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コンサバター 失われた安土桃山の秘宝 (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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てくてく
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シリーズ3作目は狩野永徳の落款が記された四季屏風の欠落した春の部分の修復を巡る話。狩野永徳、その子の光信、永徳の弟子で「京狩野」の基礎を築いた山楽と、スギモト一家(父と伯父たち)の話が重複しており面白かった。また、欠落部分の修復に関する作業の描写も面白かった。
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mi
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ちょっとお疲れ気味で集中力が切れるところもあったものの…今まで苦手意識があった日本物、それも屏風のお話に引き込まれていった。不穏な終わり方だし、続編も楽しみ
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ウォーカージョン
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男女のゴタゴタ除くとだいぶ薄い本になりそう。
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nono
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ネタバレ図書館本。シリーズ3冊目は狩野永徳の落款が記された屏風の復元に纏わる顛末。欠落した部分を復元するために日本に赴いたスギモトと晴香が、一つずつ事実を積み重ねていく様子が面白いものの、あの時代の手紙が全くの現代仕様になっていてちょっと興醒めした事も事実。ともあれ絵画修復士の意外な仕事ぶりと、過去の経緯に翻弄された人々の絆の修復を楽しむ。そしてラスト、いったい彼は何処に?続きがとても気になります。さらりと楽しく読了。
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ぱぴぷぺぽ
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**** 安土城築城時の狩野派絵師のエピソードがおもしろかった。
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ayah
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欠落している物の復元まで修復士の仕事なのかー。屏風と親子関係の修復の回。
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くまさん
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ネタバレ 別れ際、はじめて桂次郎と兄の知られざる過去を聞いたというパトリシアは、涙ながらにケントにこう言った。  ーー父と息子、兄と弟•••時空を超えて、そんな関係性や絆がこの屏風を守ってきたという点は、ある意味で狩野派の屏風らしいエピソードね。③ 狩野永徳と光信のはじめて心を通わせた共同作業が桂次郎とケントに、狩野光信から山楽への手紙と柊一郎と桂次郎にシンクロする建て付けがよかったです。
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Sato19601027
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ネタバレ物語の奥深さに引き込まれて一気読み。天才修復士ケント・スギモトと助手の糸川晴香が手掛けるのは、安土桃山時代の屏風絵に隠された謎の解明とその復元。時代背景や狩野派の状況も考慮して、失われた絵を正確に復元しなければならない。依頼者の老舗陶磁器メーカー会長は、スギモトに3組の修復士によるコンペを持ち掛ける。対戦相手は晴香の恩人である野上清志のチームとAIを駆使して修復する中国ドクター・チェンのチーム。物語のメインは、ケントと晴香による屏風の復元作業にあるが、同時に師匠と弟子、親と子の関係が深掘りされる。
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まりな
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ネタバレ作品にぐっと深みが出てる。どんどん内容に引き込まれた。
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fukufuku
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シリーズ3作目。狩野永徳に関する作品だったので、今までで一番面白かった。個人的に作中でも考察のあったトーハクの檜図屏風も三の丸尚蔵館の唐獅子屏風も大好きだし、永徳の才能を受け継がなかった光信にももともと興味があったので、作品のモティーフと読み手の好みが一致した幸せな読書だった。また、1作目から匂わせていた椙元親子のいろいろも少し見えてきて作品世界に奥行が出た。1作目の匂わせは時期尚早というか、初っ端から匂わせるのは如何なものかと思っていたが、やっと追いついた感じがする。
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紅香
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狩野永徳の作品と言われる屏風の修復依頼が舞い込んだ。手がかりを探している内に狩野永徳、光信、山楽の思いが時代の背景と混じり合い、その姿を浮き彫りにする。。いつかの日本みたい…。海外蒐集家に日本の美術品が流されていく。私たちは安価なものに走り、歴史や文化を削ぎ落として生活しようとしている。AIがいくら学習しようと人と人とが命を賭けて守ろうとした物語を纏った作品には敵わない。物語性のないものに果たして心が揺さぶられるだろうか。次の時代へ渡せるように。大切なものを見失う人になりたくはない。狩野一門に浸れる一冊。
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カタバミ
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最後の逆転は驚くとともに読んでいてすかっとしました。日本画のことやそれらの修復の話も書かれていて、話とともにおもしろかったです。最後にケントが何を思ったのかはわかりませんが、急なことでもあるので何を考えたのか、次に何が起こるのか気になって楽しみです。
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夢子
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信長の安土桃山城の襖で作った屏風を巡ってのお話。修復師ってすごいなぁー!実際に作者は芸大を出てるから尚更本格的な修復の話と歴史的ミステリーな話も混ざり、面白かった。とはいえ、日本の文化財は外国に流れて残念な話もある。ケントとはるなの関係ももどかしい!
