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ドリフターズとその時代 (文春新書 1364)

感想・レビュー
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見ぇーた
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著者の解釈の部分は別として、よく調べて書いている。ミュージシャンとしては、確かにドリフはヘタだった。志村のギターも演奏になっていなかった。荒井注に換わって出て来た時はあまりの頼りなさに「だめだ、コリャ」と思ったが、コメディアンとしては大成したのかな。ミュージシャンとしては高木ブーなのかな、ウクレレで。
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Sine curve
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ドリフあんまり知らない世代の私からすると初めて知ることばかりだった。例えばドリフのあの曲には元の曲があったことなど(隣組とか)。 あとドリフのメンバーって結構ちゃんと音楽やってたんだなとか思ったり。
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gtn
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荒井、仲本、高木が脇役に徹したのは、ドリフというアンサンブルを壊さないため。つまり、ミュージシャンだったから。だが、志村の加入により、均衡が破れる。カンフル剤ともなったが、ドリフを終焉にも導いた。著者は、同時代の芸人比較も行っているが、ドリフは完成品、いわば歌舞伎、萩本欽一は素人の巧まなさ、ひょうきん族はベースからのはみ出しに面白さを見いだした。つまり、土俵が異なる。テレビという媒体は、今となっては志村方式は不利。本人もいない。だが、そのフォーマットを局が捨てれば消滅する。
けい子

「加藤がボケで、志村がツッコミ」のスタイルが一番好きでした。(加藤が時代劇スタイルで出てくるバージョン。)

11/09 10:24
gtn

そのコント、最高ですね。私は、小さい頃から加トちゃん派です。志村さんは、ちょっとガツガツしていて苦手でした。

11/09 10:31
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Gen  Kato
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志村けんのブレイク時にちょうど幼児で、めいっぱい志村ファンだった世代。いかりや長さんの自伝も読みました。荒井注さんも長さんも志村けんも仲本工事も亡き現在、いろいろ胸にせまるものを噛みしめつつ読了。筆者さん、全員集合に間に合わなかった年代なんですね。しみじみ…
へくとぱすかる

