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15秒のターン (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
99

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杜杜
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0255文字
ほむ
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少女が主人公の短編集。幸せになりきれない少女たちの心情がリアルに描かれています。恋に学業に友情とどこか幸せになりきれない少女が1歩踏み出す様に勇気を貰えます。
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りこ
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『この列車は楽園ゆき』がすごい好きでした。
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吹雪
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書き下ろしの『この列車は楽園ゆき』が心に刺さってしまった。紅玉さんの文章はいつも、不安定な女子学生だったあの頃の気持ちを思い出させてくれるけれど、今回はそれが現実のいまにまで連なっていました。大事にしてくれて、大事にしろって言ってくれて、ありがとう。/冒頭の表題作が眩しすぎて、読み進められずに2年間積んでいたけれど、自分が30代になったいま、読めて良かった。今まで、そしてこれからも、また紅玉さんの文章が読めることに感謝を。
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うみる
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ネタバレ表題作はつまらなかったがあとは面白くて一気読み。2つめはなんか読んだことがあると思ったら19に入っていたやつだと途中で気づいた。主人公の造形が全員苦手な女子の分類で好きにはなれなかった。パパ活夜職した金で友達との共同垢ソシャゲに貢いで1位になりたいとか思う女いないと思う。
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ぶなぶな
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少女たちの短編集。とても良かった。紅玉先生の書く文章はやっぱり好きだな。大人と子どもの狭間で、学校や社会の片隅で、不安定ながら時に鮮烈な煌めきを発露する彼女達。あとがきにあった「軽やかな」という形容が実に端的だと思った。個人的には表題作が白眉だった。どちらからというでもなく気がつけば触れていた、その刹那に始動した15秒。目一杯の感情が駆け巡って、目の前のあなたへの激情を思い知って、終わりへのカウントダウンが華麗に一転する圧巻の一編だった。男女の距離と、恋愛との距離とが絶妙な「この列車は楽園ゆき」も好き。
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かりんとう
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92
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えるもん
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出会いと別れの短編集。15秒のターンから始まり15年目の遠回りで伏線回収。茜子さんの言葉「ひとを好きになることは、退屈な日常の中の少ない刺激的な娯楽で、クラスメイトと会話を持続させるために必須のフレーバーだった。」いま思うと学生時代の恋愛はファッションであの人かっこいいね、と話を合わせていて実際に好きかというとそうでもなかった。あなたみたいなひとを選んで生きられたらよかった、という言葉がいまの私には胸に刺さったまま抜けない。
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み
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ネタバレ告白したけどもう別れようかなから再開する恋:ゲームで一番になってほしかったあめめとあめめの一番でいたかったチョコ:自分を大事にしてって言ってくれる涙もろい彼:塾講師がバーテンダーになって再会
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ひぬ
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ネタバレ【電子】既出の短編や書き下ろしをまとめた短編集。各々の短編、どれも一筋縄ではなくちょっと感想をし難いと感じる部分もありましたが、考えさせられる作品として楽しめました。書き下ろしの2編が一番好みでした。「戦場にも朝が来る」確かに世界一虚無な戦争かもしれないけど、二人の確かな絆が心に沁みました。「この列車は楽園ゆき」ちょっとした遠回りではありますが、二人の関係性が良かったです。「15年目の遠回り」ほたるの姉の視点。迂回ではありますが、それと同時に直線でもあります。この関係性、いいなぁ。
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はる
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短編集。ラーメンを食べに行く話が1番好き。紅玉先生の本を久しぶりに読んだけど、やっぱりいいなあって思います。
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kei-os
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紅玉いづきの本を読むのは電撃のデビュー作以来。童話をモチーフにした展開が上手い作家なのかと思っていたが、本作はその印象とは全く異なる、「少女」をテーマとした短編集である。表題作をはじめとするいくつかの作品は登場人物の内面を掘り下げる一方でストーリーとのバランスを欠いている印象を受け、どうにも合わなかった。それでも、『2Bの黒髪』と『この列車は楽園ゆき』は作中に流れる空気感が好みである。
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ともりぶ
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どれも良かった。なかでも「15秒のターン」と「この列車は楽園ゆき」が好き。
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猫毛雨
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Kindle Unlimited。 短編集。『2Bの黒髪』は全然面白くなかったです。 『15秒のターン』『この列車は楽園行き』『15年目の遠回り』がよかったです。梶くんの良さはいまいちよくわからなかったけど。高根くんがめちゃくちゃかっこよくて好き。
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みーき
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ネタバレこの列車は楽園ゆきが良かったかな。 読みやすいけど、好みではない。
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花火
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喋り言葉で書かれているせいか全体を通して、句読点が多く読み辛く感じた。 特に「この列車は楽園ゆき」では、終盤からラストスパートまで一気に駆け抜けたい所を、細かいブレーキを踏まれてる感じで物語に集中し辛かった。
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マイ
