読書メーター KADOKAWA Group

声の在りか (角川書店単行本)(Kindle版)

感想・レビュー
48

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
らぶび
新着
ママ友のマウンティングや周囲からのモヤッとするひと言、第3者の心強い存在など、子供のいる身としてとても共感できるストーリー。ある友人親子の姿に似ていたり、自分にも重なる部分があったり、あるあるな内容に、一気に読み進めた。
0255文字
まあちゃん
新着
分かる、分かる、この感じ! 思い出したけど、嫌な世界だったなぁ… 小さいことだけど、当事者にとっては大きなことなんだよなぁ~
0255文字
せりかぱら
新着
重苦しく、引っ込み思案な主人公にイライラしつつ、子育て、PTA、旦那、、分かる分かるなぁ。。旦那の「俺、今まで希和は料理が好きなんだと思ってたよ」に驚きましたが、旦那と話せるようになって良かった。男の人に読んでほしい作品。
0255文字
sadaru
新着
「わたしの”声"を、取り戻したい。」/小学四年生の息子・晴基をもつ希和は、同級生の母親達の何気ない言葉に傷つき、理解力のない夫にも嫌気を感じつつも日常を過ごす。民間の学童”アフタースクール鐘”で働きはじめ‥/学校という閉ざされた世界で悩む希和の心の声は発することも難しい。P83、自分の言葉を使えるようになりたい。誰かの受け売りで話すのではなく。周囲から求められている言葉をさがすのではなく。誰かならこう言うだろうという想像の輪郭をなぞるのではなく、声を発したい。/人は傷つき、でも癒され生きているんだよな。
0255文字
ランボ
新着
この息苦しさのリアリティがすごいな。子の親もPTAも学童保育も全く知らない世界なのに、その場にいるように気持ちが沈んで重くなった。希和さんは確かに自分の力で「声」を取り戻せたんだろう。その強さを見習いたいな。
0255文字
かたくりこ
新着
ちょっと前までの私が抱いていたもやもやを思い出す、そんな小説でした。
0255文字
よし
新着
★★★☆☆ 小学生の子を持つ母親視点で、日常生活の中で誰しもが感じる違和感、不満、不安を描いた作品ですね。どこのコミュニティでも同調圧力は少なからずあるし、それを煩わしいと思うのは当然のこと。そんな中で自分自身の考えを持つ、それを発信するというスタンスが重要なのだと感じた。
0255文字
二宮なるみ
新着
いろいろ思うことがあったな。日頃安易に発している言葉を考えさせられた。自分の言葉を持ちたい、か。難しい。もう分かって貰えなくてもいいやと思うこともあるなぁ。飲み込んでるのかなぁ。寺地作品、「水を縫う」が特に好きかな。これからも期待して読んでいきたい。
0255文字
りょう
新着
寺地さんの本は、とても普通の人の日常を書いているけど、ちゃんとつたなくてもいいから気持ちを伝える努力をし続けようとか、群れることから距離をおいてすくっと立つ勇気を持つ人になろうとか、背筋が伸びることを、改めて考えさせてくれます。
0255文字
おとぼけ男爵
新着
周りの人たちと争わないように、空気を読みながら生きている。そんな、ごく普通の主婦の感覚には共感を覚える部分が多い。でも、ため込まずに自分の意見を相手に伝えることができれば、随分楽になる。一言で状況を変えるような魔法の言葉は無いにしても、伝えることで変わることが出来る。人との関わり合いは、めんどうだけど愛おしい。 ネタバレ、あらすじありの読書感想文はこちら https://note.com/otobokedansyaku/n/n5353b6d6b8a4
0255文字
bigdad
新着
☆☆☆☆☆
0255文字
ひろろん
新着
