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三国志入門 (文春新書)(Kindle版)

感想・レビュー
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TSUTIYA
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三国志に関しては児童文庫で一回読んだのと吉川英治版が序盤で折れた為、内容分かるか不安だったのですが、上記の理由でやっぱりちんぷんかんぷんでした。特に官職と地名がよく分かりませんでした。なのでタイトルに入門とついていますが、三国志コンテンツのファンブックといった印象でした。ただ、小説なり漫画なりゲームなりの三国志コンテンツに触れてから再読すればまた印象が変わるかもしれない。
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黎明 曉
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宮城谷氏の三国志本のなかではコンパクトで三国志の全体像が見える本。いきなり長編の三国志欲むのは躊躇してしまう…という人や、これから正史を知りたいという段階の人にいいのではないでしょうか。短くまとめてるので、氏特有の脱線が少ないし。あと、氏の好き嫌いが結構垣間見えるので、あ~〇〇はあんまり好きじゃないんだな。というのが読み取れてクスリと笑ってしまう。劉備に対する描写も、長編描いてた頃とちょっと違う気がしますね。
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はやたろう
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三国志全然知らないから、入門ならと読んでみたけど、劉備とか曹操とか名前ぐらいは分かったけど、あとは漢字と地名とか関係性が複雑すぎて全然わかんない。でも、なんか興味が深まった。
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フク
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#読了 歴史作家による正史『三国志』の解説。詳細な説明がある一方で、年号の記載が少ないため、しばしばキンクリを疑似体験できる。『演義』はダイジェストのみだったり、唐突に出てくる固有名詞も多いあたり入門にしてはハードルが高いのでは......? 図書館
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ごんちゃん
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三国志の入門書と言うより解説書。劉備は残念なヒトだったのね。いや、なんとなくそうかなとは思っていたけどさ。それより、孔明が軍事に疎かったなんて、えーーーうっそーーーーマジで?ってなる。どこまでいっても真実は分からないけど。色々と興味深い一冊でした。
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たか厨
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2021年3月刊。筆者の本を読むのは 『侠骨記』(どんな内容だったか、全く覚えていない)を17年前に読んで以来、2冊目。中国史に材を取った小説などで著名な筆者による、『三国志』世界へのいざない本。私の『三国志』初体験は、吉川英治版だ。書籍に関しては、他に横山光輝版の最初の数冊を読んだ程度。あとは『三国志』全編を描いた中国製テレビドラマ、有名エピソードを映像化した映画を数作鑑賞……以上が、私の『三国志』体験だ。エンタメの基礎になっている作品だし、また再挑戦したいと思いつつ、(続)
たか厨

(承前)そのうえで、筆者のフィルターを通した、登場人物たちの人物評が、時に愛情深く、時に辛辣で、楽しめた。個人的に一番意外だったのは、『三国志』きっての参謀格として名高い諸葛亮は、当初は軍事面には疎く、軍事に明るいと信じた馬謖を重用した為に、大敗戦を喫し、以後、自分で軍事を勉強し、軍を指揮できるようになったという下り。私は、諸葛亮は、世に出た時から「名軍師」なのだと思っていたので、この下りは目から鱗が落ちる思いだった(『三国志』マニアには失笑されるかもしれないが)。(続)

12/19 02:03
たか厨

(承前)他にも「悪役」とされている人物の意外な面を掘り起こしていたり、得るものが多かった。『三国志』の小説版はどれも巻数が多いので、尻込みをされている方は、本書で全体的なストーリー、主な登場人物、事件などを掴んだ上で、小説を手にとってみるのも一興かもしれない。(終)

