読書メーター KADOKAWA Group

プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」 (朝日新書)

感想・レビュー
36

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
みくじら
新着
物の値段が上がっても賃金が上がらないのは、値上げしたのが原価分だけだからか〜。だから給与が低いままなんだと納得した。
0255文字
たろー
新着
冷静な視点できちんと指標を比較しながら書かれている印象。参考にな った。
0255文字
Hiroshi  Sugiyama
新着
他国との比較・差異や政策への批判ばかり並べて、その割に著者なりの考察や対策が少ない気がする。そもそも貧乏なのかホントに日本は? でも付加価値の創造力が他国人より少ないのは実感する。ここがこれからの日本人の解決すべき課題で、なぜ少ないのかを解消すべきでは、と思う。
0255文字
TakashiSato
新着
ネタバレ「プア・ジャパン」というタイトルにショックを受け、また興味を持ったので、読みました。日本は、もう先進国ではないとか、貧しい国であるということは知っていました。副題のとおり、貧困大国でしょうか。第2章の1の振り返れば夢のようだった1980年代のところは、懐かしかったです。日本は円安政策と異常金利政策がまずかったのでしょうか。生産性が下がったという新聞記事を読んだことがあります。例えば高度人材、高度専門家の報酬を考える必要があると思います。高度人材の確保が大事ではないかと思います。高等教育の評価をすること。
TakashiSato

1980年代から1990年代前半に日本は繁栄していました。当時、モノ作りといっていました。製造業で繁栄していました。日本の社会構造、産業構造が古いままだと書いてあり、特に産業構造等、そうかなという気もします。デジタル化でしょうか。どのようにデジタル化するのでしょうか。研究所などで調査研究してはと思います。

02/03 11:52
0255文字
ピンガペンギン
新着
論理的にわかりやすく書かれている。消費税増税が封印されているので、財源探しが迷走。子育て支援の財源を社会保険料から取る話になっているが、高齢者のうち金融資産が多い人は負担が増えず、就労する高齢者は負担が増えるという不平等。お金持ちからは取らないとは。金融機関も課税に反対するという。おかしい政策だらけだ。消費者物価指数は輸入物価指数の動きで決まる。円安になったら物価は当然上がる。物価高の克服などと言っているが、為替レートは予測できないという。(食料品が、本当に高くなりましたね。)
0255文字
はるわか
新着
新しい資本主義とはデータ資本主義。経済パフォーマンス悪化の基本的要因は人材。高度専門家は新しい技術の開発に不可欠なので、その海外流出は将来の日本の発展にとって極めて大きな問題を引き起こす。学位取得者が少ない日本。博士号取得者は薄給。高度専門家を厚遇しない日本企業。高度人材について日本と諸外国で激しい賃金格差。
0255文字
かなた
新着
異次元金融緩和は結果的に衰退していた製造業を救済するためのものだった。輸出企業は儲かったが、成長はしていないため賃金は上昇しなかった。副作用として円安による輸入品の仕入れ値の上昇により生活コストの上昇を招いた。
0255文字
christinayan01
新着
さすが野口先生、統計データから完全論破。他の本でも「補助金やジャブジャブマネーは麻薬だ。いつか効き目が切れて絶望がやってくる」と言われていたが、今効き目が切れたときだなと
0255文字
ぱぴぷぺぽ
新着
***
0255文字
たか
新着
変革が必要と説く本。ただ、制度が硬直してしまった政府は変われないでしょう。何より国民が変わらない。企業は追い詰められれば、変わるか別の企業が台頭して新陳代謝が起こるかと。大学が変わらないというのは、大学にいたからの感想だと思いますが、大学の自治とか学問の自由とか謳うなら、真っ先に社会の変容をリードして変化すべきですし、それこそが役割では?、と感じました。
0255文字
おおにし
新着
(読書会課題本)野口さんの経済統計を使った分析は、「貧困大国」日本の現状を克明に示していて反論の余地はない。では、どうしたら日本が「貧困大国」から脱出できるかという具体的な提言はもちろん書かれていない。「日本社会停滞の原因は、日本社会の基本的な構造にある。それを改革しない限り、日本は豊かさを取り戻すことはできないだろう」という言葉で締めくくられている。今の政府がやっているような「補助金を配って旧来のシステムの延命に手を貸す」施策では「貧困大国」からの脱出は永遠に無理だということだ。
0255文字
数太郎
新着
野口教授ならではのデータ分析と政策提言。
0255文字
えみ
新着
ネタバレ学んだこと。国際競争力をつけなければ駄目。金融緩和政策が日本を駄目にした。高度人材獲得競争で勝つためには賃金を上げる。大学は社会の要請で変わる。
0255文字
newman
新着
面白かった。まずはビッグマックの値段が円換算して高い国があったり安い国があるのか納得できたのが嬉しかった。マックは労働集約型の産業で賃金が安い国は安くなる、なるほどと思った。そしてiPhoneが各国でなぜ高いかも分かった。提供する労働の質によって年俸が大きく差があるのは当然のことのように思えるが、日本では民間会社も公務員もトップでも平社員と何百倍と差は開いているわけではないから年賦1億円でコンピュータのプロを雇うのは難しいだろうなと思った。著者の切り口は爽やかで読んでいて心地よい。ただ現実の問題を(続く)
newman

