読書メーター KADOKAWA Group

臨床の砦(Kindle版)

感想・レビュー
227

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ちぃちぃ
新着
コロナ医療最前線の話。医療従事者も常にコロナ感染のリスクを抱え日々働いている。ホント感謝しかない。医療現場の大変さをより多くの人に伝えるために書かれた一冊だと思う。
0255文字
fourthwindow
新着
この頃とは大分変ってしまいましたが、本当にご苦労されたことだと思います。今は改善されていることを望みます。
0255文字
J M
新着
コロナ医療。
0255文字
UK
新着
コロナ初期の頃の医療の現場の戦いを描く。まだ色々な流言飛語が飛び交っていたころか。この病気の正体もまだよくわからなかった頃の医療関係者の恐怖はどれほど大きかったことか。でもこの小説書くの、難しかったろうなあ。正確な情報を伝えないといけないし、またうっかりしたことを書くと色々言われかねないし。それでも描かなくては、という作家さんの覚悟みたいなものを感じる。慎重に生真面目に書いた分、小説としての面白さは少し制約されたかもしれないね。 厳しいテーマだけど、後味もよく前向きに読ませてくれました。
0255文字
まめ
新着
「きっと誰かがなんとかしてくれる」チリっと胸が痛みます。
0255文字
umeko_yoko
新着
すごかった。現役医師が書くコロナ治療最前線の話。あくまで小説ではあるものの、その内容はほぼリアルであろう壮絶な戦い。 「正解はない、だけど正解を待っている余裕もない」、未知なるウィルスに対して、自らの身を危険にさらしながら対峙する医療従事者、そして患者、遺族の思いに胸が締め付けられ、後半は泣きながら読んだ。 ワクチン等により少しは落ち着いた感もあるコロナ騒動だけど、こうして「砦」となってくれた人々の尽力あっての今なんだと思うと、迂闊に気を緩めてはいけないと改めて思った。 あらゆる人にぜひ読んでほしい一冊。
0255文字
GAVI
新着
今でこそワクチンが行き渡り、治療法も確立されてきたが、初期の頃未知のウィルスと戦う医療現場は大変だっただろう。感謝。ウィルスは昔から存在し、人類と共に進化し共存してきた。きっと今回も知恵を集め試行錯誤しながらもそれぞれの立場で協力して乗り切っていけるはず。まずは命を守ること、元気になったらバリバリ働いてお金を稼げばいい。
0255文字
くるぶしふくらはぎ
新着
2021年の年明けの頃、コロナ禍の地方都市の病院、緊急事態宣言下、発熱外来には人々が押し寄せ、地域の介護施設ではクラスターが発生。主人公の敷島医師をはじめ、地域医療を担う医師達のコロナ最前線の記録とでもいうべき物語。医師や看護師の献身的な支えと、医療の砦で闘い続けている方々のおかげで、今の日本の状況は保たれてきたのだと思い知る。医療従事者に限らず「苦しい毎日に静かに向き合い、黙々と日々を積み上げている」市井の沈黙し歯を食いしばっている人達こそが、真の英雄なのだと気付かされる。
くるぶしふくらはぎ

レビューで引用した「うつむいたまま地面を見つめ、歯を食いしばっている人の存在に気付いていない。声を上げない人々は、すぐそばに当たり前のようにいる。苦しい毎日に静かに向き合い、黙々と日々を積み上げている」という言葉は、主人公が医療従事者以外の人々のことに思いをはせている心の中の言葉。でも、これこそ、砦で懸命に闘っている医療従事者の方々のことだよ、と思った。