12/19 02:03
3件のコメントを全て見る
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路地裏のオヤジ
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春秋・戦国時代の入門書も是非とも書いてほしいと思った。
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minto
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宮城谷さんには中国古典の入門書を書いて欲しいと切に思う。孫子とか史記など。小説とは違いじっくり時間をかけて読んだがこれは良書です。
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天切り松
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入門書で復習。春秋左史伝の入門も書いて欲しい。
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Yohei Kobashi
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三国志は登場人物が多く、様々な出来事が各地で並行して起こるため、紹介本は薄く広いものになりがちだが、本書は取り上げる人物や出来事を厳選しており、その要点を腑に落ちるところまで掘り下げて書いてある。大局を抑えつつ大胆に話をまとめているところは小説家らしいと感じる。ただ、全体的に根拠(引用)が乏しいので、資料としての信用性には欠ける。中国歴史小説の大御所である宮城谷昌光が書いているからこそ価値のある本であり、一般的な入門書とは位置づけが異なるものと考えるべき。
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武井 康則
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三国志演義について、でなく、三国志について、事実、虚構すべて。だから虚実の対比も所々ある。粗筋、時代背景、主要登場人物について、合戦の内容、故事成語、エピローグと至れり尽くせり。文体は丁寧語で話しかける会話体。幼いころ少年もので読んで、劉備に全然魅力を感じずそのままだったが、さすがに気が引けていて、せめて知識だけでもと読んでみた。さすがに作者宮城谷は上手に読ませる。でもやはり、劉備に惹かれるものはないなあ。水滸伝の方がいい。
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yasu hytm
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映画でみたくらいなので参考になりました。初期の三国志をゲームでしていたころを思い出しまし、もう一回してもいいかなと思いました。
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はかせ
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入門書のせいかかなり省いてあるが劉備がかなりきつい人だったことは小説でもここでもかたられていることが視点を教えられる。劉備家のみお家騒動がなかったのに国として潰れてしまうことをもうすこし語ってほしいところ。
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jorio_s
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子どもの頃に、ゲームから入り、横光三国志、吉川三国志やらでハマりにハマった三国志に久しぶりに触れました。 忘れていて、懐かしく感じながら読みました。 やっぱり夢がある。
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CTC
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3月の文春新書新刊。宮城谷さんも今年76歳である。処女作が45の時で『三国志』の連載は56歳からだ。完結からも8年ほどの時が経過している。本書のあとがき(何故か20年7月の日付だ)には、「(先年)三国志について講演することになり」…際して文春の新書チームと話していてこの企画になったという。宮城谷さんは第1章で[演義]をわずか22頁に纏める離れ業ののちに、2章=時代背景、3章=列伝、4章=名勝負、5章=名句、6章=その後、と纏めている。看板に偽りなしなんだが、三国志ファン、宮城谷ファンには纏りすぎか…。
蜻蛉切

CTCさん、こんばんは。 歴史に学ぶ事は大事ですが、仰るとおり昨今の○○に役立つだの、一冊で分かる(あっという間に分かる)といった類のモノには違和感しか感じませんね。 職場の学生バイト君達に「あっという間に分かるってのは、あっという間に忘れるってことよ。」といつも言っております。(笑) 個人的には、昨年お亡くなりになった井波律子さんの三国志モノが好きです。 (歴史と文学の視点が両方味わえてお得感があります。)

04/23 23:41
CTC

蜻蛉切さま、コメントありがとうございます。いやぁ井波律子先生の列伝モノ、大好物でした!昨年亡くなられたのですね…蜻蛉切さまのご指導、なるほどこれは至言と存じます!私も…ビジネス書なんかでズルしようとしますが…大抵役に立たないです(苦笑)。

04/24 00:20
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ジャスミン
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三国志は北方謙三版を読んだだけなので、最近、中国ドラマを見ていて登場人物がうろ覚えなのを実感して、宮城谷さんの新書を読んでみました。 第一人者らしく分かり易く、劉備や曹操など登場人物の側面や時代背景が分かり、ドラマも楽しめそうです。
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Osamu
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80% 史実の説明をもっと期待してたのだけど、小説家目線でした でも十分復習できた
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ピラックプラック
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マンガやゲームのイメージが強いので、読んでみるとほとんどの人物の印象が変わりました。劉備は残念な感じ…
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てっちゃん
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ある程度、三国志を読み込んだ人向き。飛ばし読みしましたが、所々新たな発見があった。
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hiruhan
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本書は、三国志入門というよりも、著者・宮城谷昌光先生の読書ノート、三国志編といったほうが適切ではないかと思う。事実から、登場人物(キャラクター)や出来事を浮かびあがらせるにはどうするのか、その実例が示されているように感じられた。際立ったのは劉備について。物語の主人公という役割を削いでいくと、捨てて捨ててすべてを棄てて身を立てたのに、捨てられないもののために戦ったら・・というくだりはなんともいえない。欲を言えば、袁紹が菅渡の戦い前に腰が重かったのか、読み解いてほしかったな、と。三国志に書いてあったっけ?
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