(続き)離れて数学の問題を解いているようではある。

05/25 13:00
0255文字
jackbdc
新着
ネタバレ経済面で相対的に貧しくなった日本を嘆く内容。客観的に論理的に経済政策の失敗を責める。政治がしっかりしていれば、ジャパンアズナンバーワンの時代を維持出来たと著者は主張するつもりなのだろう。私は疑わしく思う。もちろん結果論では国の判断ミスが皆無とは思えないが、政策の善し悪しを僅か数十年の金勘定だけで判断して良いのだろうか躊躇がある。あくまでも国民のウェルビーイングを総合的に勘案して評価したい。今の日本がそんなに悪い状態とはちょっと思えない。国内政治の不祥事は続くけれど、欧米の政治も大概だよね、と見えるので。
0255文字
カエル軍曹
新着
もはや先進国とは全く言えない日本の現状を様々なデータから読み解いていく。全くの正論なんだが、読み進めるに従って、だんだんと暗い気持ちになってくる。特に政府の円安を取り続ける愚策が際立つ。また、防衛費や子育て支援などの問題点もよく分かった。政府と財務省の頭の固い体質が変わらない限り、この国が朽ち果てやがて後進国になるのは必然。具体的な解決策が大して示されていないのは、既に打つ手がないからなのだろうか。
0255文字
Humbaba
新着
日本という国はかつては経済大国と呼ばれ、その言葉にふさわしいだけの繁栄があった。しかし、そのような時代がずっと続くということはなく、現代ではむしろ貧困ですらある。時代が異なるため多くの人が食うに困るという状況にまでは陥っていないが、他国と比べたときに相対的にな位置づけはどんどん下落している。そのことをよく理解しておかないと、正しい解釈ができなくなる。
0255文字
takao
新着
日本の円安政策で企業はイノベーションなしでも利益が上がり、その結果、日本は低賃金の国となった。
0255文字
ナナ
新着
内容、どこをとってもおっしゃる通り…なのだけど。明るい展望が持てない。🥲 頑張りましょう、日本経済!
0255文字
三原城の守り人
新着
0255文字
sakopy
新着
ネタバレ古いエンジンのままでは日本は復活できない 日本の社会構造と産業構造は、1980年代頃から変化してない。 それまでの時代において有効だった仕組みが、今成長の足枷になっている。 日本の遅れは、デジタル化の分野で特に顕著だ 賃金を引き上げ、豊さを取り戻すためには、エンジンが機能しなければならない。 それ無くして経済が成長することはあり得ない。
0255文字
司馬太郎
新着
本当は一人当たりのGDPがどれだけ成長するかが政府の成績指標になるべきだったが、マスコミもほとんど取り上げない。厳しいながらも財源がなくもなく、増えないながらも人口が減少していなかったこの30年は日本が再生なるか最後の期間だったと思うが、選択したのはアベノミクスという愚策。楽に儲ける道を選択した結果とうとうのっぴきならない状況になってしまった。少子高齢化と人口減少が逆回転することはなく、我々の世代は、途方もない借金のツケを払わされる孫や子の代に恨まれることになるのは必定である。ほとんど絶望です。
0255文字
戴史乍書(読書記)
新着
図書館にて。まあ、自分も若者にはワーホリでもいいから先ずは日本を出てみることを勧めています。
0255文字
akipon
新着
はあ、なんとも悲しくなる。日本に明るい未来はあるのか。いや、今こそ、変革しなければならないのだろう。
0255文字
かどりん
新着
評価:B 政策側の人間なのに、他人ごとで無策
0255文字
kaida6213
新着
書いてあることはいちいち正しいと思う。じゃあどうするのってのは常に考えないといけない。個人だと限られる気がするけど。
0255文字
JIMMY
新着
読み終えるのに1ヶ月くらいかかった😅
0255文字
まいこ
新着
ネタバレ大学の話が興味深かった。他国はリベラルアーツ中心で、工学部なんて大学に置かなかったのに、日本は明治維新後にいち早く工学部を置いた。それが後に製造業で高度経済成長を牽引する人材を育てたのかも? 今、日本はスクラップアンドビルドが難しく、データサイエンスみたいな最先端分野の学科をなかなか大学に置けずにいるけれど、中国は文革で先行世代が抜けてしまった分、最先端分野がとても充実していると。高度人材が日本ではちゃんと処遇されてないのも心配だな
