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模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書(Kindle版)

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Caribou
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ネタバレ今までにないものを想像し、実際に形にすることが創造(p4)。そのためにはまず模倣から入る。これが骨子である。個々の節には良いアドバイスがあるが、全体としてみると訴えるものが少ない。なぜだろう。「模倣→想像→創造」と順を追って説明する仕方がダレるのか、この順番と、最近のビジネス界の流行りらしい「守破離(しゅはり)」とがミスマッチなのか。副題の「13歳からの」が不適当。著者は33歳からデザインの勉強を始めたわけだし。ビジネスにおけるアートの活用について3冊読んだ。『〈問い〉から始める〜』(吉井仁実)が断トツ。
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Kentaro
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本をつくるときや、お客さんのビジョン、コンセプトを考えるときに、大事にしていることがある。それは、手を動かしながら考える集中モードと、そこで煮詰まったらしばらく寝かして、アイデアが降りてくるのを待つ弛緩モードの二つのモードを必ず使い分けることだ。 人間の脳は、偶然、脈絡のないアイデアをひらめくというのが特徴だ。これは、AIなどの機械が、目的に合わせて考え続けることで最適な答えを出すのに適しているのとは対照的な性質を持っている。アイデアの熟成が進むためには、「ボーッとする」ことがとても重要だ。
0255文字
さるくん
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13歳は豊かな創造性を持ち得るかどうかの岐路に立つタイミングとのこと。真偽はさておき、13歳を過ぎてもなお幼い子どものように空想の世界に遊ぶような人物は創造性を獲得し得るという説明にはなんとなく納得させられる。自分には創造性があるのかどうかわからないけれど、13歳ははるか昔に置き去ったのにいまだ容易に空想に遊ぶことができます。だからだろうか、論理的なリアリスト氏にはやられっぱなしでぐうの音もでない。
0255文字
Nekotch
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描くことで自分の頭の中を整理しているのだとすると、わたくしが描いたものを誰がしらが見ては「わかりやすいまとめですね」などと言う。これはともすれば、わたくしの思考整理に見た人が誘導されているのかもしれないと思った。自分の脳内デフラグに見た誰かが引っ張られ、自ずとその人も一緒の車に乗るような。なんだかそこには共感が生まれたり、おんなじことを考えているような気がしたり、相手を知ったような気になったり。そうして好きが生まれたりしているのかも。
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