくまとまり過ぎていた感はあり、そこがリアリティに欠けていたかな。
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コウママ
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北海道が舞台で発達障害の少年が主人公。話し出すと止まらなくなったり相手を傷つける言葉が悪気なく出たりと特性が出てて、作者さんうまいなぁと思いました。普通って何だろうというテーマが良い。ストーリー的にはありがち感があったかな。そしてみつばちマーヤがベースなので読んだ事がないため今ひとつピンとこない部分がありました。
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キウイ
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ネタバレ主人公の二十四時間反抗期状態・リクツ正論吐きまくり少年が、学校では受け入れられなくても、立場の弱い施設のコドモや関係者には、言いたい放題できて、自信を付けていく。最後で家に帰るけど、今までナゼ学校で受け入れられなかった理由を考える様子もなかったのに、この先、やっていけるんだろうかとシンパイになった。病院に行くという前向きな発言だけで、済ませてイイモンなのだろうか。イイ話を描いてるんだろうが、たまたまウマくいっただけに見えるぞ。
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けんとまん1007
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自分自身を抑えれないことは、よくあること…と思う。自分自身が、そうだからでもある。ただ、そこで、時間を少しだけ置いてみる、一時保留にするなどはやっている。ただ、それでも、自分の中で葛藤はある。後から・・・と、思うこともありがち。それでも、それを投げかけることができると、随分と違う。その積み重ねだと思う。投げかけることは、受け取ることにもつながる。その逆もまた真なり。そうすることで、ゆっくりとではあるが、変わりうる。
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奏
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思ったことを何でも口にしてしまう中学1年生の雅也。養蜂を営むおじさんを頼り、夏休みを北海道のファミリーホー厶で過ごすことになった。様々な過去を抱える子どもたちと関わっていくうちに、自分の引き出しが増えていく雅也。葛藤する大人たちの姿も描かれており、自分にとって誠実であることとは?と考えさせられる。「みつばちマーヤの冒険」読んだことがなく早速図書館に予約。
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ヂャニスちゃん
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「雅也君、わたしたちは、できる範囲の中でしか生きられない。どうすれば麻央ちゃんがしあわせになれるのか、正直わたしにもわからない」P187、「空はー空は、どれだけ多くの残酷をながめてきても、おだやかだ。空を見ていると、けっきょくわたしにできることなんて、なにもないとわかる。だからこそ、わたしも見ていよう。せめて残酷から、目をそらす人にはならないように」P188
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joyjoy
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彼らにとっての「みつばちマーヤの冒険」のような物語に、自分は出会ってきたかな。マーヤのセリフの「森」を「図書館」に置きかえる雅也。彼は図書館でどんな本を読んできたのかな。たくさんの本から言葉を吸収していって、経験という濾過装置をとおして、自分の言葉を持てるようになっていったのだろうな。「経験というものは、なんといっても人生の最高の宝」。言葉が経験と結びつき、実感として自分のものになった喜びが伝わってくる。「あぁ、何かクッキングがしたいなぁ」と娘が横で呟いている。どんどんしておくれ。世界を実感しておくれ。
まる子

この本、良い話なんですが…イカ飯がちらつきます(笑)

