読書メーター KADOKAWA Group

新装版-桃花源奇譚1-開封暗夜陣 (中公文庫 い 92-28)

感想・レビュー
29

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
chisarunn
新着
ネタバレ時は宋代、辣腕の父、偉大な伯父の後を継いだぼんくら三代目の頃。ワケアリの貴公子・戴星くん、科挙をけっとばした秀才・希仁氏、桃花郷(ガラかめの「杏の里」ではない)に関わりがありそうな旅芸人の宝春ちゃん(美少女。)が、皇統を狙う悪い奴らに狙われながら旅して…というお話。アクションもファンタジーも派手だが同じ作者の「五王戦国志」ほどヒリヒリしていない。平和な時代だからね。昔、読み終えたはずなんだが展開すら忘れているので、新装版を手に入れて幸せな再読をしている。どうなるんだっけ、これ…?
0255文字
濱さう(左脳右脳)
新着
ネタバレ初読み作者。中華ファンタジー。生き別れの母親を探そうと家を出奔した高貴な家柄の青年の載星(たいせい)は、旅芸人の少女・宝春(ほうしゅん)と成り行き上、一緒に旅に出ることになる。同じく成り行き上、二人と共に旅することになった秀才の希仁(きじん)。謎の勢力に狙われる宝春は桃源郷への鍵となる少女。そして叔父の皇帝の妃の皇后に狙われる載星。この巻は旅に出るまでのお話/いろんな人が出てきて早々に覚えるのを諦めた。ひとつだけ救いだったのは名前がみんな日本語音読み名だったことかな。4巻完結らしいのでこの先が楽しみ。
濱さう(左脳右脳)

宝春14、 5歳。戴星17歳(女を知ってる)。同世代…なのか?まあ同世代か。知り合って1日で言いたいことを言い合える仲なのはいいね。ケンカップルみたいな友達関係好き。あと数回会っただけの希仁に人気妓女の史鳳が恋に落ちるって、希仁の力すごいね。天然タラシや。

11/26 23:58
0255文字
ぽに
新着
作者さん初読み。とにかく読みづらい。説明も名前も慣れない漢字が多く読めないし頭に入ってこない。他の方はメモしながら読んだりしているようだけど、そこまでして読む気になれず。期待しすぎたなぁ…4巻まで揃えたけど定価じゃなくブックオフ110円で買って良かった。途中断念。
0255文字
きみー
新着
2巻へ
0255文字
せんじつ
新着
中華ファンタジー(広い意味での)だぁいすき!ハラハラドキドキの冒険譚もだぁいすき!やったぜ!! 史実を元にしているところもあるからか、固さは感じたけれど特に引っかかることもなくスイスイと楽しく読めた。ただモブが結構サクサク亡くなるのが気になるかな。 それでも、こういうのが読みたかったんだよ!の気持ちでいっぱい。早く続きが読みたいよ。
0255文字
lost
新着
人命を尊重するファンタジーですね。ゲーム・オブ・スローンズ系とは雰囲気が違います。非業の最期を遂げる人物は最小限に抑える方針のようですね。登場人物は生き生きとして個性的です。平易で美しい文章とあいまってよどみなく読み進めることができます。
0255文字
hallelujah
新着
中国、宋時代。剣舞を披露する旅芸人、陶宝春はひょんなことから白戴星と包希仁に出会う…。宝春を守り霞のように死んでしまった祖父や、自分の生まれを知るために旅に出る宝春、皇帝の実子であるものの宮の策略に巻き込まれ叔父の子として育てられた経緯を持ち、宮から姿を消した実母の行方を追う戴星の2人と、まだ多分全ての動機が明らかにはされていない落第挙人の希仁の3人の出会い編/ある程度史実をオマージュしているのもあるのか、序盤はとにかく読みづらい。字、号とか敬称やら人称が入り混じる!
hallelujah

ちなみに本当に読んだのは徳間書店版。登場人物一覧とかないから読みづらかったけど、新装文庫版ではもう少し読みやすい仕様なんだろうか?

