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空を切り裂いた

感想・レビュー
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koteomoitsukan
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だーさん
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おおよそ期待どおりなんだが、なんとなく消化不良。狂気を装った感があるというか何と言うか。粘膜シリーズの突き抜けた狂気が懐かしい。
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うさみP
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苦悩するホラー作家の一作。白黒の曇天を切り裂く十字の青空は、神からの天啓か狂気か。YouTubeの文芸レビュー動画で『読者を狂わす本』として紹介され、積読していたのを思い出して読んだ。終末思想に取り憑かれた芥川賞作家を巡る連作短編だが、『粘膜』シリーズと比べると薄めたローションの様に粘度がサラサラで読みやすいが、作者の真骨頂ともいえる『粘膜』と比べると数段劣りしてしまう。逆にここから粘膜の穴に落ちるのもいいかな。
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コリディ
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3点。初読み作家さん、読み友さんのレビュー見て。連作短編は結構好きなのだが、これはよく分からず、感性に合わなかった。難しくない文章だが、読むのも時間かかった。作中作も扱いが難しいし、ホラーでもエロでもグロでも無いし。
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芋
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過去に「粘膜」シリーズにハマって 久々の飴村先生の本。 粘膜のインパクトが凄すぎて これはあまりにもまともだったので ガッカリしました。 内容は短編の構成ですが ちょこちょこ話が繋がっています。 私の苦手な宗教的な話もちらほら。 そして独特の飴村ワールドも背景にあります。とりあえず読みきったけど モヤモヤが残りました。 「粘膜」シリーズ再読したい!
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MT
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ネタバレ堀永彩雲という人物に関係する1999年7月末日の5話。精神病のガチファンの女性・家族の秘密とキノコでおかしくなった同僚に翻弄される若者・カニバリズム気味な売人と占い師・最後の告白がクズ過ぎる信者の祖父と不登校の孫・風俗嬢の母とその彼氏と暮らす少年。すべての話が具合が悪くなるグロさ。表紙や所々に出てくるカタカナ交じりの文体も相まって中二病ぽかったし、狙ってるなーって感じだった。
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sunao
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ネタバレやべえ、天才。1話目でなるほど叙述トリック関係のミステリなのかな?と思ってそのまま読み進め、さらーっと読んでると1999年ノストラダムスとか言いながら、携帯とか使っているからなんかおかしくね?って違和感がちくちくし始めてそのまま最後まで読んだ、というより読まされた、という表現が正しいか。こういう作品は初めてだな、むちゃおもしろい読書体験。ひさびさだわ。
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ななふし
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面白かった!本屋大賞だね(笑)大好きな小林泰三のメルヘン殺人シリーズを彷彿とさせるような作品でうれしいです!
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みやこしあん
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ネタバレ伯父の家で留守番する男、工員と俳優志望、入れ墨と占い師、軍医と孫、センセイの連作5話。分かりやすい読者ホラーな1が好きだけど、初出だと5が最初なのも奇妙な感じ。粘膜よりはエログロ控えめ、ジャングル登場で歓喜。1999年の夏が懐かしい。【メモ】ハレルヤ/堀永彩雲/先鋭化/キャラ/降臨/お前の主治医だ/幸運のしるし/レクター博士/我は不滅なり/時空/三千部/青十字の夢/一発芸です/為害性/爬虫類/教団の集落/魂が作品に//←名探偵のいけにえ、ナキメサマ、可視える、本雄雌、吸血狩り、僕僕。Dolls。
みやこしあん

【メモ】ハレルヤ/堀永彩雲/先鋭化/キャラ/降臨/お前の主治医だ/幸運のしるし/レクター博士/我は不滅なり/時空/三千部/青十字の夢/一発芸です/為害性/爬虫類/教団の集落/魂が作品に/パゴダ/血の欲求/ロープ/人魚の涙/困難と戦うだけの意義/継承/曇天/折長藍雲/高次元の存在/呪い頼み/やりたいこと/わしを見た/パラオ/月球/元凶/神梅/祝福/子供相手に/読者を選ぶ/石棺/マアメイド/原料/分身/夢幻/絵空事/青空/