05/13 20:29
joyjoy

まる子さん、たしかに! 自分の古いイカ飯記憶を脳内再生しつつ、いつ作ってみよう?とか考えながら読んでましたー

05/14 08:01
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みほ
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初読みの作家さん。村上しいこさん。爽やかな読了感。北海道が舞台ということで借りた本。養蜂の手伝い、イカめしコンテストへの出場等々、如何に経験が財産になるか。一番の財産は仲間が出来たこと。
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ぷ子
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読書会にて。 物語に[ミツバチマーヤの冒険]を取り入れているのが面白い。 あまり名作を読んでいなかったのがくやまれる。子供達が、自分たちの希望に向かって進んで行く姿が素晴らしいと思う。普通じゃなくてもいい。その言葉に、感動した。 挫けても挫けても立ち直る姿をぷこも見習いたいとおもった。
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kayo
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【3/8はみつばちの日で選書中】みつばち、蜂蜜、養蜂は脇のお話でした。でも『みつばちマーヤの冒険』の中の場面や台詞が重要なキーワード。名作を読んでないツケが出て誠に残念&反省。子どもの生きづらさは生まれ持っての質からもあるけれど、それとは別に親が与えていることが多いです。親として反省点がいっぱい。子どもたちが『みつばちマーヤ』を軸に、自分たちで自分たちへの理解を深め、希望を持って前を向こうとする姿が逞しい。家や学校で居心地の悪さを感じている子にぜひ読んでほしい。どこにいても、普通じゃなくても、大丈夫。
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かお
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北海道の「北の太陽」で、様々な事情を抱えた子供たちと生活することになった、雅也。空気が読めず、時々失礼な言葉が出てしまう。周囲と馴染めず、どうしたらいいのか分からない。 世間の「普通」と、どれくらい離れているのか、自分で認めてどう歩いて行くのか。必要に迫られてだけど、力強いメッセージが詰まっていた。 子供を育てられない母親、暴力をふるう父親など、重い話も出てくる。子供から見た不安定な大人が鋭く描かれていて、大人向けとは違ってハッとした。
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lisa
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ネタバレ◯登場人物みんなが終始、声を荒らげたりすることなく、しっかりと自分の意見を言っているのが印象的です。そしてその分、クマ出没シーンの緊迫感が際立ちました。緩急のある展開に引き込まれながら読めると思います。主人公の雅也が発達障害かどうかは最後まで分かりませんが、北の太陽では雅也自身を受け入れてくれているように思えました。挿し絵がなくても北海道の自然と、子どもたちの表情が浮かぶような描写はさすが村上さん。重苦しさを感じさせず、かといって楽観的になりすぎない文章でした。
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エル
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発達障害かもしれない雅也は空気が読めず友だちが作れない。普通でない雅也は普通に憧れている。そんな雅也は「北の太陽」で訳アリの子どもたちや志保子さん栄さんと過ごすうちに宝物をいっぱい手に入れ、普通にこだわらなくても前を向いて生きる力を得る。児童書らしく、良い言葉がいっぱい散りばめられてたな。普通に拘らなくてもいいこと、誰かを守るということは人と触れ合うこと、誠実に生きること。そしてミツバチの面白い生態にも触れることが出来る。良い本でした。
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Mayuko Kamiwada
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雅也は友達とうまくコミュニケーションとることが苦手だ。 北海道で養蜂場をしているおじさんのところへ行くことになり、「北の太陽」と呼ばれる施設でそこで暮らす子どもたちと過ごす。 「普通」という言葉を使いがちだが、普通が一番難しいのかもしれない。 人によって、普通の基準が違っていたり、自分にとって普通だと思っていたことが相手からそう思われなかったりする。 自分が自分らしくいることを受け止めてくれる「北の太陽」での人々は雅也にとって光だと思った。
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meichun
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ほんわか温かい気持ちになる作品だった。しほこさんや栄さんが、ただ優しいだけじゃなく、子どもの未来を考えて厳しくしてるのが、本当の愛情だと思った。雅也は思ったことをズバズバ言ってしまうせいで学校では友だちが出来なくても、その特性のおかげで大事な人を守れたならば、その方がずっといいと思った。普通じゃないから幸せじゃないんじゃなくて、出会いだよなぁと思う。
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ゆきみ
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友達と上手く関わることができない雅也が、北海道で養蜂場をしているおじさんのところへ夏休みに行き、「北の太陽」で過ごす。北の太陽には、様々な事情を抱えた5人の子どもたちがいる。そこで過ごす中でこれまでにはない新しい出会いがあり、雅也の心の引き出しに宝物がたくさん増えていく。
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らんどるる
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村上さんの新しい本。発達障害に、児童養護施設、それに養蜂+みつばちマーヤ、そしてイカめし。北の太陽では何でも皆で話し合うというのはいいな。志保子さんと栄さんはなぜよそよそしい??あとがきでこの話がどうやって誕生したかが述べられている。編集者との共同作業と良く言われるが、なるほど。
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グーグー
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ワルデマル・ボンゼル著『みつばちマーヤの冒険』のことがあちこちに出てくる。夏休みに北海道で養蜂場を営んでいるおじさんの所へ行く雅也の旅の友はこの本。志保子さんや子供たちにとってこの本の言葉はとても大切なもの。様々な境遇の子供たちそれぞれが「普通に生きるとはどういことなのか?」考えていく。爽やかな読了感だった。それにしても子供たちが作ったイカめしを味わえた猫が羨ましいなあ!
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プンヴァ
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ネタバレ『みつばちマーヤ』の引用が多数出てくる上に、皆その中の一文をスラリと言えたりして、その事に驚きました。「もう希望しかないね」という一文の何と心強いこと!それぞれが抱えるものは簡単には解消されないけれど、この夏の記憶はきっと支えになってくれると思いました。
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★なおぴんコ★
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図書館本。大好きな村上しい子さんの作品です。YAで、文章の量やページ数が押さえられているのであっという間に読了ですが、わくわくするストーリーと13歳の主人公をはじめ登場人物の少年少女たちが抱えるそれぞれの辛さに考えさせられながら胸熱で読み進めました。北海道の大自然の中でひと夏のキラキラした成長物語です。爽やかな読後感でした!本文より「生きるっていうのは、いつもあきらめと背中合わせだ。残酷だな」「アインシュタインって学者が、ハチが地球上からいなくなると、人間は四年以上生存できないと言ったと伝えられている」
★なおぴんコ★