08/29 18:37
0255文字
たるぱ
新着
読了📖中国宋の時代の物語。中華時代劇ドラマを観る事が多いからよく知る人物名が多く楽しんで読めた😊趙禎の少年時代(受益)が桃花源を目指して仲間達と旅をする冒険譚。この巻は時代背景主要人物達が出会い旅を始めるまでが綴られていた。これは!面白い!私も一緒に旅について行こう😊✨この巻を読んだ限りでは飄々としてる希仁が好きなタイプ😊詳しい地図が載ってるのも嬉しい配慮🗺全巻読もうと思う📖
0255文字
すーさん
新着
まるでアニメ映画か少年漫画を読んでいるかのような、軽やかでメリハリのある展開。ベースになっている中国史ならではのとっつきにくさはあるかもしれないが、慣れてしまえばこっちのものである。とにかく躍動する登場人物たちが魅せるアクション、会話の掛け合いに惹き込まれ、物語がテンポ良く進む。これは期待できる第一巻!
0255文字
かどの炭
新着
中国宋代、旅芸人の娘・宝春と生き別れの母を探す貴公子・戴星、二〇そこそこの進士・希仁の三人の出会いによって、桃花源を巡る陰謀と冒険が始まる。僕僕先生や彩雲国物語が好きな人、田中芳樹の中国ものなんかが好きな人にもオススメ。全四巻で先が気になる。
0255文字
ち
新着
久々に本屋で出会って、うわっ...当たりだ...と思った作品でした。すぐさま4巻まで揃えました。時代感や人物など歴史上のものを取り入れつつ、架空の設定も多くミックスされていて面白い。今回は主人公と親友(?)とヒロインが出会って、てんやわんや事件もありつつ謎の解明のために3人で旅に出るというところまで。自分のルーツとはなにかを追い求めているので、今後それぞれの過去が明かされて、個性も深まっていくのかなと期待です。
0255文字
うさぎ
新着
また面白い作品に出会えた〜🍑中華ファンタジー🏯⚔皇城を抜け出した皇太子(候補)、わざと科挙に落第した秀才、狙われる旅芸人の少女の出会い。腕の立つ皇太子に、頭のキレる希人、美しい花魁…キャラクターが良い!勢力争いや不老不死など盛り沢山。史鳳の恋の行方も気になる…難しい漢字や人名も多いけど引き込まれた🇨🇳👏今後の展開が楽しみ〜❣️
0255文字
417
新着
十二国記のようなファンタジーが読みたくて探していた所、元祖・中華歴史ファンタジーの見出しに惹かれて購入。漢字や役職、人の名前が中々覚えられず、ページを戻りながらようやく一冊目を読了です。全四巻との事で、一冊目のこちらは登場人物達の出会い編。続きが気になってワクワクします!!
0255文字
Norikazu  Ando
新着
ネタバレ覚えきれないくらい多様な登場人物、そして同じ人物でも違う呼び方で記憶力に負荷がかかる、久しぶりに登場人物メモを作成。でもそんなことは些細なことで「面白い」早速残りの2〜4巻も購入、期待しかない。
0255文字
marcussc4
新着
ネタバレ戴星と宝春、そして希仁の旅が始まりました。それぞれに目的を持ち、想いは異なりますが… おそらくどこかで交わるのだと思います。さて、今作は旅に至るまでの大騒動… もう大騒動としか表現できないくらい… たったの一日でここまでのことが起こるのか…非常に面白かったです。冒頭の物語の設定やら、皇帝やらが…やたら難しく、人物の名前も頭に入ってこなかったのですが… 結局は冒頭の人物紹介だけで事足りました。これから始まる戴星と宝春の旅がどんなものになるのか…戴星は自分で稼ぐことができるのか… 次巻が楽しみです。
0255文字
りも
新着
漢字が難しくて、名前(呼び名)もいく通りもあり、大変。2巻以降のために登場人物の一覧を作りました。 魅力的な3人がどう活躍するか楽しみです。
0255文字
Hugo Grove
新着
読了
0255文字
miya
新着
メチャメチャ面白かった!偶々行った書店で目に留まって買ってきたので、勢いそのままに読み始めたら、夜更かし。翌日起床して読み始めて読了。と、物語の勢いそのままに読み終わった感覚。史実が色濃く反映され、複雑な人間関係に自然と眉間に皺が酔っていたかと思えば、緊縛する戦闘シーンでは手に汗握り、年相応の言い合いや思わず触れた儚い想いに切なさが募るなど、感情が上にも下にも揺さぶられまくりでした。読み終わった瞬間、自転車に乗って2〜4巻まで買いに行きました。
0255文字
ミュポトワ@猫mode
新着
脳みそリセットして再読。これで古代中国にタイムスリップする準備は万端整いました。ここから続けて全4巻読んでいきますよ~♪それにしても、この本は面白いな。難読漢字が多いからとっつきにくいかもしれないけど、そこを脳みそリセットして突破すれば、ほぼ最強クラスに面白い。古代中国の伝奇物はやっぱり好みのど真ん中な感じがするなぁ♪
kira

