読書メーター KADOKAWA Group

旅のない

感想・レビュー
77

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
Mingus
新着
読了記録
0255文字
うぴやま
新着
途中までしか読めなかった
0255文字
04090364riu
新着
#読了 #上田岳弘 短編集。コロナに関する作品が多かったのと摩訶不思議ワールド展開。
0255文字
もり
新着
短編集。1つ目より2つ目、2つ目より3つ目、3つ目より4つ目と読みやすくなっていき、面白くなっていった。私には少し難しく、深いような面白いような、読みにくいだけにも思うような、国語の問題になっていそうな感じに思った。
0255文字
umechi
新着
ネタバレ周期的?に読みたくなる作家、上田岳弘さん。コロナ禍の話だけど暗すぎるわけでもなく、かといって明るいわけでもない。エッセイのような、私小説のような感がくせになる。なんか読みたくなる文体なんだよなあ。AmazonPrimeで観た『鬼滅の刃』と『The Boys』の話がナチュラルに入ってたので、それもまたおもしろかった。やっぱり表題作の「旅のない」が、純文学臭がすごくてすき
0255文字
ケンイチミズバ
新着
私個人は、今思えばあれはなんだったのだろうの思い。多くの作家によるコロナ期の記録がある。ここにも。テレワークで下はパジャマ。ズーム会議中の妻の下半身を攻めて我慢する様子に興奮しその流れで・・・(笑)あの当時コロナ離婚なるものもあったのか。弟夫婦から子供たちを預かるが、子供を諦めた彼らが寝付いた子供の寝顔を寝室に確認しにいった時の高揚感がまた子供を持つことに再考を促す。私も分かる分かる。私は保育園から広がった連絡をもらったものの、孫にウリウリしコロナをもらいました。ワクチンも2回でやめた。長嶋有を思い出す。
ケンイチミズバ

家が裕福であることを「実家が太い」と言うらしい。実家が太いと人間性も太く心配事も少なく成功しやすい。のは確かだろう。旅をするのは戻る家がある人に限る。旅とはチャレンジのこと。実家が太くない人の旅は流浪だったり流転だったりすることがある。なるほどね。先に読んだ角田さんの作品にも出て来た1999年に恐怖の大王が降ってくるは、もしかしたら2020年のコロナのことだったのかもしれないね。だいぶズレるが。

