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名著の話 僕とカフカのひきこもり (角川学芸出版単行本)(Kindle版)

感想・レビュー
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イカロスのつばさ
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・「100分de名著」司会の安部みちこです。伊集院光です。で始まる番組だが、伊集院は司会ではない。名著を読んでない人の代表で、「炭鉱のカナリヤ」みたいな役目と著者は言う。番組収録後に本を読むと、次から次へ話したいことが湧き出てきて、番組で解説してくれた先生にもう一度ぶつけたいという思いから生まれたのがこの本。 ・カフカの『変身』は、ひきこもりで役に立たなくなった虫けら=「俺の話」だ!と響いた著者は、『遠野物語』、『生きがいについて』についても先生方との対談を通じ、我々の理解を深めさせてくれる「名著人」だ。
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あおい
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【図書館本】100分de名著は、時々観ています。自分に取って敷居の高い、読みこなせないだろうなと思わせる名著の数々に親近感を湧くことが出来ます。本書で語られていた3冊も然り。素人と言いつつも考察が鋭い伊集院さんと先生の解説は非常に興味深かったです。食わず嫌いの名著に少しずつ歩み寄ってみようかなと思わせてくれました。
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namunamuナムちゃん
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見てるテレビのその後の話がまた面白かったです。その先の話。
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青縁眼鏡
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『生きがいについて』を読みたい。
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yucco
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指南役の先生方と伊集院さんとの対談をずっと聞いていたいような気持ちになりました。取り上げられた3冊はタイトルは知っていたけど未読。いつか自分のタイミングで出会える時を楽しみにしたいです。若松氏が紡ぐ言葉が以前から好きなのですが、本書での解説も心に深く響きました。
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しぶみ
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 私は以前、カフカの「変身」を読んだことがあったけれども、なんだかわからない終わり方ですっきりしなかったのが、伊集院さんと指南役の川島先生の解説で、この作品はコロナ禍の中、生きづらい人、生きているのが苦しい人にこそ心に刺さる物語だとわかりました。「変身」は、決して心が元気になるようなことはないけれども、自分の苦しみを外側から眺めることができるようになる力のある作品なのだと知りました。また、力のある文学作品というのは、人が内容について他の人と語りたくなるものだそうです。なんだかわかる気がしました。
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きゃべつ
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面白かった!好きな番組と好きな出演者、好きなジャンルの本であっという間に読んでしまった!伊集院さんが100冊の中から選ぶ3冊にも、伊集院さんの価値観、人間性が垣間見えて、非常に興味深いです。カフカを自分だと共感する心、遠野物語に危うい原石の美しさを見出す感性、生きがいとは何かと問いかける対談。何から何まで伊集院さんと先生の造詣の深さがすごい。レベルの高い人達の哲学問答を読んでいる感じ。俯瞰的に、より身近に、そのバランス感覚が伊集院さんの好きな所です。
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灯台守
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ラジオの帝王、伊集院さんの本。NHKの100分de名著から「カフカ・変身」「柳田国男・遠野物語」「神谷美恵子・生きがいについて」を語る。番組での伊集院さんの立ち位置は未読の一般人だが、この本はそこから一歩名著に寄った感じ。名著の見方・考え方が伊集院光というラジオパーソナリティを通して読者に届けられる。なんとも心地よい。彼のラジオはリスナーとの一体感が何とも言えないのだが、この本も名著と著者と解説者と伊集院光という読者が一体となっている。読了後、もう一度100分de名著をみたいものだ。
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フク
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#読了  著者が『変身』『遠野物語』『生きがいについて』の3作について、「100分DE名著」で解説した専門家とそれぞれ対談。著者の『変身』の理解は、ラジオを聴いて育った身として分かりやすかった。 図書館。
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チエ
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「アスリートとスポーツのファンの関係と、出家信者と在家信者の関係は似ている」 「客観というものは、単に冷静な視点であるだけでなく、熟慮を重ねた極度の主観でもあると思います。無私の主観といってよいかもしれません。」
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みにころ
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かなり以前に読んだのはカフカの変身。でも読後も妙な感じしか持ってないのだけれど、この本を読むと、もう一度読んでみたい気持ちになった。生きがいについて もいつか読んでみよう。
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頑張り姉さんおばさん
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本質を掴める人になりたいと思ってきた。そのために本を読んだり、考えたり、人の話を聞いたりしているが、そういう努力が役に立たないのだと気付いている。全てにおいては無理でも、あるとき本質を掴めていると周りに認められることはあっても本人としては納得出来ない。けれど、そうではなくて出会ったタイミングでに、『よりよく理解し』『わかる気がする』でいいということを教えてもらった。
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青木 蓮友
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読み終わって思わず「う、うわー」と声が出てしまいました。凄かったです、伊集院と先生方の魂が入ってると思いました。3冊それぞれに違った深みでしたが、やっぱり神谷美恵子の「生きがいについて」の話が凄まじかった。ちょうど半年前に母を亡くしたタイミングだったりして、わたし「人生の後半」に入ったじゃんと。たしか高校生のときこの本買って持ってるんですよね、ああ本に呼ばれてる、ちょっと読んでみようと思います。それにしても伊集院光はつくづく素晴らしい、ずっとラジオリスナーです。唯一無二の伊集院の話が聴けるならどこへでも。
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ゆうろう
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伊集院光とそれぞれの名著の専門家先生との対談本。「変身」「遠野物語(ただし口語訳版)」は読んでいたけど、「生きがいについて」は未読。けど、これは読みたい、いや読まねばなるぬと一発で思わせられる本でした。
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ひで
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とても良い本。内容はNHK100分de名著で紹介された3冊について、伊集院光が後日その内容について出演した解説者と話し合うというもの。名著はカフカの変身、柳田邦男の遠野物語、神谷美恵子の生きがいについて。変身は読んだことあったので当然面白かったが、遠野物語と生きがいについてもとても面白く、是非原著を読みたいと思った。特に秀逸なのは、伊集院と大学の先生方の問答。生きがいについては特にレベルが高く、人生観、死生観についてのやり取りになっている。生きがいについてを早速注文。いい本に出会わせてくれたこの本に感謝。
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じょー
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番組と若松英輔氏が好きで手に取った。
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しい☆
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カフカ「変身」柳田國男「遠野物語」神谷美恵子「生きがいについて」の三作について専門家の先生と語り合う本。ものすごく面白かった。変身は次に読むつもりで手配済み。神谷美恵子さんについてはまったく知らなくて、まずこんなすごい女性がいたとは、と驚いた。そして若松先生と伊集院さん2人の会話の一言一句がぜんぶ素晴らしくて本が付箋だらけに。とくに若松先生の「亡くなるということは消滅ではなくて、姿を変えて自分の中に宿り直すことなのではないか」という言葉が印象的。
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若隠居
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名著の話 僕とカフカのひきこもり (角川学芸出版単行本)評価88感想・レビュー18