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クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

感想・レビュー
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723
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いきものの生き方は、命を繋ぐという大きな目的を果たすというとてもわかりやすいもので、とても魅了されてしまった。著者の田島さんのいきものへの愛が溢れているのもよかった。
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うさこ
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さまざまな動物たちの戦略を視点に、田島先生の読みやすい動物うんちく本。海と陸の哺乳類の求愛戦略、オスとメスの繁殖戦略、子どもの生存戦略の5章立て。どの章も面白く、さらに深掘りして知りたくなるし、動物の進化の過程の不思議さに驚嘆する。端々ににじみ出る田島先生のクジラ愛にもにんまり。
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シダーウッド
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先人たちの試行錯誤が今の姿カタチを整えてくれていると思うと自分のことも愛しくなる
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のんちゃ
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動物の求愛、繁殖、生存戦略のお話。人間てへん…とおもってたけど、へんでない動物はいないか。みんなユニーク。
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ゆうゆう
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ネタバレ動物の生殖・繁殖の一冊。生物の種の生き残りの戦略なんだろうけれど、残念な動物につながるところが…イケメンゴリラは陸上だから話題になるが、ザトウクジラのイケメンぶりは、海の中すぎて知らなかったよ…アマミホシゾラフグの巣は見たい。
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惡い読書
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(大雑把すぎるが)収斂していく本と拡散していく本があるとすれば、この印象は後者。地球に生きるものたちの存在意義とか私たちの未来とかに考えが導かれる訳では無い(まったくない訳では無い)が、出会い頭的に「あんな不思議、こんな驚異」をいろいろ知ることができる。普段は「この世界は人間社会だ」という認識でしか過ごしていない私たちに、「あんな生命、こんな生き方」をしている(割合に遠い存在)たちと私たちを並列に考えさせてくれる。そろそろ、ことに私たちの国では、人口減少や環境の変化に伴い、熊や鹿、猿などと思わぬところで⇒
惡い読書

遭遇する機会も増えてきた。交代局面や後退局面の時期が来ているのかもしれない。昔に戻るのでもなく、ショーン・タンが『内なる町から来た話』で描いたように、町が動物たちの暮らす場と変化していくのかもしれない。この本の内容と相当離れたことを書いているが、「この世界は人間社会だ」という私の認識に少しばかり「そうか?」という問を投げてくれただけでもありがたい。■内容はそれこそ多岐にわたって列挙は無理だが、タイトルにもあるザトウクジラの"ソング"の話は印象深い。昔読んだ大原まり子『銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ 』

06/27 13:04
惡い読書

の歌姫(歌鯨?)の如く、誰か鯨がナイスなソングを歌うと、みんな鯨のあいだでたちまちヒットソングとなり、誰(鯨)もかれ(鯨)もがみんなが歌い出す、事実はリアルな求愛行動にも関わらず、どこかの海洋でこんなロマンチックなドラマが繰り広げられている、素敵じゃないか、と思ったことでした。