04/30 13:18
0255文字
suicidal_genes
新着
上田氏の小説を読むのは「ニムロッド」に続いて2作目。穏やかに神経が揺さぶられる感覚に酔いしれつつ読了。普段あまり刺激されない精神の深いところをじわじわと攻めてくる不穏感がクセになりそうな作品。何故か「ニムロッド」と同様、読後数ヶ月もすると物語の内容が雲散霧消してしまい、タイトルと読書中の不安感はちゃんと記憶しているのに「あれ?どんな話だったっけ…」となるのが不思議でならない。
0255文字
ジュリア
新着
唯一ボーイズだけが読みやすかったが、他は?
0255文字
さけ!
新着
☆☆ 難解でした〜 関係ないですけど、このあたりは小説とか映画、ドラマにおいて、コロナがある世界のものとない世界のものと二分されるようになりましたよね
0255文字
minoru
新着
コロナ禍という20年代初頭の不思議な時期。でも、そんななかでもしっかりと物語はつむがれ、こうして短編集として満足感のある小説ができあがっていた。会話の感じがなんかよかった。
0255文字
まるひろ
新着
システムエンジニアの男がコロナ禍で彼女とホテルで過ごしながら仕事をしたり(第1話)、子どもの持てなかった夫婦が弟夫婦の子らを預かっていろいろ考えたり(第2話)、ある男が引っ越しを機に発見した昔書いた小説を読み返しつつ過去を振り返ったり(第3話)、出張先で取引先の男の製作する映画に出演しているような、いないような表題作(第4話)など、コロナ禍の人々のどこか人生を振り返るような感じの短編作品集。最後の「旅(をしたこと)のない(男)」移動生活者の男の話は映画なのか現実なのかも分からなくなる。
0255文字
yumani
新着
未だ過去形だとは断言しきれない「あの頃」の閉塞感。奇妙な多忙さの中で感じた不安と戸惑い。もはや和柄のマスクをするボーイズを見かけることはないけれど、流行りモノがあちこちに振りかけられていてゾクッとくる。自己肯定感の低い女は『悪口』を言ってもさほど堪えないから絶大なパワーが要るんだよ!現実空間の中に浮かぶ過去のカプセルを垣間見る。『生』との対極?「村上さん」アンタだれよ?「柊二くんが二人」は別人(笑)『正しい読み方』は解らないくせに、知っている世界が確実に存在している気がするのが不思議だぁ〜。
0255文字
にゃるほど
新着
返却期限が近づき斜め読み。Xperiaとなにか関係があるのでしょうか。作者の知識にへ〜と思う。
0255文字
鈴木 一敏
新着
エッセイとしても読めてしまう小説。 この辺りが村上春樹の影響が強いのだろう。 新型コロナの中の生活が描かれている。 若い人はこんな感じで新型コロナの時代を過ごしていたのかな。
0255文字
Mayura
新着
短篇が4つ。コロナ禍で多くの人が感じたであろう事を様々な立場から描いたという印象。全く状況の違う人達の話なのにどこか共感してしまう。 これまで読んだ作品と比べて随分読みやすく感じたのは、短篇だったからなのか、テーマが日常的な内容だったからか。緊急事態宣言とか、コロナ禍と鬼滅の刃のセットになってる感じとか、何年か後になって読むと懐かしくなるんだろうか…いや、もうすでにだいぶ懐かしく感じている。「悪口」みたいに敢えて悪口を言う練習をしてみるのは、意外と難しく面白そうなので、いつか機会があったらやってみよう。
0255文字
たくみ
新着
コロナと鬼滅ブームが印象的だが、本作の本質は人は論理だけで動けない生き物であると言うことを強く見せている点だと感じた。コロナはその象徴で論理的には早々に健康体の人間にとってそこまでの脅威ではないとわかったが、何故か皆はマスクも外さず自粛する。ある意味では頭が悪いしでも理屈で割りきれないのも人間。特にボーイズにおける子どもを持つこと、育てることについては理屈だけでない部分がよく見えている。動物である人間が後付けて理屈を作ったのだから当然なのかもしれない。
0255文字
バーニング
新着
コロナ禍に入ってから『群像で』発表された短編4つを発表順に収録。「悪口」と「ボーイズ」は軽やかな会話と小説の内容がマッチしていて面白く読めた。他2つはどちらも主人公が小説を書く設定だが、あまりうまくいっているようには思えず印象に残らなかった。
0255文字
たけぞ
新着
コロナ禍と鬼滅ブームの中のよくわからない話でした。自分と同じ業種だったので、親密感はわきました。
