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ニューロマイノリティ:発達障害の子どもたちを内側から理解する

感想・レビュー
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オーディオマン
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biensur
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ネタバレ発達障害の人々が標準である世界だとしたらそれはどのような世界か。新鮮な問いだった。 柏先生の、脳波についてのご意見”厚生省が認可していない方法は..”には、息子にニューロフィードバックを検討していたためがっかりしてしまい、あやうく本を読むのをやめるところだった。ところが当事者であった内藤えんさんの、ご自分の経験を小説風に書かれた部分はそれを吹き飛ばすものだった。本当にあるわ、これは。本人には言語化できない困りごととはこれか。甘えとかじゃなく、本当にできないということがよくわかった。
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兎かもしれない
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久しぶりに横道誠さん、その3。本書は発達障害児を取り巻く家族、保育士、支援者、さらにはご近所さん!の視点からニューロダイバーシティについて考える内容。コミュニティレベルならともかく社会全体となるとコストを理由にマイノリティが切り捨てられる現実。他人との比較、優劣、競争がない社会は誰にとっても生きやすくて楽だと思うのに、低コストで実現する知恵はないものか、今の学校制度ってやめられないのか。汐見稔幸さんのお話がいま私が知りたいことに近いようで興味がわいた。言語によって分断されない世界。(2025/2/2登録)
兎かもしれない

《本棚メモ》493.937(ヨコミチ,マコト)

02/02 15:58
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うに
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新しい視点を期待したけれど、それほどというか、各章それぞれに筆者が書いてて。他の方も書いてますが、私も繁延さんの文章が一番よかったです。ひとりの、集団に馴染みにくい子ども(とその母)を取り巻く状況、を書いているだけで、集団への適応を強いる(できないと弾かれる)世の中について、特に学校という均質社会についての疑問を、いちばんわかりやすく投げかけている。
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みみこ
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ニューロマジョリティ同士も分かり合えない中で、ニューロマイノリティがどのように社会や他者とつながるか。良い悪いではなく、一つの形態として。
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cape
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上の子と自分の思考のクセがあまりにも違うので難儀しており、なにかヒントがないかと横道氏の本をぼちぼちチェックしはじめた。当事者研究の手法を子育てに応用できないかしらと…… 診断名は、その枠にあてはめただけでしかなく、診断がつくかつかないかにかかわらず、相手と関係を築き、良いコミュニケーションをはかるためには相互理解が必要なはずだが、多数派≫少数派という非対称の力関係、当事者だけの問題にされてしまう現実があるのだろうな。
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sigeru
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様々な立場で「発達障害」について論考を寄せている。「ニューロマイノリティ」という言葉が今後浸透していくことを願っている。個人としては第7章、繁延あづささんの文章が非常に心に刺さる。
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