最後の最後で、春日医師のお母さんとの関係のしんどさが書かれていた。最後にしか書けなかったんだろうな。末井さん相手に書くことで、春日さんのお母さんへのわだかまりがちょっとでも昇華されたのではと思う。
お母さんとの関係性だけでなく、お父さんとの関係性も見つめ直せる機会になったと春日さんが書いていて、わたしもずっと母親との関係のことばかり考えていたけれど、カウンセリングでカウンセラーの先生に、わたしの中にある父の存在のことに触れてもらったことを思い出した。あれがわたしの場合、わだかまりの解消へのきっかけだったと思う。
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