自分が時代に間に合わず、遅れてやってきたという思いこそ、深く、誰よりも探求していこうという原動力にも転換できるということでしょうね。

11/09 11:09
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バトルランナ-
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ビートルズが武道館コンサートをした時に短い時間だったのは知っていましたが、当時のビートルズは1回35分11曲が基本だった。p13 加藤茶の復帰のシーン。昭和感すごい。ちょい泣きp133 何が起きるかわからない。テレビの真骨頂。浅間山荘事件。視聴率合計89.7%p150 この時代のテレビは映画や舞台の真似だった。 今のYouTubeは?p170 志村自身が過去にアイーンと言ったことはない。ナイナイの岡村発。p267 p278イカリヤが自費、プライベートで志村の舞台を観に行くシーンはウルウルする。3.8点
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楽太郎
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再読。前回は事実関係の把握に忙しかったけど、今回はいかりや長介さんと志村けんさんの、複雑な師弟関係にじわり。長生きしていただき、二人の舞台とか映画をもっと観たかったなと改めて思います。
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hampm
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子供のころによく見たドリフターズ。ただ、いつごろからだろうか見なくなっていた。多分、子供向けに感じたのだろう、本書にも出てくる欽ドンやひょうきん族を見ていたが、やがてそれらも見なくなった。もっと言えば、テレビそのものを見る時間が少なくなったのだが。最近、改めてドリフターズのコントが注目されているようだが、志村さんがドリフターズといかりやさんを引き継いだのだろう。志村さんの存在感が大きくなったことがメンバの関係性にも影響を与えドリフターズの終焉につながったのだろうか。令和には出現しないグループだね。
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hiroshi
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私よりも若い著者。学者気質で引用が多いのは誠意を感じる。一つの事柄に、各メンバー・スタッフなどによって時期や事実が異なる点などの指摘も、マニアックだし著者の力量かな。少し思い入れが強すぎる記述も在るが、全体としては好感。いかりや長介の「だめだこりゃ」を既読だったので、結成・変遷など戦後の風景はすんなり入ってきた。併読がオススメかも。
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ブラック ミッフィー の チョコちゃん
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子供の頃の土曜の夜 、ドリフで育った自分がいる。 今回 この本で、ドリフターズの事を学ばせてもらった。 ドリフ 最高だったよなあって思い出しながら。 笑いの裏には やっぱりドラマがあるんやなあ。 病気、お金、確執 、師弟、仲間、ライバル、志村けんは最初 全く受けなかったって言うのがなんか想像できなかった。 師弟でもありライバルでもあった長さんと志村の最後の やり取りも色々想像してしまった。
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Emkay
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いかりや長介の生い立ちに始まり、紆余曲折を経てメンバー固定化、バンドからお笑いへの転換、スターダム、コント55号や萩本欽一やひょうきん族との競争、そして全員集合終了、志村けん絶頂期とメンバー間の和解に至るまで、ドリフの時代をくまなく網羅する。ネタの解説と、メンバー間の確執や最盛期の働きっぷり、スキャンダルを含めたマニアックなディテールと、メンバーに対する熱い思い入れを感じる。読んでいて場面場面が蘇る懐かしさと、舞台史・テレビ史・お笑い史の時代考証を堪能できる。
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ホークス
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2022年刊。ドリフターズは先輩のクレージーキャッツに比べ泥臭かった。米軍向けバンド出身でも、クレージーは一流でドリフは二流以下だったらしい。演奏チームであるドリフは、各人の関係性抜きには理解できない。著者は汚点も含めて一人一人を抱きしめる様に掘り下げていく。ドリフの笑いは作り込んだ古典的体戯。萩本欽一がハプニング主体のテレビ芸を確立し、漫才ブームが身体に対する言葉の優位を確立しても、それは変わらなかった。著者は、いかりやと志村を似た者同士だと言う。置かれた環境の中でどう感じて動いたか、興味深く読めた。
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速読おやじ
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ドリフ愛に溢れながらも、ドリフだけでなく昭和のお笑いの歴史を学べる濃い内容。僕の世代だとドリフvsひょうきん族という土曜8時大戦争が懐かしい。コントを丁寧に練り上げ、生放送で観客の前で演じ、その笑いは老若男女をターゲットにするドリフ。歌舞伎を参考にしながらも大衆演劇だった。いかりや長介と志村けんの確執や、メンバーの入れ替わりの話も興味深い。元々はコミックバンドだということも事実としては知っていたが、当時のクレイジーキャッツなどとの比較も面白い。今度は欽ちゃんも深掘りしたくなった。全員集合、また見てみよう。
Emkay

必読ですね😆

02/23 23:54
速読おやじ

予想外に面白かったです。ドリフをこんなにら真面目に論ずるってすごいっす。

02/24 12:24
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でんでんでんろくまめ 
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79年生まれの演劇評論家の著作。主観や感慨を交えず学問的にドリフの変遷やコントを分析。参考文献は豊富で明星や平凡の記事等も忠実にひいてくれている。自分は荒井→志村の交代を見た時代の生き証人(偉そう)なのだけど、幼いなりに見ていた皆の人物像と実像には意外と隔たり少なかった。情報があまりない仲本氏高木氏のエピソードも読めた。クレイジーキャッツ、欽ちゃん、ひょうきん族などとの相違点もアカデミックに言語化されていて、納得しながら読んだ。やわらかいテーマの新書だけれど片手間には読めない力作。
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かず
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★★★★Audible。すごい情報量、大好きなドリフがめいっぱい詰まっていた。暗い部分も多い内容。
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ヒカル
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へぇ〜そうだったのか!というエピソードが沢山あってとてもおもしろかった。よく調べたなぁ。アツい。
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尿酸値高杉晋作
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あっという間に読めるだろうと思ったら大間違い! とんでもない字数と情報量に圧倒された。 しかし、これだけ丁寧に書籍化した著者には拍手を送りたい。 ドリフターズはバンド出身て事を再認識させられた。 メンバーは皆「ドリフの〇〇」と呼ばれるとあったが、確かにそうだ。 現代ならSMAPのメンバーも「元SMAPの〇〇」と呼ばれずとも認識されがち。 いつかSMAPでも同様の研究書を読んでみたいものだ。 ところで、昔いかりや長介が桑田佳祐をドリフに誘ったという話は本当なのだろか…
尿酸値高杉晋作

