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ミンツバーグの組織論 7つの類型と力学、そしてその先へ

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homhom2453
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ネタバレ・組織の分類はチェーン型・ハブ型・ウェブ型 ・マネジャーのジレンマ(計画の落とし穴・現場のかかわりの難題・分析の迷宮・数値測定のミステリー・権限移譲の板挟み・行動の曖昧さ・変化の不思議・自信の罠) ・組織内にグループを作るのは相互の調整の促進、直接的な監督が可能、共通の成果の獲得(組織のサイロとスラブの問題が出てくる) ・組織類型はプログラム型、プロフェッショナル型、パーソナル型、プロジェクト型に分けられる ・完璧な組織類型はないため、それぞれの良いところを組み合わせながら調整していく。
homhom2453

ミンツバーグはやはりいい。マネジャーの仕事ではあくまでもマネジャー個人に焦点を当てているものの、これはタイトルの通りあくまでも組織論に焦点を当てている。自分の組織がそれぞれどの型なのか、それに対してのメリットデメリットの把握と、デメリットは解消するにはどうすればいいのか、そもそもどういったグループが全量としてあるのか、等々学びが多い。「シンプルなものを求めよ、そしてそれを疑え」

02/02 09:05
0255文字
sadabasasi
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組織を7つに類型化して、組織そのもの対して働く力や、組織から別の組織に移行するパターンを解説した本。抽象的な概念の説明が続くので、1回目は読むのがややしんどい。線を引いた箇所や太字をパラパラと読み返す内に、小説(最近読んだ飛ぶが如く)で描かれた出来事と、共通のするような概念もあった。たとえば、明治維新は薩長同盟土肥のプロジェクトで実現し、明治政府ができてからは、プログラム型組織に移行し、明治政府vs薩摩の西南戦争は政治アリーナの様相。薩摩そのものは西郷隆盛(を担いだ桐野利秋)を中心としたパーソナル型組織。
0255文字
hiro
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自分の組織がどういう構造に分類されるのかが知りたくて読んでみた。4+3の組織形態の分類が紹介されている。またこれらの複数の組み合わせも存在することから、はたして分類することに意味があるのかという疑問は当然出てくるのだが、著者も述べているように分類しなければ理解できない、いわば基礎としての分類なのだと思う。一つ一つの説明が大変わかりやすい。この知識を使う機会がこれからあるのかわからないが、もし機会が訪れたら、基本の構造理解のために戻ってくる本だと思う。
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しゅー
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★★★著者はランパー(一括派)ではなくスプリッター(細分派)だそうだ。『戦略サファリ』(未読)書くくらいだもんね。そんなミンツバーグが組織を分類するのだから、その手際は見事としか言いようがない。それぞれの組織類型を誰にでもわかるスポーツにたとえていることから流行り廃りに影響されない組織論であることは明らかだ。そして、そんな見事な分析に続いて「本書で紹介してきた7つの組織形態どおりの組織は、全世界に存在しない。そもそも存在すべきでもない」と一刀両断してみせる。そこから始まる動学的な分析こそが本書の真骨頂だ。
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Go Extreme
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私たちを取り巻く組織の世界 組織を再検討する: プレーヤーと構成要素 アート・クラフト・サイエンス 基本的な構成要素: 調整のメカニズム 文脈を踏まえた組織設計 4つの組織形態: パーソナル型 プログラム型 プロフェッショナル型 プロジェクト型組織 4つの組織形態比較 3つの組織形態: 事業部型 コミュニティシップ型 政治アリーナ型 組織類型の枠を超えて作用する力: 錨の役割 ハイブリッド型 組織のライフサイクルと組織形態の変遷 7つの類型を超えて: 外へ向かう組織 組織デザインのプロセスを開放
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jonjon
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