形式:文庫
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版
約束(掟)を破るということがどういうことなのか。 この物語の着地点は想像に容易いのかもしれない。 だけど、私はそんな想像で手に取るのをやめた、今もためらっている人にこそ強くオススメしたい!声に出せない言葉に、揺るぎない信頼があり 最後に発した別れの言葉が例えようもないないほど強く大きな愛。 命を最後に人の一生を賭して薄ら寒い世界を生み出す。ただそこには連綿と続いてきた覚悟の形として、溢れんばかりの愛で満たされていた。 最後まで優しかった作品でした。
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