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カーテンコール

感想・レビュー
244

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wang
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ショートショート集。初出はほぼ2021年以降。ガチのSFは1作くらいでファンタジー的なものも数編のみ。往年の作者っぽさのドタバタ具合はやや穏やかになっているが、それでも作品の雰囲気は変わらず面白い。時々、亡くなったご子息への想いや、家族への愛情を表現した作品も混じり笑えない。いずれ自らの意思ではなく絶筆することを意識してなのか、思い出の作品の出演者が病室に訪れる作品もある。意外な登場人物が大事だったんだなという人もいる。
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のいじぃ
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読了。掌編小説。まさかまさかのカーテンコール、そんなはずはないと目を細めてにじり寄るように本を開けば、めくるめく筒井ワールドへご案内。しっとりとしたものから与太話、狂言回し、数ペイジの行間にまで溢れる登場人物。どこまで連れて行かれるのかと思いきや、その節々に垣間見えるは時代を重ねた背中がぽつり。寄せては返すさざなみのように思い浮かべるはまほろばか。うん、だめだこりゃ(自省)。今の小説ではお目にかかれない自由奔放な発想と文章に時事ネタ弄り、改めて凄い方だなと思いました。良い読書時間をありがとうございました。
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京塚浩一
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これが本当に著者の最後の作品集になるのだろうか。読んだ感想としては「小説は何を書いてもいいんだ」と言う著者のつぶやきが聞こえてくるようだ。アイデアを元に縦横無尽に書きまくっているような感がある。
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スギヒロ
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私には無理でした。
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こーた
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なくなった息子さんが出てくるお話、これまでの登場人物が出てくるお話が好き。
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あきひと
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ブラックジョークの鋭さ、ハチャメチャ具合も過去の短編作品のほうが強烈だったなと思うし、最後のほうは想い出話になってたけれど、筒井御大ファンとして25篇、円熟した味があってどれも楽しめました。
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nem-nem
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むかし読んですごく面白かった作家さん。2023年発行とあったので手に取った。短編集だから読みやすいということはない。ちょっととっつきにくい或いは理解しにくい作品も。この間のNHK『100分で名著』に出られていた方々のように数多くの作品をかたっぱしから読んでいないと駄目か? 全体としては、やっぱり煙に巻かれてしまったぁという感想。大御所になるまえの筒井作品にトライしたい。
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鈴木 一敏
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久しぶりに筒井康隆氏の本を読む。 もう文壇の作家らしい安定した作品集。 若い人もこういった文体が好きなのかな? 私は好きだけど。
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sansirou
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24?の掌編ですが、なかなか難しいのもありましたね。プレイバックは、過去の作品の登場人物が出てきて、楽しい趣向でした。
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izumone
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あまり「最後」は読みたくないと思い,今まで読んでいなかったが,もう一度筒井先生のさまざまな時期の作品を再読しようと思い本作を初読。これを読んだ後の旧作の再読感が楽しみ。
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読書人カルロス
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今年初めの積読本一気読み。最期とされる作品集はかつての人気作の主役らも姿をみせるなど、幕引きのような寂しさでいっぱい。そうでないことを願いながら拝読した。
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そらえもん
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筒井康隆ってこんなんだったっけ···? どれも「で?」って感想しか出てこなかった。 旅のラゴス積んでるのでそっちに期待
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tao33
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あれ? 昔感じたワクワク、ドキドキが…ない
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こばまり
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生きてしかも新作を出してくれるだけでありがたい。ありがたやありがたやと仏像を拝むような心持ちで読了。「プレイバック」で過去作品再読熱高まる。
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mae.dat
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10ページにも満たない掌編をどどどんと25篇収録。筒井イズムに則った書きっぷりもバラエティに富んでいる様です。拍子が良いけど、何を言っているのか分からないものもありました。しかしそれを含めて筒井ワールドと言って差し支えないのでは無いかと思う次第で御座います。やっぱしラス前の『プレイバック』に表題作の『カーテンコール』でしょう。集大成にも思えるし、らしさもあります。寂しいけど、楽しい。アンコール的に添えられた終話『附・山号寺号』は何ぞと思ったけど、これは落語の演目からのパロディ的なものなのね。なるへそ。
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あっちゃんのパパ
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評価=3:就職したころ、筒井康隆好きが講じて、全集を購入し、今でも書棚に鎮座している。数十年ぶりに筒井康隆の著書を読んだが、昔と変わらない文体・内容で安心したと同時に物足りなさを感じた。先日筒井康隆の特集番組を見たが相変わらずお元気そうで長生きしてもらいたいものだと思った。
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たー
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これが最後なのか? ちょっとパンチに欠ける気がした。
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安東奈津
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★★☆「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」って読者に訴えて...   筒井康隆さん破廉寺
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tomosaku
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筒井康隆、卒寿にして衰えず。 なんだろう、この落ち着く感じ。著者曰く「最後の掌編集」(←絶対嘘)は不条理、ナンセンスが詰まっているのに、まるで実家に帰ってきたかのような安心感がある。“筒井康隆といえば”が詰まった一冊。 全く“筒井康隆”に触れたことのない人がこれを読んで面白いのかは、正直分からない。人によっては「こんなの小説ではない」と言うかもしれない(そんなことはないのだが)。だが“筒井康隆という現象”を楽しんできた人なら、「ここに筒井康隆あり」とほくそ笑むだろう。→
tomosaku

