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唯一者と無――シュティルナー・フォイエルバッハ論争を見直す

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水海 瞬
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フォイエルバッハの専門家が、シュティルナー・フォイエルバッハ論争を見直し、2人の思想をその観点から整理している。
0255文字
coco
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フォイエルバッハの専門家によるシュティルナー論。小著ではあるが、当時の時代背景、また同時代の論敵フォイエルバッハとの応酬などを通して、彼のいう唯一者とそのあり方について興味深い考察を行なっている。Eigentumを「独自のあり方」と解釈するところなどやや個人的には異和を感じるが、「近代的自由という啓蒙の逆説を先駆的に摘出した」という指摘など、非常に興味深く勉強になった。またそもそも研究者の少ないこの分野のこと、日本語で新しく論考が読めるだけで嬉しいことですね。
0255文字
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