05/08 16:31
0255文字
nknkmr
新着
ネタバレ他病院がコロナ患者の受け入れを拒否する中、町で唯一患者を受け入れ対応に当たる信濃山病院が舞台。主人公敷島はまともに休みが取れないなか連日勤務し疲労困憊、さらには自らも患者の濃厚接触者と接触するなど不安と恐怖にかられながら、医師としても使命を果たそうと、同僚や他院の先輩・元同僚等と励ましあいながらギリギリのところで何とか踏みとどまっている。現場の臨場感のある表現は勿論、現場を知らない政府の能天気で医療関係者の怒りを買うような発言等がまざまざと書かれていて、やりようのない怒りと不安に胸が苦しくなった。
0255文字
ボンちゃんのママ
新着
実際に現場の医師としてコロナに対応していた作家として現状を明らかにした内容なので、介護職として自身や高齢者への感染対策の煩雑さ、感染への恐怖を経験したため、この作品には心から共感できる。自分自身のことよりも、自分が感染することによって周囲の人に対し最悪の場合は生命を奪うことになってしまう仕事であるのは同じだから。以前周りの医療従事者と話したときにも感じたが、人の生命を預かる仕事に携わる者の矜持を改めて感じた。
0255文字
みく
新着
コロナウイルスと戦い始めたころの病院内の苦労がよくわかりました 今も患者の多い少ないに関係なく医療に従事してくれていることに、今さらながら感謝の気持ちを強くしました。ありがとう❤️
0255文字
もけけ
新着
コロナウイルスに対して何が正解なのか答えがでないまま、現場は患者さんを守るため、地域医療を守る為に進むしかない。現場でのジレンマだったり、理想と現実の間で、おとしどころをみつけ立ち向かうしかない気持ち凄く共感しました。 最後に勝つのは自身の信念だったり使命感だったりするのでしょうか?
0255文字
ネコ
新着
ネタバレ“大切な事は、我々が同じような負の感情に飲まれない事、怒りに怒りで応じない事、不安に不安で応じない事。難しいかもしれないが、出来ない事ではない”この本をノンフィクションと見ていいか分からないが、末端は全ての受皿にならざるを得ず、上に行くほど点数稼ぎや足の引っ張り合いなど、何に励んでいるのか。末端が崩壊してからでないと変化は訪れず、また1つ上の末端が動き出すだけ…。取りまとめ、判断を下せるリーダーは不在。悲しいけど法則だと思う。
ネコ

敷島らが脱落しなかったのは倒れる者がいなかったのも幸いだが、同じ方向を向いて共に尽力する者達がいたから。命懸け。本当に頭が下がる。私に出来る事は、健康を維持し極力病院のお世話にならない事。