06/27 13:07
0255文字
akagon
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様々な動物の子孫繁栄の工夫や特徴が分かりやすく記されている。ただ1つの動物のネタが薄いのであまり心に残らなかった。
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どんぐり
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『海獣学者、クジラを解剖する』を書いた著者の第2弾。動物たちの体の特徴からみたオスとメスの求愛戦略、繁殖戦略、生存戦略のふしぎ大発見。背ビレの大きさでセっクスアピールするシャチ、ソングを奏でるザトウクジラ、ゴリラが自分の胸を叩き競争相手の戦闘能力を見積もらせる「ドラミング」行動、発情したメスに反応するオス馬のフレーメン反応、など盛り沢山。クールなメスに、オスの必死な求愛。同じ哺乳類として人間にも共通する部分があるようだ。面白い。
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Nao
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題名はクジラだが、表紙の絵の通り色んな哺乳類の繁殖戦略についての解説
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やま
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筆者の前著とは少し異なり、クジラに特化した本ではなく、動物たち全般のお話し。動物たちが生存戦略のために、繁殖活動をどのように特化していてるかなど幅広く取り上げています。
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テルニ
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勉強になる本です。生物の生殖活動が読みやすい文章でつづられていて、とても興味深い内容でおすすめです。
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きみたけ
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面白かった。著者は国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹で獣医の田島木綿子先生。以前「海獣学者、クジラを解剖する」でクジラのストランディング調査の本を読んで面白いなと思いました。今回はクジラの生態についての続編の本かと思いきや、海の哺乳類と陸の哺乳類の工夫に満ちた求愛戦略と繁殖戦略(生殖器と交尾)、動物の子どもたちの生存戦略について紹介した本でした。動物行動学の視点に加え、解剖学から見た動物の体の特徴や戦略について分かりやすくかつ面白く解説。前著に引き続き芦野公平さんのイラストが良いです。
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ロシアンブルー1
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「海獣学者 クジラを解剖する。」の方が圧倒的に面白かった。動物トリビアを読みたかったわけじゃないので。
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桧山
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前作が面白かったので。今回は海獣に限らず陸の哺乳類も含めて種々ごとの、求愛・繁殖・妊娠・子供と一連の流れを紹介した本。興味深くはあったんだけれど、私は前作の方が好きだった。前作の、研究者とは何をしているのかって視点が好きだったんだなぁと。今回は純粋に動物の生態にフォーカスした本だった。
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subabai
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動物たちの性に関する内容を、著者の経験も交えながら解説する非常に面白い作品。著者は海獣の専門家のようだが、どの動物に対しても愛情が感じられる。 一般に発情期が決まっている動物たちの生き残りをかけ工夫を凝らした行動がわかるとともに、人間を含むどんな動物も主に雌側に選ぶ権利があり、雄の努力が涙ぐましい。 ハーレムを形成しないヒトはまだマシな方だった。
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柚子子
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ネタバレ動物たちの求愛!性交渉!生存戦略!というような本なんだけど、わりと序盤で出てくるラッコの交尾の挿絵のインパクトがでかすぎて、オモロのピークがそこになってしまったのが悔しい。内容は専門的な文章をかなり噛み砕いてくれているので、雑学を増やす感覚で読める。クジラのソングにも流行があって毎年異なる歌が流行るというのが面白かった。
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takucyan1103
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【IG図書館 ★★★★】▽私たち人間にとっての「求愛」は、字の如く相手の愛情を求めることが目的になり、その後の「繁殖」という行動へ繋がらないことも少なくない。
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ハル
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生物の性選択について、沢山の実例を分かりやすく面白く解説してくれる。体色や、体の大きさ、歌など様々な方法でのアピールを知るのはとても興味深かった。タイトルにもあるように、クジラは歌でアピールするのだが、歌にも流行歌があるそうだ。そして、流行歌をみんなが歌うようになるのだそうだ。作曲もするなんて…これから聞いてみることにする。
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はるさん
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獣医学の権威で「海獣学者」の異名を取る著者が、動物たちの交尾や生殖器についても大真面目で語り、彼らの求愛行動や繁殖戦略を読み解く。夫々のエピソードは知らないことばかりで驚きの連続。生物の形態や行動から見えてくる生命の深遠さを改めて実感出来た一冊。
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えりまき
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2023(320)2023年カハク海展のトークイベントでのお話がとても興味深かった田島さんの本。動物たちの生き残り戦略について、とても勉強になりました。イラストもかわいい。ザトウクジラの求愛ソングは3000キロメートルを超えて鳴り響くのだそう。スゴイ!「繁殖において、配偶者の選択理由や配偶者選びでの闘争の際には欠かすことのできない工夫や戦略、適応を成し得た生物(個体)は生き残り、子孫を残すことができる。そして適応できなかった生物(個体)は滅びていく。この現象を『性選択(性淘汰)』という。」
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Noriko S
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タイトルとは少し違うが、陸、水中の哺乳類の繁殖・子育てについてまとめた本。知らないこと多々あり、面白かった。
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北緯45°
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4.2 生き物ってすごいね その片隅に居るんだから自身を持たなきゃね
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ryo
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進化の不思議、斜め読み
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chipo
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図書館本
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ぼんた
