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川端康成と女たち (幻冬舎新書)(Kindle版)

感想・レビュー
3

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イワハシ
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川端康成を、関わった女という切り口で論じたもの。川端をちゃんと読んでないので、これを読んだことで事足れりと考えてしまうのがよくない、と、分かってはいるのだけれど
0255文字
yoyogi kazuo
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「文豪の女遍歴」の川端に特化したような本と思って読み始めたら、意外としっかりした作品論で、スキャンダルめいた記述は決して多くない。著者が高く評価する「山の音」の他にも「天授の子」「母の読める」といった比較的知られていない作品も丁寧に解説されていて、川端をちゃんと読んだことのない自分にとっては面白く参考になる一冊だった。
0255文字
tamami
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本書の著者は、日本近代文学に一癖も二癖もありそうな小谷野敦さんで、謂わば日本文壇史川端康成編といった著作である。ノーベル賞作家の有名無名作品に改めて焦点を当て、作品の読み方の今日的意義を示唆してくれる。『伊豆の踊子』や『雪国』といった作品の評価が振るわない一方、女を切口に作家晩年の作品の魅力に迫る。高校2年で『眠れる美女』に目ざめた著者とは違い、川端作品の魅力に尚疎い筆者にとっては、再入門の一冊になりそうである。著者は最近のポリコレ的風潮に徴して、「文芸の唯一の正しい読み方はない」とする。以て服するべし。
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川端康成と女たち (幻冬舎新書)評価100感想・レビュー3