04/20 22:10
0255文字
hiro
新着
ネタバレコロナ禍での医療現場を描いた臨場感溢れる小説。というかほぼノンフィクション。夏川さんだからこそ描けるコロナに立ち向かう医療従事者のやるせなさ、葛藤が見事に表現されていて、読んでいると苦しくなってきてしまった。 今の現状はこの小説が描かれた時とは変化しているけれど、今もコロナと戦っている医療従事者の方たちがいることを忘れないでいたい。
0255文字
ひな
新着
ネタバレ去年のコロナ禍の医療現場が描かれ、ほぼこれが現実だったのだろうと思われるほどの内容。どこの国でも最前線で戦ってくれている医療従事者の方々には本当に感謝しかない。現状国内にいない私には日本の現実を語る立場にはないけれど、外にいてすら日本政府の後手後手対応が歯痒かったのだから、中にいた方は、そして医療従事者の方は特にそうだったろうと思う。また「負の感情はあっという間にクラスター化する」という環境はさもありなん、で悲しい。 より多くの人がこの物語を読んでいろいろ考えるきっかけになってほしいなと思った。
0255文字
ぶーこねーやん
新着
医療関係者からみたコロナへの不安・恐怖、医療現場の現状、生々しさを目の当たりにした気がします。 ほぼノンフィクションでしょう! 本当に医療関係者には感謝しかないです。
0255文字
kai
新着
初期のコロナ禍の頃の医療現場の混乱がリアルによくわかる。未知のウィルスへの恐怖、行政や保健所、他の病院との連携不備により、命を落とす人がいたことも、事実として記憶に新しい。人類が未曾有の危機的状況になったとき、一体誰が指揮を取り、危機的状況を回避するのか…ウクライナ危機の時期とも重なり重いテーマだと思った。私が患者なら、私利私欲はさて置き、問題解決に真摯に取り組む物語に登場するような医師に診てほしい。「正解とは言えなくても、最善の道を選ぶ」医者に。この言葉、医療現場でなくとも、迷った時に思い出したい。
0255文字
ぱーぷる
新着
現在進行形のようなドキュメント小説、作者が新大医学部卒というのも親近感が沸く。 コロナ感染が広まるにつれ、医療の現場、コロナ患者を受け入れている病院の状況の巣覚ましさは、マスコミ報道だけでは温度差がありすぎる。 経済より人命、人命を第一に考えながら経済を考えていく、政治家にはそれができないと務まらないはず、、。
0255文字
せいせん
新着
舞台は昨年、コロナ第3波。今は6波、下げ止まり。コロナ医療最前線の皆様に感謝いたします。
0255文字
かわい
新着
コロナ患者受け入れ病院の医療従事者の記録のようなフィクション。現役医師であるからこそ書ける内容だと思います。コロナはまだ終わったわけではなくまだ続いています。早く終息して安寧が訪れますようにた願わずにはいられません。
0255文字
アーミー
新着
お久しぶりの夏川作品は、コロナ患者を請け負った長野県のある病院で働く医師の物語。日を追うごとに搬送されてくるコロナ患者の数に驚く医師たち、コロナの持つ感染力の強さと圧倒的な死亡率に恐れおののきながらも毎日必死で患者と向き合う様子が描かれている。日々奮闘する主人公のような医師たちがいる一方、医療の現場に対して行政の補助はほとんどなく、歯がゆい思いが募る様子もリアルだった。作者のフィクションらしいが、その内容はまるでドキュメンタリーみたいだ。医療現場から描くコロナとの戦いのレポートと言える作品。医師に感謝。
0255文字
Fumi
新着
ネタバレ今でも現在進行形で緊張感に満ち満ちています。 医療の現場が生々しく描かれていて、無知で無責任なコメントを流している人たちに是非とも読んでいただきたいです。 「負の感情はあっという間にクラスター化する」 「負の感情は次の負の感情を生み出すだけ」 「大切なことは、我々が同じような負の感情に飲まれないこと」 「怒りに怒りで応じないこと。不安に不安で応えないこと」 こんな状況だからこそ、肝に銘じたい言葉の数々です。
0255文字
まい
新着
舞台はコロナ第3波下の長野の病院。高齢者施設でのクラスター発生、院内感染、医療従事者家族への心ない行為、まともなお別れのできない家族の動揺と悲しみ。どれも実際に身近で起きたことだ。ヘタな情報番組をみるよりこういった小説を読む方が、ずっと状況が伝わる、自分が考えなければならないことが明確になると思ったのは私だけでしょうか。この話が早く昔話になるといいなと思う。
0255文字
osrk
新着
お医者様かつ小説家の夏川草介さんの作品。「神様のカルテ」などでも厳しい地域医療の状況を綴っているが、本作はコロナというさらに厳しい状況を高い解像度で伝えてくれる。フィクションだけど現実に近いのだろうと想像できる。読めてよかった。みんな読むべし。
0255文字
まいこ
新着
久しぶりの夏川草介さん。静かな物語でしたが、今まで知らなかった面を知り、憤りを感じました。医療従事者の方々には、本当に日々感謝です。一日も早く、事態が収束しますように。
0255文字
修子
新着
昨年の1月の、地方の病院でのコロナ奮闘記。小説になっていますが、著者は内科医なのでほとんどが実際にあった事なんでしょうね。今はもっとよい医療体制になっていると思いたい。今はコロナに関わっている医療機関とそうでない医療機関では、二分されている印象ですね。コロナ禍で奮闘している医療関係の方々には本当に頭が下がります。外野からの見当はずれの批判に消耗しないでほしいです。
0255文字
Bolero
新着
何を言っても綺麗事にしかならない、と何度もレビューを書き直したが、自分の戒めのために…。タイトルに滂沱。本当にコロナの最前線で、その砦を守るために満足な武器もなく、おしくらまんじゅうをする様に、体を張り続けてくれた人達の話だ。その砦の後方では、カラオケに興じ、飲み会を楽しんでいる人もいる。私たちに何がでるのか?想像を絶する過酷な生活の中、このスピードで本作を発表してくれた著者と、今この瞬間にも前線にいる方々に心からの敬意と感謝を。
0255文字
mint
新着
現実に直面しているコロナ病床を描いている。小説として読むことは難しい。正解ではなくても、最善と信じて行動するしか、直面している問題に対応することはできない。医療従事者に本当に感謝。
0255文字
ピッピ
新着
コロナ感染症に立ち向かう最前線の病院。ノンフィクションかと思うほどにリアル。去年の状況を描いていて、病院の過酷な状況と病院外の社会との温度差に無力感を感じた。偏見や認知症の患者のことなど、実際の現場で働く人々は本当に大変なんだろう。 エボラ出血熱のことを描いた本(ホットゾーンだったかな)を読んだ時のヒリヒリ感と同じくらいの緊迫感を感じたのは、自分の周りで現実に起きていることだからだろう。 そして、読み物としても秀逸。感動。
0255文字
理恵子
新着
ネタバレ新型コロナと闘うお医者さんたち医療従事者の方々のお話。想像以上の過酷さに固まってしまった。この本は第3波の頃の話。今はもっと大変なのだろう。私にできることはコロナにかからないように注意すること。日々コロナと闘っている方々に感謝すること。
0255文字
ゆうあゆ
新着
きっと大急ぎで現場から伝えたかったであろう件。
0255文字
ニラ玉
新着
新型コロナはない、コロナは風邪だという人たちに読んで欲しい。(新型ではないコロナウイルスは風邪の原因だけれど)フィクションではあるけれど、昨年のコロナ対応の現実が描かれている。この状況はワクチン接種が進んだ現在も続いている。3回目のワクチン接種が進んで、感染対策をやめた国もあるけれど、その結果がどうなるかで、日本も以前の生活に戻れるかどうかがわかるのかな?
0255文字
emiko
新着
医療系の小説は意識的に避けていたが、なかなか臨床感があって、コロナの最前線で、地方の小さな病院がどのように戦ってきたかが手に取るようにわかった。個性的な医師達の考え方や、科目によって考え方の違いが出てくるのは当然であるが、内科部長の三笠の苦悩や孤独な姿がよく描かれていると思う。相模原論文、かなり興味を引かれる。当然、マスコミだけでは報じられない影の部分が必ずある。
0255文字
ビグ
新着
一昨年終盤から昨年にかけてのコロナウイルス感染3波。夏川先生の経験談なのか、ここに書かれていることは大袈裟なことではなくリアルな現実。地方都市では全てこのストーリーに当てはまるのではないかと思いながら読んでいた。実際、自分の住んでいる地域の話なのではと勘繰ってしまう程。1年経った今でもここで書かれている問題は何の解決もないまま野放しとしか思えない国、そして役所。そうして今、オミクロンが爆発。何度同じことを繰り返して医療崩壊を来たせば気がつくのだろうか?国民皆が読んでほしい。砦で頑張っている人のために。
hon