これまた考えさせられる内容でした。寺地さんの本は見かけると借りて読んでいますが、先日は図書館の新刊コーナーに3冊もありました。書くペース、早くないですか?今回はあるあるな感じで、読み進めるにつれて気持ちが重くなってしまいました。でも希和が自分の声を取り戻して、それは「たった一言で状況を一変させるような、魔法みたいな強い言葉」ではないかもしれないけれど、確実に自分は変わっていく。そして周りも変えていくと思います。コロナへの閉塞感を感じさせて物語は終わったけれど、希和は解放されていくだろうことを確信しました。
0255文字
いくみ
新着
ネタバレたったひとことで状況を一変させるような、魔法みたいな強い言葉は、きっとこの世にはない。それでも自分の言葉を持ちたい。
0255文字
mame-chan
新着
みんな、誰かに自分を見ていてほしいんだよね。わかるよ。
0255文字
やっちゃん
新着
民間学童で働き始めた主婦の希和。学童の経営者の要は緩くマイペース。要や児童に振り回されながら、小4の息子や夫婦関係とかに日々奮闘する主婦の成長物語。学校の保護者懇談会の様子は読んでるだけで大変。更にSNSとかGラインとか、現代のお母さんは大忙しだ。いつの間にか自分の考えや思いを周りに伝えようとしなくなった希和の気持ちは分かるが、夫に対してそれは駄目だわ。少しイラっとするけど嫌いにはならなかった希和。ラストがいい感じに終わったのでホッとした。息子とのスキップ競争…楽しくスキップした者が勝つっていいね!
0255文字
ヨッコ
新着
「これを言ったら関係が悪くなってしまうかな」とか、「文句を言って機嫌を損ねたら後が面倒」とか思って言葉を飲み込むことは誰にだってあると思う。でもやっぱり、言葉にして相手と話し合わないと何も解決しないよね。希和は真面目過ぎるからあんなに悩んでしまうんだろうな。けれど、新しい環境に飛び込む勇気や、人を受け入れる柔軟性もあり、一歩踏み出せたのは良かった。民間学童の要はしがらみのない人。理想ではあるけれど、なかなか難しい。
0255文字
bubuntyo
新着
「ハル君のお母さん、秘密守れる?」「・・・秘密による」私だったら守れるって言ってしまいます。子供相手でも、嘘をつかない。きっと子供にはわかってしまう。要君がお姉さんを守らなければいけないと思ってたこと、なぜか涙が出てきました。子供も色々大変だし、もちろん大人も大変だけれど、すこしずつでも自分が自分らしく生きられる世の中になりますように
0255文字
ちぃ子
新着
「こんなところにいたくない」希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
0255文字
sadaharu
新着
子供達との微妙な関わり合い、距離感がうまい具合に表現されていて主人公の優しさを感じつつ、今時の人間関係の難しさが感じとれる作品でした。おもしろかったです。
0255文字
AzKI
新着
声とは気持ち。 結婚し子供を産み人生を子供の為に捧げる。子供は可愛いけれども自分の時間も。そんな日常ストーリー。 主婦なら誰でも抱えていそうな悩みであるが、それとどう向き合っているかは人それぞれ。初めは少し後ろ向きだった希和は周りの人間との接触を経て少しずつ気持ちを変化させていく。 もう大人だから劇的に変わるわけではないが、それでも自分の気持ちの場所を確かめてほんの少し前進する。
0255文字
けいちゃん
新着
今まで読んだ本の中で、一番共感できた。「誰かになにか想定外のことを言われた時、とっさに言葉を返すことができない。何日も考えてようやく「ああ言ってやればよかった」という言葉を見つけ出す。見つけた頃には、相手はもう自分が言ったことを忘れている。」「なんとかしたい。このままではほんとうに声をもたない人間になってしまう。」「彼らはいつ知ったのだろう。勝ちの種類がひとつではないことを、前進する方法がひとつではないことを。」『児童憲章』のことも、今まで目にしたことがあったと思うが、全く意識したことがなかった。
ひろろん