0255文字
訪問者
新着
アベノミクスによる大規模金融緩和が円安を産み、それが物の値段と賃金が安い日本を生み出した。解決策は専門人材を育成するための大学改革、ジョブ型雇用への社会構造の改革だと説く。これからの日本に可能だろうか。若い人に期待するしか無いのだが。
0255文字
こじか
新着
アベノミクスの成長戦略がうまくいかなかった。補助金を出すことは選挙前のバラマキになっていて、企業の成長につながっていない指摘。将来を考えて、AIのインフラ面とリスキリング補助、高度人材の確保に予算を使ってもらいたいと思う。介護業界へのロボット導入は興味をもてた。ジョブ型にも対応できるようにしておきたい
0255文字
まゆまゆ
新着
過去の栄光にしがみつき、バブル期から社会構造が固定化されている日本。イノベーションの意欲がないのは、補助金によって産業が延命されてきたからで、加えて円安と低金利によって簡単に利益を上げることができる情勢だった。本来なら社会構造とビジネスモデルを根本から変更しておくべきだったが後の祭り。賃金を上げるために必要なのはやはりデジタル人材による高度な専門性の発揮、なのだろう。
0255文字
miu_miu
新着
その通りです。いい時代に海外に行っておいてよかった。付加価値が増えないのに賃上げは続かないですね。企業の新陳代謝は若い人たちの行動にかかっていると思ってましたが、トップクラスは海外に行ってしまうとなると、悠長なことは言ってられない。だいたい上はゴマすりで出世してるから、既得権を自ら壊すことはないので、衰退産業への補助金や税の優遇をやめて退場させるしかないか。今の時代だったら伝統工芸品の職人になるかな。安い日本に住んで輸出で大儲け。最高
0255文字
Melody_Nelson
新着
暗い気持ちになるが、現実を受け止める。円安は輸出企業にとっては良いけれど、為替によって利益がでるため技術革新が鈍ったのだとしたら情けない。そして、以前テレビで専門家が「円安の方が国内産業の空洞化を避けられるのでまだマシ」と言っていたが、本書で指摘されているように、円安だと優秀な人材が流出しがちだろう。教育の劣化や少子高齢化など、もっと前から対策できただろうことを後回しにしてきたツケが肥大化。現在の不満と将来への不安から、減税についても意見が割れている。どういう政策をとっていくべきなのか。
0255文字
m
新着
万博が開催されます。(今やポチっとすれば地球上の情報が入手できるのに)。日本の高いGDPを(30年前はね)、優れたモノ作りの技術を(昭和の頃はね)、そして匠のワザを(今は皆後期高齢者だけど)世界に示すチャンスです。そして、人や金の集まる企画が大好きな人々(賄賂を渡せばこれだけの利権が入るのだ)、政治の世界も乗り気です(縦割り社会、隣は何をする人ぞ)。そして、終わってみれば莫大な経費がかかり(官僚、議員のセンセイがたの懐は全然痛くない)、市井の民には負の遺産だけが残る。まさにプア・ジャパン!。
0255文字
ossan12345
新着
コロナ禍を経て日本の衰退途上国化は一段と進んだ。その根拠を一つずつ挙げ暗澹たる気持ちにさせてくれる。従来散々指摘されてきた事項ばかりだが、それが本気で改善されなかった結果が招いた惨事だと思う。身の回りでも、コロナ禍後、色んなところで覇気というか、前向きな気持ちが無くなってきていると感じるなあ。物心両面で貧しさが際立ってきているように感じます。
m

バブル後30年間、後手後手にされてきたツケが今、現実に表れて来ていますね。

10/05 10:18
0255文字
mm71
新着
お馴染みの日本批判と提言。年金維持には、支給開始年齢の引き上げ、負担の全世代化。少子化対策、防衛費増額のおかしな財源探しは朝三暮四のようなもの。高度人材の確保には、報酬の引き上げ、ジョブ型雇用。企業間を自動に移動できるような社会制度の改革が必要。
0255文字
全36件中 1-36 件を表示
プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」 (朝日新書)評価68感想・レビュー36