あとがきより「この作品で私がこだわった「普通」。いまの時代もっとも難しいのは普通に生きることじゃないかなと、私は思っています。そしてそのために必要なのは「誠実」であることなのだと、自然を相手に仕事をする人の姿を見て、そう確信しました。」

05/22 07:41
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柊子
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面白かったが、「みつばちマーヤ」の引用が多すぎて、宗教色がにじみ出てしまった感も。施設の子供達は健気だ。いつも我慢している。でも、だからこそ、諦める練習でなく、諦めない練習が必要・・仲間を思う主人公の言葉が力強くて温かい。施設の母親的な志保子さんが、私はイマイチ好きになれない。優しそうに見えるけれど、大人の(施設の)都合が見え見え。そんな内面は一緒に暮らす子供達には読めないが、部外者の主人公にはしっかりと読めたようだ。だから、彼は何かと反論したのだろう。的を射てる事も多く、ちょっとスカッとした。
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ヌーン
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題名からほのぼのとしたストーリーかと思いきや、結構シビアな話でした 語る主人公の少年も、暮らすことになった「北の太陽」にいる子供たちも、めっちゃハードな境遇で、これから先も大人の都合であっちに行ったりこっちにやられたり 大変なことがあるんだろうなぁ 作中のエピソードを幸せな記憶として時々思いだしてほしいなぁと思いました
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ガーネット
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この余韻は何だろう。ほろ苦、甘酸っぱ、爽やか、突き抜け系…例えるなら、柑橘ジンジャーエールにひと匙の蜂蜜。このページ数で、これだけの要素を備えて、トータルですっきり仕上げの作品は、意外と少ない。材料を入れ過ぎると、重くなったり、味がぼやけたり。材料が限られていると、この突き抜けた爽快感は残せない。北海道の小規模児童養護施設の夏には、ここでしか飲めない魔法の蜂蜜ドリンクがある。一人では作れない、一人で飲んでも効果がない。使い古された「ひと夏の…」という言葉が、もう一度輝く物語。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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第48回 北海道指定図書 中学校 中1の雅也は夏休みに、北海道で養蜂場を営むおじさんのところを訪れる。雅也は思ったことがすぐ口から出てしまい、友だち関係が上手く行っていない。北海道で出会った5人の子供たちとの出会いが、雅也の心を大きく成長させていく。『みつばちマーヤの冒険』から引用された言葉が出てくるが、今の子どもたちに馴染みがないだろうと、書籍を検索しようと思っていたら、あとがきに世界全集から除外されがちとあって残念。ウイリーが好きでした(笑)
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ネギっ子gen
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【推奨します!】琴線に触れることがたくさんあったにしても、情緒不安定になっているのだろうか……。本作で頻出する、食前の祈りの言葉であり、『みつばちマーヤの冒険』に出てくる言葉【愛する神さまは、わたしたちをお守りくださるだろう、わたしはなにも悪いことはたくらんでいないのだから】に、思わず号泣してしまった……。歳かなぁ……。発達障害児の雅也は、中1の夏休みに、養蜂業のおじさんのいる北海道へ行くことに。雅也が寝泊まりするファミリーホーム「北の太陽」では、年齢の違う5人の子どもたちがいた。結局、その後も落涙……⇒
ネギっ子gen