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この人の描く少女の強さ、儚さ、しなやかさは唯一無二だと思う。日常的に必要なわけではないけれど、時々こういう存在に触れると背筋が伸びる。
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わわわ
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まぶしいな。
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ずん
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「2Bの〜」は既読。「この列車は〜」の、紅玉さんらしいもがいている女の子に差す光明っぷりも好きだし、「戦場にも〜」の恋愛でも友情でもなく、言葉にならないひどい執着のような関係(でもきっといつか、ほんの些細な瞬間にするっとほどけてただのお友達になったりするのだ)もたまらない。「15秒の〜」は、分かる。私も思ってしまった。相手は体も鍛えているし、普通に私が守られる側だろうけど。それでも、この人を守らなくちゃと、思った。傍にいて、その心を。そして「15年目〜」。キラキラではなくとも、ずっと光はあるから、大丈夫。
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きなこチロル
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5つの短編集。『15秒のターン』高校生同士。青春だなぁ。『2Bの黒髪』現実と夢のはざまでもがいながら、前へ。『戦場にも朝が来る』女の子の友情物語。ソシャゲの課金の理由。ギリギリ踏みとどまってほっ。『この列車は楽園ゆき』友情以上恋人未満のような関係。とても好き。『15年目の遠回り』なかなか縮まらない距離。
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ぴあん
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中学時代に読んだ『ミミズクと夜の王』で大好きになった紅玉いづき先生。先日たまたま本屋さんで見つけて購入しました。びっくりするほど心理描写が上手くて、いづき先生、作中の登場人物の人生全部通って来たんか、と思ってしまう。読んでいる途中でイライラしてしまうほど学生の心象がそのまんま描かれているような感じ。そしてそのモヤモヤした感情を全て打ち消して最後には泣きながら笑顔になるしみじみとした感動と良さがある。これでこそいづき先生、って文章で大好き。いづき先生にしか表現出来ないな、と感じる。
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冬月 椿
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紅玉さんの言葉選びが好きなんだよなぁってしみじみ思う。頑張ったら全てが報われるような優しい世界ではないけど、厳しさしかない訳じゃないのよね。一番好きだったのは、『15年目の遠回り』。ひばりさんとマスターの関係が好き。妹さんの彼氏は悪い奴じゃないので安心して欲しい。多分、そういう事ではないだろうけど。
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たい焼きん🐟
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ネタバレ15年の遠回りが個人的に1番好き 自分のぺースでいいんだよってことがわかる話 書き方が自分目線で他にはない独特な感じ 妹のほたるが死んだ嘘嘘死んでない!って入り方が好き ぜひ読んでみて!
0255文字
まっすー
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3
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葉瑠緋
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少し共感できる年齢を過ぎてしまったのか、今の私には思う様に刺さらなかった。そこまで熱くも燃える事も出来ないし、お話の世界の話なのに、現実的に捉えてしまうところがあってうまく入り込めない。嫌いではないけれど、私には合わなかったのかも、とそんな印象。ラストのお話はするっと読みやすくて一番共感できた。展開は読めたけれど好きなお話。
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ブランコ係
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ネタバレ紅玉さんの本は講談社タイガの大正ミステリを一冊読んで以来。 普段、ストーリーやプロット、奇想などを期待して小説を読んでいる身としては、ちょっとお客さんじゃなかったかも…と思いもした。課金勢の話と自分を大切にしない子の話は共感という点では自分は全く落第してしまったが、受験が近いのに漫画を描いてブログにアップする浪人生の話は、ある程度近い属性を経験してきた身としてザクザクと刺されている気分だった。 ささくれ立つ様な叙情的な短編が集まっていたなあという印象。
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slice
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まさしく『珠玉の短編集』という感じ。面白かった。個人的には『2Bの黒髪』がベストかな。テーマもハッキリしていて、良い短編集だったと思う。 紅玉いづきさんはもうちょっと名前が売れてもいい作家だな、と再確認した。もっと売れてくれ。
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ひなた*ぼっこ
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紅玉いづきデビュー15周年。あの頃の10代の少女たちにまた会えてよかった。そして書き下ろしでは、少女たちが大人になってる。あの頃の想いのままに結婚とか育児とかしてて、自分とリンクして切なくなった。もう今は10代の少女ではないけれど、忘れなくていいんだって。さよなら、そしてこれからもよろしくね。ずっと抱えて生きていくよ。
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真霜
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紅玉さんのこれまでとこれからが詰め込まれ短編集だったなと思います。収録作品順にメインとなる人の年齢が上がっていくようになっており、「15秒のターン」のあの限られたものしか持てない曖昧な、しかし途轍もない眩しさは随分遠くになってしまったなと、思わず目を細めました。その分「15年目の遠回り」の身近に感じられる様に頷きつつ、まだまだ失われていない柔い美しさにジンとなったり。いくつになっても「少女」を内包している紅玉さんが描く彼女達が好きです。2人だからこそだった「戦場にも朝が来る」がとりわけ気に入っています。
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かぐら
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「この列車は楽園ゆき」が好きだった。恋愛感情以外の男女の関係性が好きなんだと思う。
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海星梨
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うーん。キャラと文に懸隔があって、飾られた文章が並んでる印象が強い。書き下ろしも、あの長さで一人称なのに自分の名前にさん付けで呼んでるの、紅玉さんらしいけどそれこそウザい。最後に、自分さん付けじゃなくて「わたし」の戻るのかな? と思って我慢して読んだけど。そういう仕掛けがないと辛い。あぁ、もう、あの時の紅玉さんを期待して読むけど、わたしも青春フィルターかかってたのかなってミミズクからの三部作再読するのも怖いよ。
海星梨