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生物が子孫を残すためのいろんな戦略や工夫を楽しく紹介してくれる。生き残るための無駄はとことん削ぎ落としつつ、メスにモテるための工夫にはエネルギーを惜しまないのがなんとも面白い。割と知ってる内容も多かったけど、生物好きに楽しく読めるよい本だった。あと、作者からにじみでる狂わんばかりの生物愛が隠しきれてなくて面白い。
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anniehappy
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素晴らしい生物の観察記録です。
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南瓜
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前半部は性的二形の話が盛りだくさんで面白かった。テングザルの鼻の大きさは金玉の大きさと正の相関がある(京都大学 霊長類研究所より)ので鼻がデカいオスがモテる話が印象的
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ちょこるん
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クジラだけの話かと思ったら、色んな動物の求愛・繁殖・生存戦略について詳しく書かれています。自分の子孫を残すため、一生懸命に生きている。そんな動物たちの話を読むと、色々悩み考える自分が小さく思えます。著者の「生きることはみっともなくていいんだ」という言葉がスッと入ってきますね。イラストも可愛らしく読み応えがありました。ただラッコの交尾のイラストが可愛らしいのに痛そうだった〜。
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susunu1
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著者は海洋哺乳類の研究者。目次を眺めているだけで楽しい。哺乳類最大の陰茎をもつセミクジラ。哺乳類の陰茎は弾性線維型と筋海綿体型の2種類。線維が多いか、筋肉と血管が多いかの違い。鯨類は前者が多い。前者は海綿体の発達が悪く、海綿体に血液が流入することで膨張する勃起は得意じゃない。陰茎内に骨があるセイウチ。なぜか?セイウチに限らず、雄はともかくメスのタイミングに合わせて交尾が必要。たまたま調子が悪くても、陰茎内部に陰茎骨があれば、勃起してなくても一定の大きさと形状を保ち膣へ挿入でき、ワンチャンを逃すことがない。
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わんこ
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繁殖についてのお話。動物の数だけ、残したいものを残す手段があるような。らっこの話が興味深い。
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あ、です。
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生物は自分の遺伝子を残すことに一点特化していて、多様な生存戦略を紹介している本。読み易く楽しく読めた。同時に遺伝子を残すこと以外色々考えられる人間って実は凄いのでは、と改めて気づいた。
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海さん
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生き物が、それぞれ子孫を残すために身につけていった技術が本当にすごい。他にも、ニホンカモシカはウシ科?!マレーバクの子供がウリ坊の派手バージョン?!とかそのたびに検索してホントだ!と驚かされた。カモノハシの授乳を見てみたい。
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でんすけ
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哺乳類になぜ表情があるかというと、それは顔に表情筋があるからで、じゃあなぜ表情筋なるものがくっついているのかというと、それは母乳を飲むため。という単純にして明快な結論に行き着く。どんな生物も、子孫を残し、次の世代に命をつなぐために必死だ。一見すると変な進化を遂げていても、それはパートナーを見つけ遺伝子を残すために重ねてきた合理的な選択の結果なのだろう。鯨のソング、ゴリラのセックスアピール、セミクジラの陰茎、ウサギの多産、カンガルーの乳首。多彩で、変で、真剣な、生命の営みの一端。
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左近
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TVでもよくお見かけするようになった(これまで気付かなかっただけ?)国立科学博物館初の女性常任研究者だという田島先生。前作の『海獣学者、クジラを解剖する』が面白かったので、本書も発見即手に取った。今回は、海棲生物だけでなく、様々な哺乳類の繁殖形態を紹介。期待に違わぬ面白さ再び。余談ながら、東山動植物園のシャバーニをきっかけにゴリラがブームになった時は、特に何とも思わなかったが、最近、写真や映像をちゃんと見て、引き締まった姿、苦み走った容貌に、う~む、確かにゴリラって格好良い…と実感したのであった。
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かな
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ネタバレ生き物面白雑学本(求愛、生殖、子育て)でした、豊富な内容がよくまとめられていて読みやすかったです。 生き物って色々な工夫をしていて、それぞれの戦略が独特で面白かったです。 「海獣学者、クジラを解剖する。」が気になっているので、そちらも面白いだろうなと、読むのがさらに楽しみになりました。
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秋瀬
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タイトルは鯨だけど、様々な生き物の生態について紹介されていた。生き残るための生き物たちの戦略は興味深かった。個人的には、前回読んだ『海獣学者、クジラを解剖する。』の方が好きかな。
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櫛橋光
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タイトルはクジラの求愛方法から。一瞬海棲哺乳類の本かと思いましたが、動物の性選択について詳しいです。動物の求愛方法などは色々な本やTV番組で観て来ました。この本はそこから更に、♂性器や胎盤・子宮の造り(動物によって色々あるんです)にまで。最後は生まれてきた子供の戦略についても書かれてます。この子供が生き残って初めて生命をつなぐ事になるんですね。
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siomin
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動物全般にわたって子孫のどうやって残すのかをまとめた一冊。それぞれの動物は環境に合わせて進化し子孫を残す=生き延びてきたかが書かれています。,どこかで似たような内容を読んだなと思ったら,「ざんねんないきもの事典」をアカデミックに解説したのかなと思われた。本書が子孫を育てるための進化を説くならば,「ざんねん~」は進化の過程で犠牲になった部分に注目しているのかなと。人間は逆子だと出産時に大変だけど,クジラの赤ちゃんは頭から産まれると窒息のリスクが高くなるので逆子が当たり前なんだとか。
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geki
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自分の子孫を残すために歌ったり、体を大きく見せたり、鮮やかな色を身にまとったりするオスたちの戦いは凄まじいもの。交尾も授乳も妊娠期間も、動物によって、リスク回避のために、様々であるという驚き。命をつなぐことは決して容易なことではないことを痛烈に感じる。ヒトは何と暢気な生き物なんだろう。本当に特殊。そして、命をつなぐことの有難みと大変さを軽んじている気がしてならない。ヒトは、動物性を捨てて、一体どこに行こうとしているのか。
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Tetsuya  Suzuki
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非常に面白くおススメです。 生き物それぞれの環境において生存する、子孫を残す工夫がなされていることに、改めてビックリします。 別な著書も探して読んでみます。
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