<いくらさそわれたからといって、雅也一人で旅行なんて無謀だと、しばらくのあいだ、父さんは反対していた。「発達障害」という言葉が、あの人の頭の中から、はなれないのかな。母さんは、ぼくをかばってくれる代わりに、障害を認めない。だから旅行には行かせてくれたけど、それがいいことなのかどうか、ぼくにはわからない。ぼくにとって、それもやっぱり息苦しいことに変わりはない。父さんがいつも行き着くところは、「どうして雅也は、こんなふうに育ってしまったんだ」という、誰も答えようがない場所だ>という記述に、君、辛かったな、と。

04/17 07:18
ネギっ子gen

「北の太陽」のお母さん・志保子さんが、72年生きて辿り着いた言葉。「空を見てごらんなさい/空は、どれだけ多くの残酷をながめてきても、おだやかだ。空を見ていると、けっきょくわたしにできることなんて、なにもないとわかる。だからこそ、わたしも見ていよう。せめて残酷から、目をそらす人にはならないように】とても含蓄のある表現だ。ただ、“空”としたところに、この作者の若さがでて、残念に感じた。干害で全滅した田畑で、農民は空を見上げ残酷な空を呪い、豪雨で川が氾濫し家を流された人たちも、空から降り続く雨に呪詛の言葉を……