紅玉さんはさ、デビュー当初のあの熱さの印象が強いし、何度も書いてるけど、峰守さんと「ぐっとくる話」で対談したたベニタマさんが好きだったのね。わたしの青春と被ってるのもあるけど。古城ホテルはまだ良かったんだけどな。サエズリ図書館くらいから、ミミズクの後書きで愛する物語を書くんだって言ってたのに商業作家になっちゃったなぁと思ってさ。古城ホテルが4巻打ち切りだったから、転換点だったんだろうね。一年一作じゃ兼業としても大変なのはわかるんだけど。

05/20 19:40
海星梨

まぁ、ずっと若いときのノリで文字を綴れるかと言えばノーだろうし、主観的にはガッカリが強いけど、客観的には「作家の最初期が好きで、他は合わない」ってだけだわな。有川さんや壁井さんはあんまり電撃以降の作品読んでもそういうの感じないんだけどなあ……。

05/20 20:03
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おかゆ
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ネタバレ本編書き下ろしの「15年目の遠回り」がいちばん良かった。15秒で決着が着く10代の恋と、15年かけて拗れた30代の恋の対比が魅力的。始まりと終わりの物語を繋げて循環させる構成も見事だった。
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Anne
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紅玉さんの短編集。 あの頃の思い出が誰にでもあって、忘れかけていた学生時代を思い出した。大人になったからこそあの頃のキラキラとしたアオハルがわかる。 どの人にとってもその人の恋愛はイレギュラーなんだろうな。
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サトロ
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少女を取り巻く短編集。表層の題材としては日常にありがちだけど、内面が壮絶。課金にすべてをつぎ込む「戦場」の話がしんどい。
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アシア
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ネタバレ久しぶりに物語を読んだからか、変わった切り口だったからか、はじめは慣れが必要だったけど、新鮮な気持ちになれた。後半 、特に最後が好き。ビックリするような展開ではないけれど、「こうなって終われば良いのに」が最後にちゃんときてくれる感じ。
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kinaba
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☆ 心動かされるという意味で⋯傑作だと思う。最後の『15年の遠回り』とか特に、心の距離と物理的距離と、他さまざまな隔たりの間のバランス。一方で、こんな破滅を物語として消費することに心の痛みも覚える
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たこまんま
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ネタバレ「2Bの黒髪」と「この列車は楽園ゆき」の2作が、特に後者がお気に入り。高根くんの気取らない優しさ、恋愛関係ではないかもしれないけれどお互いが自然でいられる関係が素敵だと感じた。恐ろしく遠回りした二人が乗り込んだ列車がタイトル通りに、楽園行きであることを祈ります。
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マツ
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十代から二十代前半の何者かになりたいけど何者にもなれない。どうしたらいいかわからない。そんな焦燥感を切り取った短編集。二十代を過ぎて読むとどこか懐かしい。ほろ苦く輝いていて、振り返ってみれば確かにこんな青春があったのかもしれないと思わせてくれる
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イツキ
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既読だったけど2Bの黒髪が1番好き。自分も歳を重ねたし以前のようには没入できないかもな〜と思ったけど以前とは別方向からグサッときた…。他も絶妙なバランスの人間描写にグッときた。
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