0255文字
ぴかぴか
新着
「キュー」を読んだときも感じたけど、なかなか理解されないかもしれないけどとにかく書きたいのというように感じる。
0255文字
ぴかぴか
新着
時代背景はコロナ渦で4編。ところどころイラっとしながらも読み続ける不思議。「旅のない」という題名にイラッとする、意味わからなくて。。読み終わった今もまだよくわからない。「悪口」では「人間関係は結果がすべて」というくだりで、珍しい言い回しではないのに、イラっとする。「繭の中の心地よさ」みたいな言い回しにもイラッとする。。繭って最終的に割れて蛾がでてくるという子供の頃の驚きと恐怖を思い出す。同じ名前を使うなよ、混乱するし(例えば柊二)とイラッとする。じゃあ読むなよと突っ込みつつもやめられずに読み続ける。「キュ
0255文字
そのとき
新着
上田さんのカジュアルテイストな短編集。いつもの感じとだいぶ違う。私小説のような感じもある。とても落ち着いていて、穏やかでよい。ぶっ飛んだ作品が多いのでぶっ飛んだ作家さんなのかなぁと思っていたけど、ああちゃんと普通の人なんだなぁと思った。好き。
0255文字
K
新着
コロナ禍での実体験のようなそうでないような短編集。ささやかな出来事と違和感があれど淡々と続く生活の描写が心地よい。「ボーイズ」が特に好み。
0255文字
かかと
新着
現実的なのに、なんだか掴みどころのない話。こんなにも流行が散りばめられているのに。日常の事象について少しだけ考えてみるだけでこんなにも散文チックになるのだ。思考する日々は文学の一部になり得るということでしょうか。簡単そうに難しく事象を切り取る、そんな作家さんです。
0255文字
sk
新着
上田がのびのびと書いているのが伝わってくる。余裕を感じる。
0255文字
そうたそ
新着
★★★☆☆ 著者の従来の作品は、SF的なものを純文学に落とし込んでいたように思えるが、本作は至って日常的なものを描いている私小説風な作品。コロナ禍に書かれたということもあり、コロナ禍ならではの日常なんだけど非日常というような、どことなく落ち着かない雰囲気は感じられる。今までの著書の作品に比べると、群を抜いて読みやすいが、一方で著者の持ち味もあまり感じられない、という印象。とっかかりにはちょうどいいのかも。個人的には大好きな「The Boys」がガッツリ作中に登場していたのが嬉しい限り。
0255文字
ひこ丸
新着
登場人物は、SEのようなので時代の差はあるものの前職がSEの私には良く理解できる所が多かった。タイトルに惹かれて図書館で借りて初めて読んだ作家だが、好きなタイプの文章ではなかった
0255文字
tacicaanohi
新着
ふむ、悪口は自分で言語化してそこまで思ったことは無かったけど、俺も主人公と似たようなことを考えてるなというか共感できる気がした。 つくつく法師は思い出の改竄のような小説を書きたいと思ってたんだろうか。 旅のない、旅について。 とても不気味だ。これってホントにあった話? 旅のない=放浪。旅とは帰る場所がある人ができるもの。
0255文字
まるよし
新着
コロナ禍に見舞われた世界を題材にしたショート4編。表題の「旅のない」は非常に気味の悪い話。個人的には「悪口」が好き。まさにコロナ禍中、延期された東京オリンピックは感覚的に没入しやすいが、20年、50年後の読者にはどう見えるだろう。この情報量数KBのウイルスに世界を変えられたディストピア小説に映るだろうか。まさに「今」読むべき小説ではある。
0255文字
薦渕雅春
新着
著者の作品を読むのは、2019年に第160回芥川賞を受賞した『ニムロッド』以来2作目。「群像」に2020年8月号から2021年5月号までに掲載された4話の短編を単行本化したもの。第1話「悪口」で既にコロナウィルスの影響を受けた日常を描いている。少しずつ繋がっている連作短編集のようでもある。第4話「旅のない」が一番好きかな。〈つまり、旅ができるのは実家が太い人だけってことです〉〈旅のない男は、いわば放浪しているわけですが、周囲からはそうは見えません。ちゃんと帰る家があるように見えます〉旅について語っている。
0255文字
夏野
新着
短編集。2020年頃の東京を舞台に、一人称の「僕」が送る日常生活を淡々と描きます。話によっては、彼女がいたり、結婚していたり、甥たちと一時的に同居したり。どの話もコロナの影響があり、どこか憂鬱な雰囲気もありつつ、語り口は軽妙で惹きつけられる。少し異様な雰囲気のある表題作と、巻頭作の「悪口」が好きでした。