リセット早かったねw1はほんと序章です。4まで楽しんでねー

12/13 11:00
ミュポトワ@猫mode

kiraさん、願晴ってダッシュでリセットしましたwまだ序章!?この本、面白いから楽しみすぎますね!オススメありがとうございましたm(__)m

12/13 11:41
0255文字
ミュポトワ@猫mode
新着
読友さんのお勧めで購入した本。古代中国の宋が舞台の小説です。古代中国好きとしては垂涎の設定ですが、完全に読み方を誤った…普通の中華ファンタジーみたいに読んでしまったら、マジで設定が古代中国で、途中で「やべぇ」って思ったんだけど、時すでに遅し。西遊記とか紅楼夢とかのように読まなきゃいけなかったんだけど、その脳みそになってなかった…その辺の中華ファンタジーだと思っちゃったよ…難読漢字に悩まされて、あれれ?って思ったときに読み直しておけばよかった。ってことで、もう一周しますwこの一回で脳みその準備は万端だしねw
Norikazu  Ando

十二国記と似たような表紙ですね、新装ってことは以前から人気があったんでしょう、八重洲ブックセンターにもならんでいたような? 

12/19 09:50
ミュポトワ@猫mode

Norikazu Andoさん、こちらは十二国記みたいなファンタジーではなく、古代中国のファンタジーですね。登場人物も実在の人が含まれているそうですよ。1993年に単行本、2001年文庫化、今年に新装版だそうです。人気はどうかはわからないですが、ただ結構面白いのに、読んでいる人が少ないです…古代中国史のファンタジーだからですかねぇ?中公文庫っていうのも大きそうですが…俺も読友さんにおすすめされるまでは、素通りしてましたし…