そして迫る第8波。また増え始めてるね。しっかりした治療薬ができないことにはどうしようもないのかねえ。

10/28 19:43
ビグ

軽々しく考える風潮になってきてるけど、ホントそれでいいのか、医療の砦を思うと疑問にも思う。現場の負担にならず、医療を必要としている人にキチンと医療を提供できるならいいけど、そうじゃないよね。 なんか歯車が噛み合ってない。残念だ。

10/28 20:31
0255文字
りえこ
新着
一年前の世界。コロナの最前線で戦う医療従事者たちのドキュメンタリーフィルムを見ているよう。感謝だけでは足りない。
0255文字
ちぃ子
新着
敷島寛治は、コロナ診療の最前線に立つ信濃山病院の内科医である。一年近くコロナ診療を続けてきたが、令和二年年末から目に見えて感染者が増え始め、酸素化の悪い患者が数多く出てきている。医療従事者たちは、この一年、誰もまともに休みを取れていない。世間では「医療崩壊」寸前と言われているが、現場の印象は「医療壊滅」だ。ベッド数の満床が続き、一般患者の診療にも支障を来すなか、病院は、異様な雰囲気に包まれていた。
0255文字
ako
新着
ネタバレちょうど1年前、コロナ第3波の嵐に巻き込まれた長野県の小さな地方病院では医師や看護師たちの壮絶な戦いが繰り広げられていた。未知のウィルスの恐ろしさを改めて感じ、ほんの一部の医療従事者に集中する過酷な労働に疑問をいだき、そしてそこから遠く離れ安全なところに身を置き物を言う輩に憤り…。そして1年がたち未だに病床不足、医療逼迫、が連日報道されている。何も変わらないまま、最前線で砦を守る医師たちの悲痛な叫びが聞こえてくるような、そんな思いの込められた1冊だった。
0255文字
ちゃんみー
新着
2月1日って日付が出てきたので、これは一年前頃のことですね。コロナ対応をする医師たちの苦悩ぶりは「医療崩壊」という言葉だけでは想像し得ないものがあるってのがよーくわかりました。内と外では感覚がだいぶ違うようです。最近はまた爆発的に感染者が増え、当初程の怖さはないものの罹らないにこしたことはありません。皆様もお気をつけてお過ごしくださいまし。
0255文字
ちず
新着
ちょうど1年前の話。 未知の感染症なので、対応する医療機関は限られた。 爆発的に感染者が増えている現在。 お疲れ様ですとしか言えない。
0255文字
全227件中 1-40 件を表示
臨床の砦評価89感想・レビュー227