単に面白いかそうでもないかで言えば、個人的な好みとしてはどちらもあったが、印象深かったのは「プレイバック」。これまでの著者代表作の主人公が著者と意見を交わす様は走馬灯のようであり、先達のSF作家と交わす戯言は遺言のようだった。

10/07 21:46
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サヌ
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昔 七瀬ふたたび エディプスの恋人 家族八景 読んだなぁー全く違う…なんかオヤジギャグ&ナ ナ ナ ナァみたいなぁ😅言葉遊び上手 附・山号寺号大好き うちのかみさんレジ  お嬢さんもじもじ最高⤴️
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るな@ぼちぼち復活
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過去の小説の登場人物や鬼籍に入った作家が次々と、検査入院中の筒井氏の前に現れる「プレイバック」はソコソコ笑えたのだけれども、全体的には著者も年を取ったなぁという感じの、少々残念な短編集であった。
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たけぞ
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いつもながらの、よくわからない文章で楽しめました。時をかける少女も筒井さんの本だということを思い出しました。
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Quiet Life
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学生時代に読んだ俗物図鑑で著者にハマり、以降小説は全て読んで来た。スラップスティックな初期の作品群、大御所になってからの実験的長編群、どれもいいが、とりわけエロチック街道やヨッパ谷への降下など静かなファンタジー短編が好きだったりする。 ラスト作だとしたら、様々な筒井節を楽しめるいい締め括りだった。お時さん、お咲の人生、宵興行あたり、特に。 ★☆☆
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フタ
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「プレイバック」を読めただけで大満足
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夏休み
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しばらく読んでなかったけど、プレイバックのあらすじを聞いて久しぶりに手に取った。敦子のくだりだけで元が取れた気分です。
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kusakatter
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老いて、ますます増す筒井康隆風味!中高生の時にドハマリした、阿保成分が衰える事が全く無い。まだまだカーテンコールが鳴り止む事は無い、勢いは止まらない。付録の山号寺号は『絶賛・大惨事』‼️
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コハク
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文豪・筒井康隆、老いてなお衰えず。 初めて氏の作品に触れた中学時代、私は未知の刺激に夢中になって貪り読んだ。その日の夜は、暗い興奮が収まらず、なかなか寝付くことができなかったものだ。 この作品が与えてくれた衝撃は、あのときの鮮烈な読書体験を思いだすものだった。 カーテンコールにはまだ早い。 死ぬまで書き続けてもらいたい。
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5〇5
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~四字熟語レビュー~                                      傍若無人 荒唐無稽 人畜無害 (ぼうじゃくぶじん こうとうむけい じんちくむがい)
5〇5

