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永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟 (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
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Hironori Oda
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こういう恋愛モノ、久しぶりかなー。このパターン、最後に号泣か?って思ったけど、そうはならなかった。 自分が入り込めないほど年をとったのか。そうでないとすれば…と考えてみる。 付き合うまでが早かったから、苦労の部分が足らなかったかなー。やっと付き合えたー、という部分があれば泣けたかも。 いずれにしても、こういう作品は泣けるかどうかが重要だと思います。
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三沢まりの
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創作でよく見かける不老不死。ふつーの人が不老不死の人と恋愛するリアルさ(?)がステキ。生きる意味や生きる上で大切なことが不死身を通じてしみじみ伝わるというか😌 結末は、心穏やかに落ち着いて受け止めました。いい意味で心が凪いだ読了感。
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青(蜂)
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ネタバレ「スターシェイカー」が面白かったので期待して読む。がっつり恋愛モノだった。SFの人と思ってたので意外な感じもしたが、「空間は同じで違う時間軸にいるシチュエーション」は大好きな設定なので読めたしラストがすごくよかった。愛だなー。
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おーいし
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しっとりと、じんわりと染み込んでくる温かな物語。それぞれの掟には意味があって、意味があるからこそ守るべきものであり……。
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まー
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ネタバレ読み始めて「一気に読むのはもったいない」と感じる小説だった。なので時間をかけていたが途中から我慢できずあっという間に読み終えた。出会いの向こうに別れがあるのは間違いのない事実だが、生きる時間軸の異なる二人にとってそれはどんな意味を示すのだろうと考えながら読んだ。お話自体は同世代に見える時期が中心で、あとは真昼がなくなる場面での別れに触れられていたが、できれば徐々に年老いていく人と変わらない人のズレも読んでみたかった。でもライト文芸の読者層を考えると難しいか。悲しいけれどスッキリとした読後感も良かった。
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サウナ探偵
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タイトルとレーベルから難病奇病モノかと思ったけど、より本質的な”存在のあり方”を表したタイトルだった。 身体の物質的な連続性とアイデンティティは必ずしも同列ではない。生きるとは、死ぬとは、そして不死身とは。 これはなかなか好きな一冊。
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色素薄い系
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永遠の時間を生きる為に必要だった最後の掟。記憶云々でおかしいな、とは思っていたもののあれがあるから生きていけるんだよな、と思う。いつか霧人もサンのように永遠から解放される時が来るのだろうか。娘がまだ不死化してないのがこれからの希望になったりするのかなと思ったり。
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白いハエ
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生と時間、そして決まりごとにまつわる愛に満ちた話。不死の長大な時間を他者と絡める困難を突き詰めた床無という男の生き方は、箍としての掟という形に還元されている。掟は蝶番となり死と不死をつなぐ。良い。10の掟の中身は、お話の仕組みとして、少しずつ答え合わせのように内容が示されていくが、すべてが最初から見えていても、この小説の滋味を損ねないのではないかと思った。
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栗山いなり
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不死身の青年・床無と彼に恋した真昼が十の掟を自らに課しながら進んでいくラブストーリー。不死身の身体故に生じる苦悩と不死者と付き合うが故に起こる様々な出来事を乗り越えて進む物語が心に染みた
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かながわ
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ラノベもロマンスも熱心読者でないが六度さん新刊なんで読む。展開は気付いたりだけど素直に感情と行動を示す人達の物語で心地好い。スペース聞き読書。
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日坂愛衣
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ネタバレこれはちょっとずるい作品だねw 霧人と次郎と霧丸と霧玄は同じ人間だけと違う”人”ですね~ そして前作と同じ様に登場人物達が優しい過ぎるの話(特に墓忘さん) まひるは床無さんにとってただの一期一会かもしれないだけと、霧人さんにとって最も愛する生涯の伴侶と思う そして掟に関する解説もなかなか良い 何よりあの最後の”さよなら”はまさに反則級のロマンチックさがある
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ごはんたべたい
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永遠の生を持った生命と、人間の長いスパンの時間をかけた恋愛のお話。長命種の相手と付き合うことになったが故の制約や悲劇はあるけど、それを乗り越えてやさしい約束破りにつながっていく構成が素晴らしい。あと薄々気付いていたけど、作者の他作品と色々と繋がっているので、そこがわかると少し楽しい要素もある。
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メメントモリ
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ネタバレ死期を目前にした彼女が彼との約束を破るまでの物語。第一印象を大きく外れず私の好きそうな作品だと読む前から確信!ここ最近注目してる作家さんなだけに、とても楽しみでした。そして、その想いを裏切らない…いや、いい形で裏切ってくれる!どこにでもいる人間、片や不死身というか普通とは違う存在との恋愛物語は星の数ほどあれど、この作品は特に清純でいて混じり気がない。 読後は過ぎ去った霧雨のそこに淡い光が差し込み、しっとりと静寂で満たされた世界に、ただ一人取り残されたような気持ちになった。
メメントモリ

約束(掟)を破るということがどういうことなのか。 この物語の着地点は想像に容易いのかもしれない。 だけど、私はそんな想像で手に取るのをやめた、今もためらっている人にこそ強くオススメしたい!声に出せない言葉に、揺るぎない信頼があり 最後に発した別れの言葉が例えようもないないほど強く大きな愛。 命を最後に人の一生を賭して薄ら寒い世界を生み出す。ただそこには連綿と続いてきた覚悟の形として、溢れんばかりの愛で満たされていた。 最後まで優しかった作品でした。

07/18 22:18
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永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟 (メディアワークス文庫)評価63感想・レビュー13