当時のドリフに近しい方に聴く機会があった。「桑田佳祐スカウトは聞いた事が無い」とか。

06/14 13:40
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たつ
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ドリフを中心にして、戦後昭和から平成にかけての大衆喜劇史として読めた。正直、志村けんにはさほど興味を持たなかったので、最後の喜劇王と言われた所以がわかった。大衆喜劇研究家の著者は、資料文献を丁寧に読み込み仕上げたのであろう。他の著作も読んでみたい。
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kokada_jnet
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79年生まれの著者による、喜劇史の空白を埋める大力作評伝で、読み応えはあった。ただ自分の個人体験では、「全員集合」での前半の巨大なギミックセットを使った、肉体的な笑いはまだしも好きだったが。ボーヤから昇格した、志村の言語的ギャグが幼稚でうけつけられなかった。最終章での志村神話化にも、のれなかった(志村の性的ギャグは、本当に黒人音楽に影響うけているのかね)。最近、「志村の素を物まねする」芸人レッツゴーよしまささんが面白かったので、志村のコントをYoutubeで見てみたが、やはり自分にはあわないギャグだった。
kei-zu

コメント失礼します。志村のギャグについてのご指摘、同感です。

01/23 19:27
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離美童
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ネタバレ敢えて第一章を飛ばし第二章「天才・加藤茶誕生」から読み始めました。欽ちゃんよりもドリフが好きだったリアル世代としては、読み進めていくうちにどうしても映像が欲しくなります。いかりやさんと志村さんのお互い似ているが故の衝突と確執は読み応えがありました。「土8」をめぐるテレビ各局の抗争の歴史も知れて面白かったです。
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hitotak
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いかりや死後もその暴君ぶりはメンバーによって語られていたが、内実はもう少し複雑で、その生い立ち、芸能界への不信感、何よりドリフへの強い愛情から来た、いわば父としての厳しさだった。いかりやと志村の間柄も、師弟としての出会いから愛憎入り交じる対立まで書かれていて、今まで再現番組等で見聞きしていたもの以上の緊張関係があった事が示唆されている。メンバー間の人間関係についても詳しく、「その他2人」である仲本、高木の存在の重要さが分かる。お笑いのトレンドは移り変わりが激しい分、ドリフの普遍的な笑いは貴重なものだろう。
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kobayo
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ドリフ世代にはとっては楽しい思い出であり、誰とでも共通の話題となる稀有なグループだったかもしれない。当時の知らざる事情も多々あったことを知った。
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まろーん
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ネタバレ新たな文化が立ち上がる時期の東京にいられなかったいかりや長介のコンプレックスや、家を守る家長としての徹底的な振る舞い、全員集合が演劇の中継という構造であったという指摘、最年少のメンバーから独り立ちした後に志村けんが家長としての役割を担っていくことになる一方、いかりや長介が主に役者としてリーダーではなく一人のメンバーへと解放されていく不思議が印象に残る。
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c1006
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国民的娯楽番組として楽しませて頂きました。様々な葛藤と芸人魂がぶつかり合っていたことと、それが私の片隅にふと蘇ることがあることは、演者さんにはどのように映るのでしょうか。紛れもなく私の1ページです。
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五月雨みどり
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自分の70年代は,ドリフとともに在った。毎週の「全員集合」と,月1回の「ドリフ大爆笑」。80年代も彼らは活躍してたけど,自分は80年に子供を卒業したので,その後はMANZAIとサブカルチャーに傾倒しドリフは顧みなくなった。でも志村と長さんは別格と気にしてて,「踊る大捜査線」は嬉しかったが「志村どうぶつ園」はなんか違うような気がして観てなかった。コントでの志村のいしのようこや田代まさしとの相性は抜群だったと思うので,そういう番組が残せなかったのは残念。長さんが癌で亡き後,まさか志村がコロナで突然死ぬなんて。
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T
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ドリフ大爆笑や変なおじさん大好きだったなあとすごく懐かしい気持ちになりました。いかりや長介さんの生涯から始まって、志村けんさんが亡くなるところまでのドリフが歩んだ道をテレビ史やお笑い史を横軸に考察するスタイルながら、壮大でドラマチックな書き味に感動が押し寄せてきました。いかりやさんと志村さんの過激なまでのプロ意識を全く知らなかったのは、プロだからこそ苦労を感じさせない笑いを提供してくれたからなんでしょうね。最後に、喜劇には哀愁や涙も必要という論があり、私の好きな映画に通ずるものがありました。
T

