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宇宙はなぜ物質でできているのか 素粒子の謎とKEKの挑戦 (集英社新書)

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triplealpha
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タイトルは、理論の概説本のような雰囲気を醸し出しているが、副題の「素粒子の謎とKEKの挑戦」の方が中身に近い。宇宙における物質と反物質のアンバランスが生じるための必要条件である、「CP対称性の破れ」に関して、つくばのKEK(高エネルギー加速器研究機構)がどのような加速器実験で検証したかが書かれている。面白く読んだ。
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ねこ5号
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E=MC2の数式で表されるように、光子の対生成/消滅でなぜ物質だけのこったのか。。。加速器の取り組みを通して実験の成果をオムニバス形式で語っています。しっかり読もうとするとかなり難しいと思います。私は雰囲気だけでさらっと読ませていただきました。
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冬樹
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思ったより、加速器についての話が多めだったけど、それでも興味深かった。主に素粒子と「CP対称性の破れ」に関する研究の歴史を振り返ったあと、日本のKEKの歩みを紹介する。研究におけるほかの研究所との競争がもたらす効果は、目からウロコだった。昨日の敵は今日の友みたいな?それから、東日本大震災が、こういった学問にも大きな影響を与えていたのも初耳だった。自分の窺管を少し反省。
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ゆうやけPC
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加速器の話がメインだったのが残念
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y
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タイトルの答えは本書では出ていませんが(というか世界的にも)、サブタイトルの内容が、充実していて面白かったです。 ヒッグス粒子が見つかって、何となく一件落着と思ってました。ごめんなさい…
0255文字
黒豆
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ネタバレ素粒子物理学の歴史と現状、そして今後の展望、課題が整理されていてわかりやすかった。それにしてもダークマターは何か?大型予算の必要な実験は無理なようや、新しい発見知見を期待しよう!
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河村祐介
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タイトルよりもサブタイトルのか相当しい内容って感じですかね…
0255文字
Papa-だって
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半分も理解できないのだが。「科学的思考」といっても、ニュートン力学の水準の人と、量子力学の水準とでは、同じ現象について理解が異なる。自然(宇宙・生命など)への理解の程度に応じて、個人ごとに答えがある(同じものを見ているわけではない)。それなのに、他人も自分と同じものを見ていると考えるから、この世界に諍いが絶えないのだろう。私も量子物理学の科学者も、大統一理論(万物の理論)があるはずだと信じている点では同じだが、それを記述する言語が数学なのか、宗教なのかが異なる(どちらも人類による最高の発明品だが)。
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植田康太郎
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Go Extreme
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素粒子の標準模型とCP対称性の破れ:中性子の3つの相互作用 陽電子の発見 対消滅と対生成 CP対称性 クウォーク模型 3つの相互作用 サハロフ3条件 加速実験の歴史:4基のサイクロトロン シンクロトロン開発 K2K実験 トリスタン加速器 トップクウォーク フォトンファクトリー 小林・益川理論を検証せよ:非対称なエネルギー 科学の実験には競争が不可欠 アレス空洞 ニュートリノとCP対称性の破れ:ハイパーカミオカンデ 「新しい物理」と加速器科学の未来:ヒッグス粒子 磁気モーメント ダークマター 素粒子物理学
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うみ
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タイトルの本題に惹かれて読み始めたが、副題の方が主題の内容であった。それはそれで良く、関心を持って読めた。理論物理と実験物理の緊張関係だけではなく、研究チーム間のライバル関係と協力関係、大規模実験設備構築に向けた各種課題など、現代の物理学は、前に進めていくために世代・地域・分野を超えて取り組む必要があり、非常にチャレンジングなのが理解できる。そんな中、後書きの最終文が同世代の盟友への言及となったことが、沁みる。
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宇宙はなぜ物質でできているのか 素粒子の謎とKEKの挑戦 (集英社新書)評価76感想・レビュー11