形式:コミック
出版社:小学館
「あーあ、ほんと…こんな面倒臭い事になるなら、最初っから産まなきゃよかったなあ」の台詞にキレる同僚。「あんた、ふざけ…」の声を、遮る健太。「これ以上…二人を傷つけるのは…やめてください」と。そこで、病気で寝込んでいた次男が、母親の前で両手を広げ「ママをいじめないで」と。さらに、そのママに向かって、「ママ、ごめんね…生まれきちゃってごめんね」と。で、「ママと一緒にいるーっ!!」と、母親に縋る……。そう、どんな非道な親であっても、子どもって、その虐待した親との同居を望み「自分が悪かった」と言ったりする……。⇒
一時保護は決定したが、別の問題が。空きが出た養護施設は1名のみ受け入れ可能。健太は本人の意思を尊重し「兄弟を別々に生活させる」ことに反対する。副所長は言う。「現実に物事を考えるしかないだろう。児童福祉司の数が増え、より多くの案件に対応できるようになったとはいえ…一時保護所の定員が増えた訳じゃない。受け入れ先があるならば、速やかに退所させるべきだ」と。健太が「心の問題よりも、効率を優先させるべきなんですか?」と懸命に反論しても――。次は、「児相保健師編」。この母親、代理ミュンヒハウゼン症候群っぽいけど……。
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