どのメンバーも、昭和のあの頃には当たり前だった、貧しさとか、強権的な父親とかの話が出てきたり、大衆娯楽を劇場で全部の世代が楽しみに観るという家族的な要素が、家庭内暴力などの激しい距離感も含みつつも、昭和の家族像を象徴する記述が散りばめられており、戦後昭和の家族像についての書き物としても興味深く読みました。そして、志村さんの父親が強権的で全く笑わない人だが、お笑いの時だけ笑ったというのがすごく印象に残りました。

04/22 11:48
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たかひー
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★★★★ あれほど有名なドリフターズだけれども、見えないところではやはり様々な危機や葛藤があったことが明らかに。ドリフ世代としても非常に興味深くまた面白かった。
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わせりん
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ネタバレドリフターズ好きな演劇研究者による、本格的なドリフターズ評論。メンバーの生い立ちから絶頂期、晩年までを仔細に記述されている。進駐軍に披露するバンドはまさに日本の芸能界の礎であり、ドリフターズもバンドが転々する中で、生まれたバンドである。笑いを求める方針がテレビとマッチして、「全員集合」が誕生する。メンバーは懸命にコントを作っていくが、時代の趨勢に飲み込まれ、終焉を迎えることになる。その後のメンバーはどうしていたのかも興味深い。音楽と笑いを追求した人生にプロとしての矜持を感じた。時間を忘れて読める名著。
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はまななゆみ
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まさにドリフターズは時代を築いたと思う。本書の客観且つ的確な分析を読んで、大衆にとって貴重な笑いだったと再認識しました。
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KakeruA
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87年生まれの自分にとってドリフは再放送で見るものだった。大人になるにつれて形式的な笑いの構造に飽き始め、しゃべくりやフリートークが特徴的なアメトーークやにけつっ!の魅力にハマった。ベタにこだわり続けたドリフターズをその人となりと歴史的背景から描写する本書は、現在までつづくお笑いの一端を読み解くきっかけを与えてくれる。歴史の変わり目を駆け抜けたメンバーたちを今、新たな時代の移り目の我々がどう捉えるかが大事なのだろう。
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ごりらっぱ
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ドリフターズの歴史だけでなく、その時代のお笑いの状況も織り交ぜてとても読みごたえがありました。改めてドリフの偉大さを認識しました。
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hideto
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40代の自分にとって、間違いなくドリフターズはスター。でも、残念ながら「全員集合」の全盛期を知らず、「だいじょうぶだぁ」の志村けん、「踊る大捜査線」のいかりや長介といったソロ活動の印象が強いです。そんなドリフターズの結成から今までを追ったノンフィクション。戦後の苦しい時代からスターになっていく姿は、芸能史と合わせてまるで壮大な物語なよう。とても読み応え十分な一冊でした。ただ最後で書かれる、「喜劇王」志村けんの早すぎる死が残念でなりません。
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こけし
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☆☆☆
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マキオ
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ドリフターズの誕生秘話でメンバーの生い立ちから色々な苦悩を乗り越えて、ついに視聴率50%を超える伝説の「8時だよ全員集合!」の不動の人気を得て、最後はメンバー独自の道を歩みゆく話。マジ映画化かドラマ化してほしいくらい良い物語でした。
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takewoody
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ネタバレドリフを知るのにこれ以上ない絶大の本でした。 ドリフ結成前のことや、結成時の苦悩の日々、 ライバル、お笑い時代、TV、視聴者からの反響、 志村けん加入の経緯、いかりや長介の死、志村けんの独立、志村けんの死、どりふの歴史。ドリフファンなら読んで損はないです。お笑いは、やはりドリフが最高!!
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jackbdc
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ネタバレ舞台芸術に造詣ある著者が、戦後エンタメ界におけるドリフの立ち位置、メンバー各人のエピソード等を取り混ぜて新たな視点を提供する同じ時代を経験した人ならば楽しめるであろう一冊。私自身ひょうきん族との対比軸は存在したが、他にもクレージーキャッツ、コント55号やウッチャンナンチャンとのが面白かった。元コミックバンドという立ち位置は時代性の反映であったと知る。長さんと志村の近親憎悪の見立てもドラマチックである。スタジオ撮りではなく舞台がベースだった話、それ故に生演奏や舞台装置等で数百人が携わっていた事実に驚いた。
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つちのこ
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『全員集合』が始まった1969年から土曜8時のその時間が楽しみで、リアルタイムでテレビにかじりついていた小学生時代。そこから受けたインパクトは計り知れず、番組を観ていなければ学校での話題にはついていけなかったほどだ。もちろん荒井注の離脱や志村けんのデビューも知っているし、『全員集合』打ち切りによるドリフの終焉までの過程も観てきたつもりだ。たけしやさんまの第二世代の漫才ブームが去り、第三世代といわれるお笑い芸人が雨後のタケノコのように跋扈する今は、お笑いにまったく関心がなくなってしまったが、⇒
つちのこ