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はのん
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安土桃山時代の歴史と絵画を堪能できた。ケントと春香の喧嘩も見てて微笑ましい。じれったいし、子どもっぽいけどかわいい。ヘルがお気に入りになってきた。感情が豊かになってきてかわいい。人生の岐路についても、自分と重ね合わせて読めて、じっくりと味わえた一冊だった。
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アーティチョーク
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屏風の修復工程を実際に見てみたいと感じた。
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nicole614
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日本人なのに日本の美術をあんまり知らないなぁと…歴史も合わせて…ケントと晴香の関係は少し前進し、また周囲との距離感もいい方に変わっていってるな、からのラストの伏線。次回は何が起こるのかな…
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サリー
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JJ
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今回は一つの屏風の修復をめぐるお話し。修復士ケント・スギモトの親子関係、また彼の父とその兄と。修復する過程で浮かび上がる狩野派を引き継ぐ者たち。それぞれが相手を想っているのに上手く伝えられない、そんな不器用さを感じる作品。修復のコンペの結末の描き方が少し残念だった。
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へなぞう
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ネタバレ刊行:2022/4(№杉本&晴香③/い64-3)319㌻【天才さし修復士、日本美術史上最大のミステリーに挑む!託されたmissionは前代未聞、失われた狩野永徳の名画の完全復元!(表紙同景)】(狩野永徳の落款が記された屏風「四季花鳥図」。約400年前、焼け落ちた安土城から唯一残ったというその逸品は、なぜか春の部分だけが完全に欠落していた。これは本当に永徳の筆なのか。復元を依頼された修復士のスギモトは手掛りを探る為…)「書下し」p①春②初夏③盛夏④秋⑤冬e圧倒的リアリティーの美術×歴史ミステリ-😀
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本詠み人
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ふたりの関係は…お互い素直じゃなく停滞しまくってるけど、美術×歴史ミステリーは読み応えあり♡今作は狩野永徳の落款が記された「四季花鳥図」の真贋と、欠損した春のパートの復元。謎を解く部分もとても面白いけど、無いものを復元するって凄すぎる。次巻も楽しみ🎵
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ひろみ
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ネタバレ春から始まる一年の物語。狩野永徳「四季花鳥図」の復元を行います。狩野ナントカって聞いたことあるけど、、ってくらい日本美術には疎いので、事実と創作の間は完全にシームレス!狩野光信は、見たことのある秀吉像を描いた方でした。その他登場作品は、からくりのある和錠、狩野永良「秘伝画法書」、狩野永徳「唐獅子図屏風」「安土城図屏風」など。番外編はヘルのTシャツでしょうか(笑) 安土城は、万博で天守閣が再現されたり、滋賀県の復元プロジェクトもあるそうで、お城の描写を読んでとても興味を持ちました。
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ふう
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修復コンペ、ラストでのヘルと桂二郎の助け舟がいささか興醒めだったが、美術品の修復、和錠の解錠、マニアックな世界が知れて楽しい。
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ドットジェピー
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面白かったです
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NAOAMI
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安土桃山の屏風、四季のうち焼失した春を含めての復元コンペに挑むスギモトと晴香。彼女の恩師である野上と中国製AIが競合。帰国か英国に残るかで揺れる晴香の心内を絡め、今はコンペに専念と集中する二人は、京都現地での「人たらし」な作戦も奏功しかなりの手応え。しかし現物を見た記憶という揺るぎない証拠を持つスギモトの父に勝る生き証人はいないわけで、どうHelpが加わるのかと終盤。梅か桜かの窮地にヘルを介しての助け舟は興覚めかな。復元のバックボーンとの重なりをもっと強調しての、梅より桜にこめられた意味付けも欲しかった。
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yabuhibi89
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図書館蔵書。美術品修復師が主人公のミステリー。 今回は安土城の狩野永徳の屏風が登場。
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tubaki
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ネタバレ読みながらこの「四季花鳥図」を見てみたい!が止まりませんでした。修復の過程で色々な人との交差が晴香さんを成長させたのではないでしょうか?ケントとお父さんの関係も少し修復(?)出来たのかも知れませんね。でも、ケント何処へ?
