読書メーター KADOKAWA Group

喋り屋いちろう

感想・レビュー
14

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ドッケン
新着
古舘伊知郎さんが独立するまでの手記で、若い頃にプロレス中継を観ていたのを毎週楽しみにしていたのを鮮明に思い出して懐かしかったです。
0255文字
ヨーイチ
新着
コメント前に、「俺はアントニオ猪木信者だぁ!」と宣言しておく。一見タレント本、薄くて行間も広い。読了後もタレント本。当たり前である、しかし読む者の立場で本の価値は変化する、これも自明の理。著者は小生より二つ上の同世代。知る人ぞ知る70から80年代のアントニオ猪木とその弟子達によるムーブメントは従来のローカルで牧歌的で見世物要素もあったプロレスを別な何かに変貌させた。力道山ブームはテレビの普及を促したそうだが、その後は「八百長」の冠を着せられ、小規模な実演興行に落ち着く。続く
ヨーイチ

続き その後アントニオ猪木は独立を果たし、現在のテレビ朝日の後援のもと、一代飛躍を遂げる。本書のいちろうはプロレス大好き少年が何故か六本木テレビにアナウンサーとして就職してマイナー部署だったプロレス中継を担当して憧れのアントニオ猪木の実況放送を担当して、独特の話法を駆使して隆盛の一助として活躍するようになる。実は当時のプロレス中継を見てて、試合の展開と著者の実況がシンクロして衝撃を受けた経験がある。プロレスファンにはわかって貰えるはず。それほど関心がない人は仕方がない。本のコメントとしてはコレで止める。

10/24 13:44
ヨーイチ

少しまとまった物を書きました。ツイッターで読めると思います。よかったらどうぞ。https://t.co/2GC7mMeD8V

10/25 11:16
0255文字
スズキィイ
新着
実況と実況を結ぶ物語、作者も世界も初の実況文学との惹句は言い得て妙であり、いかに実況することが作者≒主人公のいちろうにとって大切であって、それが己の全てであり唯一の武器のようにすがってそれで人生が変わって進んでいくんだということが作品中の展開と共に軽快だがしっかりと伝わってくる。作者を知る読者であればあの声と速射砲の如き勢いで放たれる実況が脳内で再生されその臨場感はものすごい。
スズキィイ

ただし内容はエピソードの羅列でそれを実況が繋げているので何とか小説としての体裁は保たれているが、文学的要素に富んだ小説とは呼べずタレントの連載ブログをまとめたもののようでしかない。作者の新人アナウンサー時代からプロレス実況で頭角を現すも、悩みもがき苦しみながら色々な人に支えてもらって独立していく、ある種青春時代の代えがたい想い出を虚実ないまぜの小説として物し、永遠のものとして残したかったのではないか。

09/04 10:32
0255文字
スプリント
新着
自叙伝かとおもいきやフィクションとノンフィクションを織り交ぜた小説でした。 意図的に少し幼い文体にしているんですかね。
0255文字
Crystal.B
新着
フリーになるところで終わってしまったため、内容はプロレスと猪木愛に終始してました。プロレス実況だけにとどまらないあの喋りは最早、話芸。あれだけで押して十分と思えるのに、正統派路線もできるところも見せたくてニュースステーション継いだのかなと深読み。報道やナレーションには手を出さなくていいからこれからも大いに喋って下さい。作中に登場する南美希子とおぼしき同期の女子アナがそのまんまで笑えました。サラリーマンなのに自分を最大限に売ろうとする局アナって謎に近い存在に思えます。
0255文字
さとる@パクチー
新着
古舘伊知郎の小説。実況のような小説でプロレスネタが多くすぐに断念。
0255文字
チャック
新着
古舘ファン。トーキングブルースをネット配信や衛星放送で見たが、彼はやはり活字より喋りだと思った。私がプロレス実況に興味がないからかな? 溢れ出る日本語、頭の良い人だと改めて感じた。
0255文字
Anemone
新着
喋り屋いちろうを通してアントニオ猪木の名言に触れる、実況文学。
0255文字
U-Tchallenge
新着
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が実況風に自分語りを行いながら物語が進む構成となっている。アントニオ猪木やアンドレ・ザ・ジャイアント等の往年のレスラーがでてきてとても興味深かった。さすがに実況は素晴らしいというか、ぐいぐいと引き込まれていった。普段読む小説とはひと味違う感じを楽しむことができた。
0255文字
mamaichi
新着
☆3
0255文字
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
新着
著者が局アナをやめて独立するまでを、実況風を交えた自分語りとしたもの。名物の実況は著者が高校時代に産声を上げていたというのが驚き。芸として磨き上げるきっかけになったのは啖呵売のようだけど、豊富な語彙の源となったものが何かは触れられていなかった。何はともあれ猪木の存在が著者を走り続けさせたことは間違いない。プロレス中継屋からの脱却は大変だったよう。
0255文字
尿酸値高杉晋作
新着
古舘さんの半生を小説風に描いてるのね。 猪木愛がガンガン伝わってくる。
0255文字
Hideichi Sekiya
新着
ネタバレプロレス好きの非体育系少年がキー局の局アナ、そしてフリーの喋り屋になるまでのお話。 著者の熱狂的かつ独特な実況中継は直ぐにできたのではなくて、多くの方との出会いから徐々に創り上げていったんですね。
0255文字
アスワンハイダム
新着
俺もアントニオ猪木の思い出を本にしたい、そして親友の死を形にしたい、そんな気持ちで作られた小説と受け取りました。
0255文字
全14件中 1-14 件を表示
喋り屋いちろう評価78感想・レビュー14