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やりすぎ教育 商品化する子どもたち (ポプラ新書)(Kindle版)

感想・レビュー
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chietaro
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今の教育は子どもたちの実態からズレているかもしれないことを再確認しました。長期的な視点で子どもたちをどのように育てるか考え合う必要があると感じました。そして、子どもたちの遊び場は課題ですね。
0255文字
シロクマぽよんぽ
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1章・2章は理想論に偏っていると感じたが、面白かったのは4章(遊びの創造者から遊びの消費者へ)と5章(地域の赤ちゃん100人がどんなふうに育つならよい地域だと言えるか、30年後にこうなっていたら嫌だなと思う卒業生はどんな人間か)。お受験や詰め込み教育、生徒を追い込みすぎる部活顧問など、自分の教育が絶対的なものだと思い込む親や教師が少しでも減ってくれたらなと思う。「部活辞めても学校辞めても、他の場所があるから大丈夫だよ」、担任も教科担当も部活顧問も親も、そんな感じでいいんじゃないのかな。
0255文字
Yusuke Kitada
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日本の競争教育の問題点や、マルトリートメント(不適切な関わり)について考えさせられた。勉強の強制や受験戦争などのやりすぎな教育については、一人で改善できるものではなく、社会全体で見直すべきなのかと思う。
0255文字
UP
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教育虐待、マルトリートメント、やりすぎ教育は地続き。筆者は「やりすぎ教育」という言葉よりもマルトリートメントを強調している。虐待等、心理の専門家として様々な事例を見てきているからこそ、何でも「虐待」と定義することには警鐘を鳴らす。一方で、虐待には至らないけれど子どもの人権を剝奪する一歩手前、自己効力感を奪うような不適切なかかわりをマルトリートメントと呼んでいる。本書が解決策を明示するわけではないが、親がなんでも頑張らなきゃ!と肩ひじ張らなくてもいいかな、と思えるのでは。図表や章立てなど編集者の腕が残念。
0255文字
yurara
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日本の教育について乳幼児時からの発達を視野に入れ現状を解説。養育や教育の施策が有識者や事業者からのトップダウンな日本に対し、教育志望の学生や市民などからのボトムアップの仕組みができている国々。現場の当事者の声を取り入れるための仕組み作りが日本にも必要だなとしみじみ思った。
0255文字
oko
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武田先生の見てきた世界、研究なさっている世界を、冷静に、優しく、教えていただいている気持ちで最後まで一気読み。なぜ親たちが「やりすぎ」てしまうのか、なぜ子どもたちはゲームやネットに没頭するのか、「よくしよう」という流れと裏腹に、どうしても避けて通れなかった現在の状況なのか…考えさせられます 私自身の子育ても、私の教室も、その「流れ」と逆行しています 先生のなげかけ、モモか、モモでないか、と問われれば、私はモモ的なんだと自覚しています なにも怖くないから、なにも不安じゃないから
0255文字
TOMTOM
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教育虐待の話かとジャケ買い。そうではなく、幅広い意味でのマリトリートメント(虐待)。子どもの「育ち」について、何かが過剰だったり不自然だったり。生産性の高い大人に育てることが一つの価値観のようになっている日本社会。もっと穏やかで寛容される社会がまず求められるのではないか、と。
0255文字
motoryou
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タイトルはよりも、筆者の伝えたいことはもっとソフトで、優しい。どの子も幸せな毎日を過ごしてほしい、それは一人一人の大人が「自分の思いも他者の思いも両方大切にする、それだけで実現できるんだよ、本当は」というメッセージを私は受け取ります。それは理想?いやいや、まずは自分の周り半径10mならできそうですよね?みんなで、それこそ試行錯誤を楽しめばいい。それ自体が楽しい。「ありのままのあなたで十分OKだよ(^^)」そんなメッセージをたっぷり受け取れば勝手に人は「変わって」いきます、きっと。今までの子たちもそう。
0255文字
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