らしいと言えば、そうだけど、らしくないと言えば、そうでもある。毒にも薬にもならない、良くも悪くも筒井ワールド。

09/10 19:08
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FUJI燦々
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筒井さん、相変わらずやりたい放題だなぁ。老いて増々やりたい放題♪私にはよく分からない部分も含めてそれも魅力なんだろうと思う。
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🦐
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ファンならなんでも楽しいのかな、くらいに内容が薄い。時をかける少女の和子がちらっと出てきたのが楽しかったくらいかな。読まなくていいと思う。
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Doctor J
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新潮で一編読んでみて、何となく手に取った。短編集。面白いのとよく分からなかったのもあったけど気軽に読めた
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ケンちゃん
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ページ数が少ない短編集で読み易い。 内容はオチが見えなかったり、何を訴えたいのか分かりにくい作品が多い、独特の世界が広がっている。
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Boo
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老人のオヤジギャグ、ダジャレ満載。 手に取らないでページを開かない、そのまま元に戻して正解です。 何としてもボケかましたい人たちのバイブルだよ〜ん。
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偽読日記
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筒井康隆、大昔に熱中して読んだ人。「文学部唯野教授」では、哲学のお勉強までさせてもらった。その彼の新作が出た!。これは読まねば、と思って借りてくる。短編集だった。いくつか読んでみた。でも、彼の本を読むときの驚き、喜びが湧いてこなかった。まあ、仕方ないかと思いながら、投げ出すことにした。
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日・月
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「卒寿を前にこれが最後の作品集」と昨年出版されました。皮肉・毒舌も往年ほどではありませんが楽しめました。全体的に、昔を思い出したり、あの世とこの世の間に立って語っているような印象を受けましたが、感傷的ではないです。まだエッセイは書き続けるとのことですし。言いたいことを言っていますが、本心を赤裸々に語ることはしない美学が好きです。「離婚然」「塩昆布まだか」がよかったです。
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ごいんきょ
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久々の筒井康隆。 定番のはちゃめちゃです。
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mintia
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筒井康隆氏の25篇の短編集。筒井ワールドを満喫できた。
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いたろう
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25編の掌編集だが、筒井御大も歳には勝てないか。全盛期に書かれたショートショート集に比べると、毒気が薄いというか、そもそも、オチらしいオチがなかったり、今までなら、ここからハチャメチャに拍車がかかる、というところで終わってしまったり。何とも消化不良の感。そんな中、御大の過去作の主人公が次々出てきて、言いたい放題の「プレイバック」が面白い。時をかける少女・芳山和子、文学部唯野教授、富豪刑事・神戸大助、パプリカ・千葉敦子、美藝公・穂高小四郎、そして、小松左京、星新一ら往年のSF作家まで飛び出し、これは楽しい。
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遊星
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筒井先生曰く「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」とのこと。タイトルもカーテンコール。収められた作品もすべて掌編で、あの『川のほとり』も再録されていて、過去の登場人物が次々と筒井先生に挨拶に来る『プレイバック』なんて作品もある。作品に過去の毒気はなく、どこかそっけなくて、読者への関わり方もどこか「君子の交わり、淡きこと水のごとし」的。でも長きに渡って走り続けていた巨匠の晩年の作品と考えると、そこになんとも言えない重さと切なさを感じて、これはこれで全然ありだと思う。
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co_taro
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『ジャックポット』もそうでしたが、本作品が惜別のモノローグはずが、強烈すぎて、令和の最新ツツイモデルに正直ついていけてない。(今となっては死語の)中間小説誌を席巻されていた作者の小説をかたっぱしから読んでいた、あの時代はああ昭和でした。時は流れて、更なる言語暴走・・・活字を操る、韻を踏んだりダジャレを重ねたりリズムに置き換えるスタイルが読んでてキツいのは作者に置いてきぼりにされた当該読者の哀しさかな。変幻自在自由奔放の作品に翻弄されるなか、「川のほとり」ですとんと落とされるこの感じは、でも悪くはない。
co_taro

『プレイバック』はツツイ小説オールスターズが、作者をディするストーリー。ああ、お別れなんだな、を否定しているのか肯定しているのか?まだ読者にお楽しみがあるのか、もしかしてもしかして

07/17 21:59
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カーテンコール評価79感想・レビュー244