05/21 01:23
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Jim the pharmacist
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この著者にしては珍しい連作。独特の筆致は相変わらず。面白かったw
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ふんわり
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独特の世界観。好きな人にはガッツリ刺さるだろうものだが、読むなら精神状態と体調が良い時の方がいいかな。濃くて濃くて濃くて濃くて、極彩色の畝りに飛び込んでみたい時がまた来たら、その時またゆっくり読んでみたい。
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ジロー=ユビキタス
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1章は普通に面白かった。天才が凡人作家になっちまった。期待外れだった。そう思った。伏線を張って不穏な方へと物語を進めてありきたりなバッドエンd2章スゲェエエエ!2章が受け入れられるかどうかでこの小説の評価は180度変わるでしょう!3~5章はおまたせ狂人バラダイス。どうやらある小説が原因らしい。ほんとぉ?下品で汚いクズにフワッとハーブを添えた一品です。粘膜シリーズの方が好きですが、どっちを人に薦めるかで言えば断然こっちです。一見マロヤカですが端々からネットリした腐臭がするのでこの小説は間違いなく飴m(文字数
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yasu_z2
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メムラコウにしてはエログロが今ひとつパンチなくつまらなかった。
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たぬ
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☆4 グロでホラーでファンタジーで残忍で非人道的で滑稽な粘膜シリーズでおなじみ飴村行氏の最新作。千葉県の架空の市を舞台にした5章からなるお話。出てくる人物が様々なジャンルでそれぞれ狂ってる。祖父の頭をパターで滅多打ちだの実の息子と交合だの何がどうなったらそうなるんだよ。こいつらみんな「恐怖の大王」にやられたのかもね。
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りんご
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なんか嫌悪感を感じさせる物語ですね。得体の知れない出来事。ノストラダムスの大予言の1999年7月末の出来事。
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coco
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ある作家の遺した小説をめぐる短編集。各話つながりはほぼないが、それぞれ同じ作家・小説のために奇妙で、場合によっては狂気的ともいえる物語が展開される。飴村行にしてはグロとか毒が薄いな、というのはまぁいいとして、全体的に何の話だったのか最後までよく分からなくて、自分はかなり消化不良だった。あえていえばサスペンスとしてシンプルに分かりやすい最初の『浸徹』と最後の『燐灰』が好きかな。
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hide
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天啓。いや狂気に取り憑かれた作家堀永彩雲が書き下ろした小説でもあり、自叙伝でもあり、予言書でもある遺作『蘇る光』に魅せられた5つの物語。奇書とは何か?きっと著者の魂が作品に宿ったと感じた者にのみ、その力が解放される物語のこと。同日に解放された彼らが導かれた先にあるのは曇天を切り裂いた青き十字架の門。曇天を切り裂いた先にあるのが、きっとハレルヤ。
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ケロたん
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1999年7月千葉県鴎賀市で死亡した作家の作品を巡る連作短編。グログロは少ないけど想像をかき立てられます。
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昼夜
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ネタバレある作家が自伝的小説を残して自殺をした。その本に導かれるように同じ時同じ場所に作家に共鳴した人たちが集まった。その突き動かすような衝動で数々の欲望が一点集中で爆発した日は奇しくも1999年7月末で自殺した作家の命日であった。作家が最期にハレルヤと言った言葉に私は蠱毒で恐怖の大王を生み出そうとしたのかとその狂気に戦慄した。
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khapphom
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ちょっと時間を空けて読んだので、話のつながりが今一ピンとこないまま読了。もっとどろどろ感があっても良かったかもです。
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AstiN
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多彩な狂気を綺麗に描いた良作。架空の作家・作品を題材と作品はジョナサンキャロルの死者の書然り、個人的に非常に好みで、その現実感と幻想感のバランスが非常に良かったように思う。 粘膜的な低俗さは控えめながら、いつも通りの繊細な筆致が感じられ、飴村行らしさがとても良い方向に活かされており、万人にかろうじておすすめしやすい飴村行、という感じでとても良かった。おすすめしやすい飴村行とは?という難しさ。
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jolly
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なぜか手に取ってしまう飴村作品。エロもグロもたいしたことないけど、狂気にはあふれてた。そしてやっぱりムダに文章がうまいのよなぁ。
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みっちゃん
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淡々とした筆致だからこそ、尚更狂気を感じる。ある片田舎で同じ日に起きる凄惨な事件の数々。共通項は既に死んでいる作家の遺作、からの啓示。それぞれ緩やかに繋がって、お互いに作用しながら。読了してから見直す第一章のラスト「ここより始まる」に鳥肌。この物語世界では、1999年7月30日に「恐怖の大王」 が空を切り裂いて降臨したのだろうか。
しんごろ

みっちゃん、淡々と話が進みましたが、ところどころ粘膜シリーズのテイストが入ってましたよね😊

08/17 18:50
みっちゃん

しんごろさん、入ってましたね~でも粘膜のお祭り騒ぎだぜ!みたいな明るさが⬅️明るいってのも語弊あるけど(笑) なくて、こっちの方が私はぞぞっとしちゃいましたよ((( ;゚Д゚)))

