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テトラド2 統計外暗数犯罪 (角川文庫)

感想・レビュー
10

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えみ
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悪を裁くために正義を捨ててはいけない…とはこういうことなのか。もしこれをこの世界の近未来、と想定されているのであれば強い警戒感を抱かずにはいられない。触れてはいけない「共感」が巻き起こした混乱が、人間の心を破壊するという悲惨な事件を目撃した。「共感してしまう」存在と「共感させてしまう」存在。果たしてどちらが罪深いのか。統計外暗数犯罪調整課の正暉と静真により、息子の死の背景を知った警察官・永代はある決意をする。この小説を読むまで共感は人間にだけ湧き上がる尊い感情なのかと思っていたけれど…。テトラド解決編!
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太郎
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★★★☆☆
0255文字
一唯
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☆2
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やっつん
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ネタバレ情報量が多いというか詰め込みすぎてる感がある。自分が10代なら易易と読めたかもしれない。小説よりアニメにした方が伝わりやすい話のような気がします。
0255文字
tekutekukiyo
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シリーズ第二弾。過剰な共感を引き起こす存在(テトラド)と、警察組織とのサスペンス小説。第二弾と第一弾とがオーバーラップする多く、この2分冊した意味がわからない。年寄りには難解小説でお勧めできない。
0255文字
=emy=
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ネタバレSFクライムサスペンス。拘置所大火災を端に、土師町で連続火災。もう1人のテトラド・百愛部亥良が登場し全容が見えてくる。皆規がどちらも同様に接していたのに、同じテトラドでも静真とはだいぶ違う。『悪は多分、人間の普通の状態、善は努力しなければ手に入らない。正義は善にも悪にも属さなく行為を指す。』これに尽きる。努力しなければ、百愛部のようにただ思うままに(人のせいにして)悪を撒き散らすだけ。最後の正暉に対する静真が◎
0255文字
かなで
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ネタバレ他人に過剰共感を与えるテトラド、百愛部亥良により引き起こされた土師町の連続放火と連続殺人ならびに殺人未遂事件。地元の不動産屋、土師家がどんな形であったか、百愛部を受け入れたことで人間の悪性といえる感情が過剰に発現した。静真と正暉、そして皆規の父の永代はそれぞれの現場に向かうも、息子を理不尽な形で奪われた永代は、百愛部のテトラドに飲み込まれてしまう。→正義も悪もどちらも人間は持っているが、最後の一線を超えないかどうか、引き止める力こそ善であると言えるのかな…。皆規が最期に正暉に伝えた言葉の伏線回収が良かった
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冬野
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シリーズ第二弾。過剰な共感を引き起こす存在・テトラドと、彼らに対峙する警察組織のSFサスペンス。善と悪、そして正義についての話。振り返ると前巻は事件の前提条件が揃うまでの長い序章に過ぎなかったと分かる。2も全体的に冗長な印象で、やはりもっとテンポをよくして二冊を一冊に収めた方が良かったのでは。でも1でこの描写は一体何なんだ…と感じた部分もちゃんと意味があったので、1を読んで評価を保留した方はとりあえず2まで読むとスッキリするかも。亥良が登場するシーンの鳥肌立つ感じが良かった。正暉の在り方が好き。星:4/5
冬野

憐は普通に活動してたけど怪我はいいの?重度の火傷負ってたよね…?あとこれは自分の勘違いかもしれないけど、伊藤計劃作品(『虐殺器官』も『ハーモニー』もどちらも)のエッセンスを感じる箇所がいくつかありました。

07/24 22:46
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ももいろ☆モンゴリラン
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間髪おかずに出るやん!…登場人物一覧はつけてもらいたかったかも。アクションの描写は抜群ですが、その急展開に挟まれる心情部分が少し冗長だったかも。犯罪係数よりもっと定量化しにくい「共感」という概念の拡張した世界を、私は強固に想像することが難しかった…
0255文字
彌月
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ネタバレ折角の設定が……完結早いよ〜。もっと引っ張るか別の敵出してほしかったなぁ。そんで静真は何も悪くないよね?
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テトラド2 統計外暗数犯罪 (角川文庫)評価69感想・レビュー10