12/19 21:14
4件のコメントを全て見る
0255文字
9分9厘
新着
中国、時代は宗。不老不死の謎の鍵を握る旅芸人の少女、宝春と、生き別れの母を探す実は王族の載星、天命により載星に寄り添う頭脳の人、希仁。完璧の布陣で冒険が始まる。1巻は冒険の幕明けまえの序章。まずは、しっかり登場人物の名前と相関図を頭に叩き込み、さあ、2巻。
0255文字
秋瀬
新着
最初の方はぐだぐだしちゃってなかなか読み進められなかった。けれど話が進んでいくうちに少しずつ物語に集中できるようになってきた。宝春と白公子の抱える謎が気になるので、取り敢えず次も読んでみようと思う。
0255文字
桔梗屋
新着
ネタバレ井上祐美子作品の新装版。たぶん読んだはずなんだけど…一向に筋が思い出せない。ま、それはそれで読み進める楽しみだと思うことにしよう。いやたぶんこの表紙の宝春のキャラに影響受けて、『西遊記』の涼鈴の設定書いてる気がする…単に強くて勝気で活発な美少女に滅相弱いだけだが。生き別れた母の消息を求める公子と、育ての親が桃の精だったことを知った曲芸少女が、伝説の「桃花源」を探す旅に…え。「桃」じゃなくて「桜」の精は『西遊記』で出したし…桔花公主もこの作品からインスパイアされてたんか…ちゃんと最後まで読んで思い出せ俺…
0255文字
kira
新着
初読み作家さん。これは新装版で初出は1992年とのこと。人生半分ぐらい終わっちゃってからこんな面白いものを知るとはねぇ…十二国記に出会った時と同じような精神状態w感謝と寂寞で複雑な気持ちになっている。ファンタジーだが下地にあるのは陶淵明「桃花源記」。宋代が舞台だからか街の描写にも活気を感じて読んでてワクワク。まるまる1冊が導入部、キャラクター達が出会って2日の間の出来事。架空の世界を極めたお話も好きだけどベースに史実を据えた重厚感によって巷に溢れる中華系ラノベとは一線を画す、こういうお話がやっぱり好きだ!
0255文字
結城
新着
井上祐美子氏作品の初読は、今でも大人気の名裁判官・包拯を主人公にした『青天―包判官事件簿』なんですが。あまりのテンポ感の緩さに精読できず、読書メーターには登録未了。再挑戦で手にした本書も独特の緩く長いテンポ感(大陸的ゆるゆる感といってもいいかも?)に、なかなか読む気力が続かなかったのですが。出生不肖の強気な美少女と、実は皇帝の息子の美少年と、頭脳明晰春風駘蕩な青年と、やたら武闘派のお子様と、陰のある美形の刺客が出て来たらさあ。もうお腹いっぱいですよね?
0255文字
豆乳くま
新着
ずっと読みたかった井上裕美子作品。「本物」としか言いようのない骨太中華ファンタジー。昨今のライトな同じような中華ファンタジーを読み漁っている私ですが、こう言うものが読みたかった、これが求めてる物だ、としみじみ思いました。一巻は丸々導入、1日2日の出来事で盛りだくさん、善者、悪者思惑が入り乱れ行きつ戻りつしましたが引き込まれました。生まれてすぐに命を狙われ生き延びた皇子と桃花源と言われる不老不死の里の者の秘密を持つ者(無自覚)助ける者命を狙う者、ワクワクの旅が始まりました。
0255文字
冬樹
新着
初出は30年近い前のシリーズ物の文庫の新装版。装いだけ時代に合わせて可愛らしくなっているものの、中身は変わらず、でも面白い! 中華ファンタジーに馴染みはなくとも、謎の武闘派美少女と、素性を隠したハイスペック皇太子に、二人の手綱を握る頭脳派男子のトリオの冒険譚とくれば、もう間違いないうえに、掛け合いも面白くライトなのに、実際の歴史や文化を踏襲する”硬さ”も併せ持つ、とくればそれは虜になるというもの。全四巻、最後まで追いかけたいシリーズだ。
0255文字
サリィ
新着
やっと読めた、面白かった。読みたかったのはこういう作品だと実感した。主人公も悪者も生き生きしていて、深く物語に入り込めて楽しかった。一冊丸々序章って感じの内容で、時間にしてたった一日かそこらの出来事でありながら、事件がもりもりでそりゃあ紙幅も尽きようものである。所で何史鳳姐さんと包希仁どうなるんだろう。そんなことなさそうにしながら希仁も気はある素振りよね。文庫版出た時に買い逃してそれきりだったのでおよそ二十年越し、新装版が出てくれて本当に嬉しい。
0255文字
olivier
新着
ネタバレ「大学受験前に出逢っていたら、宋の時代が得意になったのに(澶淵の盟がなかなか書けず、漢字練習をした記憶がある。)」現時点での2022年ベスト作品。世界史の資料集を眺めても全く想像できなかった開封の町並みがリアルに想像できた。魅力的なキャラクター(主役達は好感度MAX、悪役も心から憎めて◎)、謎あり、歴史あり、アクションあり。宋と唐の違いや陶淵明などの文化的要素も楽しい。個人的には100%架空世界よりは、実在した国や人物を描いた作品のほうが好きだし、勉強したくなる。何より続きが気になるので、次巻へ進む。
0255文字
全29件中 1-29 件を表示
新装版-桃花源奇譚1-開封暗夜陣 (中公文庫 い 92-28)評価76感想・レビュー29