形式:新書
出版社:筑摩書房
形式:Kindle版
そこは良い。大変良い。なのにたまに著者の余計な思想が文に混じって来る。例えばP192「暴君の存在が..政治の劣化が叫ばれる昨今の我が国の状況」など、トランプの登場による米国内対立や中国の習近平の強権やプーチンのウクライナ侵略とは比較にもならないのに引き合いにだす。
そして最後のあとがきで「諸国の民、日本の海洋を汚染するを難ずるの年、十月末日」と大事紀年の如く書いてるが発行年から言って中朝の処理水批判の事だろうが諸国の民とは全くのお笑い草だ。著者は研究以外の余計な事は書かないでよろしい。
いやぁ。この一文を書くためには時間が必要な1冊でした。まとまっていない感想なのは百も承知ですが。
補足:網羅的でないかもしれないというのは、近年発見された出土文献・史料の研究成果をこれ一冊で全てカバーできるわけではない、ということです
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