04/17 07:28
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西の読書好き
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「みつばちマーヤの冒険」は知らなかったけど、作中に出てくる「もう希望しかないね」ってほんとに素敵な言葉。自分にも言い聞かせたい。 みつばちマーヤのワンシーンに主人公が自分を重ねながら、ある決意をして両親に電話するシーンが好きだな。
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花布  栞
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思ったことをすぐ口に出してしまうため、うまく友だち関係を築けない中1の雅也。夏休みに、北海道で養蜂家をしているおじさんの元で過ごす。寝泊まりをするのは「北の太陽」という施設で、そこで5人の子どもと出会う。雅也の愛読書「みつばちマーヤの冒険」から引用がたくさん出てくるが、最近の世界全集からは除外されがちだとあとがきに記載あり。今の子たちには馴染みがないだろうけど、北の太陽の子たちは、普通にすらすらセリフを言ったりするのでそこはリアリティーがないかな…。少年の成長物語としては爽やかな終わりで良かった。
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☆よいこ
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YA。認知のクセが強め男子の話。中学1年生の雅也は、夏休みにおじの養蜂場を訪れる。雅也は思ったことをそのまま口に出してしまい他人と上手くいかなかったり、こだわりが強くて協調性が無いと言われている。滞在することになった「北の太陽」は事情を抱えた子ども達の住む施設だった▽『みつばちマーヤの冒険』の名言を交えながら「普通」とは何かを考える。人と誠実に向き合う大切さとか、難しさとかが真正面に描かれていてとても良本。前向きになれる。「もう希望しかないね!」
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ひらひら
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仕事で関わっている子から「ぜひ読んでみてください」とおすすめされて手に取った本。じっくり向き合って読めたと思う。最初の章から雅也が感じている生きづらさが表現されていた。登場するどの子にもその子の生きづらさがあって、読んでいて辛さを感じる場面はあった。そんな中作中に出てくる『みつばちマーヤ』の引用は、どの言葉も力強くて、登場人物含め読者も勇気づけてくれる。
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しろたん
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自分の口から出る言葉に自分も傷ついている。短い間の出会いが強くしてくれたな。 まだまだ大人になるまでは大変なのは想像つくけど、周りの支えでみんな幸せになってと願います。
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マツユキ
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タイトルに惹かれて。中一の雅也は、思ったことを口にし、行動してしまう。夏休み、北海道の叔父さんの養蜂場に行くと、近くの児童養護施設で寝泊まりする事になり…。人間関係が苦手な雅也ですが、この場所では、すんなり溶け込めたようです。良い場所だけど、ずっとここにいられる訳ではない。でも、出会えたのは、かけがえのない財産。経験を通しての(ヒグマ…!?)子供たちの成長が爽やか。最初から最後まで『みつばちマーヤ』からの引用文が多く、子どもたちが暗記しているのに驚きますが、どれも素敵な言葉。読みたくなりました。
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くぅたん
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まったくもって、好みの問題なのだとは思うが、リアリティーにかけているように感じてしまう。テーマは、ぜひ子ども達に読んで欲しいものなのだが、解答は文中にある、課題図書や問題文を読んでいるような、大人が子どもに読ませたいもの、みたいな。子どもが読むのだから、このくらいわかりやすい方がいいのだろうか?でも、現実はもっともっと苦くて、ない交ぜで、、とモヤモヤする。
まる子

後半、イカ飯が無性に食べたくなりました😅

01/23 21:48
0255文字
芦屋和音
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中1の雅也は発達障害(と自覚している)。叔父さんの養蜂場の手伝いに北海道を訪れ、児童養護施設に宿泊することに……。年の瀬に、また良書に出会ってしまった。「生きづらさを認めて、そこから飛び立たなきゃいけない」、「自分で自分に期待できるような人になってほしい」、「せめて残酷から目をそらす人にならないように」等名言多数。『みつばちマーヤの冒険』の言葉からたくさんの気付きを得て成長してゆく主人公と施設の子どもたち。「もう希望しかないね!」な読後感。
0255文字
ひそひそ
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しいこさん来た!!これ課題図書になりそうな予感!買って良かった。『みつばちマーヤ』がここまで引き出されるとは。麻央ちゃんそうなったか、そうなるよね、でも僕たちにはもう希望しかないね!
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ナカ
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「みつばちマーヤ」からの抜粋が私には難しかった。子供なら感覚的に理解していくのか。いろいろ複雑な状況を美談にせず、地に足がついた感じのストーリー展開が良かった。
0255文字
vodka
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豊かな北海道の豊かな自然を舞台にした少年の成長物語。冒頭から発達障害という言葉がはっきり出てきて驚きました。そして事情を抱える子どもたちとの出会い、トラブル、気づき、、と爽やかな読後感へのいい流れが味わえます。イカめしと蜂蜜が食べたくなりますね。主人公以外の子のエピソードもグッと掘り下げて欲しいと思いました。
0255文字
読書国の仮住まい
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中学1年生の松井雅也は発達障害と診断される。 思ったことを口にしてしまうのだ。 生まれ育った三重から北海道に住む養蜂業の叔父さんの元へ向かう。 そこで暮らすのかと思いきや、叔父さんは北の太陽という施設を紹介。 そこでは海鳴、瑛介、杏奈、ゆず、麻央の5人が預けられている。 メンバーで叔父さんの養蜂を手伝うが水に濡れることは、蜜蜂にとって普通じゃない。 杏奈のピアノの発表会に着ていくドレスを借りるため、地元名物いかめしコンクール大会に挑む。 普通のいかめしプラス味で優勝を狙う。 もう僕たちには希望しかないね!
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