なぜドリフのコントにあれほど魅せられたのだろうか。同時代にはコント55号やクレイジーキャッツもいたし、似たようなコミックバンドはたくさんあったのに、ドリフターズの印象が、メンバーひとり一人の表情まで“刷り込み”のごとく強く残っている。それをずっと不思議に思っていた。本書を読んで、その答えが少し分かったような気がする。視聴率50%は伊達ではない。それは大衆の行動心理をも動かす影響力を持つ。大仰にいえば、メディアと絶妙に融合したグループのポリシーとメンバーの個性が、⇒

12/27 16:54
つちのこ

⇒忘れられない記憶として心の奥底に刻まれてしまったということなのかもしれない。だとしたら、まるで洗脳されたようでもあり、恐ろしい。荒井、いかりや、志村、中本が鬼籍に入った今、ドリフターズは個人の記憶から、更に国民の記憶として永遠に刻まれるだろう。

12/27 17:00
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白いカラス
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「おっス」と元気ないかりやさんの挨拶で幕を開け、ババンババンバン「勉強しろよ」と加藤さんのフィナーレの挨拶。武田鉄矢さんのラジオ番組で紹介されており面白そうだなと一読。いかりやさんの目に見えない苦労がにじみ出ていました。懐かしくもありそれぞれのメンバーの苦労など感銘を受けました。
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hiroshi0083
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ネタバレ本稿では、ドリフを形づくる要素や形づくっているものを、時に僕自身の推論も交えながら、本書を元にまとめてみたい。最初は本書をできるだけコンパクトにまとめて原稿にしようと考え、ある程度書き進めたのだが、その量が厖大になってしまうことがわかり、中断した。自分也に本書を再構成した方がドリフの特徴や本書の要点がわかりやすくなるし、そこからドリフの独自性も浮かび上がると考えたのだ。(コメントに続く)
hiroshi0083

自分が見たり聞いたり経験したりしたことしか題材にできないという、コントに対するいかりやと志村の類似性――いかりやについては前述――や、『全員集合』で志村が人気を博したことから始まるお互いの対立など、取りあげられなかったトピックスはあるが、ここまでとしておこう。

12/24 16:39
hiroshi0083

時代に取り残されたような懐かしい風景を舞台に、70年代の――今も時に注目される――ソウルミュージックのリズムを取り入れながら、とことん稽古を重ねて練り込まれた演技を個性とするドリフの、特に『全員集合』のコントは唯一無二のものであり、さすがに古びてきた感は否めないものの、今もなお独自の輝きを放ち続けていると思う。

12/24 16:40
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お笑いループシュート
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ドリフターズ及び志村けんを演劇史と時代の流れで見ていこうという一冊。 戦後の荒波を乗り越えてきた国民の象徴のような いかりや長介・加藤茶・志村けんと、大学在学中からバンド活動をしてきた典型的なバンドマンの仲本工事・高木ブー・荒井注に分けられる。 クレイジーキャッツとの対比や「あまりにも知っている」がゆえに見落とされている面があったのだなと納得。
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ドリフターズとその時代 (文春新書 1364)評価87感想・レビュー96