08/17 19:03
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うんの
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少し出てくる。
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みゆはる
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2022/264
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ん。
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読んだ人を嫌あな気持ちにさせる構成、文章が相変わらず素晴らしい。が、しかし、メンタルや体調が弱っている時には、キツいと感じた。すんごくダークな気分に浸りたい方には、お勧め。
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相馬
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飴村さん久しぶりの新作。架空の作家、堀永愛雲とその著書をめぐる5編の連作短編集。飴村さんらしい、スプラッタを含む衝撃的なおどろおどろしい内容ではあるが、描写がやや控えめなためか、粘膜ほどの重苦しさはない。なかなかよく分からないが快作ではある。
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クジラ
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ゆらゆら帝国「砂のお城」
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のりすけ
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飴村さんの作品は、ほぼ読了なんだけど、これはちょっと合わなかったかな。「人魚の涙」は、どうしても「魔法のマコちゃん」を思い出してしまう年頃なんですもの、わかって。一番やっちゃいけないこと…最近なら『哭悲』?
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planetarium
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著者の作品は粘膜蜥蜴以来。う~ん期待値を上げ過ぎてしまったせいか、粘膜蜥蜴が良かったせいか、狂気が欠けてイマイチでした。ちょっとだけ以前のような著者独特の怪しい世界観はあったんだけど、物足りなかったかな。もっともっと衝撃的な狂った世界を著者には求めてしまう。
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金色
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読んだことないけど「ドグラマグラ」みたいな感じですか。  美留樹、将来有望。
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starbro
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飴村 行は、寡作のため、ほとんどの作品を読んでいる作家です。四年ぶりの新刊は、堀永彩雲幻想連作短編集の怪作、心が切り裂かれました。作中作、堀永彩雲の作品を読んでみたい。ハレルヤ♪ https://www.shinchosha.co.jp/book/354581/
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あられ
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濃ゆかった。ちゃぶ台ひっくり返されたような、脳みそかき混ぜられたような。鷗賀市、堀永彩雲をめぐる5章の連作短編集、いやつながっているか。逐一どんでん返しされたような。1章でパニクって、以下同様にぶった切られて、読み終わって圧倒された。十字架、人魚、「蘇る光」など、キイワードがちりばめられているけれど、想像できない展開、濃い。ああ、この題名になったんだ、と表紙を見返す。繰り返される彩雲の一生も濃い。でも、著作は近寄りたくない。←悪影響を受け、病みそう。
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しんごろ
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他の作品と、あんまり比較したくはないんだげど、“粘膜シリーズ”と比較したら、大人しめの作品だと思う。でも、瞬間的に“粘膜シリーズ”を思い出すようなシーンもチラリとのぞいてる。グロさ抑えめ。ホラーっぽいかな。さて、物語はというと、孤高の作家、堀永彩雲の死後、狂気に満ちた読者(ファン)が現れた。なぜ、そこまでする。彩雲の作品に何が潜んでるんだ!ヒーッ!怖い!読者の狂気に満ちていく過程を垣間見るような気分。プロレスには思わず苦笑い。七月三十日に何かが起こる。いや、ここより始まる。ハレルヤァァァア!
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5〇5
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狂気狂気狂気狂気狂気狂気 ハレルヤ――――――― !! 蘇る光ぃぃぃぃぃぃ!! 飯田橋駅で人身事故 一人重傷 青い十字架✟✟✟✟✟ 堀永彩雲は凄ぇ凄ぇ凄ぇ凄ぇーーーー! 1999年7月30日に何かが起きる????? 侵撤・曳光・荊冠・裂果・燐灰 マジやべぇよぉぉぉぉ! 『ここより始まる』
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猫田(無職透明)にゃん吉
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ネタバレスランプに陥っていた「粘膜人間」シリーズの作者が久しぶりに出した本。芥川賞受賞者にしてミステリ作家でもあった堀永彩雲とその小説に魅入られた人々の連作。5篇の小説の発表順は'16年から'19年にかけてで、かなり手を加えて並び替えたもの。彩雲を中心に、登場人物たちは微妙に接点を持っていて巧妙な構成になっていて惹き込まれた。「令和の『ドグラ・マグラ』」などという惹句が本書の帯を飾ったそうだが、かの奇書を思わせるのは冒頭の「侵徹 シンテツ」だけ。中には戦場帰りの吸血鬼モドキが頼れるパートナーを見つける(見つけら
猫田(無職透明)にゃん吉

れる)エビソードもあって、これから惨劇が起こるという直前で終わる。暴力的なシーンがあるものの、「粘膜人間」のような強烈な描写は鳴りを潜めている。作者のスタイルが変化したようだ(変化が進化や深化だとは限らないので、今後の飴村行は要注目)。

07/06 03:24
猫田(無職透明)にゃん吉

残念なのが141ページ6行目の「実行支配」。なんだよ、作者も編集も校閲も頼りにならねえなあ。

07/06 18:12
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くまちゃん
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ネタバレ海辺の辺鄙な町で、同じ日に起こった別々の事柄が5章にわたって書かれている。共通しているのはその町で死んだ作家、堀永彩雲の熱狂的なファンがいること。しかしこんな片田舎で、同じ日にこんなにすごい出来事が起こっているなんて!。今回、グロは控えめかな。一番最初の「侵徹」のオチがすごかった。
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rosetta
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★★★✮☆1999年、千葉県鷗賀市は1975年にこの街で死んだ幻の作家堀永彩雲の遺作『蘇る光』に呪われていた。読んだ者を狂気に誘うような奇書は五人の人間に取り憑く。伯父に頼まれ留守番にやってきた作家志望の若者、役者を目指す美貌の若者と知り合った引きこもり、幻覚作用のある茸の売人と占い師、父母を失い元医者の祖父と暮らす少年、母親の連れ込んだ男と暮らす少年。同じ時間を過ごし少しづつ重なり合う呪いの書に選ばれた人間たち。この本を読む事でこちらまでが狂気に囚われそうになる。読書とは物語に支配されてしまう事なのかも
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こなつ
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