母子手帳引っ張り出してきて、確認してしまいました。本当に載っていました!

08/28 21:16
0255文字
きい
新着
小学生ママあるあるが散りばめられた作品。声の大きい人が勝ちかと思いきや、ある瞬間には逆転したり。もう何年も前なので懐かしく読んだ。私の頃にはまだSNSがなかったので、今のママ達の大変さを考えてしまう。
0255文字
のみちゃん
新着
私は小学3年の頃まで目立たない子だった。学級委員会で自ら発話することなどなく、学級委員選挙に名前が上がることもない「クラスの構成員」の一人に過ぎなかった。しかしある日、思い切って挙手し、学級委員に名乗り出た。その瞬間をきっかけに私は変わり、会議でも必ず意見を述べる人となっている。きっと誰もが「私は学級委員会で一言も話さない子だったんだよ」と言っても信じられないと笑うだろう。変わってゆく希和を見ながら「おいでこっちの世界に」と思った。今度は他者をきちんとわかってあげられる要の能力が欲しい。
0255文字
mimi02
新着
☆5
0255文字
ariel
新着
正しいことは角が刺さりそう…生きにくい狭い世界に私達は暮らしてるんだなぁと頷いてしまいます。ゆる〜く生きていきたいなと思いつつ現実はしんどいしがらみだらけです。希和の気持ちがよくわかるけど可愛い息子と不器用な旦那は信じて大丈夫。自分の立っている場所で精一杯甘いご褒美を探して頑張ろって目次を見ながら思いました。
0255文字
iku
新着
安定の寺地さん。小学生の母あるある満載でとても共感できた。子育て期真っ最中は立ち止まって色々考える気持ちの余裕なんてなかったが、子供を相手に何を言ってもいい相手だと決めかかり、子供を1人の人間として尊重することができていたかと自責の念にかられた。自分の意見を口に出す事を躊躇い、自分にとって心地良い物だけをSNSに投稿する生活だった希和がしっかりと自分の言葉を持ち、発言できるようになっていく様が清々しい。自分の何げない行動や言葉がいつか誰かの可能性を広げられたなら素敵だと思った。子育て中に読みたかった!
0255文字
香翠
新着
人を傷つけるためだけの刃ではなく、時に暖かく、また時には厳しくてもいい、自信を持って発せる自身の声を持ちたいと思う。
0255文字
パプリカ
新着
☆☆
0255文字
おーね
新着
希和の声は埋もれてしまう。そのことに徐々に気付いていく。よく耳を澄ますと声を聴いてくれる人がいた。いろいろな逡巡はとても心に刺さりました。
0255文字
うーさん
新着
(図書館)声に出して、相手に伝えるって簡単なようで本当に難しい。普通に話すことは出来るのに、思いを伝えることがなんとハードルの高いことか、そう思います。
0255文字
梨ノ香
新着
会話は大切な事✨言葉にしようと思っても口に出せないこともあるけど、言葉にしないとちゃんと相手に伝わらない。 女だから、母親だからと家事や育児をすべてやろうとせず、大変な時は旦那さんに手伝ってもらおう😁 『勉強はチケット』たくさん勉強をした人はたくさんチケットを手に入れて、遠い場所でも近い場所でも、自分の好きな場所にいける。息子も沢山のチケットを手に入れようと頑張ってくれたら嬉しいのだけど😅
0255文字
キャラメルパフェ
新着
ネタバレ小学生のひとり息子晴基の母希和は子育てやママ友問題で悩み中。ママ友LINE怖い。ある意味子どもより幼稚な世界。上辺だけの付き合いなのに強制化、義務化されつつあり一々反応、同調し、アクションを起こす労力には同情する。同級生友達の弟が私設学童保育を開設し希和はそこで働くようになり、少しずつ変化していく。子ども自ら選び進んでいく。勝ちの種類はひとつでないこと前進する方法がひとつでないことをいつの間にどうやって知り得たのかそれに気づく希和もまた成長している証だと思った。夫表記から和孝に変わったのもポイントかな。
0255文字
バウバウ
新着
図書館本
0255文字
鮎香
新着
私は子供を育てた事がないので、実感としてはわからない。こんなに孤独感、と言うか言葉を心の中に溜めざるを得ないものなのか…。愛するが故にしんどくなるのはわかる気がする。旦那さんと話ができないとか、ママ友との小さく大きなイザコザとか「お母さん」って大変だなぁ。大人も色々だし、子供も色々。「一番楽しそうな人が優勝」って、とても、良い。子供って大人が思う以上にたくさんたくさん考えてるのかもしれないね。
0255文字
みこ氏
新着
学童保育が出てくると知り、読んでみた。う~ん、だいぶ私が知る実態とは違うんだけど、こんなものか。主人公の希和とは相容れないな、と思った
0255文字
みい
新着
ネタバレ「こんなところにいたくない」という短冊の言葉は希和の声でもあったかもしれない。夫なんてうまくやっていくなんて無理としか思えなかった。でも、希和自身が仕事や生活の中で少しずつ変わり、一発逆転もすっきり解決もしないけど、風景は少しずつ変わる。それにしても、家事が好きなんだと思っていたという夫の言葉やPTAの様子には…。自分自身仕事を抜けてお昼にPTAの仕事に行ってた時には溜息しかなかったし、ママ友も苦手だった。でも、子どもと一緒の時間は楽しまなくちゃと今になって思う。子育て中の人は楽しんでほしい。
0255文字
水さん
新着
小学生くらいの想像力は自由ですね。当時、家族でもっと話をして、成長を見ていればよかったです。
0255文字
ちょこちょこ
新着
声というか言葉。思うだけでなく、それを声に出して言うのはなかなか難しい。深く考える人はよけいに……。 見た目で判断してしまうこともよくあること。言葉を飲み込むうちに、声に出すことが難しくなってしまう……。
0255文字
nori
新着
何がどう正しいかは難しい。親が必ず正しいとも限らない。一人っ子は、人とうまくやっていけないといことは絶対にない。その子の性格にも親の育て方にもよる。支えあうためにもう一人とか言っても、仲違いすることもある。親がほしいと思って産んでほしい。
0255文字
全48件中 1-40 件を表示
声の在りか (角川書店単行本)評価77感想・レビュー48