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ラリー
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ネタバレ今回は、一部欠落した屏風の物語 初めから桂二郎に聞けば早香ttのかもしれないが、地道に調査していくほうが発見が多くおもしろいと感じた。   ケントと晴香、晴香とヘル、ケントと桂二郎、それぞれの仲が深まってよかった。
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しゅう
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今作は修復の仕事も詳しく書かれていてとても興味深かったです。小さな手がかりから少しずつ真実に近づいて行く過程はワクワクします。美術品の修復って面白い。そして今回も狩野派や和錠、エジプト錠など知らないことだらけで調べながらの読書も楽しかったです。
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うにゃこ
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ネタバレヘルのセンス疑う?Tシャツがよい。ケントの過去がだんだん見えてきて、わたしのもやもやが晴れ安土桃山、狩野派の物語に集中できた。狩野派、椙山父子の間が解けてきた感がうれしい。知識、ストーリー、読みやすい。
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ふふふ
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修復士の仕事って失われた絵まで作成するとは!でした。煮えきらない二人にいろいろな人が関わる。今回は修復のあれこれ出て来てそれはよかった。うまく話が転がり過ぎるけど楽しめました。
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ソラ
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【再読】
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あい
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今回は狩野派の作品にまつわるアートミステリ。わたしは、この作品の中に出てきた唐獅子図屏風を昔見たことがあった。薄暗い展示室で屏風を見たときはあまりの迫力に怖いと感じた。そのときの印象を思い出しながら読めて良かった。本には記憶を呼び起こす不思議な力があるなと改めて思った。物語はどんどん面白くなってきている。また読み返したくなるぐらいお気に入りの作品になった。
こうちゃん

安土桃山の秘宝ってのがそそりますね。

04/02 19:43
あい

シリーズ4冊目の途中まで読んでいますが、この本が一番面白かったです☺️よろしければぜひ✨

04/02 20:16
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キウイ
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ネタバレ上司が父親と不仲だとしても、上司の父親に会いに行くとかアリなんだろうか。どんな理由だとしても、キモチワルイよぅ。変わったコトをする上司も部下もドッチもドッチだよ。
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ばたかっぷ☆
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全く興味なかった日本の美術にちょっと興味を持った
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kanki
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第3弾。安土桃山時代の屏風を修復。ネットで唐獅子図などを見ながら読了。面白かった
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陽ちゃん
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シリーズ3作目。今回は狩野永徳の落款がある屏風の欠落した部分の復元を依頼されたことを発端に、スギモトと晴香の関係、スギモト父子の関係、晴香と日本での彼女の師匠野上との関係が動いた巻でした。それにしても、復元に至るまでの工程は気の遠くなるような作業ですね。でも、その過程で出会った人たちが、その後の財産になっているようで、そういう人間関係が羨ましいです。
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ソラ
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【読了】C 話としては結構好きではあるものの、シリーズものとして見たときに主人公二人のどちらもあまり好きになれなくて、今後シリーズを追っていくかどうかは微妙なところ。
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macky
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☆☆☆☆☆
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Mariko Shinohara
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勝ってに評価 ★★★★ 修復工程をワクワクしながら、読み進め…まだ次があった~😆
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enana
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シリーズ3作目。狩野永徳の落款が記された屛風「四季花鳥図」。約四百年前、焼け落ちた安土城から唯一残ったというその逸品は、なぜか「春」の部分だけが完全に欠落していた。これは本当に永徳の筆によるものなのか。復元を依頼された修復士のスギモトは手がかりを探るために助手の晴香とともにロンドンから京都へ飛ぶ。圧倒的リアリティの美術×歴史ミステリー!
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