形式:単行本
出版社:講談社
形式:Kindle版
「昔は四谷怪談が上映される時、映画館の入り口に祭壇が設けられ、お詣りしないと館内に入れなかった」という話は面白い。不用意に話すと障がある、は半分本当なのか
講談って言葉は知ってるけどいまいちわかんないんだよな、と思ってたら、落語などと違ってドキュメンタリーなのだという。おお、初めて知った。でも脚色するし人によって脚色の仕方も違うから、話も変わってしまうと。面白すぎる。 なお京極夏彦ファンなら、小股くぐりだの雑司ヶ谷だの、ピンとくるワードが出てくるので楽しいかも。姑獲鳥の夏の舞台が雑司ヶ谷で子供がらみなのは、四谷怪談で子供がたくさん死んだ伊右衛門が雑司ヶ谷鬼子母神に信心するから、そこから取ったのか?
この題材は本当に怖いんですよ。実害が本当に出る(自分と、某知人にあった)…これだけ真摯に取り組まれたからこそ無事上梓なされた書物と感嘆
実話怪談の中では、東京の数年前にアイドルの自殺事件阿あった某スタジオの場所が出て来る話が恐ろしくて印象に残りましたね。まあ少し固い内容ではありますが四谷怪談の歴史と知識がより深く学べる良書ですので多くの方にぜひ読んで頂きたいですね。#NetGalleyJP
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