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『世界』2021年10月号(Vo.949)

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KIBA
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第一特集「脱成長—コロナ時代の変革構想」の「気候崩壊と脱成長コミュニズム」では気候変動は人類が原因と気候危機の原因を作った先進国こそが「途上国に対して経済的・生態学的負債を負っている」と斎藤幸平氏は指摘。第二特集「東京オリンピック失敗の本質」の「首がへし折れるほどの金メダルをあなたに」無責任言行録が高橋純子氏が屈服を重ねた無謀な戦争に突っ込んだ失敗を重ねる。獄中記長東日記を語るの記事は興味深い。
0255文字
一郎二郎
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『ブラックボランティア』著者本間龍の東京五輪についての論考「可視化された日本の宿痾」。組織委中枢人物達の数々のスキャンダルにより「五輪の理想の実現」が絵空事である事が明らかになった。国民が払う膨大な金、ボランティアへの類のない搾取の実態はショッキングだ。大手新聞社6社が揃ってスポンサーになるといった過去前例のない翼賛的体制となる一方で、五輪関係広告の出稿予定がほとんどなかった週刊誌各社は、五輪を批判する記事を比較的自由に書いた。五輪は特権階級の為の催しだったが、責任者を処断出来れば意味があったといえる。
一郎二郎

東京五輪で国民が払う金① 招致〜2019年1.1兆円以上②東京都環境整備費0.8兆円③開催直接費用1.6兆円④コロナ対策テロ対策費⑤ホストタウンが新設した運動施設費⑥ホストタウン負担の合宿費 合格すると3.5兆円+もの凄い額

10/14 19:58
一郎二郎

「ポスト・コロナを切り拓くアフリカの肖像」稲葉雅紀 エイズとの闘いなどで学んだアフリカの指導者達が国際社会で存在感を増している。彼らから学ばないと。現代社会のいく末を。

10/17 00:02
0255文字
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