0255文字
14番目の月
新着
コロナ渦の生活を描いたエッセーのようでした。 この2年ばかりを思い起こし懐かしくもありました。 鬼滅のドンジャラ我が家でもブームでした。このゲーム凄いですよね、6歳児から大人まで真剣に楽しく遊べるのですから、ドラえもんのドンジャラよりさらに面白さが増していてルールを考えた人ほんと凄いなと思います。 特に特殊効果で盤を回転するって…盛り上がります。と本のレビューでなくなってしまって済みません。
0255文字
Tαkαo Sαito
新着
大好き上田岳弘さんの短編集。上田さんが書く作品は現代的なのにどこか懐かしいような心地よさがあり、軽やかにステップを踏むような文体は完全にハマっている。エッセイのような、小説のような不思議な手触り感を表現する上田さんから目が離せない。 「三文ラッパーみたいに、生まれてきたことに感謝、yeah,友達に感謝、yeah、親に感謝、地球に感謝マジ感謝、そんな風にはつらつと感謝して生きていくことをよしとしないで欲しい。人生なんて臍で茶を沸かしながら、何かのついでみたいに造作もなく渡っていけることを皆で証明して欲しい」
0255文字
Y K
新着
コロナ禍の話で鬼滅の刃等の時事ネタがでてくる。boysの主人公夫婦のその後が気になる。
0255文字
らびお
新着
短編集。自分本位(自分勝手ではなく)の考えについていくのが大変だった。こどもと向き合う時だけは素直に描かれていてホッとした。
0255文字
bookshelf_yt07
新着
【あらすじ・感想】2020年1月に日本で初めて新型コロナウイルスの感染者が発覚し、日常生活が変わった。その変わってしまった日常を描いた4編の短編集。コロナ禍のホテルステイや、在宅勤務が増え、息子と過ごす時間が増えた日常、「鬼滅の刃」の話など、リアルな話だった。自分の生活を小説で描かれている感覚に陥る。
0255文字
いっち
新着
「旅のない」とは聞きなれない言葉だ。「旅」について、「ない」とは言わない。「旅のない」とは、主人公の出張先で会った男性が撮った、映画のタイトル。主人公は会社に勤めながら小説を書いている。著者本人に近い。主人公が作家だと、現実感を帯びてしまい、読む気がしぼむが、本作は面白かった。主人公が著者本人に近い分、描かれる物語が現実なのか創作なのか、気掛かりだった。「旅のない」を撮った男性について、主人公は販売代理店の人間だと思っていたが、違う可能性が示唆される。一体何を言いたいのかわからない作品だったが面白かった。
0255文字
おりぃ
新着
ネタバレ村上でない村上が出てきたのでマヂラブ……?と思ってしまいました。 感想はこれだけではないけどこれだけメモしたかった。
0255文字
110rion
新着
これも、ドライブマイカーだ!
0255文字
おかだん
新着
これは私小説なのだろうか?全くの創作だろうか?「柊ニ」がいつも登場する小説を書き続ける、と言う作中の「僕」。「柊ニ」という子供を預かる「僕」。「私は村上ではないのです」と言い、「本当は嘘です」と取り繕う「村上」。日常的な題材で書かれているが、読む内に段々と冷たい物が押し寄せてくる。どこか自暴自棄なカラカラな心の底を見せられる気さえする。今迄の作品とは違う様でいてその実さらに怖しい。
おかだん

「村上春樹の二番煎じ」いやいや全然違うやろ!と思い、まんまと引っかかったなと瞬時に悟る。エッセイじゃないのだからこの「僕」は作者じゃないのだ。

04/01 03:06
0255文字
bookmari55
新着
お初の作家さん作品。短編集でさっと読めんるだけど「私はこれを読んで何を感じたらいいのだろう」と迷子になってしまった。そんな中で「悪口」のほんとは評価10の人が5の評価しかしてもらえないときは、社会に5ポイント貸し付けてやってるんだ…のくだりだけは妙に心に残った。能力以上の評価をもらってる場合は一種の搾取であり世界に借りがあると思って恥ずかしいことと思えと主人公が十花に説く場面。発揮した能力以上の評価をできるだけ得られないように生きる?ボランティア的な奉仕の心で生きろってこと?よくわからない…。
0255文字
全77件中 1-40 件を表示
旅のない評価88感想・レビュー77