形式:Kindle版
出版社:小学館
形式:単行本
形式:文庫
レビューで引用した「うつむいたまま地面を見つめ、歯を食いしばっている人の存在に気付いていない。声を上げない人々は、すぐそばに当たり前のようにいる。苦しい毎日に静かに向き合い、黙々と日々を積み上げている」という言葉は、主人公が医療従事者以外の人々のことに思いをはせている心の中の言葉。でも、これこそ、砦で懸命に闘っている医療従事者の方々のことだよ、と思った。
敷島らが脱落しなかったのは倒れる者がいなかったのも幸いだが、同じ方向を向いて共に尽力する者達がいたから。命懸け。本当に頭が下がる。私に出来る事は、健康を維持し極力病院のお世話にならない事。
そして迫る第8波。また増え始めてるね。しっかりした治療薬ができないことにはどうしようもないのかねえ。
軽々しく考える風潮になってきてるけど、ホントそれでいいのか、医療の砦を思うと疑問にも思う。現場の負担にならず、医療を必要としている人にキチンと医療を提供できるならいいけど、そうじゃないよね。 なんか歯車が噛み合ってない。残念だ。
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